学部案内
教育の特色
「地域主権」が言われる今、大事なのは、住民ひとりひとりが自分たちの地域を変えよくしていこうと考えること。そんなよき市民として、と同時に、リーダーシップを持って地域を動かしていく人材を育てるため、学生それぞれの問題意識と意欲を尊重し、それを養成することで、主体性を養成する教育に力を入れていきます。
環境、福祉、健康など、現代社会が抱える問題は世界に共通したものも少なくありません。そうした問題への各国の思想的・政策的潮流、新しい考え方などを学び、世界的な視野を持つとともに、立地を活かした「東海学」の確立をめざし、産業の発達したこの地方だからこそできる研究も進めます。グローバルかつローカルな視点を育てます。
単に教育で学ぶだけでなく、ゼミなどでは東海地方を中心とする各地におもむき、さまざまなフィールドワークを通して、その地が抱える問題点を調査・分析。さらに、それだけにとどまらず、地域の人たちと協力して、さまざまな形での「まちづくり」に実際に取り組める機会を多くしていきます。その過程で、提案力や交渉力も身につきます。
公務員をめざす学生には、今、各自治体が取り組んでいるさまざまな政策的課題や事例を学ぶ機会を増やし、そのことを通して「人のために働く」ことのやりがいを醸成し、その意欲を育てます。同時に、学内の試験対策講座などとも連動し、具体的な公務員試験対策にも取り組み、この学部から優れた公務員の輩出をめざします。