[研究法] 地域文化コース足助地区フィールドワーク (第2報)
10月1日土曜日に、地域文化コースの2年生の学生と教員約40人が研究法の授業の一環で、足助町を訪問しました。前半の地元ガイドの方々による案内では町並み保存の難しさをひしひしと感じました。紅葉で非常に有名な場所なのですが、シーズン以外では観光客は少なく、しかも観光客誘致の必要のため、家の改築や修繕などには種々の規制があり、伝統的な手法でしか改造できないような場合、家によっては億単位の費用がかかり、補助が出ても数千万円にもなるため、家ごと市に譲渡するケースもあるとか。
また伝統的な技術の伝承の大切さなども学生達は学ぶことが出来たようです。今地方では過疎化がかなり進み、どんどん若い人がいなくなっているそうです。このような観光地では外国人観光客は増えているようですが、過疎化が深刻な状態で減少率が高い市町村も多くなってきています。住む人がいなくなるということに対しどう向き合うべきか、学生達はこれからの課題を実感したようでした。