開講年度学期
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2022年度 1期 |
開講年次
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2 |
曜日時限
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金曜3限 |
教室
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K302教室 |
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授業名(Course title)
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金融市場論 (Financial and Securities Markets) |
担当教員(Teacher’s name)
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栗原 裕(KURIHARA Yutaka) |
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授業概要(主要テーマ)、学習目標並びに準備学習の内容
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わたくしたちの生活に、金融は不可欠なものになっています。正確な金融の知識を利活用する必要性は一層増しています。この授業では、金融の役割、金融市場、金融機関、金融商品、金融政策等を扱いますが、それらの学びをもとに、安心で豊かな生活を送るスキルを身につけてください。最近の日本経済や世界経済の動向の理解にも役立つはずです。金融機関へ就職する人もいるでしょう。 学習目標 1) 金融・金融市場に関する知識、基礎的な考え方や理論を修得し、それらについて説明することができる。 2) 上記に関わる経済現象が理論的に説明できる。 準備学習の内容 先回までの授業の復習(質問してください)、発展的な学びと、次回の授業に関する教科書の該当箇所と教材(動画を含む)の確認をしてください。 |
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目標達成のための授業方法
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1.本授業は、Moodleに授業サイトを用意してあります。毎時間、受講者に資料(動画を含む)を提示しますので初回からMoodleにアクセスしてください。 2.参加型の授業です。授業内において、PBL(課題解決型学習)、反転授業(知識の習得を予習時に行い、授業時に演習等を通して習得した知識を確認する方法)、グループワーク(くじで決定)、プレゼンテーション・発表(一部は英語)のいずれかを毎回実施します。 3.先回までの授業の復習(90分)、次回の授業に関する教科書の該当箇所と教材(動画を含む)の確認(90分)をしてください。 4.時事的なトピックスを扱います。毎回、新聞記事を用います。 |
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授業計画 第1回
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ガイダンス、通貨、金利、暗号資産(オンライン;Zoom(リアルタイム)とオンデマンドで実施) |
第2回
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金融市場(オンライン;オンデマンドで実施) |
第3回
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金融機関① 中央銀行、銀行 |
第4回
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金融機関② 銀行と信用創造機能、プルーデンス政策 |
第5回
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金融機関③ 証券会社、保険会社、他の金融機関 |
第6回
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金融商品① 間接金融に含まれる金融商品(銀行預金等) |
第7回
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金融商品② 直接金融に含まれる金融商品(債券、株式、投資信託等) |
第8回
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金融商品③ 債券 |
第9回
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金融商品④ 株式、デリバティブ |
第10回
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小テスト、小テストの解説、今までの復習、金融業界に関するトピックス |
第11回
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金融政策と財政政策① 金融政策と財政政策の手段 |
第12回
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金融政策と財政政策② IS・LM分析、レポート課題の説明 |
第13回
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金融政策と財政政策③ IS・LM分析を用いた金融政策と財政政策の効果 |
第14回
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為替レート(オンライン;オンデマンドで実施) |
第15回
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試験及び解説、レポート課題の解説、授業全体のリフレクション |
第16回
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なし |
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成績評価基準
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定期試験期間中に実施する筆記試験(65%)(学習目標の1)) 通常授業期間中に実施する(予告あり)小テスト(15%)(学習目標の1)) 通常授業期間中に提出するレポート(10%)(学習目標の1)2)) 授業への参加状況(10%)<ルーブリックを用います>(学習目標の1)2)) ・出席による無条件での加点はありません。 ・英語(グループワーク等で使用)は評価対象とはしません。 ・他の科目(国際金融論等)の履修は前提にしません。 |
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使用教科書(参考書)
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教科書 栗原 裕(2015)『グローバル金融』晃洋書房 参考書 植田宏文・丸茂俊彦・五百旗頭真吾(2015)『エッセンシャル金融論』中央経済社 岡村秀夫・田中 敦・野間敏克・播磨谷浩三・藤原賢哉(2017)『金融の仕組みと働き』有斐閣 真田郷史・長谷川暁人(2021)『アカデミックスキル』名古屋外国語大学出版会 島村髙嘉・中島真志(2020)『金融読本(第31版)』東洋経済新報社 藤木 裕(2016)『金融の基礎』東洋経済新報社 家森信善(2022)『金融論(第3版)』中央経済社 |