学習活動
[ゼミ活動] 早川ゼミ韓国研究旅行(早川ゼミ)
早川ゼミでは、2014年9月1日から4日までの日程で韓国研究旅行を実施しました。参加者は3年生の9名でした。専門演習において1カ月(6~7月)行ってきた韓国比較文化の研究をもとに、それを韓国特にソウル及びインチョンにおいて実地に調査・体験し、日韓の比較文化研究をより発展させるものです。
特に、広大な広さを誇るインチョン大学においては、韓国の学生と交流することによって、日本と韓国の文化的違いについて幅広い理解を得ることができた同時に、国際感覚を養う機会ともなりました。
9月1目(月) 17:50 中部国際空港よりアシアナ航空(OZ123)にて出発
9月2日(火) 10:00 インチョン市の2時間歴史観光
9月2日(火) 2:00-4:30 仁川大学の学生(日本語学科の1年生16名)と交流
9月2日(火) 8:30 龍山 e-martスーパーの見学と買い物
9月3日(水) 9:00 ソウル市内世界遺産巡り(昌徳宮(チャンドックン))
9月3日(水) 12:00 ソウル駅の見学とそこでの昼食
9月3日(水) 1:00~3:00 南大門広場、明洞にてグループ毎のテーマ研究
9月3日(水) 3:00~5:00 李家にて韓服体験など
9月3日(水) 7:00 東大門近くのレストランにて夕食
8:30 東大門を中心とする地域およびファッションビルの実地研究
9月4日(木) 11:30 中部国際空港にて解散
以下、この旅行に参加した学生の感想を掲載します。
日本では、どうしてもマスメディアに影響されやすいこともあり、当初は不安でしたが、韓国人の方々と触れ合ったりして行く中で、それほど私たちが考えていたほどではないと感じ、テレビからはいってくる情報が全て正しいという先入観で決めつけてしまうことは、とても浅はかな考えなのだと改めて実感しました。
4日間の短い韓国旅行でしたが、私は、実際に自分の足で現地に行き、自分の耳で聞き、目で見て、触れ合い、初めてその国のことが分かるのだと学べたことが1番のお土産ではないかと思っています。
仁川大学の先生方や生徒のみなさんには、貴重な体験をさせて頂きとても感謝しています。ありがとうございました。(岩田 和也)
韓国旅行を終えて、この旅行に参加して本当に良かったと思います。私は最初、韓国と聞いて、私の中で恐い印象があったので、あまり行きたいとは思っていませんでした。しかし、実際韓国に行ってみて、初めての経験ばかりで戸惑うことは多くありましたが、とても充実した時間を過ごすことができました。
韓国の印象としては、店の前や道路にごみが落ちていたので衛生的な面や車優先の道での歩行者の安全面などは気になりましたが、商店街での買い物や韓国町並みツアー、韓国人学生との交流において韓国人の方々の優しさを感じることができました。また、私が韓国へ行って、一番印象に残っている経験は韓国人学生との交流会です。その交流会では、ゼミ長を中心に考えたゲームに対して、韓国人学生たちは積極的に参加しており、とても楽しんでいる様子で、私も一緒になって楽しむことができました。交流会の中で韓国人学生に対して、言葉を伝えるのは難しかったけど、手振りや簡単な英語を使って言葉を伝えることができたと思います。しっかりとした英語を話せなくても、お互いの分かる手段で会話することができるということを知りました。韓国に行かなかったら気づくことができなかったことだと思います。
最後に、異国の文化や異国の人を知るには実際その場所に訪れることが一番だと思いました。そのためにも、また海外に行ってみたいと思います。(武藤恵理子)
韓国旅行は、初めての海外旅行ということもありすべてが初めての経験でとても刺激的な旅行でした。中でも仁川大学の学生との交流は言葉の壁を感じさせることなく楽しく交流が出来ました。自分の英会話力を再確認するとともにまだまだ向上することができると確信し、モチベーションも上がりました。韓服体験も日本ではできない経験で非常に貴重な体験が出来たと思っています。
迷子になったり、予定が変わらざるを得ない状況にもなりましたが、ゼミ長をはじめみんなで解決することが出来てゼミのメンバーの仲も深まったと思います。これからも旅行で経験したことを忘れず日々の授業や勉強に励んで行きたいと思います。(山崎友詠)
改めて異国人と交流する不安と楽しさ、その文化に直接肌で感じ、いろんなことを思ったり知る楽しさを感じました。ロンドンでいろいろなものに触れて、感じ、学び、そして自分の人生観を変えたその経験を再び思い出しました。国境を越えても一人の人間、一つの命という根本的な概念は何も変わらず、変わっていったのはそれぞれの国で成り立つ価値観であり、異国文化の我々でも同じ楽しい、嬉しい、会えて良かったという感情は同じであると感じました。
韓国人に対する思いは、真剣で情熱的でしっかりとした人生観をもち、またお国の忠誠を誓った国民、それが韓国人ではないだろうか。我々が思い描いている韓国人の反日感情はそれほどにも感じなく、我々と同じ世代には特にそれは感じなかった。
そして語学に対する熱心な姿勢は私に最も欠けていたものであり、ここ韓国で英語に対する自信と悔しさを同時に痛感したと同時に語学に対する情熱を感じることができた。
いろんな人と出会うことで自分の価値観や世界観をもっと広げることができるし自分をもっと成長させてくれると思う。その中で正直、率直、明確、そして野心的であるべきということ。我々はこれらの特徴を絶対に失ってはいけない。ゼミや留学で経験したこれらのものは必ず将来に繋がると確信しています。韓国、素晴らしい経験ができました。
本当にこのゼミに入れて、みんなと一緒に楽しい経験できてよかったです!料理(特に最後に行った焼肉)も美味しかったし、先生も体調が優れない中いろいろ考えてくださりありがとうござました!このゼミでよかった! (清水啓太)
まず私は外国に行くのが初めてだったので親が側にいてくれるうちにパスポートやクレジットカードをつくる経験ができてよかったです。
国民性って本当にあるんだなと感じることができました。韓国人には積極性がありました。売り込み方や電車での座席取り、道を聞けば最後まで丁寧に教えてくれたり、仁川大学でファッション雑誌をプレゼントしたときに女の子が一目散に飛びついてきたり、フリートークのときもいっぱい話してくれました。その積極性は確実に勉強面でもそうなのだろうなと思いました。そしてその性格のおかげで私たちは短い時間でも仲良くなれたし別れが名残惜しくなったんだと思います。人との出会いっていいなと改めて思えました。本当にもう一回会いたいし、連絡先を聞けたらよかったなと思っています。
あと気づけば韓国料理を食べ尽くせれていたのでその国ならではの経験ができていて嬉しいです。
初めての外国は刺激が強く視野が広がりすぎて、自分が本当にしたいことは何なのか、今からでもできることはあるのか分からなくなってしまいました。今まで日本でしてきた経験や考えてきたことがちっぽけに思えました。もうちょっとはやく外国を経験できていたらなと思いました。これからは国内旅行をするのが惜しく思えるくらいです。
今回のゼミ旅行は、仁川大学での交流を始め、韓服体験やタイトなスケジュールなど大学生である今しかできない旅行の仕方ができて本当によかったです。
少し残念だと思ったことは、韓国のことは初めて知ることが多すぎて観光のときも情報についていくのが大変だったので、もうちょっと韓国(旅行する土地)の地図や言葉や歴史を勉強して基礎を知っていたらもっと面白かったのかなと思いました。
一回なしになった韓国旅行でしたが、こんなに素晴らしい経験ができて、高橋さんが諦めずにみんなを説得してくれたことに感謝します。
早川先生には体調的にも無理をさせてしまったと思いますが、先生がいたから初めての海外旅行も韓国も心強かったのは間違いありません。本当にいい経験をさせていただき、ありがとうございました。このゼミの仲間と早川ゼミでよかったです。場所はどこにしろ、もし次があるなら全員でいけたら嬉しいです。 (大石栞名)
初めて韓国に行って、いろんな経験ができました。まず、ゼミ旅行だからこそできた仁川大学の学生との交流です。正直、初めは言葉が通じないのに話すことができるのかとか、いろんな不安があり、あまり、乗り気ではありませんでした。だけど、交流会はとても楽しくて、普通に韓国に旅行するだけではできない素晴らしい経験ができたと思っています。他にも地下鉄を利用して観光地を巡ったりして、大人数で行動するには大変な面もあったけれど、とても楽しく過ごすことができました。ありがとうございました。(高橋芙実)
今回のゼミ旅行はわたしにとって海外、飛行機、予約、国籍の違う生徒との交流会など、全てがはじめてのことで期待半分不安半分でした。
実質2日間を非常に濃厚に駆け抜けた旅行で、思うところは本当に沢山あります。が、全体を通して、最後の夜のミーティングで韓国のイメージが変わったと言うゼミ生がいたのが印象に残り、うれしく思っています。と言うのは、わたしは韓国文化の良さや案外わたしたちと変わりない日常をインターネット上ですが交流やブログなどで多少なりとも知っていたため、日本のメディアの情報が全てでないことを今まで少し偏見を持っていた人に知ってもらい、わたし自身も身をもって体験・確認することができて良い経験ができたと思っています。
また、言葉が伝わるうれしさ・楽しさ、そして伝わらない・伝えられない悔しさを同時に現地で体験でき、とても感動しました。仁川大生の勤勉さに驚き、自分でも今のままで満足したくない、もっと勉強したいと刺激されました。
正直なところ、1つ1つのことに必死だったため観光の記憶が曖昧な点と、交流会のフリートークで会の進行に気を配りすぎたかつグループ内に日本人がわたし一人だったせいか、考えていた質問内容の半分も聞けずに終わってしまった点が少し心残りです。しかし特別悪いこともなく、おいしいものをたくさん食べて、無事に旅行を終えることができて本当に安堵と感謝でいっぱいです。
チェ先生と連絡を取り合ってくださり体調に不安を抱えながらも引率してくださった早川先生、ささいなことでも協力してくれたゼミ生のみなさん、交流会のあいさつ文を手直ししてくださったキム先生、会の中で通訳をしてくださったジョンさん、楽しかったと言ってくれた仁川大生のみなさん、本当に多くの方に心より感謝しております。ありがとうございました。 (桑原稚奈)
僕にとって今回の旅行はとても有意義なものでした。前から海外交流をしたいと言う願望があり、それが叶って非常に楽しかったです。海外は初めてでもあってすごく期待を持って行きました。明洞で迷子になったり、自分の英語が通じなかったりなどと問題がありましたが、いい社会勉強になったと思います。今回の旅行のおかげで益々海外に行きたいという願望が強まりました。仁川大学生とまた交流したいという気持ちが今とても強いです。ぜひ何かしらで交流が取れたら嬉しいです。最後に具合が悪い中、先生に付き添っていただき安心感と充実した旅行ができました。ありがとうございました。(青木裕聖)
カテゴリ:学習活動|掲載日:2014年09月20日