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学習活動

[研究法(尼崎クラス)] ジャパンインターナショナル in 豊橋 のボランティア活動報告(健康・スポーツコース)

 豊橋市総合体育館で開催された車椅子バスケットボールのボランティアスタッフとして活動をしました2名の活動報告を以下に記載します。

 

【倉原 大輔(2013年度入学)】

2014年6月27・28日の二日間、車椅子バスケットボール日本代表の強化試合としてジャパンインターナショナルin豊橋に大会運営ボランティアとして参加しました。

 1日目の仕事として選手、スタッフ、レフリーの食事やドリンクの提供のお手伝い、試合中のコートにモップをかける作業を行いました。2日目は、オフィシャルの人手が不足したため、急きょ、オフィシャルの手伝いを行いました。

 私は、今回のボランティアに参加しながら、車椅子バスケットボールを初めて観戦しました。特に驚いたことは、障害のレベルに応じて選手一人一人に点数が与えられ、1.0~4.5の得点が各選手に与えられ、コートに出場する選手たちの合計点が14点以下の点数でなければならないことでした。車椅子バスケットボールのルールを大会事務局のスタッフから聞いて、選手一人一人に障害のレベルの違いがありながらも、実際のプレーでは、車椅子と車椅子がぶつかり合う接触プレーも多く見受けられました。車椅子バスケットボールの試合は、通常のバスケットボールのように迫力があり、選手自体、障害があるのを疑うほどの身体能力でした。車椅子バスケットボールの選手たちは、ボールワークから移動のすべてを腕だけで行うため、選手の上半身の筋肉の付き方はとても素晴らしいものでした。

今回の経験で、車椅子バスケットボールの迫力はもちろんのこと、障がい者スポーツに対しての認識が大きく変化しました。これまで、車椅子バスケットボールはジャンプがなく、ダンクシュートなどの迫力のあるシュートが見られることがないので、あまり興味を持っていませんでした。しかし、実際には選手のリバウンド、パス、シュート一つ一つに鬼気迫る思いが感じられ、新しいバスケットボールの楽しみ方を教えてもらいました。今回の車椅子バスケットボールで、普段見ているスポーツとはまた違った楽しみと興奮を感じさせるものでした。

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写真1:写真右端が、倉原くん

 

【野原陽子(2013年度入学)】

今回、ジャパンインターナショナルin豊橋に、テーブルオフィシャルのボランティアとして、3日間参加しました。テーブルオフィシャルの具体的な活動は、試合時間の計測や得点の管理を行いました。

私は、今回の大会で、初めて車椅子バスケットボールを観戦しました。選手が扱う車椅子は、自分の身体・プレースタイルに合った車椅子を使用するため、車椅子の大きさや座高の高さが選手によって異なるなど、初めて知ることがたくさんありました。試合では、選手達の車椅子の細かい操作から繰り出される素早い動きと激しいぶつかり合いに圧倒されました。

私たちは、通常、車椅子に「乗る」という感覚を持っていると思います。しかし、試合中の選手たち同士の声かけで、「ナイスラン」という言葉を聞き、選手にとって車椅子は身体の一部であるのだと感じました。シュートが入ったらチーム全員で喜び、ミスをしたら声をかけ合う姿を見て、通常のバスケットボールと変わらないと思いました。また、何よりも選手の皆さんが車椅子バスケットボールが好きだということが伝わってきました。

3日間の活動を通じて、障がいをもちながらも、懸命にプレーする選手を見て、車椅子バスケットボールに興味を持ち、さらにより詳しく知りたいと思い、地域政策学部で開講されている『アダプテッド・スポーツ論』を受講し、初級障がい者スポーツ指導員の資格を習得したいと思いました。また、多くの人が関わり大会が運営されていて、私もこのような場に関わっていきたいと思いました。これから積極的にスポーツイベントのボランティアに参加して、地域のスポーツについて学んでいきたいです。

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写真2:写真左端が、野原さん


カテゴリ:学習活動|掲載日:2014年07月08日

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