地域経済史年表(1)

慶応元(1865)年〜明治18(1885)年

-top-

 

/明治元年/明治5年/明治10年/明治15年/NEXT/

月日全国月日愛知県月日三重県・岐阜県他
慶応1年
(1865)

0327

0702
0824
0927

幕府、諸物価の引下げを命じ、買占め・売惜しみを禁止
幕府、パリ万国博覧会参加を応諾
幕府建設の横浜製鉄所竣工
幕府横須賀製鉄所を起工

 


0703

信濃国下伊那郡に米騒動
慶応2年
(1866)

0228

0422

0513


1001

幕府、神奈川・長崎・函館に出稼ぎ・自由交易等許可
幕府、大阪・兵庫・西宮の商人の富裕なものに御用金を命ずる
江戸で英・仏・米・蘭との改税約書を調印、輸出入税とも重量税5%を原則
幕府五街道に馬車の使用許可
この年より明治2年まで連年大凶作、米価暴騰、庶民困窮


02月

紅葉屋斬込み事件

0816
10月

信濃国木曽谷に打ちこわし
伊勢国三重郷に一揆
慶応3年
(1867)

05月

0606

1209

鹿児島藩、日本最初の洋式機械紡績所である鹿児島紡績所設
12月7日より兵庫開港、江戸・大阪開市を布告
王政復古の大号令

01月
0714

尾張藩、洋物改所設置
渥美郡牟呂村にに神札が舞う、「えいじゃないか騒動」のきっかけ

 


明治1年
(1868)

-top-


0103
0129

0203
0515

0530
0717
0908

鳥羽伏見の戦い(戊辰戦争始まる)
新政府、京阪豪商等に会計基立金300万両の募債に協力を求める
新政府、三井・小野・島田組を会計局付御為換方に任命
新政府、太政官札発行
新政府、商法大意頒布
江戸を東京と改称する詔書だす
慶応4年を改めて明治元年とする

0120

02月
0429

0517

05月

0609

徳川慶勝、藩内佐幕派を斬罪に処す(青松葉事件)
尾張藩、名古屋の豪商に軍資金の調達を命ずる
吉田藩に三河国裁判所を設置、司法行政事務を行う
尾張国丹羽郡入鹿池堤防決壊、十数ヵ村に大被害
名古屋住人吉田初次郎、竹内忠兵衛らが七宝焼を企業化
三河県設置、三河裁判所廃止
この年、半田で醤油製造はじまる/尾張藩・吉田藩は桑苗移入

06月

四日市市に戸田商店設立、魚網の製造・販売開始/伊勢国大矢知にソウメンの製法伝わる
明治2年
(1869)

0120
0222
0518
0617
0917
1223
1225

諸道の関門廃止を布告
通商司設置
戊辰戦争終わる
版籍奉還
民部省通商司から金札発行
府県藩の紙幣製造禁止
東京−横浜間に電信開通

01月
0202
0617

06月
0807

田宮弥太郎名古屋藩の執政となる
神野金之助輸入品仕入れのため上京
名古屋藩が版籍奉還、徳川義宣、名古屋藩知事となる
三河県、伊那県に合併
豊橋藩版籍奉還、藩主大河内信古が知事となる
この年、尾西地域で大規模な農民一揆(稲葉騒動)起る/尾張藩などで栽桑養蚕奨励はじまる

1015

三重県三重郡他二郡に一揆
明治3年
(1870)

0123
0622
1019


1020
1112

九分利付公債ロンドンで募集
前橋藩、イタリア式器械製糸開始
岩崎弥太郎、土佐開成商社を九十九商会に改称、東京・大阪・高知間航路開始
工部省をおく
新貨幣品位および両目を決め、銀本位制を採用
この年、平民に苗字の使用許可

09月
1203
12月

名古屋に洋物会社設立
徳川慶勝、名古屋藩知事となる
名古屋に養豚の又新社設立
この年、東三河で大規模な農民一揆(伊那県騒動)起る/名古屋人梅屋左平の唐扇、名古屋の特産となる/名古屋で人力車初めて販売/熱田・四日市定期航路開始

10月

四日市市に回漕会社設立され四日市−東京間の定期海運航路始まる(明9廃止)
明治4年
(1871)

0124

0510
0714
08月
0907
1008

東京・京都・大阪間に郵便開始を定める
新貨条例を定める
廃藩置県の詔書を出す
小野組築地製糸場開業
田畑勝手作り許可
岩倉米欧使節団出発

03月
0714

1109
1111
1115
1122
11月

熱田郵便役所設置
廃藩置県実施、尾張は名古屋・犬山県、三河は豊橋・岡崎など10県を設置
名古屋郵便役所を鉄砲町に開設
名古屋博覧小会開催
三河10県を廃し、知多郡を統合して額田県を置く
犬山両県を廃し、名古屋県に合併
愛知県初の新聞「名古屋新聞」発行
この年、名古屋の金物商岡谷惣助、小野組支配人村松彦七の勧めで七宝会社設立/山中忠左衛門、四日市で万古焼の焼成に成功

12月

山中忠左衛門、四日市で万古焼の焼成に成功
明治5年
(1872)

-top-


0323
0327
06月

0704
0912
1004
1115
1203

土地永代売買解禁
鉱山心得所(鉱産物の政府所有等)定める
三都飛脚仲間、古河市兵衛ら陸運元会社設立
壬申地券の公布本格化
新橋・横浜間に鉄道開通
官立富岡製糸場開業
国立銀行条例公布
太陰暦を廃し、太陽暦を採用(この日を明治6年1月1日とする)

0402
05月

0617
06月
1002
1127

名古屋県を愛知県と改称
愛知県、12郡に養蚕世話役設置/半田に額田県公立物産会社設立
名古屋郵便役所を同郵便局と改称
岡崎専福寺で額田郡博覧会開催
豊橋・名古屋に電信局設置
額田県を廃して愛知県に統合
この年、鯉江高司が常滑村で土管製造開始

0820

長野県諏訪に器械製糸創業
明治6年
(1873)

0125
0330
04月
0501
06月

0720
0728
0813
0825
0905
10月
1110

勘工寮器械製糸場開業
金札引換公債証書発行条例公布
蚕種取締規則を布告
郵便事業の政府専掌を布告
第一国立銀行開業/前橋製糸場を小野組に払下/二本松製糸会社設立
日本坑法領布
地租改正条例布告
大日本政府電信取扱規則定める
器械製糸六工社設立(長野松代)
三池炭山を官営にする
大倉組商会設立
内務省設置

0109
05月
0607
08月
09月

名古屋鎮台設置
ウィーン万国博覧会に金鯱・七宝焼など出品
この地方初の日刊新聞「愛知新聞」発刊
宝飯郡三谷に竹内六太夫ら木綿織物場設置
愛知県、オランダ人技師を招き木曽川改修を計画

02月

岐阜近在高橋慶三郎ら岐阜縮緬会社設立/安曇郡の臥雲辰致が綿紡機発明
明治7年
(1874)

0115
0328
05月

0728

0922
1120
1219

高島炭坑を官営にする
秩禄公債証書発行条例公布
大久保利通「殖産興業ニ関スル建議書」、殖産興業政策の本格的展開
三菱商会、台湾征討に際し軍事輸送を委託される
日本帝国電信条例、電信事業の政府専掌
小野組破綻、閉店
島田組破綻、閉店

03月

0501
06月
0709
08月
12月

名古屋でパンの製造始まる/愛知県、桑園の蕃殖・蚕業を勧誘
名古屋で名古屋博覧会開催
三井組、愛知県為替方となる
陸運元会社が名古屋出張所開設
丸屋商社、名古屋支店(丸屋善八出店)開設
中島郡三条村(尾西市)に織物工場創業
この年、常滑で鉄焼始まる
この頃、奥田正香、味噌・醤油店開業

0702
12月

四日市に生糸改会社設立
長良川に舟橋架設、通行料目的の橋会社設立
明治8年
(1875)

0101
0203


2月

0324
04月
0507
0711

07月
0805
0828

郵便役所を郵便局と改称
三菱商会が横浜・上海航路開設(05月三菱汽船会社、9月郵便汽船三菱会社と改称)
陸運元会社、内国通運会社に改称
地租改正事務局設置
太政官札等の通用禁止
ロシアと千島、樺太を交換
田中久重、田中製作所設立し電信機械を製作
三井組為替方が三井銀行と改称
尺貫法を統一
市街地の地租が百分の一から百分の三へ引上げ

05月


06月
07月
0823

豊橋に浅倉屋積立所設立/名古屋で八神幸助がガラス製造所設立/伊藤次郎左衛門、為替方となる、県税に関する部分を関戸家へ移管
愛知県、地租改正事業開始
三井銀行名古屋支店設置
名古屋で「愛知日報」発行
この年、永井松右衛門が名古屋に交銀支局設置/いとう呉服店、大阪へ進出/メルボルン万国博に磁器・七宝を出品/各地に蚕種製造組合設立

02月
11月

岐阜に師範学校
岐阜県各務野に牧場生まれる
この年、三菱汽船四日市支店設置、京浜・四日市定期航路開始
明治9年
(1876)

0328
03月
0608

0701
0729
0801
0805
1219

帯刀禁止
新町駅糸屑紡績所設立
道路等級を廃し国道、県道、里道を定める
三井銀行開業
三井物産設立
国立銀行条例改正
金禄公債証書発行条例制定
三重・愛知・岐阜・堺の4県に地租改正反対の大一揆

02月
04月
07月

10月
1103
11月
1220
12月

愛知県、名古屋に桑園設置(製糸場併設)
愛知県、名古屋に茶園設置
三井銀行名古屋一等出張所開業/三井銀行豊橋三等出張所開業(12月廃止)
名古屋大須裏に旭遊郭の設置許可
名古屋地方裁判所開庁
稲富、永徳両新田合併し稲永新田と改称
尾張北部で百姓一揆勃発、鎮台兵が出動
名古屋に桑園三千坪を設け、桑の良種を試作
この年、森村組設立/名古屋の麻生頼三郎、小杉又三郎がマッチを初めて製造/紅葉屋、金融業に転向


明治10年
(1877)

-top-


0104

0215
02月

03月
0521
0821

0911
09月
1113

地租軽減の詔書(地租、地価の100分の2.5へ)
西南戦争勃発
西南戦争の軍事輸送に際し、郵便汽船三菱会社に80万ドル貸与
足尾銅山を古河に払下
第十五国立銀行開業
東京で第一回内国勧業博覧会開催
賃借金銀利息制限法制定
西南戦争終わる
電話機を米国から輸入、工部省、電信分局などで試用

02月

03月

04月
07月


08月

09月
10月
11月
12月

宝飯郡中尾寛二らにより豊橋に第八国立銀行設立
宝飯郡三谷に小田織物工場設置、綿糸生産開始
県立養蚕伝習所設置
伊藤次郎左衛門らにより名古屋に第十一国立銀行設立/愛知県、名古屋に養蚕製糸場・養魚試験場設置
愛知県、名古屋七宝会社に資金貸与
名古屋米商会所(後の米穀取引所)創立/井筒屋、中北商会と改称
名古屋に織工場設立
岡崎電信分局設置
西尾町宮島清蔵が水車利用の紡績業開始(三河ガラ紡の始まり)
この年、豊橋に製糸講習所開設/滝兵衛門、丹羽郡から名古屋進出

02月
1010

津・四日市・桑名に電信開通
岐阜市に第十六銀行開業
明治11年
(1878)

0312
04月



0501


0504
0527

0601
07月
0815
1212

東京商法会議所設立認可
川崎正蔵が東京築地に造船所設立/政府、英国に紡績機2組を発注(79年3月、愛知・広島両紡績所設立決定)
起業公債証書発行条例制定(内国運輸、農工百般事業、国立銀行の発達が目的
株式取引条例制定
貿易銀の一般通用を許可(金銀複本位制へ移行)
東京株式取引所開業
金禄公債証書発行開始
大阪株式取引所開業
東京海上保険会社設立
この年、片倉兼太郎、長野県諏訪郡に垣外製糸場設置(後の片倉製糸紡績)

01月


05月



07月
0915

1025

10月
11月


1220

名古屋に士族授産の愛知物産組創業(絹綿交・木綿織物製造)/七宝会社村松彦七、販路拡張のため渡欧
旧豊橋藩士授産のため豊橋に座繰製糸所開設/内国通運、名古屋・豊橋間の牛車運送業開始/知多郡亀崎の清酒をはじめてフランスへ輸出/加茂郡で製糸業始まる
豊橋に織工場設立
名古屋で愛知博覧会開催(同所、後に愛知県博物館)
東春日井郡の43カ村の農民、地租改正負担軽減を要求して紛争
士族救済として北海道移民の第一陣出発
尾張藩家老志水忠平ら第百三十四銀行、名古屋に設立(頭取岡谷惣助)/郵便局に貯金預り所開設/有松に新製社設立
名古屋区役所設置(初代区長吉田禄在)

0311



03月

第百五銀行(津市)、第八十三銀行(上野)、第百二十二銀行(桑名)、第百十五銀行(三重亀山)設立
三重県物産博覧会開催
明治12年
(1879)

0129
0603
0609
08月
0915
1010
1101
1122

田口卯吉『東京経済雑誌』創刊
綿・絹織物などの無税輸出許可
生糸・繭・茶共進会規則制定
東京海上保険会社設立
横浜で第一回製茶共進会開催
東京、大阪に砲兵工廠を設立
横浜で第1回生糸・繭共進会開催
安田銀行設立許可(80年0101開業)
この年、政府、英国より2000錘紡績機10基を購入、無利息、10ヵ年で払下げ/年末現在、国立銀行開業数151行(免許数153行)、資本金4061万円

01月

02月
04月
0503
0628
0717

09月

10月

11月

都築弥四郎の計画を継いで三河西部の明治用水工事に着手
愛知県、名古屋に織工分場設置
第百三十四国立銀行開業(名古屋区和泉町)
初の愛知県会総選挙行われる
第百三十六国立銀行、半田村に開業
東三河良家子女13人を富岡製糸場に伝習生として派遣
名古屋の杉山弥三郎、麻生頼三郎、今井生吉らマッチ製造企業化(のち真燧社)
渥美郡二川の小渕工場で繰糸教授と製糸業始まる
知多郡有松町竹田三郎が白紺模様板締絞を案出
この年、青柳総本家創業/名古屋で帯地製造始まる


この年、岐阜県多治見に第四十六(明19年10月名古屋に移転)/高須に第七十六、八幡に第百ニ十八、大垣に第百ニ十九各国立銀行設立
明治13年
(1880)

0228
0401
0520


11月
0910

1105
1226
12月

横浜正金銀行開業
三菱為替店(後、三菱銀行)開業
地価特別修正許可布告(地租改正の際に決定したした地価は、85年まで変更せず)
工場払下概則制定
釜石鉱山製鉄所、高炉火入れ(1205木炭不足のため操業中止)
工場払下げ概則定める
製紙連合会結成
大日本勧農義社結成
この頃、勧業資金下付請願運動始まる

02月
03月


04月
0512

05月
07月
09月

10月
11月
12月

葉栗郡黒田村光崎与八が紺カスリ製織を始める
額田郡で第1回種子交換会/豊橋煙火製造の燦烱社、米穀で三河煙火紹介/碧海郡新用水の幹線水路完成
名古屋で第三回愛知県博覧会開催
三重県桑名郡五明村など15カ村を愛知県に編入
七宝社、東京に支点設置
名古屋に真燧社設立
内務省勘農局が額田郡大平村に愛知紡績所の工場建設
渥美郡花田に器械製糸場開設
地租改正事業終了
永井松右衛門ら活版事業の成文館を設立し、「愛知絵入新聞」発行
この年、豊橋方面で蘭の栽培流行/安藤七宝店創業
この頃、名古屋で洋酒流行

11月

三重県に伊藤伝七、伊藤小左衛門らが三重紡績所創設(明治15年開業)
明治14年
(1881)

0310


0311
0401



0405
0407
05月
0708
0801
1012
1021
1111

三重・愛知・静岡・山梨の4県連合の生糸・繭・茶共進会を静岡で開催
内務省、農談会開催
内国通運会社、東京・大阪間に郵便および荷物輸送馬車の定期路線/岩崎弥太郎、高島炭鉱を譲受け
大日本農会設立
農商務省設置
各府県に農工商諮問会設立
明治生命保険会社設立
開拓使官有物払下事件
国会開設の詔書
松方財政本格開始
日本鉄道会社設立

01月
0328

05月
06月
0819

08月
09月

10月
12月

活版事業成文館設立
名古屋商法会議所設立(後の商工会議所)/名古屋紡績設立
半田電信分局設置
名古屋に初の普通銀行、伊藤銀行設立
丹羽、葉栗両郡の繭・生糸共進会を飛保村で開催
知多郡半田町に半田汽船会社設立
伊藤銀行、愛知県為替方となる/豊橋で繭生糸私立共進会/碧海郡新用水、明治用水と命名
中島郡一宮町に一宮銀行設立
名古屋製薬会社設立/愛知紡績所開業
この年、丹羽・葉栗、設楽・宝飯・渥美郡で連合繭生糸共進会

02月

静岡で三重・愛知・静岡・山梨四県連合棉糖生糸繭茶共進会開催
明治15年
(1882)

-top-


0301
0318

0503
0625

1010
10月
1228

松方正義が中央銀行の設立建議
渋沢栄一、大倉喜八郎ら東京電燈設立出願
大阪紡績会社設立
東京馬車鉄道、新橋・日本橋間開通(最初の馬車鉄道)
日本銀行開業
全国紡績連合会結成
府県会議員の連合集会禁止など政治集団弾圧の太政官布告

02月

04月

05月

10月
11月

東洋組、田原にセメント工場設立/名古屋控訴院および区裁判所が開庁
名古屋伝馬町に株式会社名古屋銀行(頭取・滝兵衛門)設立
安東重兵衛が名古屋矢場町に七宝製造工場設立
春日井郡瀬戸町に瀬戸陶磁館創設
東洋組、刈谷に煉瓦工場設立
この年、名古屋区内に自転車2台、三菱会社、東京・半田間に航路開設

06月

三重県川島村に川島紡績所操業
明治16年
(1883)

0416


0505

0518
0826


1016

深川工作分局廃止、セメント工場を浅野総一郎に払下げ(84年0708許可)/新聞条例改正
国立銀行条例改正(発行紙幣の消却命令)
農商務省に蚕糸諮詢会設置
大阪紡績、稼働率を上げるため夜間作業行なう(紡績業に夜業急速に普及)
東京商工会設立認可(同商法会議所解散)

03月
05月

06月
08月


11月
1203

12月

名古屋紡績会社、工場建設開始
丹羽・葉栗郡内製糸業者、同業組合「愛生社」創立
渥美郡細谷に細谷製糸設立
旧豊橋藩士、米国で三河煙火専売特許権獲得/葉栗郡黒田村の川合小三郎が紺ガスリ琉球製造所創設
旧犬山藩士、犬山陶器会社設立
日照り被害のため東春日井郡長ら、税金の延期方を県庁へ陳情
名古屋七宝焼がアムステルダム万国博覧会で名誉賞/知多郡の伊藤七兵衛ら醸造研究所設置
この年、名古屋の吉田富三郎が綿毛布の製造に成功/滝藤万次郎が彩磁陶業をはじめ絵付工を養成/マッチ製造の新栄社設立/名古屋事件

01月
05月

三重県白子に工業学校創立
長浜・関ヶ原間に鉄道開通
明治17年
(1884)

0221

0315

0526

05月
0706

0818

12月

1223

品川硝子製造所、西村勝三らに貸下げ(85年0519払下げ許可)
地価税率を固定する地租条例公布(地租改正条例廃止)
兌換銀行券条例制定(銀兌換の日銀券発行)
大阪商船会社開業
長崎造船局を三菱に貸下げ、長崎造船所に改称
小坂鉱山を久原正三郎(藤田組)に払下げ
農商務省が興業意見(前田正名)書提出
院内鉱山を古河市兵衛に払下げ許可

1月

3月
04月

0529
05月
06月

07月

商工業組合設立準則布達(後、営業組合設立準則に改称)
茶業組合準則布達
林市兵衛が完全な時計製造に成功、名古屋に時計製造所設立
名古屋商業学校設立
南設楽郡に茶業組合設立
熱田連合汽船共同会社設立/菱池新田開発着工/明治用水竣工
名古屋区材木商営業組合設立/西尾電信分局設置/滝兵綿工場操業/乗合馬車営為業取締規則布達
この年、真燧社解散、個人経営に/年末に飯田事件

05月

四日市に三重製茶会社設立/岐阜に大一海陸物産会社設立
この年、岐阜市に岐阜組合魚会社設立
明治18年
(1885)

0209
0406
0418

0505
0508
0509
0929

1222

日本鉱業会設立
小作慣行調査を各府県に通達
専売特許条例を定める(8月初めて7件の特許を許可)
屯田兵条例制定
菓子、醤油税則制定
日本銀行兌換券発行
三菱、共同両汽船合併、日本郵船会社設立
太政官制廃止/伊藤内閣成立
この年、松方デフレによる不況、その極に達する

01月
02月

03月

06月
07月

11月
12月

豊橋銀行設立
名古屋商工会議所設立/海東郡津島に尾張製糸会社創業
名古屋紡績開業/佐藤季智が短靴下製造(名古屋メリヤスの元祖)
第百三十四国立銀行豊橋支店設立
一宮電信分局設置/菓子税則発布の打撃で三河豊橋地方で三百余戸の菓子商が廃業
内国通運名古屋支店設立
共同印刷「設立
この年、三河木綿の川西組廃止、三盛組合設立/県下に輸出向燐寸製造始まる

01月

0701

ハワイ移民団に三重県民13人参加
岐阜県西濃地方に洪水、被害多数出る

参考文献:『近代日本総合年表(第三版)』岩波書店、1991年、矢部洋三他『新訂現代日本経済史年表』日本経済評論社、2001年、『明治以降 愛知県史略年表(産業経済編)』愛知県文化会館図書部、1980年、三宅兼松編集『東海の百年』中部経済新聞社、1961年、杉浦英一『中京財界史』中部経済新聞社、1956年(城山三郎『創意に生きる−中京財界史』文春文庫、1994年として復刻)等参照。

/-top-/NEXT/