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質問の回答です。
第1節
メリットは、オイルマネーや外貨準備が潤沢にあること
デメリットは、投資方針や運用実績などの透明性、運用に失敗すると実質的に債務が増え、国民負担に直結してしまうこと
資源系ファンド
・中国 CIC
・オーストラリア FFMA
・韓国 KIC
・台湾 NDF
非資源系ファンド
・アメリカ APFC
・サウジアラビア Various
・ノルウェー GPF
・ロシア SFRF
第2節
P24に原油価格高騰は供給面から見て「ロシア・ベネズエラなどの産油国の
個
別事情」が原因とあります。ロシアの個別事情を教えてください。
ロシアのユコス問題
ユコス社は原油生産から精製、販売までを行う石油企業で、世界の原油生産量
の
うち約2%のシェアを持ち、埋蔵量規模でもロシアで第2位を誇る巨大企業であ
る。2004年7月このユコス社に対し、過去の脱税による34億ドルもの巨額の追徴
課税が課せられ、ロシア最高検察庁によりユコス株式40%が差し押さえられ、
銀
行口座の凍結、子会社等のユコス社関連株式の差し押さえが行われた。これに
よ
りユコス社は経営の危機にあり、またこの事件が長期化していることよりユコ
ス
問題はさらに供給不安懸念材料となった。
原油価格の上昇により様々な影響が出たと考えられますが、具体的にどのよう
な
影響が出たとされていますか。
広東省では、ガソリンやディーゼル油を10-20トン単位で購入する際には、届
出
が必要になった。また、一部のガソリンスタンドでは、1車輌につき、1回50元
分
までしか購入できないという規定も作成されている。
日本国内の企業においては、原材料の価格上昇に伴う収支の悪化がある。
第3節
P29③ー③
先進国経済シュアが低下し、成長率の高い途上国シュアが増加した結果、今後先
進国が世界経済で活躍していくために先進国・途上国の定義を見直す必要がある
と思いますが、先進国の今後の対策としては何かありますか?
答え:(1) 低炭素社会への加速
環境問題への対応は、21世紀における経済社会発展の「コスト」から「原動力
」
に大きく転換した。
(2) みんなが使える先進IT
IT(情報技術)が、経済の生産性・効率性を引き上げ、企業や国民の利便性を
高めることは、疑う余地がない。
(3) 災害から国民を守る公共インフラ
4) 頼れる医療・介護・育児
社会保障については、これまで主として、受益と負担のバランスという財政問
題から、雇用増大が、内需拡大に資することが予想されるなどの対策があります
。
3-3の最後に08年のGDPが予想されていますが、実際の数値はどうなっ
たか今の時点でわかれば教えてください。
答え:国際通貨基金による、単位は10億US$。
1 アメリカ合衆国
14,264.60
2 日本
4,923.76
3 中華人民共和国
4,401.61
4 ドイツ
3,667.51
5 フランス
2,865.74
6 イギリス
2,674.09
7 イタリア
2,313.89
8 ロシア
1,676.59
9 スペイン
1,611.77
10 ブラジル
1,572.84
11 カナダ
1,510.96
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