開講開始年度
2009
科目コード
11L717
授業
LL717 フランス哲学講読Ⅲ
教員
清水 高志
複数教員
開講セメスタ
通年
開講校舎
豊橋校舎
授業のテーマ・目標
 情報社会と技術,テクスト,修辞学などの問題を,フランスの現代哲学の立場から考えてみましょう。ピエール・レヴィのヴァーチャル社会論を中心に,ミ シェル・セールやブリュノ・ラトゥールなどの最近の動向にも目を配りつつ,フランス思想のもっとも新しい息吹きに触れてみましょう。 

科学の人類学,情報哲学,モナドロジー,西田哲学,文芸批評など,多様な領域とのクロスオーヴァーを目指します。 
授業の形態
講義と講読,その他。  
授業の内容・スケジュール
 近刊の私の著書も参照しつつ,ピエール・レヴィのQu'est ce-que le virtuel?の中盤(第六章)を読んでいきます。ミシェル・セール,ライプニッツ,西田幾多郎などとの創造的対話を試みるものとしたいです。
第 一回~第二十八回 テキストの読解。   
評価方法・試験実施方法
平常点に,学期末のレポートを加味して評価します。  
テキスト・参考図書
プリントと,『来るべき思想史―情報/モナド/人文知』,清水高志,冬弓舎,2009年  
その他(履修者への要望など)
読み,と存在感が重要です。 
リンク