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紅 葉   (2008年度在外研修 原題・15装い)



10月上旬 北海公園
装いとは服装のことでもあり、季節の風景のことでもある。

10月上旬、国家図書館古籍館に行ったおり、昼休みに隣の北海公園で休んでいたら、黄葉を見かけた。(左の写真参照)それから黄葉を見るたび、それが冬の訪れを知らせる「注意信号」のように思えてきた。


11月日本から送って来たウールのコートを着ていたが、そのうちそれでも寒さを感じた。ついにダウン・ジャケットなるものを購入した。北京の人にお勧めによると、これにセーターがいいそうである。靴も防寒用のを買った。日系の某店に行くと、洋服も靴もサイズに困ることなく、容易に入手できる。手袋も薄手ではしない方がましで、厚地のものを購入した。

部屋の中は暖房が適度に効いていて、外に出ると寒いので調整が大変である。12月になると暖房がないと寒いと聞いていたがその通りで、4日は最高気温2度、最低気温-7度で冷たい風の吹き荒れる日だった。次の日は最高気温-2度、最低気温-10度であったが、用事で外に出ないわけにはいかない。毎日こういう日ばかりではないが、島国育ちの私に大陸の北方の冬は試練を与えてくれる。


   10月中旬  清華大学にて 
スイカズラ(金銀木)の実は9月下旬、国家図書館で見かけた。そのうち気をつけて見ていると、北大でも実っていたし、バスから見える背の低い街路樹にも赤い実が実っていた。
  10月下旬 朝の北京大学
銀杏は気温の低下に敏感な樹木ではないかと思った。この頃、白樺やポプラはまだ緑であった。ポプラは12月初めあたり、緑のまま大量に落葉していた。 
 


  11月上旬  香山
やっと出かける気になった時には、紅葉は終わりかけ、銀杏が黄金色に輝き、スイカズラの実が赤く色づいていた。
 
  11月中旬  玉淵潭公園
桜の名所に出かけたのは、染井吉野の葉が散っている時だった。北大西門そばからバスで一本、この日は土曜日でのんびりと往復ともバスに乗った。写真に見える塔はテレビ塔。 
 





 


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