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専攻NEWSnews and topics


有薗正一郎先生の最終講義が開催されました(2019.3.8)

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2019年3月でご定年を迎えられる有薗正一郎先生の最終講義が、愛知大学豊橋キャンパスで開催されました。有薗先生は、40年以上にわたり地理学専攻で教鞭を執られ、800名以上の卒業生を指導してきました。研究面では、本学在職中に単著書11冊を刊行するなど、日本を代表する研究者として確固たる地位を築かれました。最終講義には、大学関係者やかつての教え子などが詰めかけ、最後を飾るにふさわしい熱気になりました。最終講義の内容は「アニメ『サザエさん』を地理学する」。これは、実は有薗先生の卒業論文のフィールドでの知見をもとにしたものです。最終講義に相応しい内容だといえましょう。


「2016年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会」にて4年生が卒業論文報告を行いました(2017.3.16)

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3月16日に東京学芸大学小金井キャンパスにて開催された「2016年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会(日本地理教育学会主催)」において、本専攻の藤原沙祐里さんが卒業論文の成果を発表しました。日本地理教育学会卒業論文発表大会は、毎年、全国の地理学専攻から、優秀な卒業論文を提出した学生が代表として派遣され、その内容の発表と意見交換を行うものです。今回愛知大地理学専攻の代表も、全国から集まった学生や教員たちの前で、本学の代表として報告してくれました。なお、藤原さんの発表の要旨は、日本地理教育学会の機関誌「新地理」65-1号に掲載される予定です。
◎藤原沙祐里「宝塚レヴューにみるパリの表象の受容と再生産」


「地理学フィールドワーク実習」で愛知県岡崎市の巡検を行いました(2016.11.15)

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2016年度の「地理学フィールドワーク実習・近藤クラス」では、月一回のペースで、愛知県内を中心に巡検(エクスカーション)を実施しています。11月の企画では、愛知県岡崎市の八丁町から、岡崎城公園、さらに再開発計画が進行中の乙川リバーサイドをめぐる巡検を行いました。写真はNHKの連続テレビ小説の舞台にもなった岡崎市八丁町の味噌蔵です。秋篠宮文仁親王も、高校の地理クラブ時代に巡検で訪れたという由緒ある施設です。大きな味噌樽が並んでいます。上の石は隣を流れる矢作川の河原石(花崗岩)。学生にとり、西三河の中心都市でありながら、なかなか豊橋キャンパスの学生が訪れる機会のない岡崎市の歴史資源を用いたまちづくりの現状について、実地で確認するよい機会になったことを願っています。


「地理学フィールドワーク実習」で愛知県豊橋市の巡検を行いました(2016.8.7)

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2016年度の「地理学フィールドワーク実習・近藤クラス」では、月一回のペースで、愛知県内を中心に巡検(エクスカーション)を実施しています。8月の企画では、愛知県豊川市の豊川稲荷門前町から、豊川市桜が丘ミュージアム、豊川海軍工廠跡地をめぐる巡検を行いました。1945年8月7日、当時東洋一とうたわれた豊川海軍工廠は、B29を中心とするアメリカの大編隊の爆撃を受け、わずか20分の間に2,500人もの犠牲者を出しました。この中には、学徒動員されていた(現在の)豊橋工業高校や時習館高校の生徒も含まれています。この日のことを忘れないために、毎年「豊川海軍工廠跡地保存をすすめる会」が空襲の日に跡地見学会を行っています。学生を引率して参加させていただくのは今年が初めてですが、改めて、一人一人が戦争の悲惨さと平和の尊さに思いをはせる機会になればと思います。


「地理学フィールドワーク実習」で名古屋市栄地区〜愛知大学車道校舎の巡検を行いました(2016.6.25)

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2016年度の「地理学フィールドワーク実習・近藤クラス」では、月一回のペースで、愛知県内を中心に巡検(エクスカーション)を実施しています。6月の企画では、名古屋市栄地区を回ったあと、栄から東方2q程度の位置にある本学車道キャンパスで開催されている「経済地理学会中部支部6月例会」を見学しました。写真は久屋大通公園の名古屋市テレビ塔展望台から眺める、2期工事中の愛知大学名古屋(笹島)キャンパスです(写真中央、右隣は中京テレビ、その右は建設中のグローバルゲートタワー)。無事完成すれば濃尾平野の大部分から、本学のキャンパスが見えるようになりそうです。急激に変わりつつある名古屋市都心部の景観を、受講生に体感してもらう企画になりました。


「地理学フィールドワーク実習」で愛知県豊田市足助地区の巡検を行いました(2016.5.15)

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2016年度の「地理学フィールドワーク実習・近藤クラス」では、月一回のペースで、愛知県内を中心に巡検(エクスカーション)を実施しています。5月の企画では、綜合郷土研究所の「地域見学会」(近藤が担当)に便乗して、愛知県豊田市足助地区に行きました。足助は、信濃と太平洋側を結ぶ物流の結節点として栄えた宿場町で、現在・愛知県唯一(この度、名古屋市有松地区も指定が決まりました)の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている街並みが残っています。また、街並みに隣接する「香嵐渓」は、東海地方を代表する紅葉の名所としても知られています。今回の巡検では、足助観光協会の特別のお計らいにより、住居や店舗として現役のために普段は観光客も入れない町家の案内をいただくなど、充実した内容になりました。


「2015年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会」にて4年生が卒業論文報告を行いました(2016.3.15)

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3月15日に東京学芸大学小金井キャンパスにて開催された「2015年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会(日本地理教育学会主催)」において、本専攻の竹川裕紀が卒業論文の成果を発表しました。卒業論文発表大会は、毎年、全国の地理学専攻から、優秀な卒業論文を提出した学生が代表として派遣され、その内容の発表と意見交換を行うものです。今回愛知大地理学専攻の代表も、全国から集まった学生や教員たちの前で、本学の代表として報告してくれました。なお、竹川君の発表の要旨は、「新地理」64-1号に掲載される予定です。
◎竹川裕紀「名古屋市における古書店の立地展開」


2014年度は17名が卒業しました(2015.3.24)

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3月24日に2014年度の卒業式があり、地理学専攻は17名の卒業生(前期卒業を含む)を送り出しました。今年度の卒業生から、4年生ゼミを本格的に設けた年代になります。スタッフとしても、試行錯誤しながらのゼミとなりましたが、無事、卒業生を送り出すことができたことをうれしく思っています。3年間の専攻での時間は、短い時間ではありましたが、どうか地理学専攻で学んだことを、これから社会で生かしてもらえればと、教室スタッフ一同思っています。改めて、17名の皆様のご卒業をお祝い申し上げます。


「2014年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会」にて4年生が卒業論文報告を行いました(2015.3.18)

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3月16日に東京学芸大学小金井キャンパスにて開催された「2014年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会(日本地理教育学会主催)」において、本専攻の梶野柊芳が卒業論文の成果を発表しました。卒業論文発表大会は、毎年、全国の地理学専攻から、優秀な卒業論文を提出した学生が代表として派遣され、その内容の発表と意見交換を行うものです。今回愛知大地理学専攻の代表も、全国から集まった学生や教員たちの前で、本学の代表として報告してくれました。なお、梶野君の発表の要旨は、「新地理」63-1号に掲載される予定です。
◎梶野柊芳「狭隘道路における抜け道交通の現状と課題―愛知県豊明市を 事例として―」


名古屋地理学会2014年秋のシンポジウムが本学笹島キャンパスで開催されました(2014.10.18)

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名古屋地理学会は名古屋大学に事務局をもち、愛知県を中心に大学や高校に所属する地理学関係者や幅広く地理に興味をもつ市民が参加する地域学会です。本年度の秋のシンポジウムが、本学笹島(名古屋)キャンパスで開催され、本専攻からも近藤助教がパネリストとして参加しました。シンポジウムのテーマは「大学の都心回帰について考える」で、愛知大、名古屋学院大、愛知学院大など、近年名古屋市の都心付近にキャンパスを開設した大学の関係者を招き、都心型キャンパス設立の経緯やキャンパス開設後の変化について報告を受けつつ、大学の都心回帰現象の実態と、その都市全体への影響、さらには今後の大学教育のあり方など活発な議論がなされました。近藤助教は愛知大学関係者の立場から「愛知大学名古屋キャンパスの移転と「笹島効果」」と題した報告を行ないました。


経済地理学会中部支部2014年10月例会を豊橋キャンパスで開催しました(2014.10.4)

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経済地理学会中部支部の2014年10月例会が、豊橋キャンパスを会場に開催されました。今回の例会は、愛知大学三遠南信地域連携研究センターと共催で、『「地域」を越境する―地理学と地域政策の連携』と題して開催されました。午前の部には豊橋キャンパス周辺のミニ巡検が開催され、近藤助教が大学周辺の戦争遺跡と、戦後の開拓地などキャンパス周辺の歴史・地理的特徴について案内を行いました(写真)。午後の例会では藤田名誉教授の発表「「三遠南信地域」づくりと歴史的地域」、さらに午後のミニ巡検では地域政策学部の駒木准教授による豊橋市中心市街地の案内など、豊橋キャンパスの地理学関係者総出演による盛りだくさんの例会となりました。天候にも恵まれ、東京や京都からも地理学者が集まる盛会でした。


幸田町市民講座で講演『地域のマーケティング』を行いました(2014.2.1)

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愛知県幸田町で毎年度開催されている愛知大学短期大学部公開講座、今年は2月の1日から3月1日にかけて、4回連続で「人々をひきつけるPR活動」というテーマで開催されています。その第1講として、近藤助教が『地域のマーケティング』と題した講演を行いました(写真)。内容は、近年急速に必要性が認識されているものの、未だ体系化されているとはいえない地域マーケティングの現状と課題を踏まえて、マーケティング的思考法と手法を、どのようにして地域づくり、まちづくりに対して生かしていくかを広範なレビューと豊富な事例をもとに論じたものです。当日は、幸田町の教育長をはじめ多くの町民の皆さまのご来場をいただき、質問時間を延長する盛況になりました。


文学部公開講座で講演『「ほりた」と「くねた」――木曽三川下流域の知恵』を行いました(2013.10.12)

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文学部の公開講座として、有薗教授による講演会『「ほりた」と「くねた」――木曽三川下流域の知恵』が、岐阜市の「じゅうろくプラザ」にて開催されました。木曽三川下流域には低湿な土地が広がっていますが、そこで生活してきた人々は、その環境に対して独自の適応法を編み出し、環境とともに生きてきました。土地を掘り下げ、その土で田を盛り上げる「ほりた」、冬季に水田の土を盛り上げて畝状にし、裏作と土壌の肥沃化を狙った「くねた」など、有薗教授の長年にわたる現地調査と豊富な史料をもとに低地における人々の様々な暮らしの知恵を生き生きと明らかにしていく講演に、当日集まった地元の人々も熱心に聞き入っていました。講演会の終了後も地図を囲んでの検討会が行われる盛況ぶりでした(写真)。


「地理学フィールドワーク」の一環で「樹高日本一の木」≪傘杉≫の樹高測定を行いました(2013.9.3)

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2013年度の近藤担当の「地理学フィールドワーク」の科目では、教室の測量機材を駆使して、さまざまな「もの」の大きさや高さを測定・測量する実習を行っています。これまで、キャンパス内の道幅の測定や樹木の測定を実施してきましたが、この度、鍛えた成果を生かすべく、キャンパス外に出張して測定の実習を行いました。対象は新城市鳳来寺山にある「傘杉」です。この傘杉は、「樹高日本一の木」として新聞等でも紹介されている、樹高約60m、樹齢推定800年といわれる日本屈指の巨木です。当日は、以前傘杉の樹高測定を行った地元の測量会社の方にもお越しいただき、最新の測量機材を用いた樹高測定のデモンストレーションをしていただいたほか、鳳来寺の住職様や地元の皆さまに貴重なお話を頂戴し、大いに勉強になる実習でした。


2012年度は21名が卒業しました(2013.3.31)

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3月26日に2012年度の卒業式があり、地理学専攻は21名の卒業生(前期卒業を含む)を送り出しました。3年間、思えば短い時間ではありましたが、どうか地理学専攻で学んだことを、これから社会で生かしてもらえればと、教室スタッフ一同思っています。改めて、21名の皆様のご卒業をお祝い申し上げます。


「2012年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会」にて4年生が卒業論文報告を行いました(2013.3.19)

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3月19日に東京学芸大学小金井キャンパスにて開催された「2011年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会(日本地理教育学会主催)」において、本専攻の浅野真希、矢形幸大の2名が卒業論文の成果を発表しました。卒業論文発表大会は、毎年、全国の地理学専攻から、優秀な卒業論文を提出した学生が代表として派遣され、その内容の発表と意見交換を行うもので、今年で61回目を迎える伝統ある大会です。愛知大地理学専攻の代表となった2名も、全国から集まった(今年は21の大学から卒論の発表がありました)学生たちの前で、本学の代表として報告してくれました。なお、両名の発表の要旨は、日本地理教育学会機関誌の「新地理」61-1号に掲載される予定です。
◎浅野真希「愛知県知多市日長地区におけるペコロス産地の形成過程と
      現状」
◎矢形幸大「伊勢湾岸におけるしめ飾り習俗の研究」


「三河民俗談話会2月例会」にて4年生が卒業論文報告を行いました(2013.2.23)

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三河民俗談話会2月例会(於・愛知大学)にて、次の4名の4年生による卒業論文(2011年12月提出)の報告があり、多数の来聴者の参加によって活発な質疑応答がなされました。来聴者の多くは、三河や遠州地方で長らく活動されてきた郷土史の先生や小中高校・大学の先生であり、調査地の実情にも詳しい方たちから寄せられたご意見や感想は、それぞれの学生が自分の卒業研究の意義と課題を再確認する上での大きな財産になったものと思います。三河民俗談話会での卒業論文の報告は、2013年度も行う予定です。
◎渡瀬悠太「静岡県浜名湖沿岸における養鰻業の衰退過程」
◎早見一幸「浜名湖周辺における防風林の分布と樹種」
◎浅野真希「愛知県知多市日長地区におけるペコロス産地の形成過程と
      現状」
◎矢形幸大「伊勢湾岸におけるしめ飾り習俗の研究」


地理学専攻の共同研究室が新しくなりました(2012.7.21)

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2012年度より、新名古屋キャンパス(名古屋市笹島)に経済学部、国際コミュニケーション学部が移転したことにより、豊橋キャンパスで文学部が使える施設が増えました。このため、これまで2号館1階にあった地理学専攻の共同研究室も2階に移転し、部屋の広さも倍になりました。この機会に第二研究棟にあった資料等も共同研究室に移し、学生がより研究に利用しやすい環境として整備しました。広く新しくなった共同研究室では、すでに地理学演習T・Uのような小集団科目や、学生の個人学習が行われています。これを機会に、学生の研究がさらに進展することが期待されます。なお、OA機器の導入など、共同研究室の整備は、今後も引き続き行っていく予定です。


2012年度の新専攻所属学生の歓迎エクスカーションを実施しました(2012.4.29)

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2012年度、愛知大学文学部地理学専攻は、新たに23名の新専攻所属学生(2年生22名、編入3年生1名)を迎えました。歓迎と親睦、ならびに学習を兼ね、田原市内にてエクスカーション(巡検)を実施しました。当日は天候にも恵まれ、多くの学生が参加、有薗先生の引率のもと、田原城下町から渡邉崋山旧居、蔵王山、吉胡貝塚など、多くの歴史的景観を残す田原を巡りました。エクスカーションには、田原出身で地理学専攻のOBでもある林先生(成章高校)をはじめ、多くの愛知大学の卒業生の方にもご案内いただき、改めて愛知大の人脈の広さを感じつつ、互いの親睦を深めることができました。なお、写真は縄文時代の貝塚の地層が屋外でそのまま展示されている、吉胡貝塚を見学しているところです。


宮沢哲夫教授がご定年を迎えられました(2012.3.31)

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宮沢哲夫教授がご定年を迎えられました。宮沢先生は、東京教育大学(現筑波大学)大学院を修了後、本学に着任され、以降、40年の永きに渡り学生の教育にあたって来られたほか、教養部長等の要職を歴任されました。先生の学内でのご所属は教養部を経て現在は経済学部ですが、自然地理学(水文学)をご専門とされることから、地理学専攻の教学へのご貢献も多大なものがありました。特に、卒業論文の指導や毎年の地理学フィールドワークなど、専攻の根幹に関わる科目をお持ちいただき、多くの学生を育てられました。宮沢先生の長年にわたる地理学専攻へのご貢献、ご指導に対し、地理学専攻スタッフ一同、改めて感謝申し上げます。
なお、宮沢先生には、2012年度以降も引き続き「自然地域システム特殊講義」の科目等で学生のご指導をしていただける予定です。


「2011年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会」にて4年生が卒業論文報告を行いました(2012.3.20)

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3月19日に東京学芸大学小金井キャンパスにて開催された「2011年度全国地理学専攻学生卒業論文発表大会(日本地理教育学会主催)」において、本専攻の伊藤洋充、岩垣高広の2名が卒業論文の成果を発表しました。卒業論文発表大会は、毎年、全国の地理学専攻から、優秀な卒業論文を提出した学生が代表として派遣され、その内容の発表と意見交換を行うものです。今回愛知大地理学専攻の代表となった2名も、全国から集まった(今年は約25の大学から卒論の発表がありました)学生たちの前で、本学の代表として報告してくれました。なお、両名の発表の要旨は、「新地理」60-1号に掲載される予定です。
◎伊藤洋充「中部日本における川下り観光の展開―天竜川を事例に―」
◎岩垣高広「岐阜県各務原市におけるニンジン栽培の存立基盤」


「三河民俗談話会2月例会」にて4年生が卒業論文報告を行いました(2012.2.25)

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三河民俗談話会2月例会(於・愛知大学)にて、次の3名の4年生による卒業論文(2011年12月提出)の報告があり、多数の来聴者による活発な質疑応答がなされました。来聴者の多くは、三河地方で長らく活動されてきた郷土史の先生や小中高校・大学の先生であり、学生の調査地の実情にも詳しい方たちから寄せられたご意見や感想は、それぞれの学生が自分の卒業研究の意義と課題を再確認する上での大きな財産になったものと思います。三河民俗談話会での卒業論文の報告は、2012年度も行う予定です。
◎萩原央恵「愛知県東栄町においてIターン者が地域活性化に与えた影響と
      地域特性」
◎一戸愛美「愛知県西三河地方の小中学校歌に謳われる景観特性」
◎岩垣高広「岐阜県各務原市におけるニンジン栽培の存立基盤」


     

実習科目「地理学フィールドワークb」において京都市内で調査合宿を実施しました(2011.9.7)

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通年の実習科目「地理学フィールドワーク実習T・Ub」(担当:近藤暁夫)の調査合宿を、9月2日〜6日の日程で実施しました。今年度は京都市の地域調査がテーマで、途中、台風の直撃を受けるアクシデントにも関わらず、それぞれの受講生は、「京都のラーメン店の競合関係」「伏見の酒造業の変遷」「京都の古着店と古着文化」など、各自の設定した研究テーマに合わせた調査を予定通り終えることができました。また、合宿は、築80年の京町家をお借りして行うことができ、京都の伝統的な生活文化を、肌で体験する貴重な機会にもなりました。今回の調査合宿の成果は、今後の分析を経た上で、調査報告書としてまとめられる予定です。


有薗教授が中国・内モンゴルの植林プロジェクトの引率を行いました(2011.8.12)

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有薗先生が、8月3日〜11日の日程で、中国・内モンゴル自治区での植林プロジェクトの引率を行いました。本プロジェクトは、愛知大学が毎年実施しているものであり、今年度は地理学専攻の学生も多数参加し、主にポプラの苗木の植林を行いました。写真は、プロジェクトを実施している内モンゴルの河川ですが、川端まで砂漠性の土壌が広がっており、厳しい気候環境にあることがわかります。本プロジェクトは、引き続き来年度以降も実施する予定です。


近藤暁夫助教が着任しました(2011.4.1)

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4月1日付で、近藤暁夫助教が新たに専任教員として地理学専攻に着任しました。主に実習系科目と、都市地理学・経済地理学系の卒業論文指導を担当します。

【 ごあいさつ 】
この度、助教として着任いたしました近藤暁夫です。高校(愛知県立熱田高等学校)まで愛知県で育ちましたが、この度12年ぶりに地元に戻ることになり、不思議な縁を感じています。3月までは京都の立命館大学地理学専攻で実習助手をしており、その前は女子高で高校生に地理を教えていたこともあります。回り道の多い未熟者であるにも関わらず、歴史ある愛知大学地理学専攻の末席に加えていただきましたこと、心より感謝しております。一層精進してまいりますので、何卒宜しくお願いします。


藤田佳久教授がご定年を迎えられました(2011.3.31)

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藤田佳久教授がご定年を迎えられました。藤田先生は、名古屋大学大学院文学研究科から奈良大学を経て1979年に本学地理学専攻にご着任されました。本学においては、綜合郷土研究所所長、東亜同文書院大学記念センター長など要職を歴任され、この間30年以上にわたり、多くの学生を育てて来られました。また、研究面では、日本の山村研究の第一人者として不動の評価を得られており、南信州遠山郷の「神様王国」をプロデュースし、山村振興の先頭に立つなど、専門知識を進んで地域に還元していく姿勢は、後進のよき手本でもあります。藤田先生の長年にわたる地理学専攻へのご貢献、ご指導に対し、地理学専攻スタッフ一同、改めて感謝申し上げます。
なお、藤田先生には、2011年度以降も引き続き「地理学研究法」の科目等で学生のご指導をしていただける予定です。

春の研究所棟

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愛知大学 文学部 地理学専攻

〒441-8522
愛知県豊橋市町畑町1-1
TEL.0532-47-4111(代表)
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