大学院文学研究科の授業


言語文化論講義

 本講義においては言語文化のなかでも特に言語接触の問題を取り上げる。言葉を変えれば、日英言語文化交流の問題である。日本語と英語がどのような言語文化環境のもとで、いかに接触しぶつかり合ってきたかを考察するものである。特に、2つの観点からこの問題に迫る。1つは、2カ国語辞典(ここでは英和と和英)がいかに編纂され利用されてきたかの歴史に迫る。そのなかで最も魅力あるテーマは、新たな西洋文化を目の当たりにして日本人がどのように英語の語彙に対応する日本語を獲得したかである。また、この問題を考察する場合に、日本国内の問題としてのみ議論してはいけない、英米における辞書界や出版界の問題としてもみなければならない。もう1つは、英語に入った日本語の問題である。いつの時代にどのような語彙が英語に入り、どのような変化を受けたかなどを実証的に考察する。これらの問題は言語接触の原理を探りあてる純粋に言語学的問題であると同時に、それぞれの時代における文化環境の問題と切り離して論ずることはできない歴史文化の問題でもある。2つの問題は、きわめて細かな点を論じながら、日英の言語文化および歴史を視野においた壮大なものである。

1. 17世初頭の日本とヨーロッパ世界の言語交流(ロドリゲスの悪魔の言語論と日葡辞書の言語学的意義)
2. 蘭学の伝統と英和辞典の誕生(福沢諭吉の英学への転向と堀達之助『英和対訳袖珍辞書』)
3. 開化の道具としての英和辞典の発達(大垣の子安編『附音挿図 英和字彙』)
4. 文化史としての英語辞書の歴史(イングランドにおける2大潮流とスコットランドの啓蒙的辞書編纂)
5. アメリカの文化的歴史を築き上げたウェブスター辞書と明治の英和辞典
6. 言語接触の1局面としての英和辞典における意味表示の歴史
7. 日英基本語彙の対照表とその教育的意義(教授者執筆『サンライズ英和辞典』を利用)
8. 英語に入った日本語語彙の語源
9. 英語に入った日本語語彙の語形成における特徴
10. 英語に入った日本語語彙の本来語化の過程分析(OED, SOD, COD, POD を用いて)
11. 日本語に入った英語語彙の歴史と和製英語の功罪
12. 日本語廃止論と国語としての簡易英語(初代文部大臣森有礼と悲劇の自由民権論者馬場辰猪)
13. 国語辞書の誕生と「国語」意識の成立(大槻文彦の『言海』)
14. 英文法を基礎とした国文法(明治初期各種日本語文典原本による分析)

授業方法:
授業は基本的に講義の形式をとるが、時には学生の意見を聞いたり、図書館で調査をしたり、辞書を利用しての作業をしたり多角的に進めることができれば幸いである。

言語文化論演習

目的・ねらい:本演習においては、英語と日本語の接触に関連した言語調査を中心に授業を進める。調査を行うなかで、自らの方法と課題について考える。また、調査上問題が生まれた段階で、理論的に追求するために諸々の英語で書かれた文献を読む。
授業計画:言語接触に関する調査を行う。1つは、英和・和英辞典を利用して、英語語彙に対する訳語がいかに創造されたかを調べる。同時に、その訳語の明治から平成に至る歴史的変遷を調査する。もう1つは、英語に入った日本語の意味および文法変化の調査である。これについてはオックスフォード系辞書の定義を読むことによってこの点を明らかにする。両者を通して言語接触の法則・原理を追求する。





これまでの研究とこれからの研究


 私は長年、高校教師として日本語と英語の対照研究を行ってきました。それがいつの間にか辞書に 強い愛着を持っていました。英語教師として辞書を引く機会が多かったことによるのでしょう。日常 的には各種の英英辞典を利用していますが、研究対象としては英和辞典の歴史に強い関心を持つよ うになりました。特に、初期の英和辞典 がいかに編纂されたかは興味の尽きないテーマです。拙著 『初期英和辞典の編纂法』 は英和辞典編 纂の歴史を主題としていますが、英米辞書史と の係わりにおいてその歴史を理解したいと考えています。また、 『ウェブスター辞書と英和辞典』 は 英和辞書をウェブスター辞書との関連において論じたものです。
 両著作は幸いにも学界において暖かく迎えられ、日本英学史学会より豊田實賞を授かりました。こ の上ない喜びです。しかしながら、これらの著作は発行部数が極めて少なかったため多くの人々に読 んでいただくことができませんでした。このため、両書をまとめ、さらに新たな章を加え、一冊の本として出版することにしました。 それが 『辞書編纂のダイナミズム』 です。この本の出版とほぼ前後して Methods of Plagiarism - A History of English-Japanese Lexicography- を世に送りました。本書も私の著作ですので 『辞 書編纂のダイナミズム』 と内容的に重複する点もおおいのですが、執筆の観点はおおきく異なります。英語版は、辞書編纂とかかわる理論や辞書学独自の問題点を考察しています。また、英米の読者を対象としていますので日本の事情についての解説も加えましたし、英和辞典を中心としたかなり詳しい辞書年表も附録としてつけました。
 ここ10年余の研究は英語辞書学に限定されていますが、私の本来的な研究領域は言語接触における諸 問題の追求です。英和辞書の編纂は日英語の言語接触の1局面にすぎません。2001年に、これまでの研 究の集大成ともいうべき上記著作を日本語と英語で出版することができました。これを契機に、研 究の幅をより広げたいと考えています。ただし、英語辞書史の問題として片付けておかなければならな いことがあります。ジョンソンの 『辞書編纂計画』 と辞書序文の翻訳です。英文学史からみてもきわ めて重要な文献であるにもかかわらず翻訳がなされていません。この作業は18世紀英文学史におけるジ ョンソンの位置づけを問うことでもあります。
 原理的問題として日本語と英語の構造を取り上げる研究にもかなり心ひかれますが、この面には深入 りせず、もっぱら日本語と英語の接触における諸問題を研究したいと考えています。当面の課題として は次の2点です。1つは英語に入った日本語語彙の歴史的研究です。この点に関しては既に2つ論文を 書いています。さらに研究を深め調査を広げ単行本として出版する予定です。1600年から1910年ころ までに 英米人によって書かれた文献のなかで日本語語彙がいかなる文脈のもとで使われているかを調査しています。 ケンペル 『日本誌』 などを丹念に読む作業です。調査は既に7割ほど完了しています。残りの3割に ついては大英図書館において調査を行う必要があります。この研究によって日本語語彙の初出年が明確 となり OED 第3版に大きく貢献することは間違いないでしょう。それにとどまらず文化 交流史の面からも重要な研究です。もう1つの問題は、明治以降において日本人が英語といか に接触したかの1局面を取り扱うものです。日本語廃止論(日本語蔑視思想)の系譜を探る 研究です。主に馬場辰猪と森有礼を取り上げ、二人の日本語や英語に対する言語観を探るなか で、その問題を掘り下げさらに日本人のなかにある母語蔑視の根源を突き止めたいと考えてい ます。
 関心はこれにとどまりません。アメリカの劇作家オニールの個人翻訳集をつくるのが私の最後の夢です。すでに、多くの著作の初版本および翻訳本をほぼ収集しました。
 以下、これまでの研究とこれからの研究を簡単な表にして示します。

 研究テーマ  学問領域    発表年 発表形態

[英語と日本語の接触]
言語接触の基礎      日英対照言語学  1999『対照言語学入門』
言語相対論の検証     日英対照言語学  論文として発表
日英語基本語彙対照    日英対照言語学  1985『日英語の比較と英語教育』
文化の学としての英語教育 英語教育学    1985『日英語の比較と英語教育』


[日本の英語の辞書]
英語学習における辞書活用 英語教育学   1990『英語辞書へのプロムナード』
英和辞典の書誌的研究   英語辞書史   1998『日本英語辞書年表』
英和辞典の歴史      英学史     2001『辞書編纂のダイナミズム』
英語辞書編纂の歴史    英語辞書史   2001 Methods of Plagiarism
ウェブスターの辞書系譜  英語辞書史   2004『ウェブスター辞書の系譜』
2カ国語辞書の問題点   英語辞書学   2015『これからの学習英和辞典』(仮題)


[英米の英語辞書]
ジョンソン辞書構想案及び序文翻訳  英語辞書史   2007 可能であれば出版
ジョンソン辞書理解のための資料 英語辞書史 2009 Johnson's Dictionary in the Age of Enlightenment in the 18th Century
啓蒙思想下のジョンソン辞書 英語辞書史 2013 出版予定


[日英語における外来語]
英語における日本語    英語語彙史   2003 『英語のなかの日本語語彙−英語と日本語との出会い−』
初出年調査の問題点    英語語彙史      2008 大英図書館及びロンドン大学図書館にて調査
英語に入った日本語の辞書    英語語彙史    2010 A Historical Dictionary of Japanese Words in English



だれでも利用できる主要なコーパスと辞書サイト

 ◎ Merriam-Webster OnLine を利用していろいろな情報を得よう

 ◎ A Bibliography of Japanese Sociolinguistics in English を利用していろいろな情報を得よう




主要研究業績一覧

0. 博士論文

1997年11月 初期英和辞典の編纂法  (大阪大学大学院言語文化研究科)

1. 著  書

2010年3月 『英単語のいのち』
         (春風社、202頁) 本書に関するいろいろな情報が見られます。

2007年11月 『ウェブスター辞書と明治の知識人』
         (春風社、408頁、2007年度愛知大学学術図書出版助成)
       高山宏氏の本書書評が見られます。是非、お読み下さい。
       本書に関するいろいろな情報が見られます。

2007年9月 『明治はいかに英語を学んだか 東海地方の英学』
         (あるむ、80頁、愛知大学綜合郷土研究所ブックレット15)

2006年11月 『英語になった日本語』
         (春風社、188頁) 本書に関するいろいろな情報が見られます。

2006年3月 『日本の英語辞書と編纂者』
         (春風社、315頁、2005年度愛知大学文学会叢書出版助成、3に詳細な目次あり) 本書に関するいろいろな情報が見られます。

2004年12月 『ウェブスター辞書の系譜』
         (辞游社、164頁、2004年度私学研修福祉会図書出版助成、3に詳細な目次あり)

2003年12月 『英語のなかの日本語語彙−英語と日本文化との出会い−』
         (辞游社、485頁、2003年度愛知大学学術図書出版助成、3に詳細な目次あり)

2001年10月Methods of Plagiarism −A History of English-Japanese Lexicography−
         (辞游社、344頁、平成13年度科研費研究成果公開、3に詳細な目次あり)

2001年4月 『辞書編纂のダイナミズム−ジョンソン、ウェブスターと日本−』 (辞游社、514頁、3に詳細な目次あり)

1999年6月 『心とコミュニケーション−精神環境の探求−』 (勁草書房、328頁、共編共著) 目次などが見れます。

1999年3月 『対照言語学入門 −英語と日本語の特質−』 (エスト出版、140頁)

1998年5月 『日本英語辞書年表〈終戦まで〉』 (岡崎学園国際短期大学人間環境学研究所、116頁) 表紙が見れます。

1998年1月 『ウェブスター辞書と英和辞典』 (中部日本教育文化会、223頁)

1997年3月 『初期英和辞典の編纂法』 (中部日本教育文化会、200頁)

1994年7月 『言語と教育 八田重雄博士喜寿記念論文集』(中部日本教育文化会、327頁、共編共著)

1990年7月 『英語辞書へのプロムナード』 (三友社出版、202頁)

1985年5月 『日英語の比較と英語教育』 (三友社出版、321頁)

1985年3月 『英文法の新しい考え方学び方 新丁版』 (三友社出版、310頁、黒川泰男監修)

1983年8月 『教育英文法の基礎』 (三友社出版、269頁、鳥居次好監修)

2. 論  文

2007年3月 「18・19世紀英語辞書の収録語彙 −ベイリーからジョンソンおよびウェブスターへの語彙の拡大−」
         『一般教養論集』愛知大学一般教養 第32号 pp.-

2007年3月 「英語辞書構想案におけるジョンソンの辞書編纂理念」
         『文學論叢』愛知大學文學會 第135輯 pp.-

2006年11月 「明治時代における経済学書翻訳の歴史 (2)」
         『愛知大学経済論集』愛知大学経済学会 第171号 pp.63-107

2006年10月「附音挿図 英和字彙』の魅力」
         『英語青年』研究社 第152巻第7号 pp.40-41

2006年7月 「ウェブスター辞書の系譜と伝統」
         『ことばを考える 5』愛知大学言語学談話会 あるむ pp.107-128

2006年7月「英語の言語類型及び情報構造における特徴 -日英対照言語学の枠組みを求めて(その2)」
         『文學論叢』愛知大學文學會 第134輯 pp.1-16

2006年7月 「20世紀学習英和辞典 −その発展におけるパーマーの貢献−」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第15号 pp.21-35

2006年7月 「明治時代における経済学書翻訳の歴史 (1)」
         『愛知大学経済論集』愛知大学経済学会 第170号 pp.87-128

2006年3月 「郷土の英語学者 久野朔郎」
         『綜合郷土研究所紀要』愛知大学綜合郷土研究所 第51輯 pp.17-22

2006年3月  The Emergence of Phonetics - A Bibliography on Phonetics from 1750 to 1935 -
         『FOCUS』愛知大学英米文学研究会 第19号 pp.17-42 English Summary

2006年2月 「英語の言語類型及び情報構造における特徴(その1)」
         『文学論叢』愛知大学文学会 第133号 pp.1-20

2006年1月 「和英辞典の歴史」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第14号 pp.1-20 論文の内容が見れます。

2005年11月 「社会科学者 木下半治」
         『愛知大学経済論集』愛知大学経済学会 第169号 pp.243-265

2005年10月 「英語に入った日本語の語源調査−語源が疑わしい語−」
         『英学史研究』 第38号 pp.71-82 English Summary

2005年7月 「国際音声字母の誕生と日本における受容」
         『文學論叢』愛知大學文學會 第132輯 pp.1-19

2005年7月 The Philosophy of Education in Japan
         『愛知大学経済論集』愛知大学経済学会 第168号 pp.1-11

2005年5月 「日本語と英語のクロスオーバー」
         『FOCUS』愛知大学英米文学研究会 第18号 pp.1-32

2005年3月  Japanese Words in The Shorter Oxford English Dictionary
         『ことばとこころ』人間環境大学精神環境専攻紀要 第4号 pp.75-88 English Summary

2005年3月 「子安峻と柴田昌吉の対照年表」
         『愛知大学綜合郷土研究所紀要』第50輯 pp.131-136

2005年2月 「ジョンソン英語辞書簡約版の歴史的意味」
         『文学論叢』愛知大学文学会 第131号 pp.1-16

2005年1月 「英語に入った日本語の同化度-1990年における-」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第13号 pp.1-22 論文の内容が見れます。

2005年1月 「海を越えた日本語の履歴(2)」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第12号 pp.97-112 論文の内容が見れます。

2004年7月 「海を越えた日本語の履歴(1)」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第11号 pp.51-66 論文の内容が見れます。

2004年7月 「日本語と英語の接触点−翻訳借用語を中心に−」
         『文学論叢』愛知大学文学会 第130号 pp.1-17

2004年1月 「ウェブスター辞書の収録語彙数」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第10号 pp.217-226 論文の内容が見れます。

2003年12月 「チェンバレン『日本事物誌』の各版にみられる日本語語彙」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第9号 pp.141-163

2003年8月 「ウェブスター辞書とかかわった明治の人々」
         『FOCUS』愛知大学英米文学研究会 第17号 pp.63-74

2003年7月 「英語のなかの日本語語彙ーその初出年調査の内容と問題点ー」
         『文学論叢』愛知大学文学会 第128号 pp.1-22

2003年4月 「英語に入った日本語語彙の初出年調査」
         『日本語科学』国立国語研究所 第13号 pp.79-108 English Summary

2003年3月 「ウェブスター辞書の系譜と体系化」
         『文明21』愛知大学国際コミュニケーション学会 第10号 pp.19-32 English Summary

2003年2月 「ケンぺルの使った日本語語彙」
         『言語と文化』愛知大学語学教育研究室 第8号 pp.119-147

2002年7月 「英和辞典における収録語彙の決定と拡大ー明治から昭和初期までー」
         『文学論叢』愛知大学文学会 第127号 pp.1-14

2001月1月 “The Emergence of Dictionaries in Britain and Japan"
         『人間と環境』 人間環境大学人間環境学研究所研究報告 第4号 pp.31-40

1999年9月 「現代辞書学における user-friendliness の見直し−河村重治郎の辞書編纂を通して−」
         『岡崎学園国際短期大学論集』 第6号 pp.1-11

1999年8月 “The Indication of Pronunciation in English Dictionaries during the 18th and 19th
        Centuries, and its Influence on English-Japanese Lexicography"
         『人間と環境』 岡崎学園国際短期大学人間環境学研究所研究報告 第3号 pp.23-34 English Summary

1999年6月 “Diagrammatic Representation of Four Categories of English Dictionaries"
         LEXICON 第29号 pp.96-107 English Summary

1999年3月 「日英語対照研究の理論的枠組み」
         『岡崎学園国際短期大学論集』 第5号 pp.65-85

1998年10月 「明治中期における「辞書戦争」の書誌的検証−『和訳英字彙』対『和訳字彙』−」
         『英学史研究』 第31号 pp.85-96 English Summary

1998年8月 「日本における辞書学の誕生と発展」
         『人間と環境』 岡崎学園国際短期大学人間環境学研究所研究報告 第2号 pp.1-20 English Summary

1998年3月 「パーマーにおける辞書学的概念の形成過程 −ホーンビー辞書(ISED)への展開−」
         『人間と環境』 岡崎学園国際短期大学人間環境学研究所研究報告 第1号 pp.47-63

1997年6月  “Antedatings of Japanese Loanwords in the OED2"
         LEXICON 第27号 pp.138-151

1997年3月 「ウェブスター辞書の英和辞典に与えた影響」
         『岡崎学園国際短期大学論集』 第4号 pp.1-20 English Summary

1996年12月 「OED2 における日本語の初出年調査」
         『言語』 第25巻第12号 pp.103-108

1996年3月 「幕末・明治初期のスペリングブック」
         『岡崎学園国際短期大学論集』 第3号 pp.1-20 English Summary

1995年10月 「内閣文庫のウェブスター系辞書」
         『英学史研究』 第28号 pp.73-87 English Summary

1995年7月 「学習英和辞典における語源の記述」
         『現代英語教育』 第32巻第4号 pp.38-41

1995年3月 「ジョンソン英語辞書の収録語彙−特に『英和対訳袖珍辞書』との関連において−」
         『岡崎学園国際短期大学論集』 第2号 pp.1-23 English Summary

1995年3月 「『附音挿図 英和字彙』 の編纂法」
         『愛知大学外語研紀要』 第19号 pp.13-29

1995年2月 「英語辞書を使ってこんな活動もできる」
         『現代英語教育』 第31巻第11号 pp.27-29

1994年12月 「大槻文彦の英和大字典と『言海』への影響」
         『国語国文』 第63巻 第12号 pp.1-13

1994年10月 「未完に終わった2つの初期英和辞典」
         『英学史研究』 第27号 pp.119-134 English Summary

1994年6月 「英和辞典における意味表示の歴史的展開」
         LEXICON 第24号 pp.18-28 English Summary

1994年6月 「英語辞書における可算・不可算表示の歴史 −ホ−ンビ−の辞書を中心に」
         『現代英語教育』 第31巻第3号 pp.44-46

1994年3月 “Premodification of Nouns by Present Participles in English"
         『岡崎学園国際短期大学論集』 第1号 pp.157-176 English Summary

1993年10月 「明治時代の英語類義語辞典−『新編 英語異同弁』を中心に−」
         『英学史研究』 第26号 pp.149-158 English Summary

1993年6月 「英語辞書史における2大イラスト革命」
         LEXICON 第23号 pp.27-41

1993年5月 「ナットール系英語辞書の系譜−『英和字典』の編纂方法を中心に−」
         『日本英語教育史研究』 第8号 pp.123-140

1991年2月 「英英辞典の使い方」
         『現代英語教育』 第27巻第11号 pp.10-11

1988年7-8月「日英基本語彙対照表の問題点(上)(下)」
         『現代英語教育』 第25巻第4号 pp.48-50, 第5号 pp.48-50

1987年5月 「高校3年間の辞書指導」
         『現代英語教育』 第24巻第2号 pp.18-22

1986年10月 「現在分詞の前位用法」
         『現代英語教育』 第23巻第7号 pp.29-32

1986年3月 「「受験校」 における教材の選定と構成を考える」
         『実践英語教育体系』 第20巻の6 (開隆堂出版) pp.93-106

1982年9月 「英語におけるテンスとアスペクトの体系化」
         『日本福祉大学紀要』 第53号 pp.198-256

1982年3月 「英語教育と例文」
         『愛知県高等学校英語研究会紀要』 第21号 pp.30-34

1980年12月 「 「言語活動」 という言葉の裏にあるもの」
         『教育』 12月号 pp.88-97 (国土社)

1978年3月 「英語の音とつづりの関連を追求する教材」
         『愛知教育大学教科教育センター研究報告』 第2号 pp.59-75

1977年3月 “Preliminaries to Contrastive Linguistics"
         『愛知教育大学附属高等学校紀要』 第4号 pp.185-199

3. 主要著書目次

早川勇編著『日本の英語辞書と編纂者』(春風社、315頁、2005年度愛知大学文学会叢書出版助成)
  第1部 世界のなかの英和辞典
  第2部 英語辞書年表
  第3部 専門用語辞書年表
  第4部 英語辞書写真
  第5部 英語辞書編纂と係わった人々
    出版社:春風社(6600円 横浜市西区地顔か紅葉ヶ丘53 横浜市教育会館3階 Tel. 045-261-3168)

早川勇著『ウェブスター辞書の系譜』 (辞游社、164頁2004年度私学研修福祉会図書出版助成)
     ノア、ウェブスター略伝
  序章 本書の編集方針と構成
  第1章 ウェブスター辞書習作
  第2章 大辞典の系譜
  第3章 簡約辞典の系譜
  第4章 傍系辞書の系譜
  第5章 その他の中辞典と小辞典
  第6章 イギリスで出版されたウェブスター辞書
  第7章 ウェブスター辞書の海賊版
     ウェブスター辞書アルファベット順一覧
     多数の図版入り
    出版社:辞游社(非売品 豊島区南長崎2-6-9-103 Tel. 03-5982-1240 QYU01456@nifty.ne.jp)

早川勇著『英語のなかの日本語語彙−英語と日本文化との出会い−』
         (Japanese Words in English. 485頁、2003年度愛知大学学術図書出版助成)
I 英語文献にみられる日本語語彙
  1.本研究の目的と初出年調査の問題点
  2.英語に入った日本語の特徴と語源
  3.英語辞書に収録された日本語
  4.英語辞書にみられる日本語語彙総覧
  5.日本関連主要英語文献における日本語語彙
II 英語のなかの日本語語彙 OED 第3版に向けて
  6.OED 第2版における日本語語彙
  7.OED 第3版に収録すべき日本語語彙
  8.日本語を含む英文引用例総覧
III 日本に関する主要英語文献
   出版社:辞游社(14,000円 豊島区南長崎2-6-9-103 Tel. 03-5982-1240 QYU01456@nifty.ne.jp) 

Methods of Plagiarism −A History of English-Japanese Lexicography−
         (344頁、平成13年度科研費研究成果公開)
  1. The Objectives and Methods of This Research
  2. Lexicographical History and Dictionary Typology
  3. A Brief History of English Lexicography, Surveyed from the Viewpoint of 19th-Century Japan
  4. The Shift from Dutch to English
  5. The Problem of Word Selection in Early English-Japanese Dictionaries
  6. Compiling Methodology and an International Perspective in Early English-Japanese Lexicography
  7. The Historical Development of the Treatment of Meaning in English-Japanese Dictionaries
  8. The Historical Development of the Treatment of Pronunciation in English-Japanese Dictionaries
  9.The Historical Development of the Treatment of Grammatical and Usage Information in English-Japanese Dictionaries
   Conclusion: English-Japanese Dictionaries -Past, Present, and Future-
   Appendix: A Chronological List of English Dictionaries Relevant to English-Japanese Lexicography
   出版社:辞游社(7,000円 豊島区南長崎2-6-9-103 Tel. 03-5982-1240 QYU01456@nifty.ne.jp) 

早川勇著『辞書編纂のダイナミズム−ジョンソン、ウェブスターと日本−』 (辞游社、514頁)
  序章 辞書学と本研究の目的
  第1章 『英和対訳袖珍辞書』の編纂法
  第2章 『英和字典』の編纂法
  第3章 『附音挿図 英和字彙』の編纂法
  第4章 初期英和辞典の編纂法と意味表示の歴史的展開
  第5章 19世紀イギリス辞書界と英和辞典
  第6章 オックスフォード系辞書と英和辞典
  第7章 パーマーとホーンビーの英和辞書編纂に対する貢献
  第8章 英語類語辞典ークラッブとグラハムの影響ー
  第9章 語学者としてのウェブスターと彼の編纂した辞書   第10章 ウェブスターのスペリングブック
  第11章 日本におけるウェブスター辞書の影響
  結章 明治の英和辞典とウェブスター及びジョンソン辞書
  英語辞書略年表
    出版社:辞游社(6,800円 豊島区南長崎2-6-9-103 Tel. 03-5982-1240 QYU01456@nifty.ne.jp) 




MY PUBLICATIONS



                                    Prof. Dr. Isamu HAYAKAWA

The following publications are written in Japanese except those mentioned at the end of each item.

[BOOKS]
1985.5 Contrastive Linguistics and English Teaching in Japan. Tokyo: San’yusha, 321pp.
1990.7 An Introduction to English Lexicography for High School Teachers. Tokyo: San’yusha, 202pp.
1990 A Contrastive Study of English and Japanese and its Application to the Teaching of English in Japan. MA Thesis Submitted to Pacific Lutheran University. [Written in English]
1997.3 Compiling Methodology of Early English-Japanese Dictionaries. Nagoya: Chubu-Nihon-Kyoiku-Bunkakai, 200pp. [Doctoral Thesis Submitted to Osaka University]
1998.1 Webster's Dictionaries and English-Japanese Dictionaries. Nagoya: Chubu-Nihon-Kyoiku-Bunkakai, 223pp.
1998.5 A Chronological List of English Dictionaries Published in Japan before 1945. Institute of the Studies of Human Environments, 116pp.
1999.3 An Introduction to Contrastive Linguistics. Kyoto: Est Publishing Company, 140pp. [Written in English]
1999.6 Mind and Communication. Eds. Takeichi, Watanabe and Hayakawa. Tokyo: Keso-Shobo, 328pp.
2001.3 Dynamism of Compiling Methodology of English Dictionaries Published in Japan. Tokyo: Jiyusha, 532pp.
2001.10 Methods of Plagiarism -A History of English-Japanese Lexicography-. Tokyo: Jiyusha, 344pp. [Written in English]
   1. The Objectives and Methods of This Research
   2. Lexicographical History and Dictionary Typology
   3. A Brief History of English Lexicography, Surveyed from the Viewpoint of 19th-Century Japan
   4. The Shift from Dutch to English
   5. The Problem of Word Selection in Early English-Japanese Dictionaries
   6. Compiling Methodology and an International Perspective in Early English-Japanese Lexicography
   7. The Historical Development of the Treatment of Meaning in English-Japanese Dictionaries
   8. The Historical Development of the Treatment of Pronunciation in English-Japanese Dictionaries
   9.The Historical Development of the Treatment of Grammatical and Usage Information in English-Japanese Dictionaries
     Conclusion: English-Japanese Dictionaries -Past, Present, and Future-
     Appendix: A Chronological List of English Dictionaries Relevant to English-Japanese Lexicography
2003.12 Japanese Words in English. Tokyo: Jiyusha, 485pp.
2004.12 A Comprehensive Catalogue of Webster’s Dictionaries. Tokyo: Jiyusha, 164pp.
2006.3 English Dictionaries in Japan and their Compilers. Yokohama: Shumpusha, 315pp.
2006.11 Japanese Words Borrowed into English. Yokohama: Shumpusha, pp. 188.

[REFERENCE BOOKS FOR JAPANESE SENIOR HIGH SCHOOL STUDENTS]
1982.5 An Easy Way to Master English Grammar. Tokyo: San'yusha, 347pp.
1985.1 New Avenue to High School English. Kyoto: Yamaguchi Publishing Company, 32pp.
1991.1 Core English Grammar. Tokyo: San’yusha, 103pp.
1991.1 Core English Grammar, Workbook. Tokyo: San'yusha, 45pp.

[PAPERS]
1976.3 “Problems and Analyses of Creating TEFL Materials,” Bulletin of the Senior High School Attached to Aichi University of Education, Vol. 3, pp. 135-139.
1977.3 “Preliminaries to Contrastive Linguistics of English and Japanese,” Bulletin of the Senior High School Attached to Aichi University of Education, Vol. 4, pp. 185-199. [Written in English]
1978.3 “Teaching Relationships between English Sounds and Spellings,” Bulletin of the Language Center Attached to Aichi University of Education, Vol. 2, pp. 59-75.
1978.3 “Improvement of a Deficient Vocabulary by Teaching Phonetic Symbols,” Bulletin of the Senior High School Attached to Aichi University of Education, Vol. 5.
1979.1 “How Can We Encourage Students in the English Class?” High School Education in Aichi, Vol.11.
1979.9 “Some Examples of Contrastive Studies of English and Japanese,” The New English Classroom, Tokyo: San'yusha, No. 120, pp. 13-15.
1980.12 “Language Activities in English Teaching,” Education, Tokyo: Kokudo-sha, No. 392, pp. 88-97.
1981.1 “Socio-Cultural Viewpoints on Teaching English in Japan,” The New English Classroom, No. 136, pp. 8-11.
1981.9 “Present Simple and Expanded Tenses,” in A New Method of Learning English Grammar. By Kurokawa, Osanai and Hayakawa. Tokyo: San’yusha, pp. 87-116.
1981.9 “On Sentence Patterns in English,” in A New Method of Learning English Grammar. Tokyo: San'yusha, pp. 232-256. 1981.9 “On Language and Speech,” in A New Method of Learning English Grammar. Tokyo: San'yusha, pp. 257-276.
1982.2 “English Grammar in English I,” The New English Classroom, No. 149, pp. 49-51.
1982.3 “How to Present Good Examples in the English Class,” Journal of the Association of English Teachers in Aichi Prefecture, No. 4, pp. 30-34.
1982.9 “From Classroom Activities to Communicative Activities,” in English Teaching for Tomorrow. Tokyo: San'yusha, pp. 151-163.
1982.9 “A Systematic Study of English Tenses and Aspects,” Bulletin of Nihon University of Welfare, Vol. 53, pp. 198-256.
1983.8 “A Contrastive Study of Japanese and English Passive Expressions,” in Foundations for the Construction of Educational English Grammar. Tokyo: San’yusha, pp. 172-227.
1985.1 “English Grammar as an Essential Cultural Component of Foreign Language Teaching,” The New English Classroom, No. 184, pp. 45-47.
1985.2 “English Grammar in Communicative English Teaching,” The New English Classroom, No. 185, pp. 43-45.
1985.3 “Basic Items in English Grammar and their Order,” The New English Classroom, No.186, pp. 37-39.
1986.3 “Appropriate Selection and Ordering of English Teaching Materials,” in Practical English Teaching, Vol. 20. Kairyudo: Tokyo, pp. 93-106. 1986.10 “Premodification by Present Participles,” Modern English Teaching, Tokyo: Kenkyusha, Vol. 23, No. 7, pp. 29-32.
1987.5 “Teaching How to Use English Dictionaries to High School Students,” Modern English Teaching, Vol. 24, No. 2, pp. 18-22.
1988.3 “Contrastive Analyses of English and Japanese in English Teaching,” in Courses for the New English Classroom, Vol. 9. Tokyo: San’yusha, pp. 137-148. 1988.3 “How to Resolve Student's Questions on English,” in Courses for the New English Classroom. Vol. 19. Tokyo: San'yusha, pp. 190-193.
1988.3 “The Usefulness of LDOCE in English Teaching,” in Courses for the New English Classroom, Vol. 19. Tokyo: San'yusha, pp. 232-235.
1988.7 “Problems in Making Contrastive Diagrams of Japanese and English Basic Words, Part I,” Modern English Teaching, Vol. 25, No. 4, pp. 48-50.
1988.8 “Problems in Making Contrastive Diagrams of Japanese and English Basic Words, Part II,” Modern English Teaching, Vol. 25, No. 5, pp. 48-50.
1991.2 “How to Use English-English Dictionaries,” Modern English Teaching, Vol. 27, No. 11, pp. 10-11.
1993.5 “An Archaeological Study of English-Japanese Dictionaries Based on Nuttall’s Desk Dictionary,” Journal of Historical Study of English Teaching in Japan, Vol. 8, pp. 123-140.
1993.6 “Innovative Illustrations in Two Dictionaries,” LEXICON, Tokyo: Kenkyusha, Vol. 23, pp. 27-41.
1993.10 “Dictionaries of English Synonyms in the Meiji Era,” Journal of Historical Society of English Studies in Japan, Vol. 26, pp. 149-158.
1994.3 “Premodification of Nouns by Present Participles in English,” Journal of Okazaki College of Foreign Studies, No. 1, pp. 157-176. [Written in English]
1994.6 “A Historical Study of Countable and Uncountable Labels in English Dictionaries,” Modern English Teaching, Vol. 31, No. 3, pp. 44-46.
1994.6 “The Historical Development of the Description of Meanings in English-Japanese Dictionaries,” LEXICON, Vol. 24, pp. 17-28.
1994.7 “Noah Webster, His True Self as a Philologist,” in Language and Education. Eds. Tange and Hayakawa. Nagoya: Cyubu-Nihon-Kyohiku-Bunkakai, pp. 244-259.
1994.10 “Two Unaccomplished English-Japanese Dictionaries in the Edo Period,” Journal of Historical Society of English Studies in Japan, Vol. 27, pp. 119-134.
1994.12 “Fumihiko Otsuki's Compilation of a Comprehensive English-Japanese Dictionary and his Japanese Dictionary Genkai,” Kokugo-Kokubun, Department of the Japanese Language and Literature, Kyoto University, Vol. 63, No. 12, pp. 1-13.
1995.2 “How to Make Various Use of English Dictionaries in English Teaching,” Modern English Teaching>, Vol. 31, No. 11, pp. 27-29.
1995.3 “The Entry Words in Johnson’s English Dictionary in Comparison with those in Picard's English-Dutch Dictionary,” Journal of Okazaki College of Foreign Studies, No. 2, pp. 1-23.
1995.3 “Eiwa-Jii, the First English-Japanese Dictionary Compiled in the Modern Way-,”
Bulletin of Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 19, pp. 13-29.
1995.7 “The Description of Etymology in English Learners’ Dictionaries,” Modern English Teaching, Vol. 32, No. 4, pp. 38-41.
1995.10 “Webster’s Dictionaries in the Cabinet Library,” Journal of Historical Society of English Studies in Japan, Vol. 28, pp. 73-87.
1996.3 “English Spelling Books Published around the Meiji Restoration,” Journal of Okazaki College of Foreign Studies, No. 3, pp. 1-20.
1996.12 “The Research on Antedatings of Japanese Words in OED2,” Language, Tokyo: Taishukan, Vol. 25, No. 12, pp. 103-108.
1997.3 “The Influence of Webster’s Dictionaries on the Compilation of English-Japanese Dictionaries in the Meiji Period,” Journal of Okazaki College of Foreign Studies, No. 4, pp. 1-20.
1997.6 “Antedatings of Japanese Loanwords in the OED2,” LEXICON, Vol. 27, pp. 138-151. [Written in English]
1998.3 “The Historical Development of H. E. Palmer's English Lexicography,” Journal of Institute for Human and Environmental Studies, Okazaki College of Foreign Studies, Vol. 1, pp. 47-63.
1998.7 “The Birth and Development of Lexicography in Japan,” Journal of Institute for Human and Environmental Studies, Okazaki College of Foreign Studies, Vol. 2, pp. 1-20.
1998.10 “A ‘Dictionary War’in the Middle of the Meiji Period,” Journal of Historical Society of English Studies in Japan, Vol. 31, pp. 85-96.
1999.3 “A Theoretical Foundation for a Contrastive Study of Japanese and English,” Journal of Okazaki College of Foreign Studies, No. 5, pp. 65-85.
1999.6 “Diagrammatic Representation of Four Categories of English Dictionaries,” LEXICON, Vol. 29, pp. 96-107. [Written in English]
1999.6 “The Indication of Pronunciation in English Dictionaries during the 18th and 19th Centuries, and its Influence on English-Japanese Lexicography,” Journal of Institute for Human and Environmental Studies, Okazaki College of Foreign Studies, Vol. 3, pp. 23-34. [Written in English]
1999.6 “Reconsideration of ‘User-friendliness’ in English Lexicography,” Journal of Okazaki College of Foreign Studies, No. 6, pp. 1-11. 2001.1 “The Emergence of Dictionaries in Britain and Japan,” Journal of Institute for Human and Environmental Studies, The University of Human Environments, Vol. 4, pp. 31-40. [Written in English]
2003.2 “The Expansion of the Word-list in English-Japanese Lexicography,” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 127, pp. 191-204.
2003.2 “Japanese Words in Kaempfer’s History of Japan,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 8, pp. 119-147.
2003.3 “A Chronological and Systematic Study of Webster’s Dictionaries,” Civilization 21, Association for International Communication, Aichi University, Vol. 10, pp. 19-32.
2003.4 “The Antedatings of Japanese Loanwords in English,” Japanese Linguistics, The National Institute for Japanese Language, Vol. 13, pp. 79-108.
2003.7   “Japanese Words in English,” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 128, pp. 1-22.
2003.7 “Japanese Words in Chamberlain's Things Japanese,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 9, pp. 141-163.
2003.8 “Webster's Dictionaries and Meiji Leaders,” FOCUS, Association of English Teachers, Aichi University, No. 17, pp. 63-74.
2004.1 “The Total Numbers of Entry Words in Webster’s Dictionaries,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 10, pp. 217-226.
2004.7 “Lexical Contacts between English and Japanese -Loan Translation and Loanblend-,” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 130, pp. 1-17.
2004.7 “Notes on Japanese Borrowings into English Part I,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 11, pp. 51-66.
2004.11 “On Teaching ‘Study Methods,’” Aichi University Journal of Economics, Vol. 166, pp. 445-455.
2005.1 “Notes on Japanese Borrowings into English Part II,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 12, pp. 97-112.
2005.2 “Johnson’s Abstracted Dictionary in the History of English Lexicography,” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 131, pp. 1-16.
2005.2 “Japanese Words in The Shorter Oxford English Dictionary,” Language and Mind, Department of Mental Environments, The University of Human Environments, Vol. 4, pp. 75-88. [Written in English]
2005.3 “Biographical Sketches of T. Koyasu and M. Shibata,” Bulletin of Community Research Institute, Aichi University, Vol. 50, pp. 61-66.
2005.5 “Contacts of Japanese Words with English,” FOCUS, Association of English Teachers, Aichi University, No. 18, pp. 1-32.
2005.7 “A Short History of the International Phonetic Alphabet in Japan,” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 132, pp. 1-19.
2005.7 “Assimilation of Japanese Words into English in 1990,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 13, pp. 1-22.
2005.7 “The Philosophy of Education in Japan,” Aichi University Journal of Economics, Vol. 168, pp. 1-11. [Written in English]
2005.10 “Etymologies of English Words Presumed to be Borrowed from Japanese,” Journal of Historical Society of English Studies in Japan, Vol. 38, pp. 71-82.
2005.11 “The Life of Dr. Hanji Kinoshita as a Social Scientist,” Aichi University Journal of Economics, Vol. 169, pp. 243-265.
2006.1 “A History of Japanese-English Dictionaries,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 14, pp. 1-20.
2006.1 “The New Approaches to English Language Education in the Faculty of Economics at Aichi University,” by K. Mikawa and I. Hayakawa, Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 14, pp. 39-54.
2006.2 “The Characteristics of English in Linguistic Typology and Information Structure (1),” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 133, pp. 1-20.
2006.3 “The Emergence of the Science of Phonetics -A Bibliography of Phonetics from 1750 to 1935-,” FOCUS, Association of English Teachers, Aichi University, No. 19, pp. 1-26.
2006.7 “A Chronology and Tradition of Webster’s Dictionaries,” Thinking about Language, Nagoya: Arm Publishing Company, Vol. 5, pp. 107-128.
2006.7 “English-Japanese Learners’ Lexicography in the 20th Century -H. E. Palmer’s Contribution to its Development-,” Language and Culture, Institute for Language Education, Aichi University, Vol. 15, pp. 21-35.
2006.7 “The Characteristics of English in Linguistic Typology and Information Structure (2),” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 134, pp. 1-16.
2006.7 “Japanese Translations on Economics in the Meiji Era (1),” Aichi University Journal of Economics, Vol. 170, pp. 87-128.
2006.10 “Intriguing Features of Eiwa-Jii,” Rising Generation, Tokyo: Kenkyusha, Vol. 152, No. 7, pp. 40-41.
2006.11 “Japanese Translations on Economics in the Meiji Era (2),” Aichi University Journal of Economics, Vol. 171, pp. 63-107.
2007.3 “Johnson’s Ideas of Compiling an English Dictionary in his Plan (1747),” Literary Symposium, the Literary Association, Aichi University, Vol. 135.

[DICTIONARIES]
1986 Obunsha's Sunrise Japanese-English Dictionary. Tokyo: Obunsha. [This contains some one hundred contrastive diagrams made by I. Hayakawa, which show the semantic differences between Japanese and English words.]
1996 New Anchor English-Japanese Dictionary. Tokyo: Gakken. [This dictionary is compiled on the contrastive principles. This has many cultural columns for Japanese students and a variety of diagrams, which are created to make the students understand English function words more easily. Columns and diagrams are made by I. Hayakawa.]
1997 Super Anchor English-Japanese Dictionary. Tokyo: Gakken. [I. Hayakawa is in charge of the descriptions of function words, which is the most difficult part in compiling learner’s dictionaries, and of cultural and contrastive columns for Japanese students who are not familiar with thing British and American.]