テーマ Theme | 大学で必要な学びの姿勢・態度とスキルを身につける。 | ||
概要 Synopsis | 大学で必要な学びの姿勢・態度、これからの学びのためのスキル、そして主体的に学ぶことができるようになるための習慣を身につけることを目的とします。大学は自ら学ぶところであり、教えてもらうところではありません。今までの学びの方法を時には変え、新しい学びへの円滑な移行を早い時期に実現することが求められます。 ほぼ毎回、学びのスキルを、グループワークなど、「演習形式」で修得していきます。汎用的技能(スキル)に加え、主体性、自己管理力、生涯学習力、チームワークといった、態度・志向性も、それぞれに養ってもらいます。 *各クラスにおいて授業の進め方については各担当教員が判断しますが、『入門演習ガイドブック』が配布されます。 |
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到達目標 Aim | <他の担当者と共通>文献の読み方や探し方、レポートの書き方、プレゼンテーションや討論の仕方などを修得する。 栗原担当クラスは以下を具体的な目標とします。 1)大学生活に適応する 2)以下の修得する学びのスキルを適用、応用することができる A)「読む・調べる力」 B)「考える・分析する力」 C)「表現する(書く、プレゼンテーション、ディスカッションなどの)力」 D)「主体的に学ぶ力」 E)「協調・協働する力」 3)自己分析ができる 4)ライフプラン・キャリアプランを描くことができる 5)学びの目標・動機を持つことができる |
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授業形態 Class style | 演習形式です。個々人が行う学びもありますが、授業の中でグループワーク(ピア・インストラクション、KJ法、ジグソー法などを含む)が適宜行われることになります。 | ||
使用言語 Language(s) | 1.【〇】 日本語のみ Japanese
only 2.【 】 日本語と外国語 Japanese and foreign language(s) 3.【 】 外国語(日本語以外)のみ Foreign language(s) other than Japanese |
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アクティブ・ラーニング Active Learning | 1.【〇】
PBL(課題解決型学習) Project-based learning 2.【〇】 ディスカッション、ディベート Discussion , Debate 3.【〇】 グループワーク Group work 4.【〇】 プレゼンテーション Presentation 5.【〇】 実習、フィールドワーク Applied practice , Fieldwork |
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内容・スケジュール Contents, schedule | *スケジュールの変更の可能性があります。 1.ガイダンス 目的・目標、内容・スケジュール、評価方法の確認 2.大学の授業とは 授業を受ける、ノートをとる、大学の歴史 3.テキストを読む テキストと新聞記事を使用 4.情報収集・整理をする 5.図書館を利活用する(日程変更の可能性あり) 6.レポートを作成する(1) レポートとは、短文を使った練習 7.レポートを作成する(2) レポートの書き方 8.情報機器を活用する(日程変更の可能性あり) 情報リテラシーの修得 9.レポートを作成する(3) レポートの点検 10.プレゼンテーションをする(1) プレゼンテーションの内容 11.プレゼンテーションをする(2) プレゼンテーションの技法(PBL(プロジェクト型学習:project-based learning)をもとにした各自・グループでの発表) 12.レポートを作成する(4) レポートの再作成 13.ディベートをする ディベートの内容・技法、価値観の共有 14.キャリア・プランを考える 15.プレゼンテーションをする(3)、総括(内容の整理と確認、質疑応答など) *課題に関しては授業期間中にフィードバックがなされます。 |
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準備学習・事後学習 Preparation, review | <準備>毎回、次回の課題が課されます。いずれも、話す、読む、書くといった学びのスキル修得のためのものです。グループワークは、原則、授業の時間内に行います。 <事後>上記は、1回の授業で完結するのではなく、個人のレベルを含め繰り返し行われます(リフレクション)。評価を別の機会に活かすことが必要となります。具体的な指示もその都度授業の中で行われます。 準備・事後ともにポートフォリオを用います。 |
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学外授業 Outside activities | 行いませんが、授業時間帯の中で、学内諸施設を案内・訪問、利活用します。 | ||
成績評価の方法と基準 Evaluation&criteria | 以下による平常評価で評価します。 授業への参加度(40%) 理解度(15%) レポート(30%) プレゼンテーション(15%) ルーブリックを用います。出席による無条件での加点はありません。 |
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定期試験期間中の試験実施方法 Exam period | 1. 【 】
定期試験期間中に筆記試験を実施する。An exam will be held during the exam period. 2. 【 】 定期試験期間中に単位レポートを課す。A report must be submitted during the exam period. 3. 【〇】 定期試験期間中には筆記試験・単位レポートを実施しない。No exams or report are required during the exam period. |
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テキスト Textbooks | 『入門演習ガイドブック』(配布) | ||
参考図書 References | 天野明弘ほか編(2009)『スタディ・スキル入門―大学でしっかりと学ぶために』有斐閣。 市古みどり・上岡真紀子・保坂睦(2014)『資料検索入門―レポート・論文を書くために』慶應義塾大学出版会。 井下千以子(2014)『思考を鍛えるレポート・論文作成法(第2版)』慶應義塾大学出版会。 旺文社編(2015)『大学生活マネジメント・ブック』旺文社。 旺文社編(2015)『大学生の文章術 レポート・論文の書き方』旺文社。 学習技術研究会(2015)『知へのステップ(第4版)』くろしお出版。 小笠原善康(2018)『最新版 大学生のためのレポート・論文術 (講談社現代新書)』講談社。 栗原裕(2003)『知への作法』有斐閣アカデミア。 慶應義塾大学日吉キャンパス学習相談員(2014)『学生による学生のためのダメレポート脱出法』慶應義塾大学出版会。 河野哲也(2018)『レポート・論文の書き方入門(第4版)』慶應義塾大学出版会。 世界思想社編(2015)『大学生 学びのハンドブック』世界思想社。 近田政博(2009)『学びのティップス 大学で鍛える思考法』玉川大学出版部。 都筑学(2016)『大学1年生のための伝わるレポートの書き方』有斐閣。 戸田山和久(2013)『新版 論文の教室 レポートから卒論まで』NHK出版会。 西山敏樹(2016)『大学1年生からの研究の始め方』慶應義塾大学出版会。 日経HR編集部(2013)『大学1、2年生の間にやっておきたいこと 学就BOOK(改訂第3版)』日経HR。 松本茂・河野哲也(2015)『大学生のための「読む・書く・プレゼン・ディベート」の方法(改訂第2版)』玉川大学出版会。 森園子編(2015)『大学生の知の情報ツールI・U(第2版)』共立出版。 山口裕之(2017)『コピペと言われないレポートの書き方教室』新曜社。 山田剛史・林創(2011)『大学生のためのリサーチリテラシー入門:研究のための8つの力』ミネルヴァ書房。 渡邊淳子(2015)『大学生のための論文・レポートの論理的な書き方』研究社。 John N. Gardner,? Betsy O. Barefoot (2016). Your College Experience: Strategies for Success, Thomson Higher Education. |
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関連する科目、履修者への要望など Requests,etc. | 「学びのスキルを身につける」のが目的です。そこからも理解してもらえると思いますが、すべての科目が関わってきます。学修の効果をあげ、充実した学生生活を送る端緒としてください。 オフィスアワーに関する詳細は、授業中に案内します。 |
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