学習法(2018年度春学期)

1. 授業のテーマ・目標
 次のことを目標とし,少人数の演習形式で取り組みます。
 @説明力、発表力、問題解決能力等を含むコミュニケーション能力を身につける(自己紹介、種々の題材による意見交換やスピーチ、ディス カッション、教員との面談など)。
 A豊かな日本語表現力を自分のものとするためにその基礎を学習する(読むこと・書くことのタスクや、敬語学習、作文学習など)。
 B大学生活になじみ,「学ぶ」ということの足場を築く。そのために,自学自習,あるいは,自律学習のできる環境を身近なものにする(図 書館利用ガイド,英語・国語e-learning指導、諸施設・センター活用法)。
 C次年度の「研究法」や専門教育への導入・展開の基礎力をつける(要約・引用、文献収集、レポート作成などのタスク、数学的思考力への 興味づけなど)
 D柔軟な思考や責任ある態度を身につけるとともに,キャリア構築に向けての一歩を踏み出す(学生の集い企画,資格・キャリアプランニン グなど)

2.授業の形態
 ゼミ形式

3.授業内容・スケジュール
<春学期>
<第1講>「学習法」で学んでほしいこと (合同授業)
<第2講>自分を的確に伝える自己紹介
<第3講>「聞くこと・話すこと」の意味
<第4講>「読むこと・書くこと」の意味
<第5講>図書館利用ガイダンス
<第6講>「書くこと」のトレーニング(1)メモ書きのポイントと企画書作り
<第7講>キャンパス施設と活用
<第8講>英語e-learning学習の手引き
<第9講>1年次のキャリアプラン
<第10講>「書くこと」のトレーニング(2)文章作成のポイント
<第11講>「書くこと」のトレーニング(3)表記の基準・原稿用紙の書き方
<第12講>キャリアプランの構築・資格紹介
<第13講>「書くこと」のトレーニング(4)キャリアプランの作成
<第14講>コース別学生の集い(学生企画)
 

<秋学期>
<第15講>敬語法
                <第16講>国語e-learning学習の手引き
<第17講>「書くこと」のトレーニング(5)アカデミックな文章・要約文の書き方
<第18講>愛大の歴史散歩(「東亜同文書院」を中心に)
<第19講>ユーモアからみた英語の世界
<第20講>数学の意義と活用
<第21講>「書くこと」のトレーニング(7)手紙・メールの書き方
<第22講>「書くこと」のトレーニング(8)文献の収集・引用の仕方
<第23講>「書くこと」のトレーニング(9)レポートの書き方
<第24講>スピーチの役割
<第25講>意見のスピーチ
<第26講>提案のスピーチ
<第27講>ディスカッションの技術と方法
<第28講>次年度「研究法」に向けて(合同授業)
 

評 価:おもに出席、授業態度、作文・感想文の提出等による総合評価。
その他:大学は、高校までの暗記重視の学習を学問(研究)へと転換し、学んだことを活かして問題発見と解決のための能力を身につけていく場所です。その「礎」を築くためにこの少人数演習科目の時間を設定しています。一人ひとり主体的に学び、積極的にクラスメートや担任教員と意見を交わし有意義な1年としてください。