主な研究テーマ 『説文解字』と清代古音学に関する研究


1. 論 文(単著)

1)昭和59年(1984)4月30日 研究論文「江永の古韻分部と諧声符」(お茶の水女子大学中国文学会,『お茶の水女子大学中国文学会報』, 第3号)

頁 行

 誤

 正

115  23

(入声第1)

(入声第1)

116 4

『説文解字音均表』十五巻

『説文解字音均表』十七巻


2)昭和61年(1986)10月10日 研究論文「段玉裁古音第十五部の押韻字と諧声符」(中国語学会, 『中国語学』,第233号)

3)昭和62年(1987)4月25日 研究論文「段玉裁「古十七部諧声表」第十五部の諧声符 ――配列の原則を中心として--」(お茶の水女子大学中国文学会,『お茶の水女子大学中国文学会報』,第6号)

4)昭和63年(1988)10月20日 研究論文「諧声符配列法の原型とその変型」(中国語学会,『中国語学』, 第235号)

5)平成2年(1990)6月1日 研究論文「『広韻」「集韻』の韻目の異同について」(好文出版, 中国語学研究『開篇』, 第7号)

5)の翻訳・平成4年(1992)7月 尉遅治平訳「論『広韻』『集韻』韻目之差異」〈中文〉(中国音韻学研究会, 『音韻学研究通訊』, 第16期)           

6)平成4年(1992)7月31日 研究論文「陳奐『説文部目分韻』考」(東方学会, 『東方学』, 第84輯)

7)平成5年(1993)4月24日 研究ノート「李燾『説文解字五音韻譜』標目の韻目」(『お茶の水女子大学中国文学会報』, 第12号)

8)平成6年(1994)6月 研究ノート「論古音学与諧声表」〈中文〉(中国・華中理工大学中国語言研究所『語言研究』一九九四年増刊)

9)平成8年(1996)4月20日 研究論文「江沅『説文釈例・釈音例』の初声について ―『説文解字音均表』との比較を中心にして」(『お茶の水女子大学中国文学会報』, 第15号)

10)平成9年(1997)3月 研究論文「江沅『説文釈例・釈音例』の初声の配列 ―『説文解字音均表』への発展』(『お茶の水女子大学人文科学紀要』, 第50号)

11)平成10年(1998)4月25日  研究論文「江沅『説文解字音均表』から見る段玉裁の増加字と諧声符」(『お茶の水女子大学中国文学会報』, 第17号)

12)平成10年(1998)6月7日 研究ノート「中国語音声学教学札記」 (好文出版, 中国語学研究『開篇』,第17号)

13)平成10年(1998)11月 30日  研究論文「江沅『説文解字音均表』における増加字と諧声符 」(東京外国語大学中国言語文化研究会, 『中国言語文化論叢』, 第2輯)

頁 行

 誤

 正

143 要旨 2

段玉裁(1735-1805)

段玉裁(1735-1815)


14)平成11年(1999)12月25日 研究論文「顧炎武『古音表』の入声韻分割と諧声符」(愛知大学文学会, 『文学論叢』, 第120輯)

15)平成12年(2000)8月 研究論文「論顧炎武『古音表』的離析入声韻和『広韻』小韻首字」〈中文〉(中国音韻学研究会・徐州師範大学語言研究所編, 香港文化教育出版社, 『中国音韻学研究会第十一届学術討論会・漢語音韻学第六届国際学術研討会論文集』)

16)平成13年(2001)4月28日 研究論文「論江沅『説文解字音均表』和諧声符 ――以第9部(東・冬)的最後部分為主――」〈中文〉(『お茶の水女子大学中国文学会報』, 第20号)

頁 行

 誤

 正

424 17

由于论术的需要

由于论述的需要

 
17)平成14年(2002)2月20日 研究論文「論江沅元『説文解字音均表』第4部最後部分的諧声符」〈中文〉(愛知大学文学会, 『文学論叢』, 第125輯)

頁 行

 誤

 正

260 13


18)平成14年(2002)6月 研究論文「論研究〈王念孫的古音学〉上的文献資料――1990年的研究与2002年的補遺」〈中文〉(台湾・中山大学, 『第七届清代学術研討会論文集』 )

19)平成15年(2003)年7月20日 研究論文「顧炎武『唐韻正』における入声韻分割と『広韻』」(愛知大学文学会, 『文学論叢』, 第125輯)

20)平成16(2004)年4月 研究論文「論胡重『説文字原韻表』和陳奐『説文部目分韻』」〈中文〉(『第十五届中国文字学国際学術研討会論文集』, 輔仁大学中国文学系・中国文字学会)

21)平成17年(2005)4月23日 研究論文「狩谷棭斎『説文検字篇』所載の字書」,(『お茶の水女子大学中国文学会報』, 第24号)

22)平成18年(2006)7月20日 研究論文「顧炎武『音学五書』訪書記」(愛知大学文学会, 『文学論叢』, 第134輯)

23)平成20年(2008)2月 研究論文「顧炎武『唐韻正』に見える諧声符と『説文』『広韻』 ――平声支韻を中心に――」(愛知大学文学会, 『文学論叢』, 第137輯)

24)平成22年(2010)7月 研究論文「黄以愚『声訓緯纂』稿本抄本と古韻分部」(愛知大学文学会, 『文学論叢』, 第142輯)

25)平成23年(2011)1月 研究論文(研究動向)「顧炎武古音学研究在日本」(中文)(龍荘偉・曹広順・張玉来(主編)『漢語的歴史探討-慶祝楊耐思先生八十寿誕学術論文集』,中華書局)

26)平成24年(2012)2月 研究論文「国家図書館蔵の黄以愚『重訂諧声表』の古韻分部」(愛知大学文学会, 『文学論叢』, 第145輯)

27)平成25年(2013)10月 研究論文「古音学与江沅『説文解字音均表』」(葉宝奎・李無未(主編)『黄典誠教授百年誕辰紀念文集』,厦門大学出版社)

28)平成27年(2015)5月 研究論文(学界動向)「漢語音韻研究在日本(2011-2012年)」(中文)(四川師範大学漢語研究所『語言歴史論叢』,第8輯)

29)平成28年(2016)3月 研究論文「江沅『説文解字音均表』の成書と刊行」(愛知大学人文社会学研究所『文学論叢』,第153輯)

頁 行

 誤

 正

28 10

子がなく

息子がなく


30)平成28年(2016) 6月  研究論文「黄以愚与『広諧声表』的古韻分部」(中文)(北京大学中国語言学研究中心『語言学論叢』,第53輯

31)令和元年(2019)7月 研究論文「江沅『説文解字音均表』の続経解本と清稿本における諧声符の配列 -蘇州図書館蔵本を新たな資料として-」(愛知大学語学教育研究室『言語と文化』,第41号)

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 誤

 正

68 17

図書蔵

図書館蔵


32)令和3年(2021)1月 研究論文「段玉裁と江沅及び江沅の親族 ――江沅『説文解字音均表』研究のために」(愛知大学語学教育研究室『言語と文化』,第44号)  

頁 行

 誤

 正

58  10

江沅の娘である。

江沅の娘を娶った。

66  16

補遺

彙編


33)令和3年(2021) 「江沅『説文解字説』(南京図書館藏)与『説文解字音均表』卷首」(中文)(『語苑探賾  慶祝唐作藩教授九秩華誕文集』、商務印書館)

34)令和5年(2023年)1月「段玉裁「古十七部諧声表」と江沅『説文釈例・釈音例』」(愛知大学語学教育研究室『言語と文化』,第47号)


2.翻訳 (単著)
1)平成18年(2006)年1月 周斌武著「清代古音学」(愛知大学語学教育研究室紀要, 『言語と文化』, 第14号)



3.その他 

(1)紹介・書評 ほか(単著)

1)昭和63年(1988)12月24日 紹介「陳復華・何九盈両先生の『古韻通暁』をめぐって」(好文出版, 中国語学研究『開篇』, 第6号)

2)平成元年(1989)10月5日 書評「何九盈著『古漢語音韻学述要』」(東方書店,『東方』, 第103号)

3)平成4年(1992)4月23日 紹介「“紀念王力先生九十誕辰語言学研討会”見聞記」(中国語学研究『開篇』, 第9号) 

4)平成5年(1993)6月5日 書評「北大と復旦の本 ――『紀念王力先生九十誕辰文集』と『中国歴代語言学家評伝』」(『東方』,第147号)

5)平成11年(1999)12月30日 編集後記「周斌武『清代古韻学』編印説明」<中文> (中国語学研究『開篇』, 第19号)

6)平成12年(2000)2月25日 紹介「中国音韻学研究会学術討論会への4回目の参加」(東京外国語大学中国語研究室内中国俗文学研究会,『中国俗文学研究』第16号)

7)平成19年(2007)12月 紹介「唐作藩教授与学術研討会」(『語苑擷英(二) ―慶祝唐作藩教授八十華誕学術論文集』,中国大百科全書出版社)

8)平成24年(2012)学界展望「学界展望・中国語学・2011年度・音韻文字訓詁」(『日本中国学会報』,第 64集)  

9)平成25年(2013)学界展望「学界展望・中国語学・2012年度・音韻文字訓詁」(『日本中国学会報』,第 65集)  

10)平成27年(2015)3月 論学「陳新雄教授与古音学研究」(『陳新雄教授八秩誕辰紀念論文集』,万巻楼)

11)平成27年(2015)12月 学会報告記「紀念陳新雄教授八秩誕辰学術論文発表会に参加して」(中国語学研究『開篇』,Vol.34)

12)平成27年(2015)12月 その他「こだわりの中国・香港・台湾映画」(愛知大学語学教育研室『Lingua』,Vol.7)

13)平成29年(2017)10月 学界展望「学界展望・中国語学・2016度・音韻」(『日本中国学会報』,第69集)

14)平成30(2018)年7月 紹介「蘇州・寒山寺と浜松・舘山寺  ―張継「楓橋夜泊」の詩碑  」( 『Lingua』,愛知大学語学教育研究室、No.12) 

15)令和2年(2020)10月 紹介「海の向こうで古籍閲覧」( 『トンシュエ』,第60号)

16)令和3年(2021)3月 紹介「中国語の授業をオンラインで実施して」愛知大学豊橋語学教育研究室(『ランカフェだより』,オンライン特別号〈第31号〉)


(2)辞書等の編纂への参加  (共著)

1)昭和62年(1987)頼惟勤監修・説文会編『中国語音韻研究文献目録』, 汲古書院。その編纂に参加。

2)平成6年(1994)香坂順一・大東文化大学中国語大辞典編纂室編 『中国語大辞典』, 角川書店。その編纂に協力。



4.著 書(共著)
1)昭和59年(1984)3月31日 金丸邦三編(共著)『中国古典戯曲辞書総合索引』(東京外国語大学発行・昭和58年度大学教育方法等改善プロジェクト刊行資料)     

2)平成3年(1991)2月 説文会編(共著) 『加番説文解字』(お茶の水女子大学中国文学研究室内説文会発行)

3)平成6年(1994)8月8日 説文会編(共著『江沅説文解字音均表攷正』(お茶の水女子大学中国文学研究室内説文会発行
 


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