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金壇・華羅庚記念館 (1990年10月) ↓below

段玉裁(1735-1815)の故郷である金壇には行かないのかと言われて、初秋に出かけました。フットワークが軽いというわけでもありません。

金壇は常州からバスでほどなく到着しました。段玉裁記念館に行き、華羅庚(1910-1985)という数学者の記念館も案内していただきました。高郵より金壇の方が賑やかな印象でした。
揚州・痩西湖公園・白塔 (1990年7月)

痩西湖は杭州・西湖より小さい意で、この白塔は北京・北海公園に倣ったとか。
セビア色の風景 ○ 鎮江・揚州・高郵・常州・金壇 1990年
揚州・船着場跡 (1990年7月)

清朝皇帝の南巡時のものと記憶しています。
江蘇省、夏の鎮江・揚州・高郵、そして秋の常州・金壇の風景を数コマ。揚州は2回目でしたが、その他の地は初訪中ではあまり行かないところで、特に高郵や金壇は専攻の関係で訪れました。それ以降行く機会もなく時は流れ、フィルムに情景が残されています。

(参考) 『中国・江南地方 上海周辺、水郷地帯の美しき町々』(文・時田慎也、写真・岩間幸司、「旅名人」・編集部・編、日経BP社、2001年)の第3章「大運河と長江」は揚州・鎮江・高郵です。高郵については郵駅博物館と双黄鴨蛋が載っています。110-114頁参照。高郵のアヒルのたまご、特に塩漬けは有名ですが、郵駅博物館は見学したことがありません。

高郵 (1990年7月)  

留学中の研究テーマが「王念孫の古音学」であったので、王念孫(1744-1832)の故郷に行くことをすすめられて、やっと行く決心をしたのはよかったのですが、夏休みになってから旅行をしたら暑いこと。


高郵まで鎮江・揚州経由で行きました。王氏記念館(王氏とは王念孫と息子の引之)の写真は人物写真につき非公開。文遊台にも案内していただいたのですが、フィルムがエラーになってしまいました。高郵から南京までノンストップ・バスで4時間。  
              *写真は高郵の街角

(参考)拙稿「論研究〈王念孫的古音学〉上的文献資料――1990年的研究与2002年的補遺」〈中文〉(台湾・中山大学, 『第七届清代学術研討会論文集』、2002年)
鎮江・金山寺 (1990年7月)

鎮江から揚州に行くバスは、途中フェリーで長江を渡りました。

北宋の蘇東坡(1036-1101)に「遊金山寺」という詩があります。このお寺は由緒ある古刹です。
常州・艤舟亭公園 (1990年10月)

蘇東坡(1036-1101)がしばしば舟を停泊した場所。蘇氏は常州で病に倒れました。この写真は公園の入り口です。



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Last udated: 2021/1/28
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