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 所長あいさつ

  

多様性と伝統をいかして 

 本研究所は、2015年に設立された、比較的新しい研究所です。人文科学、社会科学の分野の研究員の活動に基づく研究および発表を行い、設立以来、その成果を、『文学論叢』、プロジェクト・研究会や、シンポジウム・ワークショップ等の報告書という形で、公表し、実績を積み重ねていっています。
 本研究所の特色の一つとして、研究員の研究対象の範囲の多様性が挙げられます。人文社会学系の研究は多様であり、所員は、文学、言語学、歴史・地理学、社会学、心理学、哲学をはじめとした様々な分野の研究に従事しています。そこから生まれた、本研究所の研究成果も、実に多様な領域のものとなっており、こうした、多様な魅力あふれる諸成果を社会に還元することができることが、本研究所の強みとなっています。また、それとともに、多様な研究分野間の垣根を超えて、相互連携を図っていく試みに基づく発表も展開されています。多様性は、強みではあるものの、研究所としての統一性を持った活力を維持していくためにも、様々な領域の研究者が相互に刺激を与えていくような試みが、おそらくは、今後ますます重要になっていくように思われます。
 初めに述べましたように本研究所は比較的新しい研究所であるのですが、一方で、本研究所は、2015年以前まで65年ほどの長きにわたって存続した「愛知大学文学会」を母体として、それを改組して組織されたものであり、その意味では、確固とした伝統的基盤を有しています。今後も、伝統的基盤の上に、よきものを生かし、次の時代への展望を切り開くべく、より良好な、所員間の連携を深めていきたいと思います。


                                         所長 伊集院 利明

 

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