編集長手記

 

出会い  

 

                       

  ゼミ論集第3号編集長 98E2405 斧研 貴子(写真左)

2002年3月卒業、長野在住

 

先生からゼミ論集に載せるための原稿を書いて欲しいという依頼がありました。しかし、私は何をかいていいものか本当にさっぱり分からず結局、社会人になったということで、私の人生をゼミ中心に軽く振り返ってみたいと思います。

私の人生は素敵な出会いの連続があり、その出会いにより今の私がいます。

そんな私の出会いは何の参考にもなりませんが、暇つぶしにでもして頂けたら光栄です。

 

1、私と愛知大学の出会い

 私は長野県出身です。父も母も長野県ですので『純長野県民』ということです。犬で言えば『血統書付き』ということになります。

 

そんな私が何故愛知大学に入ったのかといえば、皆さんに出会うためだったのかもしれません…。なんて…。

 実は、私は小学校・中学校・高校とバスケットボールをしていました。おまけにキャプテンまで勤めていたんです。とても信じられない人もいると思いますが本当です。本当に高校まではバスケ一筋といったかんじで、遊びもしなければ、好きな人さえもいませんでした。

でも、きっとこのころの私が今までの人生で、もしかしたらこれからの人生の中でも一番、一生懸命がむしゃらに、格好つけずにがんばっていたと思います。青春です!!

 

 そして、高校総体も終わった頃、私は運良く長野県の代表に選ばれ、国体選手として他の人よりも少し長くバスケをすることになりました。他の人が大学進学のため勉強している中、私はまだバスケ中心の生活でした。そのバスケットボールも本当に終わりを迎えた頃、私はやっとこれからどうしよう…と考え始めました。

 そんな時またまた運良く、担任の先生が愛知大学の推薦の話しをしてくださり、薦めてくれました。これが私と愛知大学の出会いです。

 

 私は愛知大学経済学部の推薦入学試験を受け、入学にいたったというわけです。

 

 全く知らない土地で始めての一人暮らし…どんなに心細くなってしまうかと思い、心配していましたが、何のことはなく一回もホームシックにもならなければ毎日がとても新鮮に感じました。ただ、両親のありがたさというものはこの頃からとてもかんじるようになりました。

 

 

2、私と李ゼミの出会い

 3年になり、ゼミを選んで入ることになりました。中国語を選択していたこともあり、中国に関するゼミに入ろうと思っていました。

 そんな折、李ゼミのことを知り、活動もきちんと行っているという印象から李ゼミに入りたいと思いました。面接試験があったのですが、私はとても緊張しました。今でこそ話しやすい先輩たちもそのときは怖そうだなぁ…という印象だったり、まじめそうだなぁ…といった印象がありました。先生も私の成績のことばかり聞くので、他の話しにしてくれないかなぁ…とひそかに思ったものです。

 そんなこんなで、無事に李ゼミに入ることができました。

 

3、李ゼミ先輩・後輩との出会い

私は李ゼミに入って、先輩や後輩と出会うことができました。

 その中でも、3年次のゼミ合宿は私にとって一番の思い出です。

ゼミ合宿という事で伊豆に行ったのですが、旅館までの道に迷ったり、立ち寄った温泉がとても小さかったり、ハプニングも続出でした。道に迷った時、允先輩(井上允)は「慌てなくていいよ。ゆっくりでいいよ。」と声をかけてくれました。私はなんて優しい先輩なんだろうと思いました。

…その1ヶ月後には内藤先輩(内藤圭一)、允先輩を中心とした『アヒルコール』に悩まされることになるは、このときの私は思ってもいませんでした…。

 しかし、先輩達ともこの合宿の頃からとても仲良くなったように思います。とてもとても楽しい思い出です。

 後輩もみんなしっかりしていて、楽しい人ばかりです。これからまた、顔を出させてもらうこともあると思うのでそのときは宜しくお願いします。

 

4、私と先生の出会い

私の家は李先生の家と近かったこともあり、先生には本当にお世話になりました。

お世話になったことはとても沢山あるので、その中からベスト3をあげてみます。

3位 ゼミ論集!

    私がゼミ論集編集委員長の時は、夜中にもかかわらず先生のお宅にお邪魔させていただき、相談にのっていただきました。先生も忙しかったのに突然押しかけてしまい、すみませんでした…。

 

2位 餃子パーティー☆

    留学生と一緒に先生の家で餃子パーティーをしたこともありました。確か夜の12 

    時頃から食べ始め、朝までトランプをしました。とても楽しかったのですが、私は次

    の日バイトに遅刻しました…。

 

1位 荷物置かせてください事件!!!

    私が最も先生にお世話になったなぁ…と忘れることの出来ない事件があります。

    それは…ある日、私の両親が一人暮らしの私の家に来ることになりました。

    大学生ともなれば、親に見られたくないものの1つや2つあるものです。

    焦った私は、朝早く段ボールに詰め込んだ私の秘密を、なんと!!先生の家に持

    っていって、置かせてもらいました。

    もう時効という事で…ほんとにご迷惑をおかけしました。

 

先生にとって私は、ほんとに考えられない生徒だったことでしょう…。

先生には本当に本当にお世話になりました m(,,)m

 

 

5、やっぱり…この出会い

 こんな私が自由に楽しくゼミ活動をしてこられたのは、やっぱり一緒にゼミに入った仲間のおかげだと思います。私が編集委員長をしていたときはみんな協力してくれたし、心配もしてくれたし、とても感謝しています。

 けこ(肥田佳子)はいつも変わっていると言われているけど、みんなのことを気遣って私をいっぱい励ましてくれました。ゆり(野々村由里)はとっても面白くて、3女でちょっと甘えっ子だけど、料理も出きるし意外としっかり物事を考えていて見習おうと思ったところがよくありました。理恵ちゃん(京角理恵)は見たからにしっかりしていて、ほんとに頼りになる存在です。でも自転車の鍵をよくどこにしまったか忘れていたことを私は知っています…。

こんな私も社会人として毎日遅刻もせず働いています。

簡単ですが、私の出会いを書いてみました。

何の参考にもならない話しで申し訳ないです…。

でも、私はいろんな出会いがあって、毎日を楽しく生きています。

やっぱり楽しく過ごすのが1番です☆

どんなに辛いと思うことがあっても、いつかは忘れたり、楽しいときが来るものです。

そうやって私はこれからも生きていくと思います。

これからも毎日笑顔で、楽しく過ごしていこうと思います。

私のモットーは『明るく、謙虚に、前向きに!!』です。