編集あとがき

編集委員長 04E2182  柳原 彰臣

 

 

 今回の論集の編集は今までの李ゼミの中で一番時間に追われた編集になったと思います。それも編集長たる自分が編集に取り掛かるのが遅かったためでした。そもそも一つの本を一から作りあげるというのは尋常じゃない行動量が必要で、歴代の李ゼミの先輩の編集長たちがいかに苦労し作り上げたのか今、感じ取っているところです。そして8期生のゼミ生の皆さんには僕のふがいなさのために迷惑をかけたことを謝罪し、そして支えてもらったことに感謝したいと思います。ありがとうございました。はっきり言って自分でやりきったといえることはあまりないですが、それでもみんなで力を合わせてこんなすばらしい本を一冊つくりあげたことは今後の大きな財産になると思います。

 

 

 はじめ編集長に選ばれた時は正直自分には荷が重いと感じました。岐阜からの通いであること、自分のパソコンの能力などを考えるとこのような大役をこなせる自信はありませんでした。しかし、先生から7期生の先輩方からの推薦だということを聞き、先輩方の期待に応えようと引き受けました。しかし、編集長になってからも何をしたらいいのかわからず、ずっと先生の指示を待っている状態でした。先生も忙しい中指示をしてくれましたが、段々と編集は遅れていきました。そして、4月に入っても完成していないという最悪の状況に陥ってしまいました。その中で8期生のみんな、先生、7期生の先輩方の協力もありました。本当に李ゼミの皆さんは暖かく、多くの人の協力があってようやくこの一冊を完成することができました。

 

最後にゼミを運営していく中で1年かけてゼミ論集という形で一冊の厚い本を作っていくわけですが、正直作業の途中で「めんどくさい、投げ出したい」という気持ちがわいてくるものです。しかし、大学3年生で一つのテーマで研究するということはなかなか他のゼミでも、大学でもできない経験です。就職活動の中でも研究テーマについて聞かれたときにはっきりと自信を持ってその内容を話すことができました。このように李ゼミにおける研究は自分の強みとして社会に出ても堂々とアピールできるものです。 

 この一冊は僕にとって一生の財産になるでしょう。8期生の皆さんにとっては…?    (終わり)