東海道新幹線・JR・名鉄豊橋駅より豊橋鉄道渥美線で3駅、「愛知大学前」下車すぐ。豊橋駅から所要時間約10分。運賃は大人150円。⇒豊橋鉄道渥美線時刻表
東名自動車道豊川インターチェンジから南へ9km。国道259号沿い。
※来客者用駐車場あり。
豊橋駅から南へ2q。徒歩35分。途中の段丘地形を楽しみながらどうぞ。
愛知大学の位置する豊橋市の人口は約37万人。東三河地域の中心として、名古屋から電車で1時間弱の近距離にありながら、独立した都市圏を形成しています。東三河は、養殖ウナギ、えびせんべい、温室メロン、キャベツなどの全国的な産地として知られており、豊橋市内にも美味しい鰻料理屋がたくさんあります。最近は、B級グルメとしてカレーうどんが名物になっています。美味しい食品が豊富にある豊橋ですが、地理学専攻のおすすめは「寒天ゼリー」。豊橋は寒天ゼリーの発祥の地です。安価で美味しいお土産として、調査等で全国を訪問する折に重宝しています。
本州のほぼ中央に位置する豊橋は、古代から交通の要衝でした。現在では、豊田市・浜松市を中心とする輸送機械工業地帯を後背地にもつことから、世界的な自動車の積み出し基地として著名です。豊橋港を中心に、田原港、蒲郡港の3港で構成される三河港からは、連日、膨大な数の自動車が、世界各地に輸出されていきます。同様に、自動車の輸入量も毎年全国一を争っています。
◎ 豊橋港へは愛知大学豊橋キャンパスより西へ約4q。
豊橋市には、現在も路面電車が走っており、市民に親しまれています。県庁所在都市以外で路面電車が走る都市は珍しく、豊橋駅前大通りを走る路面電車は、豊橋市の顔といえます。1925年開業の路面電車ですが、今日では車両も都市型のLRT型式に生まれ変わり、2路線合計5qあまりで営業運転を行っています。
◎ 愛知大学豊橋キャンパスからは豊橋駅前からの乗車が便利。
北と西に中央構造線、東にフォッサマグナが通り、内湾と外洋に面している豊橋市は、地形や地質、水環境や生物の観察にも格好の土地です。豊橋総合動植物園内にある豊橋市自然史博物館は、恐竜(アナトザウルス)の全身骨格を中心に、豊橋の豊かな自然環境を学ぶことのできる、日本を代表する自然史系の博物館です。
◎ 愛知大学豊橋キャンパスより東へ4q。JR東海道線二川駅徒歩6分。