中国江南の一都市である蘇州においては古代より文人が輩出している。蘇州出身の他に、蘇州へ転居して来た場合も含めて、蘇州という地に展開した文人の交流を共通のテーマとして共同研究を行う。三野豊浩のテーマは「范成大と周必大の交流」、緒方賢一のテーマは「文徴明の蘇州における交遊」、臼田真佐子のテーマは「江沅の詩文から見る師友」であり、時代はそれぞれ南宋、明代、清代である。
2023年10月29日(日)シンポジウム『蘇州の文人とその交流」 の開催。2023年度内 東京大学東洋文化研究所訪問。図書室見学と研究者との学術交流。2023年度~2024年度 各自が日本国内で資料収集を実施。 研究の成果は刊行する予定。