文字サイズ

ホーム > 資料

PLEND記事

【地域の方の声】
岡本卓也さん(豊橋市花園商店街・理事長)

学生地域貢献事業「花園ぷらす」は2012年度から立ち上がり今年で6年目を迎えました。花園ぷらすは、花園商店街への関わりを通して、さまざまなイベントを企画し運営を行っています。この数年は花園商店街を超えた活動も行っていますが、学生たちをずっと支援していただいている方が、花園商店街理事長の岡本卓也さんです。
以下、岡本さんへのインタビューです 。

(1)愛知大学生(花園ぷらす)の印象

花園ぷらすの子はおとなしい子が多いという印象があります。でも仕事はしっかりやってくれるので関心しています。
大きいイベントなどでは助言はしますが、なるべく学生の意志や意見を尊重するようにしています。ミスしても怒りません。自分にも同じくらいの子どもがいるので、成長を見られるのは面白いです。
昔は愛大生はあまり外に出なかったのですが、今は豊橋のまちに出るようになり、交流が増えたと思います。花園ぷらすの子以外にも、MON-ZEN花園というイベントに愛大の落研さんがきてくれました。
花園ぷらすの子は真面目な子が多いです。今時のシュッとした男の子やイケイケの女の子とは反対で、純朴な子が集まっています。それが自分にとっては好印象です。この前、花園ぷらすの子と歩いていたら、中学生に間違われたこともありました。

(2)花園商店街との関係

昔は商店街の人だけで花園の活性化を目指していましたが、高齢化などから難しくなり、今は若い人の力を借りて盛り上げるようになりました。過去には学生さんが商店街のエリアを広げたマップを作ったり、最近では愛大生がお化け屋敷を作ってくれたりしました。愛大生が主体の企画をやりたいときは、商店街もバックアップをするようにしています。

(3)愛大生に求めるもの

地域に役立つ人材になってほしいです。花園ぷらすの活動がその練習になるといいです。さまざまなことを体験し、大きく育ってほしいと思います。ですから、やる気があるひとに来てほしいです。先ほども言ったように、やりがいがないと、ただの人為的ボランティアになってしまいます。また、今は若い人のSNSなどの情報発信力がとても効果的です。この意味でも若い世代の力は大きいので、ぜひ参加してほしいです。

(4)花園ぷらすの活動を通して

花園ぷらすの子は話しやすい子が多くて、女の子でもとてもフランクに話してくれます。就職が決まったと報告に来てくれる子もいます。地域貢献事業を通し学生とかかわれる機会が増えたことはとても嬉しいです。こちらとしても、学生の皆さんが将来就職活動をするうえで、この地域貢献事業を役立ててもらえるようにしてあげたいです。花園ぷらすの子は、他団体にも引っ張られるくらい優秀な子が多いのでこれからも頼りにしています。

〔文責:大竹美希(地域政策学部3年)・北野朝子(地域政策学部3年)〕

ページ
トップ