編集あとがき

編集委員長 美濃羽 翼

 皆様の御協力のおかげで無事ゼミ論集第7号が完成しました。本当にありがとうございます。

特に石川君は家も近いこともあり、よく手伝ってもらいました。印刷会社とのパイプ役として、今回の論集製作に大きく貢献してもらいました。ありがとう!

さて、今回のゼミ論集の特色は、過去の論集とは違い、印刷以外は全て学生が製作したものであります。出版の知識がない僕らにとって正直ハードルは高めでした。論集製作の過程で幾度となく躓き、個人的に言えば、相談する人がいなかったから辛い時期もありました。でもそういう時はナターシャ・トーマスというフランス人の歌手の曲を聴いて自分を癒し、またコツコツと作業を進めたものです。完成が近づくにつれ、ドキドキしながら朝4時ごろまでやったこともありました。

今になって思うことは、編集長としての責任が重い分、妥協したものは作りたくなかったから、それこそ一球入魂の精神で貫き通したといってもいいくらいです。この論集は大学生活の僕自身の功績であります。1つの本を製作したことは、大きな自信となり、社会人になってからも高い壁があっても臆することなく、チャレンジできると思うし、通用すると思います。前編集長の稲垣さんはあとがきで、就活に出版社は消えたと書いていましたが、僕は一つ本を作る楽しさを覚えたので、決して出版社も悪くはないと思っています。それは、必ずしも出版だけではなく、どんな職業でもこの経験は生かせるという意味です。

 しかしながら、いくら学生中心の製作とは言っても、関係者の方々の協力無しではできなかったことは確かです。とりわけ、印刷に協力してくださった石川ゼミ長のお父さん、富士印刷様の御理解と御協力に深く感謝申し上げたいです。またOBの方々の多数の投稿や豊橋、車道各情報メディアセンターの御理解と御協力にも同様に感謝申し上げたいです。 

最後に、これからの李春利ゼミのさらなる発展を祈りつつ、ゼミ論集が、生涯に渡って7期生の皆さんの大学時代の良き記念としてもらえれば幸いだと感じています。