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Last updated 2021/1/28



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    西湖  (1990年2月)


何も写っていないような写真のようで、かえってフィルムに傷が目立ちましたが、スキャナとその修正ソフトによってよみがえりました。ちょっと空の色が明るい感じもします。

  当ホームページ「蘭雪書屋」は蘇州拙政園の蘭雪堂と偶然名前が似てしまいましたが、中国の中でも蘇州は好きなところです。そして、「上有天堂、下有蘇杭」と言われるように杭州も風光明媚なところであり、中国のあちらこちらに行った中で一番のお気に入り。学部1年次中国語テキストの第4課が「西湖」であったのも何かの因縁です。(それから実は蘭よりもバラの方が好みです。)
留学中上海で5ヶ月真面目に勉強し、数日間一時帰国した後、確か新学期が始まる前の2月上旬、自分で切符を買って杭州・紹興・寧波に行きました。当時の手帳を見ますと、学校から旅行の補助金が少しだけ出ていたようで、それで旅行する決心をしたのかも知れません(新学期開始は2月19日)。霧の杭州、雨の紹興、大慌ての寧波…… 天候には恵まれず、寧波で切符を買い間違えて慌てて駅で買いなおしたり。でも、霧に包まれた西湖は美しく、写真がただ白く見えるだけなのは残念です。

 


         

   西湖 (1990年2月) 

滞在期間も短いし、霧では遠くが見えず残念と当時は思ったようですが、その年の春に再訪した時は確か霧の風景の方がよかったと感じた記憶があります。後に夏に2回どちらも団体で訪れ、雨と晴れの風景を堪能。但し、第一印象はずっと持続するようです。


 

   六和塔 (1990年2月) ↓below

銭塘江のほとりにたたずむ六和塔。

杭州市内はすぺてバス移動。六和塔までよくたどり着いたと今よりも若かった自分に感心。








   文瀾閣 (1990年2月) 

四庫全書に関する重要な場所ですが、この時は外観を見たのみです。
フィルムの状態が悪くて、これ以上大きくできませんが、屋根には雪が見えます