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学習活動

【専門科目 食農環境演習II】山形置賜演習に行ってきました

94日から6日,山形置賜地域にて食農環境演習IIを実施しました.今年のテーマは「ワインと米沢牛の生産から廃棄までを学ぶ」です.学生8名が,ぶどうの生産から販売まで,そして,米沢牛の生産から廃棄までを3日間にわたり学びました.山形置賜地域は愛知大学の創立者の一人本間先生のふるさと川西町(玉庭)がある地域です.川西町と大学とは地域連携協定を結ばせていただいており,原田元町長,茂木町長をはじめ,町役場の方の紹介やサポートを受けて,充実した内容になりました.

1日目:本間喜一先生生家→高畠ワイナリー
2日目;黒べこの郷(畜産農家)→ながめやまバイオガス発電所→米沢食肉公社→芋煮会
3日目:紫金園須藤ぶどう酒工場→道の駅米沢

1日目は川西町玉庭にある本間先生の生家に訪問しました.玉庭に近づくと,盆地ならではの美しい田園風景が拡がり,心癒されました.生家では甥昌信さんの妻小池ふみさんに迎えられ,漬物や赤しそジュースなどをいただき,赤しその収穫のお手伝いをしてきました.その後,高畠ワイナリーではこの地域でぶどうの生産が盛んな理由を伺いました.

写真1 赤しその葉収穫体験(本間先生生家:小池ふみさんと)

2日目は米沢牛の生産から廃棄までを学びました.飼育施設,生産から加工,販売まで行う米沢食肉公社,そして,糞尿を使ったバイオガス発電所を訪問しました.生産者である阿部さんの言葉「飼育施設にいる牛はペットではなく家畜なんだ」という言葉が印象に残りました.また,米沢食肉公社では枝肉のセリを見せていただくことができました.さらに,ながめやまバイオガス発電所では取り組みの経緯を伺った後,2020年に新設された最新鋭の糞尿のリサイクル施設を見学させていただきました.

写真2 阿部修二氏の飼育施設訪問(黒べこの郷)

 

 

写真3 米沢牛の糞尿から生産された堆肥と嫌気性発酵槽(ながめやまバイオガス発電所)

  

写真4 枝肉のセリとソーセージの加工処理体験(米沢食肉公社訪問)

  

写真5 芋煮会(調理の手伝い)

3日目は紫金園ではこの地で300年以上の歴史をもつぶどう園の成り立ちを伺った後,ぶどうの収穫とワインの仕込み体験を行いました.

  

写真6 ぶどう収穫とワイン仕込み体験

(文責:山口治子)


カテゴリ:学習活動|掲載日:2024/09/19

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