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学習活動

活動報告「おかしなマップ」を作製しました!!(山口ゼミ)

 ●マップ作成の目的●

 食散歩マップを作成するにあたって、ゼミ活動でやりたいことをみんなで話し合いました。地域を盛り上げられるようなものを作りたいという意見があり、どの地域の何を取り上げるのかを話し合いました。東三河のどこにするか、豊橋だけか、豊鉄沿線の田原まで含めるか、奥三河にするか色々な意見がありました。調査できる範囲内で作れるように、まず、地域を豊橋のみとしました。しかし、豊橋に観光地のイメージがなく、何を目的に訪れてもらうのかを考えました。豊橋のことを調べてみると、豊橋は意外に伝統のある和菓子屋が多く存在していることが分かりました。また、路面電車が残っている街はあまりないことを知りました。
以前にゼミで訪れた奈良の大和古道の食散歩マップのルートは鉄道が並走しており、歩いて飲食店を巡れることができるマップでした。この食散歩マップを参考にし、路面電車に沿ってお菓子屋を巡回できるマップをつくることにしました。

●マップのコンセプト●

 最初は豊橋の伝統的な和菓子屋に焦点をあてました。しかし、豊橋市外の若い人にも来てもらうことが街の活性化につながるのではないかという意見があり、ターゲットを若者とすることにし、和菓子以外に洋菓子屋も載せることにしました。また、デートコースにもなるおもしろマップ、エンタメ性のあるマップにしたいという意見があり、使っていて楽しくなるようなマップをつくることを目指しました。店舗が豊橋駅の近くや路面電車沿いに多くあるので、マップを見て、路面電車の利用客も同時に増えるのではないかと考えました。いつもは路面電車の終着駅まで行かない市民の方も、この機会に先まで行き、路面電車の駅間は短いので、歩ける人は散歩コース用のマップにもなると考えました。そこで、散歩の途中でみつけた「おもしろ(おかしな)スポット」も同時に地図に載せることにしました。
 
●作成過程●
 コンセプトに合うお店をピックアップし、そのお店を実際に訪問させていただきました。お店のアピールポイントや客層、マップへの要望などを伺いました。そして、マップの掲載許可をいただいたお店を、路面電車を中心とした地図に載せ、お店の紹介文を考えました。また、訪問させていただいたときに周辺を散策し、「おもしろスポット」を探しました。マップの見やすさと携帯性を考慮し、表面に横長の地図を、裏面に店舗紹介を載せました。
 マップのネーミングは、全員一致で「おかしなマップ」となりました。
 
●まとめ●
 複数回の現地調査を経てこのマップを作製しました。現地調査は奈良の大和古道だけでなく、蒲郡にも訪問させていただきました。それぞれの地域で、持っている強みや狙いが異なるので、そのまま豊橋に当てはめることは出来ませんでした。しかし、それぞれのアプローチを知ることができて、とても参考になりました。
 これからは、出来上がったマップによってどのような効果があるのか、若者や市外の方に豊橋の魅力を知っていただけるのかについて調査したいと思います。
 現地調査などでご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
(植村洋平)
おかしなマップ−表
おかしなマップ−裏

カテゴリ:学習活動|掲載日:2024/11/07

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