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   瑞 雪     (2008年度海外研修 原題 18.瑞雪)  


       2月17日と18日(2009年)
北大の雪景色

雪が降るとうれしいという年でもないが、古風な建物の多い北大キャンパスは雪の日だからこそ散歩してみたくなるような魅力がある。そして、言い訳がましいが、本ホームページの名前に偶然「雪」が含まれていることもあり、雪の風景の写真を掲げることにした。
左側の建物は北京大学校史館。手前の池は氷が融け始めていたが、そこに雪が降っているところ。
 


 
京華時報』や『新京報』といった新聞は天気予報に1ページあてている。1ページは日本の新聞の半分程度の大きさであるが、天気に関する情報が非常に詳しいし、予報通りのことが多い。そして、中国人もお天気の話をする。当たり前のことに気づいたのは数年前。北京に来てから、今日の最高気温は何度という世間話も何度か聞いた。私も最高気温、最低気温には注意していて、手帳にも記し、服装の調節をしたり、図書館その他に出かける日を決めている。2月12日、人口雨で雨が降り、それが110日振りの降水であるということだった。去年の12月小雪がちらついていた日もあったが、それは降水量には入らないらしい。そして、2月17日の朝外に外に出てみると、雪が降っていた。
     


   北京では天気予報がよくあたる。雨の降らない乾燥した気候で、寒波が北京よりも北からやって来るにも時間がかかるのかも知れない。日本にいると、いつ雨が降るのか、今日は傘を持って出かけなくていいのか、そんなことに気を使っていたような気がする。
(左)第二体育館 手前は地熱温泉の碑 (中央)中文系 奥の建物は図書館 (左)北閣
 

             


      立春から雨水まで
2月4日 立春 気温の上昇により、市内の天然スケート場はこの日から停止。
2月9日 元宵節の日、国家図書館に咲く蝋梅(左の写真)。この週は最高気温16度まで上がったときがあった。:なお、元宵節は旧暦一月の十五日、月は満月であることを認識した。
2月12日 久し振りの雨。
2月15日の中央電視台のニュースで杭州の梅の花を見たが、北京では梅の花は咲いていない。
2月17日 瑞雪
2月18日 二十四節気の雨水。この日も雪。

「三寒四温」というのは中国語でないのを知ったのも数年前。中国語では「乍暖還寒」(zha4 nuan3 hai3 han2 暖かくなったと思ったら寒くなる)と言う。三日四日という短い周期ではなくて、もっとゆったりとした周期で天気が変化しているような感じが私にはする。 そして、マイナス7度からプラス16度まで上下するように寒暖の差も激しい。
 


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