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学習活動

[ゼミ活動] 台湾旅行2019(荒川ゼミ)

荒川ゼミ8名は、この1月末から2月初めにかけ3泊4日で台北へ行って来ました。海外は初めてという人も多かったものの、旅行中特に大きなトラブルもなく、初めての海外旅行を満喫してきたようです。ゼミ生一人一人にとって、それは異文化との出会いと言っても過言ではありませんでした。

出発は1月29日。ちょうど試験が終わったつぎの火曜日です。3月は就活、2月は春節(今年は5日)とも重なりますので、この時期がベストではないかと思い、前年の6月段階でJLの早割チケットを取ろうと思いましたが、すでに遅く、キャセイパシフィック航空を旅行社を通し取りました。JLだとまるまる三日使えたのですが、キャセイだと使えたのは2日間。それでも、出発が午後便だったので前泊する必要もなく、帰りも最終の名鉄の時間を気にする必要がありませんでした(もっとも、最初から台北からの出発が1時間遅れました)。

今回は飛行機チケット+ホテル+手数料で一人5万円強でした。(もっとも、ほかにも雑費は要ります。台北での交通カード(悠悠カード)が500元(2000円弱)、パスポートは10年だと16000円プラス写真代がかかります)それでも小遣いはお土産代を入れて1万から2万前後だったようです。

台湾はなんといっても、googleとLINEが使えるので便利です。これでわたしは毎日学生に指示を出していました。学生たちも自分たちだけで行動しても連絡ができ安心でした。こういうふうに書くのは、大陸ではgoogle もyahooも使えず、安心して連れてはいけない状況になっているからです。(検索は百度、連絡はwechat微信があることはありますが、日本のサイトが見られるかはわかりません)わたしたちはWiFi用のルーターを2台予約(1万円くらい)して持って行きましたが、これはもう少しあった方が便利でした(去年は4台。もう少し安かった気がします)。もちろん、ホテルは無料のWiFiが飛んでいますから、ホテルに帰れば問題ありません。

一日目は着いたのが夜の9時でしたが、学生たちは夜市へ行きたいということで、近所の士林へ出かけました。二日目も半分はわたしが先導して台湾大学や101、龍山寺等を案内しましたが、そんな時でも帰りは自分たちで帰らせました。残りの一日は学生たちは九分(人偏に分)へ行きたがったので、学生たちだけで行かせることにしました。これはなによりも今年の台北の天気がよかったことによります。去年はずっと雨で、九分はたいてい雨と聞いていましたし、去年はずぶ濡れになった経験があったので学生には勧めなかったのです。それに、行きのバスも満員だと1時間半立っていかなくてはならず、わたしはもともとあきらめていたのです。しかし、九分は学生にとってはとても魅力的な場所だったようです。以下に学生の感想を載せます。重なっている部分もありますが、削ることはしませんでした。まず、全体を日記風にまとめた犬塚くんから。

 

初めての台湾 16r5227 犬塚成哉

1日目

初めての海外で言語や食や治安などの不安が凄くありましたが、実際に夜市に行くと心配が吹き飛んでしまいました。空港から乗ったMRTは新幹線や電車のようなもので揺れがあまりなく荷物置き場などもあって観光客に優しいと思いました。3泊お世話になったホテル(台北駅前花華大飯店)ではフロントで当たり前のように日本語が使われ、何か困ったことがあれば何とかしてくれそうだととても安心しました。

台湾はバイク社会で2人乗りは当たり前、4人乗りまでしている強者までいてまるでレースをしているかのような光景でした。道路を渡るときは怖いですが。台北の町並みはマック・スシロー・H&M・三越など日本でもよく見かける店が建ち並び日本とあまり変わらないイメージでした。でも、路地を1つ入ると出店のような中国料理店があり衛生面が心配になるところも多々ありました。夜市では、みんなで「臭豆腐」のなんともいえない独特な臭いに鼻をノックアウトされながら地下食堂のようなところで初めての現地の料理を賞味し、その美味しさに感動しました。その後、女性陣はタピオカを飲み、男性陣はフルーツなどを食べ夜市を満喫しました。その頃には台湾の空気に慣れて、始めは先生が唯一中国語を話せるからみんなしっかりと付いていましたが、段々別行動をするようになりました。ホテルはトイレも綺麗で居心地が良く、ドライヤーの風圧の弱さに驚いた程度でした。夜はルームメイトの古賀君と朝の3時ぐらいまで互いの話を色々して寝ました。疲れていたせいか、すごく寝付きが良かったです。

2日目

ホテルの朝食を食べましたが、なんとも言えない味の物が多く明日からは違うところで食べたいと思いました。台湾大学の見学では、その広さに驚きました。ハワイアンな一本道はとても綺麗で観光名所だと言っても良いぐらいだと思いました。開校に日本が関わっているので日本語文学研究所のような施設もあり、台湾と日本の深い絆のようなものを感じました。その後、「永康街」で有名な小龍包(鼎太豊)やかき氷を食べ台湾の味覚を存分に満喫しました。百貨店では、不思議な日本語を書いたお店があり、授業で習ったことを実際に目にすることができて面白かったです。夜は、男性陣は先生も含め昨日とは別の夜市(饒河街)に行きました。昨日のところより種類が豊富で規模も大きくチジミのようなもの、サイコロステーキ、杏仁茶やケーキのようなものを食べました。どのお店も本当に美味しく、昨日ここに来たかったと思いました。また、夜市では日本発祥の蚊取りラケットがおいてあり台湾で日本を感じました。その後の台北駅では大戸屋や無印良品などがあり、メニューや値段が同じでチェーン店はやはりしっかりしているなと感心しました。ホテルまでの帰り道のラーメン屋さん?では席に座るなりすぐにお酒の勧誘をされ、台湾ではこう言ったお店でお酒を飲むのが一般的だと言うことに驚きました。この日の夜は、酒井君の部屋でトランプゲームをみんなでしました。今回の旅行では、ゆっくりとゼミのメンバーと話す機会がなかったのでとても良い時間を過ごせたと思います。

3日目

朝は、男性陣3人でホテルのバイキングの代わりに先生に教えて頂いた野菜饅(包子:パオツ)のようなものと10元(一元=3.7円)で一貫食べられるお寿司を食べました。この日は予定では先生と一緒に淡水の方へ行く予定でしたが、急遽ゼミ生のみで九分へ電車やバスを乗り継いで行くことになりました。大きな初めてのおつかいのようでわくわくしました。しかし、意外とすんなりと九分に着き、少し自信がつきました。九分はアニメの世界のようで街が朱色で幻想的でした。夕方になれば、もっと綺麗なのだろうなと思いました。九分はかなり標高の高い土地のようで周りが山々で台湾にもこのような土地があるのだなと安心したのと同時に日本が少し懐かしく感じました。ここで、タピオカを飲まないとタピオカを飲まずに帰ることになると思い、タピオカだと思い頼んだ商品が全く違う物だったのは少しショックでした。でも、色鮮やかで美味しかったので満足です。夕方には、先生に教えていただいた台湾名物のパイナップルケーキ屋さんに行き試食・購入しました。道中のバスで2人の台湾人が道案内を自らしてくださってとても優しい国だと思いました。パイナップルケーキはずっしり重く、程よい甘さで美味しかったです。そしてそして夕飯には先生と合流し念願の火鍋とのご対面でした。思ったより辛くなく、高級なお肉などもちろん美味しかったですが、日本の料理にないもの(湯葉の揚げた物、変わった巾着のものなど)もとても美味しかったです。店からホテルまでの食後の散歩は、夜風に当たりちょうどいい温度で気持ちよかったです。

4日目

朝、スーツケースで指を挟みとても痛かったです。空港で念願の美容パックを16枚買いました。その後自動販売機で余った小銭をすべて使い、お菓子をたくさん買いました。

まとめ

荒川ゼミに入って良かったと実感した3泊4日でした。不安なことも多かったですが、みんなで助け合ったりしてゼミ生と仲良くなったと思います。先生、細かな手続きなどありがとうございました。

 

台北食べある記 16r5075 古賀大誠

ゼミ旅行で、人生初めての台湾へ行きました。海外旅行に行くときに不安になるのが、言葉の問題です。授業では、夜市の人からは日本語で話しかけられると言っていました。それでも他の場面では中国語で話さないといけないと思っていました。実際に行ってみると夜市の人だけではなく、デパートの店員やタクシーの勧誘をしてくる運転手のような人も日本語で話しかけてきました。ホテルのフロントでは、日本語で「両替お願いします。」と言ったら、なんのためらいもなく両替してくれました。実際に行ったところが観光地が多かったとはいえ、至る所で日本語が通じました。現地の人が、日本語を話すだけでなく、夜市の看板のほとんどには、ひらがなとカタカナでフリガナがしてありました。写真の店も夜市でよく見かけたサイコロステーキ牛の屋台でした。この店にも大きくカタカナで「サイコロロースト牛」と書いてありました。夜市では、看板に書いてある日本語のメニューを見て、ほしい物を指差しながら、一つくださいというと普通に注文できました。日本の縁日のように賑わっていて、基本毎日開催されるのは羨ましいと感じました。初日に行った夜市(士林)では、フルーツ盛り合わせを買いました。一カップに、落っこちるんじゃないかと思うくらいのフルーツを盛り合わせてくれました。そこの夜市の店主はいい人だねとみんなで話していました。今回台湾を旅行して感じたことの一つは、いい人が多いということでした。道を尋ねると、反対へ行く人でも道案内してくれたり、自分が分からないと他の人に聞いてくれたり、かなり優しさに助けられました。


図1 サイコロロースト牛

台湾では、多くの中華料理を食べました。小籠包や焼売は、皮がしっかりしていて、中の肉汁もこぼれることはなかったです。焼売は、見たことのない形をしていました。中には、もち米のような触感も感じました。

この小籠包と焼売を食べた店(鼎太豊)では、他にもチャーハンや酸辣湯を食べました。どれも今まで日本では食べたことがなかった味でした。


図2 小籠包


図3 焼売

最後の夕飯には、火鍋を食べました。火鍋は日本にもあるらしいのですが、個人的に一度も食べたことがありませんでした。父親に火鍋のことを聞いたら、とても辛いが、おいしいと言っていたのでかなり楽しみにしていました。かなり高いお肉と鍋の出汁が染みたモノがとても美味しかったです。餅巾着のようなものまで入っていて驚きました。締めでは、讃岐うどん、デザートでは、桃のジェラートが出てきました。台湾の果物はかなり甘く、桃のジェラートもとても甘かったです。


図4 火鍋

観光地で印象に残っている所は、九分です。台北からのバスは約一時間半ほどですが、運転が荒く、寝ていても途中で起きてしまいました。九分はかなり高いところで、景色がとてもきれいでした。中の店は夜市のような雰囲気で、ここでもかなり日本語で話しかけられました。他の観光客も多かったですが、小さな活気のある商店街みたいな感じでした。


図5 九分からの景色

九分が込み合うのは、ライトアップされる夜とのことでしたが、時間の都合で、昼に行きました。それでもかなりの込み具合でした。九分でも、ジュースやタピオカジュース、麺ものなど食べ歩きをしました。九分から帰ってきてからは、先生がおすすめのパイナップルケーキの店に行きました。試食のパイナップルケーキも美味しかったですが、ラスクもとても美味しかったです。3泊4日の台湾でしたが、台湾大学などを回り、夜市や九分でずっと食べ歩きをしていました。かなり濃厚で楽しい旅行でした。

 

バスで親切にされたこと 16r5169 山口未悠

今回のゼミ旅行が初の海外でした。20年間日本の常識の中で生きてきて、日本語が通じないということに想像がつきませんでした。ことばに関しては、先生もいらっしゃったし、英単語を並べただけの会話でもなんとか買い物などは1人でもすることができました。

1番印象に残っているのは、サンヒルズのパイナップルケーキを学生だけで買いに行った時です。サンヒルズの立地上、バスで行くしか手段はありませんでした。台湾のバスは日本のバスとは違って、「次は○○」といった放送は無く、突然バス停に止まり乗り降りし、発車していくスタイルです。電光掲示板での案内はあるのですが、私たちが乗ったバスの掲示板がたまたま故障していたため、乗り過ごさないか不安でした。「あとどのくらいだろうね」「乗り過ごしたらどうしようね」など会話をしていると、「どこに行くのですか」と現地の方が親切に話しかけてくれました。目的地を言うと「そこまで一緒に行きます」と案内してくれました。日本語が自然で日本人かと思いましたが、台湾の人でした。台湾人は優しいと授業で学びましたが、それを身をもって実感した出来事でした。

 

食生活と生活文化 16r5039 西山杏実

私は初めて台湾に行くということで、食文化や生活文化が日本人の私たちに合うのか、とても心配だった。食事の面では、正直私にはあまり合わなかった。夜市では臭豆腐の独特の匂いが漂っていた。3日目の夜に食べた火鍋では、日本では見慣れない具材が多くあり、少しためらいがあった。しかし、台湾は物価が安いので、日本よりも安い価格でたくさんの料理を食べることができた。また台湾には、日本のチェーン店が多くあり、少し安心できた。交通の面では地下鉄(MRT)がとても便利で、その上とても安い価格で乗ることができたので、とても驚いた。朝の9時過ぎや夕方に乗っても日本のように満員ではなく、比較的乗客も少なくスムーズに乗ることができ安心できた。それはバイクに乗る人が多いことと関係があるだろう。台湾はバイク大国である。道路の脇には数え切れないほどのバイクが駐車してあった。それは日本では考えられない光景であった。バスの運転手は運転がとても荒く、急停止、急発車が当たり前で、なぜ事故が起こらないのかと考えさせられる程であった。また、日本語表記などは無く、どこで降りれば良いのか、分かりづらかった。観光地では、ほとんどのお店で日本語を話せる店員さんが多く、話すことには不便を感じなかった。日本人の私たちにとても優しい人が多く感じられた。この4日間で、台湾の文化に実際に触れることができ、とても良い経験になった。最初は多くのことに対して慣れない部分もあったが、最終日には台湾の生活面での常識が身についた。

 

二度目の台湾 16r5152 石塚未貴

今回は私にとって2度目の台湾旅行でした。前回は高校生の時、研修旅行(3年前)で訪れましたが、その時に比べて台湾が進化していました。場所によるとは思いますが、前はホテル食も良くなかったし、飲み物もほぼ全て砂糖水に近く、タピオカも砂糖の塊で次の日少し気持ち悪かったのを覚えています。今回、様々な場所にタピオカ屋があり、種類も多くて味も良く驚きました。1日目の夜に行った夜市では台湾ならではの食事をしましたが、想像よりも美味しかったです。ただ、脂っぽいものが多く、毎日は厳しいと思いました。台湾の街中を歩いたり、地下道を通ったりしましたが、朝よりも夜の方が常に人通りが多く台湾人の性質が少し分かりました。交通の面では日本がいかに安全に配慮しているのかがわかりました。バスでは運転が非常に荒く、バランス能力が必要な状態でした。また、バイクに乗っている人が多かったですが、歩行者にはおかまいなく進んで来るので危なかったです。これも日本との違いかと思いました。

台湾旅行中、先生とは別行動で公共交通機関を利用したり、九分やパイナップルケーキの店に行ったりする機会があり、知らない土地で周りの仲間と協力して調べ、行動することができて楽しかったです。良い経験になりました。印象も自分の中で変わったので良かったです。

 

日本文化の浸透 16r5222 酒井嘉丸

台湾に行って特に印象に残ったことは、台湾にも日本の文化が浸透していたことである。看板やお店のメニュー表に日本語が使われていたり、店員さんが日本語を使えたりしていた。また、日本で人気のチェーン店が出店しており、日本文化が受け入れられているように見られた。もともと、親日家が多く、日本が好きなことは知っていたがこれほどとは思わなかった。本などで知ってはいたが、実際に行って見ることで理解が深まったように感じた。

 


カテゴリ:学習活動|掲載日:2019/03/03

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