吉岡 昌子(Masako Yoshioka)


所属・職名
愛知大学文学部・教授

略歴

2002年 3月 立命館大学 文学部 哲学科心理学専攻 卒業
2004年 3月 立命館大学大学院 応用人間科学研究科 応用人間科学専攻 修士課程 修了 修士(人間科学)
2007年 3月 立命館大学大学院 文学研究科 心理学専攻 博士課程後期課程 修了 博士(文学)
2007年 4月 立命館大学 文学部人文学科心理学専攻 実習助手(2010年3月まで)
2010年 4月 立命館大学 グローバルイノベーション研究機構 ポストドクトラルフェロー
2011年 4月 愛知大学文学部人文社会学科心理学コース心理学専攻 助教
2016年 4月 愛知大学文学部人文社会学科心理学コース心理学専攻 准教授
2016年 4月 ウェストヴァージニア大学 客員研究員(2017年3月まで)
2018年 4月 愛知大学文学部心理学科心理学専攻 准教授
2022年 4月〜現在に至る 愛知大学文学部心理学科心理学専攻 教授




1.論文

吉岡昌子・藤 健一(2022)講義の板書行動を測定する小型装置の開発. 行動分析学研究, 36, 168-174.

吉岡昌子・藤 健一・佐藤敬子(2020)大学生による講義のノートテイキング行動と教員の教授行動の時系列評価―手書き行動の測定装置を用いて―. 行動分析学研究, 35, 30-41.

吉岡昌子・藤 健一(2019)大学生の手書き行動を測定する小型装置の開発. 行動分析学研究, 33, 110-117.

吉岡昌子(2018)障がいがある個人の持続的連携支援に向けた情報移行ツール運用の5年間の経過報告―岩手県北上市・花巻市を対象として―. 立命館文學, 655, 34-47.

吉岡昌子(2017)特別支援教育. 東三河の経済と社会, 8, 481-489.

Lattal, A. K. & Yoshioka, M. (2017) Improving the human instrument. Mexican Journal of Behavior Analysis, 43, 177-191.

吉岡昌子(2016)Skinnerが製作した傾斜箱の下降式累積記録器(1930年)と、その動作模型. 行動分析学研究, 30, 189-192.

吉岡昌子(2016)準フィールド環境で用いるための簡易ハト用給餌装置の製作. 行動分析学研究, 30, 178-181.

吉岡昌子(2015)自由反応場面の原点となったSkinnerの傾斜箱(1930年)と、その動作模型. 行動分析学研究, 30, 38-42.

吉岡昌子(2015)行動分析の工学的貢献についての一考察. 立命館文学, 641, 220-232.

吉岡昌子(2015)実践場面におけるシングルケースデザインの活用. 行動分析学研究, 29, 200-202.

吉岡昌子(2015)研究法と評価法を実践場面で柔軟に使うために―吉田(2015)・藤(2015)へのリプライ―. 行動分析学研究, 29, 260-263.

吉岡昌子(2015)日本行動分析学会創立21 年から30 年までの歩み:2003-2013. 行動分析学研究, 29, 315-333.

吉岡昌子(2014)大学の授業における行動的介入が学生の学習拡大に及ぼす影響の事後分析的検討. 愛知大学文学論叢, 149, 138-149.

藤 健一・吉岡昌子(2013)スキナーの製作した機械式累積記録器の変遷と装置試作行動の分析:1930〜1960. 心理学史・心理学論, 14/15, 13-30.

吉岡昌子(2013)障がいがある個人の持続的連携支援に向けた情報共有ツールの活用の現状と示唆−岩手県花巻市と北上市地域を対象に−. 愛知大学文学論叢,148, 138-149.

吉岡昌子 (2009) 自己記録を用いた文字通訳スキルの訓練−行動変容と自己の言語化の機能的関係についての検討−. 通訳翻訳研究, 8, 133-150.

吉岡昌子・武藤 崇(2009)ケース・フォーミュレーション 熊野宏昭・武藤 崇(編著)「季刊こころのりんしょうa・la・carte(28巻1号)特集ACT=ことばの力をスルリとかわす新次元の認知行動療法」星和書店, 東京, 116-121.

吉岡昌子・武藤 崇(2009)職場のストレス・マネジメントへの適用 熊野宏昭・武藤 崇(編著)「季刊こころのりんしょうa・la・carte(28巻1号)特集ACT=ことばの力をスルリとかわす新次元の認知行動療法」星和書店, 東京, 158-162.

吉岡昌子 (2007) 聴覚障害学生に対するノートテイクの正確さと速さに及ぼす自己記録とフィードバックの効果. 行動分析学研究, 21, 106-115.

Yoshioka, M., & Muto, T. (2006) Improving notetaking in university lecture settings for Deaf students : A support tool.Japanese Journal of Special Education, 43, 459-472.

2.学会発表

Yoshioka, M., & Fuji, K. (2019) Time series analysis of students’ notetaking behavior in relation to teacher’s use of whiteboard and handouts in a university class. Association for Behavior Analysis 10th International Conference, Stockholm

吉岡昌子・藤 健一(2019)講義の板書行動を測定する簡易装置の試作と性能試験. 日本教育工学会2019年秋季全国大会, 名古屋国際会議場.

吉岡昌子・藤 健一(2017)大学生を対象とした手書き行動の測定装置の開発と性能試験. 日本行動分析学会第35回大会, コラッセ福島

Yoshioka, M. & Fuji, K. (2017) Application of image analysis as a method for measuring undergraduates' note-taking. 43rd Annual Convention of the Association for Behavior Analysis International, Denver, CO

濱田洋輝・佐藤敬子・吉岡昌子(2017)色と甘味の条件付けが甘味閾値に及ぼす影響. 日本心理学会第81回大会, 久留米シティプラザ

藤 健一・吉岡昌子(2016)大学生の授業場面における筆記反応の測定装置の開発:筆記距離の測定法. 日本行動分析学会第34回大会, 大阪市立大学

Yoshioka, M. (2016) Measuring teachers’ activity using micro-vibration sensor in university class: developing and testing first prototype. Paper presented at 42nd Annual Convention of Association for Behavior Analysis International, Chicago, Illinois.

吉岡昌子・藤 健一(2015)大学生の授業場面における筆記反応の測定装置の開発:一次試作と性能試験. 日本行動分析学会第33回大会, 明星大学

Yoshioka, M. (2015) Ex-post facto analysis of feedback on improving students' learning in university class, 41st Annual Convention of Association for Behavior Analysis International, San Antonio, Texas.

Yoshioka, M. (2014) Ex-post facto analysis of influence of feedback on enhancing students' learning in university class, 40th Annual Convention of Association for Behavior Analysis International, Chicago, Illinois.

吉岡昌子(2013)実践場面におけるシングルケースデザインの活用. 日本行動分析学会創立30年記念シンポジウム, テレピアホール, 名古屋.(当該セッションのコーディネータ)

中鹿直樹・望月昭・朝野浩・サトウタツヤ・吉岡昌子・寺崎幸子・木戸彩恵・堀田正基・井上学(2011)障がいのある個人の継続的支援について―障害児支援の強化に向けた福祉と特別支援教育における連携に関する調査―. 日本対人援助学会第3回大会, 立命館大学.

吉岡昌子(2011)スキナーの傾斜装置(a tilt box, 1930)動作模型の製作とその教育的活用. 日本心理学会第75回大会,日本大学.

青山祥子・伊藤亜里沙・九野和也・吉岡昌子・中鹿直樹・望月 昭・木ノ戸昌幸・田谷隆行(2010)学生ジョブコーチによる障害者の主体的な業務改善を支える就労支援の方法の検討−「やりがい」をもって働き続けるために−. 日本対人援助学会第2回大会,立命館大学.

吉岡昌子・二階堂祐子(2009)教員への配慮依頼が障害学生支援の活動に及ぼす影響−模擬講義場面における予備的検討. 日本特殊教育学会第47回大会,宇都宮大学.

吉岡昌子(2009)障害学生支援のユニバーサルな展開に向けて―行動分析学に基づく実証的検討と今後の課題. 日本心理学会第73回大会, 小講演L014, 立命館大学.

吉岡昌子 (2007) 単一事例デザインを用いた文字通訳訓練のスキル形成のプロセスに関する検討:自己記録時の学習者の言語化に焦点をあてて. 日本通訳学会第8回大会, 大阪大学.

Yoshioka, M. (2007) Effects of self-recording and self-verbalization on notetaking performance as a lecture support service for hearing-impaired students. World Congress of Behavioral and Cognitive Therapies 2007, Barcelona, Spain.

吉岡昌子 (2007) 大学講義場面におけるパソコン・ノートテイクのスキル指導. 日本特殊教育学会第44回大会, P3-91, 神戸国際会議場.

3.翻訳

武藤 崇・吉岡昌子・石川健介・熊野宏昭(2009)ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)を実践する―機能的なケース・フォーミュレーションにもとづく臨床行動分析的アプローチ―, Bach, P. A., & Moran, D. J. (2008) Act in practice: Case coceptualization in Acceptance & Commitment Therapy, New Harbinger, Oakland, 星和書店, 544pp.

望月 昭・武藤 崇・吉岡昌子・青木千帆子 (2009) ビギニング・コミュニケーターのためのAAC活用事例集 Richle, J., Beukelman, D. R., & Light, J.C.(2002)Exemplary practices for Beginning Communicators: Implications for AAC, Brookes Publishing, Baltimore; MD, 528pp, 福村書店, 585pp.

武藤 崇・原井宏明・吉岡昌子・岡嶋美代 (2008) <あなた>の人生はじめるためのワークブック:―「こころ」との新しいつきあい方 アクセプタンス&コミットメント, Hayes, S.C., & Spencer, S. (2005) Get out of your mind & into your life: The new acceptance & commitment therapy, New Harbinger, Oakland, 206pp, ブレーン出版, 301pp.

4.研究会発表等

吉岡昌子(2019)組織行動マネジメント. 日本行動分析学会「春の学校」, 同志社大学.

吉岡昌子(2015)行動工学ワークショップ#1 インタラクティブデバイスで学ぶオペラント実験装置の自作入門. 行動分析学会自主公開講座, 立命館大学.

吉岡昌子(2013)準フィールド環境で用いるための簡易ハト用給餌装置の製作. 第3回実験的行動分析京都セミナー, 立命館大学.

吉岡昌子(2013)自由反応場面の原点となった傾斜実験箱(Skinner,1930)の動作模型. 第2回実験的行動分析京都セミナー, 立命館大学.

吉岡昌子(2012)Skinnerが1930年代に作った下降式累積記録器の動作模型 −累積記録以前の装置変遷―. 第1回実験的行動分析京都セミナー, 立命館大学.

吉岡昌子(2011)保護者(地域)発、行政発のツール比較とその発展的運用に向けた取り組み―岩手県立花巻清風支援学校. 平成22年度 厚生労働省障害者総合福祉推進事業 受託調査 指定課題25 障害児支援の強化にむけた福祉と特別支援教育の連携に関する調査報告書, 54-61.

吉岡昌子(2010)「科学の視点で学ぶ「手話」〜人とつながりあえる社会のために」日本行動分析学会自主公開講座/立命館大学公開講演会,立命館大学.

5.研究助成

科学研究費補助金・基盤研究(C)「大学生のメモ取り行動の機能化を促す環境条件の検討」(2022〜2024年度)研究代表者

科学研究費補助金・基盤研究(C)「大学生を対象としたノートテイク支援システムの開発」(2018〜2022年度)研究代表者

科学研究費補助金・若手研究(B)「行動工学の視点に立つ授業観察システムの開発:筆記量と移動量計測を用いて」(2015〜2017年度)研究代表者

WCBCT2004記念若手研究奨励基金バルセロナ若手研究奨励助成(2007年度)

 

所属学会

2002年〜 日本特殊教育学会
2003年〜 日本行動分析学会
2003年〜 日本手話学会
2006年〜 日本通訳学会
2006年〜 日本行動療法学会
2009年〜 日本心理学会
2015年〜 Association for Behavior Analysis International
2019年〜 日本教育工学会

委員

2017年1月〜 日本行動分析学会若手会委員(2018年3月まで) 
2017年4月〜 日本行動分析学会「行動分析学研究」編集委員 
2019年6月〜 日本行動分析学会理事 

担当科目

学習・言語心理学、行動療法、応用行動分析、心理学統計法、心理学実験T・U、心理演習T〜W


2022年8月現在


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