活動方針
早期から卒業研究を見据えた指導
卒業研究(以下、卒論)は、多くの大学生にとって、小学校から大学までの教育期間の中での集大成だと考えています。そのため、卒論は誰に読ませても恥ずかしくない文章で自分の考えをまとめたものになるべきだと考えています。しかし、現状としては、学部4年生になると就職活動が本格化して、卒論にゆっくりと時間をかけられないのが現状です。
そこで、アマゼミでは、早い段階から卒論を意識した文献研究や調査を実施し、就職活動の際に面接官に卒論の内容を聞かれても、ハッキリと答えられるように指導しています。
プレゼンスキル向上を意識して
人前で話す力、すなわち、プレゼンテーションスキルは練習により向上できる技術だと考えています。
これまでのゼミ活動として、先行研究を各自でまとめ、その内容を発表し、発表中の様子を映像に収めて、自身の発表の様子を振返り(ビデオ・セルフモデリング)、プレゼンテーションスキルの向上を目指した活動を行ってきました。過去の活動の中には、オープンキャンパスにおいて受験生の進学相談を行う、就職活動の体験談を1年生に紹介する、学術集会での発表など、人前で話す機会を多く設けて行ってきました。
チームで取り組む
卒論は、スポーツで例えるなら、個人競技だと考えています。
しかし、個人競技も1人だけで練習することは稀だと思います。やはり、個人競技でも仲間とともに励まし合い、切磋琢磨しながら競技力を向上させて行くように、卒論も同じく、卒論を作り上げるための企画・実行はゼミの仲間とともにチームで取り組むように指導しています。
また、2年次のゼミでは、主にチームビルディングについて体験的な授業で学んでいきます。
アマゼミの卒業論文タイトル
| 2025年度 優秀論文賞 | ●計画的行動理論に基づく大学生のセーフリスニング行動の検討 |
|---|---|
| 2025年度 | ●大学アスリートの傷害経験に対するレジリエンスの形成要因の研究ーーソーシャルサポートに着目してーー |
| 2024年度 優秀論文賞 | ●eスポーツにおける大学生のメンタルヘルスの変化 |
| 2024年度 | ●大学生の就職活動ストレスにおける関連要因の検討 |
| 2023年度 優秀論文賞 | ●Health Action Process Approachモデルに基づく大学生のレジスタンストレーニング行動の検討 |
| 2023年度 | ●共感疲労評価尺度の開発 |
| 2020年度 | ●大学生における果物摂取状況と心身の健康等の関連性の検討 |
| 2018年度 | ●大学生のシャイネスがコミュニケーション手段の選好に与える影響の検討 |
| 2017年度 | ●大学生の就職活動におけるメンタルヘルスの研究 |
| 2015年度 特別論文賞 | ●あがりとライフスキルの関連性の検討――大学生の日常生活場面に着目して―― |
| 2015年度 | ●スポーツマンガにおけるスポーツオノマトペ表現の量的調査 |
| 2014年度 | ●大学野球部員を対象とした“あがり”に関する研究――あがりに対するメンタルトレーニングの実施状況―― |
アマゼミ生の生の声
ゼミ生の無記名回答を抜粋しています。
| 2025年度卒 | 最初にバドミントン等を通して、チームビルディングを行ったことでみんなと仲良くなるきっかけとなって良かった。シャトルランはきつかった。ゼミが始まり論文を読んでレポートをまとめるのも最初の方はしんどくて、先生の指導についていくことに精一杯だった。卒論に関しては、尼崎先生の指導があったからこそ、大学生らしい研究を進めることができて、やりがいのあるゼミだった。 |
|---|---|
| 2025年度卒 | ゼミナール、卒業研究をしてくださりありがとうございました。卒業研究の時にコメントがややきつい言い方で怖かったです。忙しい中、私たちの添削をしてくださっていることを考えたらほんとにありがたいな思いました。実際にゼミ以外での添削もしてくださったので時間を作り、卒論を見ていただけたのはほんとに助かりました。 |
| 2025年度卒 | 正直なところ第一希望ではなかったですが、自分は尼崎ゼミで本当に良かったと感じています。卒業論文はとても大変でしたが、社会に出た時のことを考えると自分自身のためになったと思います。確かに辛かったことも多かったですが、学生一人一人に対して真摯に向き合ってくれたことはとても感じて嬉しかったです。自分の態度が悪かったこともありましたが、きちんと叱ってくれたこと、感謝しています。 これから社会人になる身ですが、ここでの経験をもとに社会人一年目奮闘したいと思います。 |
| 2025年度卒 | 真面目な人を伸ばそうとする姿勢がすごく感じた。しかしやる気がない方も見捨てることなく最後まで指導している姿が印象的だった。客観的にみて、1のがんばりを捨てず評価してくれる先生だったと考えている。 |
| 2024年度卒 | 最初はやる気がなく、卒論はコピペやchatGPTでいいと思っていました。実際に調査などしていくと、研究は意外にも面白いものだと感じました。また、卒論を通じて、自分で文章を書くことの面白さを感じ、最後の方は、ゼミのみんなが助けてくれたので、良いゼミだと思いました。 |
| 2024年度卒 | 調べ方等は教えてくれるが、基本自分で考え、調べることが多く、自分で学び行動することが重要な指導だった。大学の中だけではなく、今後を見すえた方針なのだと感じた。 |
| 2024年度卒 | 2年、3年次は論文だけでなく、バトミントンの活動もあり体を動かす良い機会になりました。 卒業研究では、必ず次にやってくることやアドバイスを多くしてくださり、方針を見失わずに研究を進めることができました。添削も丁寧で一つ一つに時間をかけてくださり良かったです。 |
| 2023年度卒 | 尼崎先生の指導は、1番厳しかったかもしれませんが、1番優しかったと思います。 2年間の関係性があるからこそ、厳しくされても、それが私達のためであるとわかっていたので、折れずにすみました。 なにより、ゼミの雰囲気をより良くしてくれたことに、感謝してます。 |
| 2023年度卒 | 初期は求められているレベルが高いと感じていたが、こなしていくごとに当たり前のレベルが上がり何事も苦ではなくなった。 2年、3年は課題が多いと感じることがあったが、そこで身につけた能力が卒論にいきた。 基本的に自分で考えて行動する時間が多かったので主体性が身についた。 |
| 2023年度卒 | 時に厳しいお言葉もありましたが、その分、終わったときの達成感は何にも代え難いものでした。先生からの卒論完成一歩手前のメールは正直泣きそうでした。頑張ってよかったです。 |
| 2023年度卒 | ハッキリと言ってくださったので、どのように対処すればいいのかがわかった。基本的に自分たちで考えて行動するゼミだったので主体的に行動する力が身についたと思う。大学生活で人前でプレゼンをすることはほとんどなかったが、ゼミの中で何回か自分で資料を作ってプレゼンをしたことは将来に向けての良い経験になったと思う。ゼミに入ってすぐから、他の方の論文に触れる機会が沢山あったおかげで、卒論をどのように書いていけばいいのかというイメージを持ちやすかったと思う。週一回のレポートのおかげで、パソコンで文字を打つことへの抵抗が無くなり、卒論に取り組むことが出来たと思う。チームで取り組むことが多かったので、最後の卒論の時にみんな協力することができたのだと思う。チームビルディングのための、バトミントンやトレーニング施設作りがとても大事な事だったんだと卒論をやっている時に気づいた。 |
| 2023年度卒 | 卒業研究は他のゼミに比べてアンケートや分析とたくさんやることがあって大変だなと思うこともあったけど、最後提出した時はやり切った感、達成感があってこのゼミに入ってしっかりと卒業論文を書けてよかったと思った。 初めの頃はゼミ全体でご飯に行ったり、ゼミ旅行も無くて他のゼミがいいなと思うこともあったが、最後飲みに行くことができたし、卒論指導でゼミ室に集まった時にたくさん話し方ができてとても楽しかったです。卒業後もみんなで集まりたいと思いました。 |
| 2023年度卒 | 厳しい指導の印象が強い。でも今となっては厳しい指導のおかげで卒論や人間としていいのもになった。 |
| 2023年度卒 | 厳しい意見も多かったですが、そのおかげで危機感が生まれやる気が起きました 褒めるところはしっかり褒めてくれました。 |
アマゼミへのよくある質問
Q&A
| Q.応募要件で、応募前に担当教員と面談するのは、なぜ? | A.ゼミは大学生活における学びの集大成であり、担当教員と学生が密に関わる場所です。応募前に直接対話の機会を設けるのは、以下の3つの「幸せなマッチング」を実現するためです。 |
|---|---|
| Q.心理学を履修していないけど、大丈夫? | A.過去のゼミ生で、心理学を履修している学生はほとんどいませんでした。自助努力も必要ですが、ゼミではゼロから健康心理学やスポーツ心理学で用いられている、いわゆる心理学の研究法論などを解説しています。 |
| Q.数学が苦手ですが、大丈夫? | A.心理学領域では、量的研究をする際に心理統計を用い、数学的な思考が必要になります。本来であれば、数式から統計手法を学ぶ必要がありますが、数学が苦手な学生が多いので、ゼミ内では数式を極力用いずに心理統計を説明しています。 |
| Q.ゼミ合宿・旅行はありますか? | A.これまで、ゼミ合宿・旅行をオフィシャルなゼミ活動として行っていません。ゼミ生だけで自主的にゼミ旅行が行われる事があったり、アマザキが参加する学術集会に一緒に参加したゼミ生が複数います。今後の予定としては、アマゼミ単独でのゼミ合宿は人数が少ないので開催することは難しいと思われるので、他大学と合同でゼミ合宿を行う事があるかもしれません。 |
| Q.ゼミ生同士で飲み会などのイベントはありますか? | A.ゼミ生同士の飲み会などのイベントは担当教員は把握していません。卒業年次にゼミ生同士で卒業旅行に出かける年度もありました。担当教員と飲み会をする可能性はゼロに近いかもしれません。 |
| Q.課題の量は多いですか? | A.課題が多いとの評判が過去にありましたが、現在は、課題の量の見直しをしています。勉強は、スポーツの練習と同じで、ある程度は量をこなさないとパフォーマンスの向上に結びつかないと思っています。そのため、ゼミ生のパフォーマンスの向上のために必要な量の課題をこなしてもらおうと思っています。 |
| Q.就職活動の支援等は行いますか? | A.ゼミナール個別の特別な支援(就職先の斡旋)はありません。基本的に大学のキャリア支援課が行っているセミナー等の利用を進める程度としています。 |
| Q.選考時のGPAのボーダーライン等はありますか? | A.GPAのボーダーラインはありません。GPAの高い順に決まります。 |
| Q.ゼミナールの男女比は? | A.本学部の女性の比率が少ないこともあり、アマゼミは女性が少数です。最も多い年度でも、3名でした。 |
| Q.キビシイですか? | A.厳しさの基準は個人で異なるため、明確な判断はできません。必修科目のゼミですので、なるべく楽をしたいと考える学生もいるかも知れませんが、厳しさを判断基準でゼミを選ばずに、自分の興味関心を判断基準にゼミ選択をしてほしいと切に願っています。 |
| Q.グループワーク中心ですか? それとも個人での発表が多いですか? | A.2年次秋学期は、同学年のゼミ生を1つのチームと見なし、チームビルディングを醸成するためのグループワークが中心となります。3年次から個人の発表を中心とした活動が行われます。 |
| Q.統計学の知識が全くなくても、ゼロから教えていただけますか? | A.担当教員は統計学の専門家ではないので、統計学の基礎から教えることはしていません。健康・スポーツ心理学領域で使われている統計的な分析手法については簡単なレクチャーがありますが、基本的な学びはご自身で行って頂く必要があります。 |
| Q.このゼミの出身者は、どのような業界に就職することが多いですか? | A.卒業生全員の進路を完全に把握しているわけではありませんが、非常に多岐にわたるのが特徴です。 |
| Q.卒業された先輩方と、今でも交流をお持ちでしょうか? また、在学生が卒業生の方からお話を伺えるような機会はありますか? | A.卒業生全員の進路をリストにして管理しているわけではありませんが、教え子たちが折に触れて研究室を訪ねてきてくれます。 |
| Q.このゼミで何が身につきますか? | A.アマゼミでは、客観的なデータという根拠を用いて「論理的に人を動かすための考え方」を養うことを指導の大きな方針としています。感覚や思い込みに頼るのではなく、心理学的なモデルや統計解析を駆使して「なぜ人はその行動をとるのか」を科学的に分析するプロセスを重視しており、こうした経験はあらゆる業界で求められる説得力の土台になると考えています。また、正解のない問いに対して粘り強く調査を設計し、卒業論文という一つの形に結実させる過程を通じて、社会人として重要な「課題を完遂しようとする姿勢」を育むことを目指しています。さらに、多様な意見を持つ仲間との議論を繰り返す中で対話の重要性を学び、組織の中で信頼を築くための確かな人間力を磨いてほしいと願っています。 |