その他
長野県阿南町で買い物調査に関する報告会を実施しました
2017年2月24日の午後、地域政策学部の教員および学生が、長野県下伊那郡阿南町で、本年度行った買い物に関する調査の報告会を行いました。これは、本学三遠南信地域連携研究センターと阿南町および本学と南信州広域連合との協定に関する事業「身近な日常生活エリアでの買い物・通院手段調査研究事業」の一環として行っているものです。去年の7〜8月にかけて阿南町の皆様に買い物場所や金額に関するアンケート調査をさせていただき、そして12月には普段の生活スタイルや町民バスの利用状況,買い物状況に対する状況やご意見などについてヒヤリングさせていただくなどした結果を取りまとめました。平日の午後にもかかわらず、20名を超える地域の皆様にお越しいただきました。
教員からは、紳士服や生鮮食料品、電化製品、燃料など20種類におよぶ品目について阿南町内でどの程度買い物がなされているかについて結果が提示されるとともに、買い物を通じた南信州の他市町村との関係、インターネットの利用状況、今後の問題提起や課題などを発表しました。学生からは、今年一年の調査を通じた阿南町の買い物状況に関する意見や展望をコメントしました。質疑応答では、町内での買い物を増やすためのアイデアや買い物弱者をめぐる状況、新しい調査項目の提案などについて議論を行いました。
本年度の調査結果は、最終報告書として本年度末に提出いたします。最後になりましたが、お忙しいところお集まりいただき意見やコメントをいただいた阿南町の皆様、報告会のセッティングなどをいただいた阿南町職員の皆様に、お礼申し上げます。
カテゴリ:その他|掲載日:2017/02/24