李ゼミ夏合宿 in 内海2006

 

日時:2006年8月1日~8月3日

@愛知県知多半島・ホテルレシーア南知多

 

 04E2181 岩田悟志 (8期生)

 

眩しい日差しが照りつける夏の真っ只中、李ゼミ一行は夏合宿に出かけた。

  8月1日、石川(高広)さん・田中健(太郎)ちゃん・おにいやん(小川秀司)の車でそれぞれ名古屋・岡崎・豊橋組みに分かれて合宿の地、南知多は内海を目指して出発したのである。

この合宿の主な目的は「勉強会」というものらしいが、そんな事はさておき、みんな着いてからすぐにホテルの目の前にある海に直行した。海で泳いだり、砂浜で遊んだりとそれぞれ思い思いの時間を過ごしていた。そして、海岸には木の枝が落ちておりサーカーボールを持参していたため、「利用できるものは利用しない手はない」というどこかで聞いたことがある結論に達し、それをゴールにし、4年生VS 3年生のビーチサッカーが開催される事になった。裸と裸の男同士が真剣にボールを追いかけ合い、時には激しく絡み合い・・・。ワールドカップよりも、どんなサッカーの試合よりも熱く、素晴らしい試合だったに違いない。無観客試合だったというのが唯一の心残りである。個人的には、このビーチサッカーが合宿の中の最も面白かった出来事のうちの一つであり、4年生と3年生の仲がグッと縮まったものになったのではないかと思う。

 夕方になり、李春利先生が到着したのでホテルに戻り勉強会が始まる事になった。そこでは3年生が事前に用意してきた論集のレジュメをもとに発表を行った。テーマの3本柱とその内容を発表したのだが、みんな柱がしっかりしておらず、まだまだといった感じだった。先生や先輩からたくさんのアドバイスをもらったが、本当に自分たちに先輩達のような論集が書けるのかと不安になる一日となった。約2時間の勉強会も終わり、残りの時間はすべて自由時間である!

 まずは風呂に入りに行ったのだが、さすが大きいホテルの浴場なだけあってサウナ付き&ジャグジー的なものがありとても良かった。宿泊客も結構いたみたいなのだが、いつ行っても他の客がいなく貸切りみたいな状況だったので、23日の中でついつい5~6回は入りに行ってしまった。他にも浴場があったのだろうか?今となってはどうでもいいが。

ホテルでは部屋を2部屋取り、4年生部屋と3年生部屋であった。夜は4年生の部屋が麻雀部屋となり、麻雀をやる人はそこへ行き、その他の人は3年生の部屋で大富豪をして遊んだり、テレビを見たりしていた。こうして、一日目の夜は更けていったのであった。

 

 8月2日、2日目の朝である。朝食をとった後、昨夜の疲れもあり、みんな部屋に戻り昼頃まで寝ていた。せっかくの時間を無駄にしてしまった感もあるので、昼食をとった後、さっそく海へと向かった。絶好の海日和であったため、楽しく海で泳いだりしていた。しばらくして、第2回ビーチサッカー李杯(仮)が開催されることになった。今日はまわりに人が多かったため、いい場所がとれず、石やゴミなどで足場が悪く、フィジカルに優れたラグビー部4人以外は苦戦を強いられた試合となった。だが、やはりみんなでサッカーをやるのは面白く、とても盛り上がったと思う。残念なことに第3回が開催される予定は今のところない。

 日が暮れてきたこともあり、ホテルに戻り夕食をとり、部屋でのんびりしていた。と、ここで今合宿最大のイベント、いや、勉強会の次に最大のイベントとも言える、噂のWAライトフライ級のタイトルマッチが始まる時間になった。みんなテレビの前に釘付けになって観戦した。

 試合開始後の1R終了直前に浪○の闘魂はまさかのダウンを喫してしまった。その後はほぼ互角の戦いをしていたように見えたが、11RにはTKO寸前まで追い詰められていた。やはり階級を一つ落とした分、終盤は対戦相手のスタミナについていけないのか。12Rも劣勢で立っているのがやっとという感じであった。なんとか判定まで持ち込んだが、これは負けたなとみんなが思っていた。しかし、結果は2-1で亀○の判定勝ちで王座獲得だった。その判定には、日本国民と同様に、普段は温厚なおにいやんと佐野(文哉)さんもスクラムを組んで抗議しようと・・・ とボクシング日記になりつつあるのでこの辺で止めておこう。

 その後は、まだ怒りが収まらない2人をなだめつつ、外に行き花火をやることにした。やはり夏といえば花火であり、男だけの花火も楽しかった。

 花火を終えてからは部屋に戻り今夜も昨夜と同じ感じであった。しばらくして、麻雀が終わってからは4年生と3年生はそれぞれ部屋に戻り、3年生はそれから朝6時近くまで永遠にトランプで遊んでいたのであった。

 8月3日、いよいよ最終日となった。最終日といっても今日も昼近くまで寝ていたため、ただチェックアウトするだけであった。

 現地解散ということで、その場でそれぞれ別れて解散となった。

 

 この合宿に行くまではそこまで楽しみにしていなかったが、この2泊3日はとても楽しく充実した日々だった。先輩と後輩というものも関係なく仲がいいのが李ゼミの特徴でもあるので、来年もぜひまた合宿で交流を深めることができたらいいと思う。