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授業 | LL874B フランス語・フランス文学演習Ⅲ b |
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授業のテーマ・目標 | 「フランス近代詩入門」 フ
ランス文学演習では,フランス文学を代表する作家の作品を精読している。2007年度はランボーを取り上げる予定である。詩法の解説に始まって,様々
なレトリックに注意しながら作品を精読してゆく予定。具体的な目標は,各自が詩の評釈(コマンテール・コンポゼ)を日本語で書けるようになることである。
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授業の形態 |
ランボーについての簡単な解説書(後述)を講読する。毎回発音と訳を当ててやってもらうので必ず予習をしてきてほしい。このほかに,自分の選んだ詩一
篇について,あるいは任意のテーマについて授業中に15分程度の発表(エクスポゼ)をしてもらう。時間の関係上,授業中に発表できない人は,数ページ程度
のレポートを提出してもらう。 |
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授業の内容・スケジュール | 第1回 授業の年間計画について説明 第2回 各自の卒論について討論 その1 第3
回 Rimbaud : Introduction 第4回 Rimbaud : Sensaton 1 第5回
Rimbaud : Sensaton 2 第6回 Rimbaud : Sensaton 3 第7回
Rimbaud : Sensaton まとめ 第8回 Rimbaud : Dormeur du val 1 第9
回 Rimbaud : Dormeur du val 2 第10回 Rimbaud : Dormeur du val 3 第11
回 各自の卒論について討論 その2 第12回 Rimbaud : Dormeur du val まとめ 第13
回 臨時試験 第14回 答案の返却と解説 |
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評価方法・試験実施方法 |
平常点(20%)および臨時試験(筆記)の成績(80%)による。ただし,理由のいかんを問わず欠席が全授業日数の1/3(5回)以上に及ぶ者には単位を
与えない。 |
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テキスト・参考図書 | 〈テキスト〉 篠沢秀雄他著『ランボーによるエチュード』(朝日出版社) Arthur
Rimbaud, Oeuvres, Hachette Classique. (一 括購入済) 〈参考図書〉 フ
ランス詩法の(私の知るかぎり) 最も平易な入門書としては次のようなものがある。 Françoise
Nayrolles, Pour étudier un poème, Hatier, Profil
421, 1987. |
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その他(履修者への要望など) | これを機会に,フランス詩に親しんでください。 |
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