その他
荒川ゼミ鈴木杏奈さんから「北京便り2~日本と中国の交通の違い~」が届きました
北京語言大学に留学している荒川ゼミ所属の鈴木杏奈さんから,「北京だより2~日本と中国の交通の違い~」が届きました。
---------------------------------------------------------------------------------------------
北京に来て三ヶ月が経ち、日々の生活の中で日本と中国の違いをたくさん見つけました。その中でも今回は中国と日本の交通の違いについて紹介したいと思います。
一つ目は運転手のマナーです。日本では歩行者が道を渡るとき、車は必ず止まって待ちます。歩行者優先だからです。しかし中国では歩行者が横断歩道を渡っているとき、車や自転車は平気で歩行者の目の前を横切っていきます。逆に歩行者も赤信号で渡るときがあります。初めて見たときは本当に驚きましたが、今ではだいぶ慣れました。また、日本では運転手がクラクションをならすことはめったにありません。本当に危険なときにしか鳴らしてはいけないことになっています。しかし中国ではクラクションの音が頻繁に聞こえてきます。渋滞しているときや、前の車が遅いときなど運転手はすぐにクラクションを鳴らすのです。日本も中国も交通ルールは基本的に同じですが、運転手のマナーが違うのです。運転手のマナーがいいことは日本人が誇れるところだと思います。
二つ目は公共交通機関についてです。日本の電車や新幹線は遠い場所に行けば行くほど、運賃は高くなりますが、北京の地下鉄はどこまで行っても二元(約35円)です。そのため私は安くて便利だと感じています。しかしもうすぐ五元に値上げされます。私も友達たちも値上げ前になるべく地下鉄で出かけるようにしています。ただ中国にはバスの時刻表がありません。時には長い間待っても来ないことがあり、また連続して同じ路線のバスが来ることもあります。そのため、早めに家を出なければなりません。あと、中国では公共交通機関での通話も許されていて、携帯やスマホをマナーモードにする必要がありません。私は最初バスの中で電話をすることに抵抗があり、恥ずかしさがありましたが、今では他の人の目も気にすることなく通話しています。
日本と中国の間にはたくさんの文化の違いがあると思います。これからも発見していきたいです。
カテゴリ:その他|掲載日:2014年05月29日