Re: 佐野さんへ  投稿者:佐野  投稿日:20071130()222335

  返信・引用

 

 

> No.1325[元記事へ]

鈴木さんへのお返事です。

>
現3年生が去年ゼミ選考の際に提出した志望動機などが書かれたレポートを全員分()、佐野さんが持っていると聞きました。中島、松島、山之内、大威、坂本、竹内、私の分は今日田中さんから受け取りましたので、他のゼミ生のレポートを来週持ってきて頂けますか?
>
>
それから風邪を早く治して下さいね。お大事に。

返事が遅くなってゴメンナサイ。悪いんだけど、自分はレポート持ってないんだよね。誰か他の人が持ってると思うから、ちょっと聞いてみて。こっちも聞いてみるから。

 


訂正  投稿者:松井  投稿日:20071130()213544

  返信・引用

 

 

先ほどの投稿は森田様でなく星野様の間違いでした。
総幹事の方のお名前を間違えてしまいまして申し訳ございませんでした。
また、星野様にはご迷惑をお掛けして本当に申し訳ございません。

 


(無題)  投稿者:岩田  投稿日:20071130()212651

  返信・引用

 

 

8期生の岩田悟志と申します。12月1日の集まりの件ですが欠席ということで、連絡が急になってしまい申し訳ございませんでした。総幹事の星野様には大変なご迷惑をお掛けしてしまい申し訳ございません。以後このような事がないよう気をつけさせていただきます。

 


森田様へ  投稿者:松井  投稿日:20071130()191423

  返信・引用

 

 

8期生の松井淳哉と申します。明日の集まりの件ですが、
サークルの大事な試合で人数が足りないということで
そちらに行きたいのですが、8期生の松井と岩田の2人分前日に
キャンセルできるでしょうか?急になって本当に申し訳ないですがご返事の方よろしくお願いします。

 


田中君へ  投稿者:  投稿日:20071130()133030

  返信・引用

 

 

ご祖父上様のご不幸、心からお悔やみ申し上げます。
両親とも亡くした僕には、お気持ちが痛いほどよく分かります。
中国語には「節哀」という言葉があります。
自分がよくがんばっていることこそ、肉親たちの最大の慰めになるので、
そのあたりよく理解してもらいたいと思います。
がんばっている健太郎を、きっとおじいさんも応援してくれるでしょう。
この際は、体調にくれぐれも細心の注意を。
1
日の会合には無理して来なくていいよ。

 


伝えたいこと  投稿者:田中  投稿日:20071130()01263

  返信・引用

 

 

私事になりますが、28日の13時に僕の祖父が亡くなりました。
29
日、30日が通夜、葬式、告別式などがあります!
すごく精神的においやられましたが、今安定してるので書き込みをしています。
僕は今は泣き祖父に誓いました!
だから、この誓いを常に念頭に置き生活していきたいと思います。
暗い書き込みで申し訳ありませんが、みんなにも家族の大切さを今一度考えてもらいたくて書き込みをしました。

 


鈴木さんへ  投稿者:  投稿日:20071129()223739

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土曜日のパーティ、ぜひカメラマンになってください。ヨロシク。

 


先生・大威くん&若山くんへ  投稿者:おがわ  投稿日:20071129()161016

  返信・引用

 

 

先生へ
1
日の大集合のときにデジカメを持ってきてほしいとの事でしたが、僕はデジカメを持っていないので申し訳ありません。
大威くん&若山くんへ
大学のPCアドレスに去年の年表ファイルを送りました。一度、確認してみてください。

 


服部君&松島さんへ+李ゼミ10周年記念パーティ参加者へ  投稿者:  投稿日:20071129()013728

  返信・引用

 

 

明日午後200ごろレポートを返します。
ぼくの研究室(713)のドアにかけておくので、取りに来てください。

許君と竹内君、土曜日のパーティ時に返します。

今年の10周年記念パーティですが、竹内君に記念特集を書いてもらいたいので、
ここに掲載されている星野君の出席者リストをプリントし(2部)、
ゼミ論集の名簿と照合し、フルネームでもってきてください。
なるべく昼と夜両方の先輩たちの顔を覚えましょう。

今年も昨年の「風鈴会大集合@名古屋」と同じように、
参加者全員にBBSに投稿してもらうので、
それをベースに写真を入れて文章にしたいと思います。
それを参考して。

あと、竹内君とシー君と小川君、自分のデジカメを持参してください。
多めに写真を撮りましょう。
来週火曜のゼミ時にメモリーに入れてもってきてください。

最後に、パーティ参加者へ:
今年は昼の部は1200ジャストから、夜の部は530ジャストから
それぞれ2時間ぴったりのコースを予約したので、
くれぐれも遅れないように。会場の都合で時間の延長ができないそうです。
場所の確認を!

 


星野先輩へ  投稿者:8期生、田中  投稿日:20071128()142337

  返信・引用

 

 

お電話させていただきましたが、留守番電話につながったので書き込みをさせていただきます。
今日先生と話したのですが、何時に行けるのかがハッキリとわからないままでは中途半端では皆に迷惑をかけてしまうかもしれませんので、キャンセルさせていただきます。
合流できましたら、個人的にドリンクなどを注文したいと思います。

あと先生からの伝言で3期生の『おのとぎ』さんが欠席であるそうです。

 


星野先輩へ  投稿者:8期生、田中  投稿日:20071128()024037

  返信・引用

 

 

121日の李ゼミ10周年パーティーの件ですが、海外赴任のことで会社の役員の方との話し合いがありますので、夕方すぐからの出席が難しいと思いますので予め連絡させていただきます。
私事で大変ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。

 


佐野さんへ  投稿者:鈴木  投稿日:20071128()00025

  返信・引用

 

 

現3年生が去年ゼミ選考の際に提出した志望動機などが書かれたレポートを全員分()、佐野さんが持っていると聞きました。中島、松島、山之内、大威、坂本、竹内、私の分は今日田中さんから受け取りましたので、他のゼミ生のレポートを来週持ってきて頂けますか?

それから風邪を早く治して下さいね。お大事に。

 


(無題)  投稿者:佐野  投稿日:20071127()125747

  返信・引用

 

 

すいませんが、今日は風邪をひいたので欠席します。

 


履修申込書  投稿者:田中  投稿日:20071127()122530

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現3年の去年のゼミ面接の時に使った希望動機の紙ですが、鈴木、中島、松島、山之内、大威、坂本、竹内があったので今日持っていきます!!

 


李先生へ  投稿者:村上  投稿日:20071127()021155

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ゼミ論集の件は、了解しました。

追伸:僕も卒業論文書いてますので、宜しくお願いします。

 


追加分(図表が載らなかった)です。  投稿者:田中  投稿日:20071127()003958

  返信・引用

 

 

中国の「三農問題」

04E2278
 田中 健太郎

目次
はじめに
第1章 農業においての問題
1-1 農業の低生産性
1-2 不安定な食糧生産
1-3 中国農業の国際競争力とWTO加盟
1-4 WTO加盟による中国農業への影響
第2章 農民においての問題
2-1 所得格差の実態
2-2 農民紛争
2-3 戸籍制度
2-4 農業税
2-5 農業税廃止とその意義
第3章 農村においての問題
3-1 農村の荒廃
3-2 新農村
3-3 問題解決に向けて~第115ヵ年計画~
4章 中国農業の将来への展望
4-1 これまでの中国の変革運動
4-2 現代農業
4-3 中国農業の展望
むすび

はじめに
近年、中国の抱える内政上の最大の問題、最優先課題は「三農問題」と言われている。三農とは、農業、農村、農民の3つの「農」を指す。
「世界の工場」とも呼ばれる農業大国である中国は人口の3分の2以上が農村で暮らしていることを忘れてはならない。この問題の核心は、農業と工業の間、農村と都市との所得、生活格差拡大のことであり、中国の経済発展を制約するものとなっている。「三農、つまり農業、農村、農民の問題はわが国の改革・開放と現代化建設の全局に関わるものであり、いついかなる時においてもそれを疎かにし、手を抜いてはならない」と朱鎔基首相は2003年3月の10期全人代・政府活動報告で発言した。
この発言を踏まえて、これからの経済発展のアキレス腱となるのは三農問題が鍵になってくるであるに違いないから、ここでは大きな問題となっている3つの「農」について1つずつ取り上げて、その問題や対策(取り組み)を図など取り入れて見ていこうと思う。

問題解決(最優先課題として)を急ぐ理由
三農問題の解決を急ぐ理由としては次のような理由が挙げられる。
中国の農村部人口は全人口の4分の3を占めている。都市部だけが経済的に突出する状態は、大きな社会不安を引き起こす可能性がある。国際的に貧富の格差を示す(所得分布の不平等度を表し、完全に平等であるときは0、完全に不平等であるときは1とする)ジニ係数の「警戒ライン」は0.4とされているが、中国のジニ係数はすでに0.45に達し、さらに上昇する傾向が明白だとされている。(表A)
中国経済は輸出先行型で発展してきた。しかし、この状態を続けたのでは、国際的な人民元切り上げ圧力に見られるように、さまざまな局面で「外圧」にさらされる可能性が高い。したがって内需を喚起する必要があるが、それには、膨大な人口を持つ農村部の購買力を高める必要がある。
食料自給率は、国家の安全保障に直結している。また、中国のような莫大な人口を抱える国が、海外に対する食料の依存率を高めれば、国際政治に大きな不安定要因をもたらすだろう。「飽食」が実現しているのは一部の発展した国だけであり、世界全体を見れば食料は決して十分に供給されている状況でないからだ。しかも、世界的な「飢えの問題」は、今後さらに深刻化する公算だ。中国にとって望ましいのは、自由貿易体制の維持だが、それには国際的な政治情勢が安定している必要がある。そのためにも、「豊かになりつつある自国民」を満足させるだけの食料生産を確保しなければならない。
WTOに加盟した以上、東南アジアなど農業分野で中国よりも競争力のある国からの農産物輸入は、増加すると考えるべきだ。しかも、中国がASEAN(東南アジア諸国連合)などとの自由貿易協定を進めていることは、農産物の輸入増加に拍車をかけることになる。可能な限り早期に三農問題に手をつけなければ、時が進行するとともに、農村部の疲弊はさらに深刻化すると考えなければならない。
「農村から都会を包囲する」という言い回しに象徴されるように、中国共産党は農民層の支持を政治基盤とすることにより大成長した。改革開放の成功により「一枚岩」を形成することに成功した共産党だが、農村と都会部の格差がこれ以上広がれば、「農民」「農村」「農業」に対する「温度差」が原因となり、政治的な路線対立が表面化する可能性も否定できない。仮にそうなった場合、中国に対する「信用度」が低下し、経済のあらゆる分野が打撃を受けるという国家運営にとって最悪のシナリオもありえる。
A 中国とASEAN4のジニ係数の推移

第1章 農業においての問題
1-1 農業の低生産性
1-2 不安定な食糧生産
中国は毎年食糧の需要量を約4.9億トンとして、そのうち、食糧用に2.2億トンから2.3億トンが必要とみており、飼料用は約2.2億トンとし、その他工業用などに約0.4億トンとしている。したがって、現在、中国の食糧事情は相対的に安定している(表C参照)。

表C:食糧生産量、輸入量および価格指数
年度 食糧生産量(万トン) 食糧輸入量(万トン) 食糧生産価格指数(前年度=100) 都市と農村住民における食糧消費価格指数(前年度=100

2001 45,264 1,738 - 99,2
2002 45,706 1,417 95,8 98,3
2003 43,070 2,283 102,3 102,3
2004 46,947 998 128,1 126,4
2005 48,400 3,286 99,1 101,4

なぜなら、都市住民の食糧に対する一人当たりの消費量は徐々に下がっており、どちらかといえば、食糧がすでに飽和段階に入っているともいわれている。しかし、最近の都市化率の上昇や都市人口の絶対的な増加の影響を受けて、都市住民の食糧総消費量は増加している。
例えば、2004年の都市住民における食糧総消費量は約6000万トンになり、ここ5年間でみれば、都市住民一人当たりの食糧消費量は約5%増であった(表D参照)。
ただ、こうした都市住民の食糧総消費量の増加傾向とは異なり、農村における農民の食糧総消費量は絶対的に低下している。それは、農村人口の減少と軌を一としており、食糧総消費量が毎年3%減で、都市よりも低い状況にあり、例えば、2004年は1.66億トン前後から2005年には1.6億トン前後に下がっている。
 こうした都市と農村における食糧消費量は、ほぼ2.2億トンということになり、それなりに安定してきているようにみえるが、2003年のように不作ともなれば、食糧事情を不安定化させることもある。だから、毎年数百万トンの備蓄が減少している。とくに、ここ十数年のスパンでみれば、中国は未だ人口が増加しつつ、逆に、耕地は減少し、そのうえ水資源の不足も考えられるなど、今後の食糧生産はかなり厳しい環境にあるといわれている。したがって、中国の食糧問題を軽視できず、次のように2つの政策を指示している。

「中国の中央政府の政策」
基本的に食糧供給を保障すること
需給バランスに努めること
を挙げている。ただ、この政策が遂行されるために、1つは耕地の保護制度を堅持し、とりわけ食糧価格を合理的なレベルにし、食糧生産を担う農民の利益を保護し、その生産意欲を引き出すようにする。
 このように、中国における食糧問題が今なお多くの問題を抱えている。
「レスター・R・ブラウン」
1990年中国は32900tの食糧を生産し33500tの食糧を消費した。600tを輸入しその不足を補った。中国の食糧に対する需要は現在の趨勢でいくと2030年には47900tに達するがその間の食糧生産はおそらく5分の1減り2億6300tに下がる。その足りない分は2600tに上り1993年の全世界の食糧輸出量2tを上回る。」
これはレスターRブラウンの「誰が中国を養うのか」という本の中で中国の目まぐるしい経済発展により将来の食糧危機を危惧しともので、これは世界各国の注目を集めた。当時、中国政府は北京周報のなかで「『中国は世界食糧の脅威とはならない』と題する論文の中で2020年に中国の食糧生産は7tに達し、中国の食糧輸入量は1000tから3000tの間に留まり、世界の食糧需要の大きな要因とはならない。」と述べた。しかし、なぜこのような予測になるのか根拠は示されていない。ともかく、ブラウン氏の予測は人口の数が膨大なこと、経済成長が空前の速さで進みそれに伴い耕地が減少していることが中国の食料危機を招く主な原因としてあげている。

1-3 中国農業の国際競争力とWTO加盟
1-4 WTO加盟による中国農業への影響
 「WTO加盟により中国の農業に与える影響は2つの方面から考えられる。1つはWTOの農業に関する枠組みの影響である。農業協定は全世界の農産品の貿易自由化を目標とし、その発効は世界的な価格や市場開放、世界の輸出入貿易の局面、農産品国際貿易規制などの方面で巨大な変化を生じさせることになり、世界の農産品市場や国際的な農業の発展に深い影響を与える。これらの影響はすでに始まり、かつますます国際化しつつある中国の農業にも必然的に伝わるものと考えられている。2つにWTO加盟後、中国農業はWTOの農業に関する枠組みの拘束を受けると同時に、WTO加盟談判における農業に関して行った承諾も忠実に履行していかなければならない。
短期的な影響はあるものの、長期的には中国の農業には有利となる。その主な点として、
①WTO
加盟後、中国は貿易の開放、特に関税の引下げを享受でき、かつ多くの加盟国の最恵国待遇を無条件に得ることができ、特に発展途上国に対する最恵国待遇は、中国の農業の国際化に有利な環境をもたらす。
中国が国際的規範を参考にして農村の経済体制改革の深化させ、農業の総合的な生産能力を増強させることができる。
③WTO
の関連事項と紛争処理メカニズムを適時運用し、国内の農業生産と農産品市場を保護し、国外の農産品の大量流入に対する衝撃の回避や、農業多角的貿易談判に参加することにより農産品貿易の秩序と多くの発展途上国の利益を擁護し、少数の先進国の短方向貿易や農業貿易の保護主義をおさえていくこと。
その他の国の中国農産品輸出の非関税制限措置など不公平な待遇を減少し、中国農産品の国際市場参入を促進するのに役立つ。
中国農産品の国際市場における割当てが拡大。
 また、不利な面としてWTO規則と各国の承諾により一定程度農業市場を開放し、保護貿易を減少していかなければならない。
第2章 農民においての問題
2-1 所得格差の実態
 拡大する都市農村間・都市内所得格差(表G)
中国の所得格差については、3種類のものがあるとされている。国内の地域間の格差、都市と農村の格差及び都市内での格差である。
地域間所得格差
 上海市で5千ドル/人を既に超え、北京市でも4千ドル/人近くとなっており、天津市と合わせて3市は特に抜きん出た位置にある。さらに南東部沿岸省でそれぞれ2千ドル/人を超え始めており、これらの地域が中国の急速な経済発展を担っていることがわかる。
 しかし、内陸部では1千ドル/人に至らない省が並んでおり、重慶市も同水準にある。
 このように中国の今後の経済開発については、内陸部、西域の開発をいかに進めていくかが大きな課題になっていることは明らかである。
表G:中国地域別一人当たり地域内総生産

中国沿岸部と内陸部の比較
都市部、農村部家計における所得格差は、マクロ的な地域間の所得格差となって現れている。例えば、都市部家計一人当たりの可処分所得、消費支出を比較すると、沿海部と内陸部55の都市部家計の実質可処分所得には格差があり、内陸部での消費の伸びは緩やかなものにとどまっている。(図表H、I)
各行政区の人口密度については、上海市が2,300/km2で特に高いが、その他はいずれも1,000/km2以下で低い。
こうした中で、上海、天津、北京の3市に次ぎ、山東省等の東中部、次いで広東省等の南東部、さらに四川省等の中央部と吉林省等の東北部、そして西蔵自治区等の西部と順に密度が低下しているのが読み取れる。(図表J)
図表H 中国の地域間経済格差(2005年)


図表I 中国における地域別一人当たり実質可処分所得と実質消費支出の推移

農村労働力流動の拡大
まず、近年の農村労働力移動の概要をみてみる。都市人口も含めた移動人口規模は、2005111日の調査結果として、総人口13.06億人に対して、流動人口は1.47億人(11.3%)であったが、200511月に出版された『中国農村労働力調研報告2005』(以下、『調研報告』と略す)には、国家統計局が実施した中国の農村労働力の就業実態に関するサンプル調査の結果(2004年末の数値)が掲載されている。この2004年末の地域外流出農村労働力総数は1.18億人と、2003年年末との比較で433万人増加している。この人口規模は全流動人口の約8割を占めており、いかに移動人口に占める農村出身者の比率が高いかが理解できるだろう。
また、この地域外流出農村労働力総数1.18億人は、中国の農村労働力総数の実に23.8%に相当する規模である。つまり、農村労働力に限ってみれば、すでに4人に1人が地域外に移動を開始していることになる。
これを出身地域別に区分すると、東部地域出身が3,934万人(33.3%)、中部地域出身が4,728万人(40.0%)、西部地域出身が3,161万人(26.7%)と、中西部地域出身者があわせて全体の3分の2を占めている。これに対して流入地域別では、全体の70.0%が東部地域に流入し、この東部地域への集中傾向は、2003年(68.0%)よりもさらに強まっている。逆に、西部地域への流入は2003年の17.1%から2004年の15.6%へと減少しているのである。このように、現在の農村労働力流動の主要な移動方向は、相対的に経済発展の遅れた内陸部の農村地域から経済発展の著しい沿岸部の都市への流動という大きな方向性を有していることになる。
とくに、農村労働力の流入先に注目すると、東部諸省の中でも、とくに経済の発展したいくつかの省への集中が著しい。つまり、広東省への流入は28.4%ともっとも多く、流動化した農村労働力の実に3割弱が広東省に流入していることになる。以下続いて、浙江省(8.1%)、江蘇省(6.8%)、山東省(4.7%)、上海市(4.4%)、福建省(4.2%)などとなっている。また、流動した農村労働力の62.4%が地区級市以上の大中都市に流入しているのである。このように、現代中国の農村人口移動は内陸農村から沿岸地域の都市へという移動パターンがより鮮明になりつつある。
2-2 農民紛争
農業重視はこれまでも五ヵ年計画のたびに繰り返し打ち出されてきたスローガンであるが、第十一次五ヵ年(展望)計画において初めて明確に工業が農業を支援する姿勢が示させた。そこには拡大する都市農村格差と、そのある意味で極端な表現でもある各地で頻発する農民紛争(あるいは暴動)が背景としてある。例えば、『争鳴』が集計した200310月~11月の中国の12省市における農民騒動の件数、参加者数を見てみる。
2-3 戸籍制度
2-4 農業税
2-5 農業税廃止とその意義
 「意義」第一に、農業税は、2,600年間にわたって課せられてきた「皇帝の税」であり、その起源は春秋戦国時代の魯国にまで遡る。清の時代に官吏の腐敗を招いてその改革が図られたことはあったが、封建時代には一貫して基幹税であった。革命戦争や新中国成立後の社会主義建設に際しても、国家財政の柱であり続けた。今回は、1958年の農業税条例制定以来、50年ぶりの大改革である。
農業税の廃止は、500億元の減税であり、9億人の農民が直接受益する政策であって、三農問題解決への重要な一歩である。既に2004年から一部では減免が始まっており、北京市では全国に先駆けて8,000万元以上が減税され、村落への市からの財政補助は3億元以上に上っている。
      中国経済が農業を支えとする時代がもはや過ぎ去り、国民経済の主力は工業に移ったこと、今や工業が農業を支える番になったことを象徴している。農村地区の所得を増やし、消費水準を上げることは国民経済の持続的な発展の原動力として重要であり、「和諧社会」実現に不可欠である。
第3章 農村においての問題
3-1 農村の荒廃
 農村部のハード・インフラ(ex:ハード=道路・飲料水の不足・電話、ソフト=医療・教育等)の整備状況を見ると、
全国の道路のうち13%は農村部に通じていない
農村部人口の半数近い3.6億人は飲料水が不足している、
全国の農村部の半数以上は電話が通じていないと推計されている。また、ソフト・インフラ面でも、農村部は、地方政府の支出財源不足により、医療・教育等公共サービスが都市部と比べて十分に提供されていない。そのため、支出における都市部と農村部における必要的経費のウエイトに差が生じず、先に見たような農業生産の不安定性から農村部家計の所得が伸び悩む中で、消費が抑えられているのである。
3-2 新農村
3-3 問題解決に向けて~第115ヵ年計画~
4章 中国農業の将来への展望
4-1 これまでの中国の変革運動
4-2 現代農業
 大紀元日本26日に中国政府がこのほど発表した「国務院一号公文書」には、農業を現代化する公的方針が書かれている。有識者の分析では、中国政府のこの政策では、農業を近代化する各種の障壁は取り除けないという。
 今回発表された公文書は、国務院が「農業」「農民」「農村」の三農問題を解決するために、2004年から中央が発表してきた4件のうちの一つで、1982年の改革解放から数えると9件目だ。今回の公文書は、「現代農業を積極的に発展させ、社会主義を推進し、農村を新しく建設するための提言」と銘打った、三農問題解決に国力を投入し、農村のインフラ整備を進め、農業技術を刷新し、農業市場体系を健全化し、新しい農民を養成し、党の農村に対する指導要領を体系化し整備して、もって「農業が豊かにして、インフラ強化し、農民が豊かにして、国家栄え、農村穏やかにして社会安定」が、謡い文句である。
4-3 中国農業の展望
この問題を解決するには制度の問題への着手が不可欠であり、今、政府はこの問題を非常に重要視し、解決にむけ努力している最中である。朱鎔基首相は、農村と都市部の収入格差をなくすために、
耕地を樹林に復元する規模を拡大する。中、西部の一部において、耕地を樹林に復元することは、生態環境を改善し農業構造の調整を促進するための重要措置であり、農民の収入につながる効果的な方法でもある。
農村の租税、費用徴収の改革と食糧、綿花流通体制の改革
農民の収入を増やすルートの拡充に努める。
農業に対する助成を一層強化する。WTOのルールに合致した措置をとり、農民の利益を擁護するよう努めると述べた。
『三農』問題の解決策として農村部の都市化があげられ、それにより、労働集約型の産業の経済発展に大きなチャンスを与えることになる。WTO加盟は農村の労働力にとって大きな脅威であると同時にチャンスでもある。膨大な余剰労働力を発展の牽引力にするためにはまず、都市住民と農村住民の差別をなくし、同じ待遇にすることではないだろうか。
また日本においても、「食料・農業・農村基本法」に変わったが日本農業の構造改革は延々として進んでいない。農家の経営面積は平均で1.5haに過ぎず、欧米の2030分の1にすぎない。今までで見てきた通り、自由化が促進されれば今後輸入量が増加し、規模の小さい国内の農業に打撃を与えかねない。他の国と共存できるかどうかは国際化に合わせて国内農業の構造改革をすすめることができるかどうかにかかっている。
むすび

 


先生へ  投稿者:黄セン  投稿日:20071126()234722

  返信・引用

 

 

すみません、分かりました。明日、ゼミの時持ってきます。

 


初稿  投稿者:  投稿日:20071126()234131

  返信・引用

 

 

楊、竹内、許、中島、黄、周、坂本、
まだレポートのデジタル版は僕宛に送って来ていない。
明日まで待つが、それ以降は受け付けない。

撮影は3時から、6号館前で集合しよう。急いでください。

 


Re: 明日調整を  投稿者:立岩  投稿日:20071126()225826

  返信・引用

 

 

私も鈴木さんの書き込みを見て今2人で電話してたところです。
私達も明日がいいのでは?という結果になったばかりだったのでちょうどよかったです。

明日自分の論文を持ってくるということと兼ねて連絡しておきます。

 


明日調整を  投稿者:  投稿日:20071126()224431

  返信・引用

 

 

次の3回:4日に立岩さん欠席、11日鈴木さん欠席、18日楊さん欠席、これでゼミ終了。
そんなら明日撮る?3時にまず写真を?鈴木さんと立岩さん、呼びかけて出席を確認してほしい。遅れないように!

 


李先生へ  投稿者:鈴木  投稿日:20071126()220550

  返信・引用

 

 

1211日に集合写真を撮りたいと書いてありましたが、企業説明会があるためゼミを休ませて頂こうと思っていました。申し訳ありませんが、出来れば他の日がいいです。

 


3年生のレポート  投稿者:  投稿日:20071126()212623

  返信・引用

 

 

まだ全部読み終わっていない。
本数が多いし、問題も多すぎる。
各自でぼくのコメントを待つのではなく、
まず自分で読み直してほしい!!
初級的なミスが多すぎて、読んでいていらいらする!
先輩の論集を手本に真似すればいいのに、勝手に自己流でやっている。
まずセルフチェックを!

自分が気づいたとこ、足りないとこを自分で先になおしてほしい。徹底的に!
いずれそれぞれ後2回書き直してもらうから。
これはできるだけ授業期間中(1218日まで)に終えたい。
あとは顔合わせしにくいし、期末テストに入ってしまうから。

明日も再来週も4年生の卒論発表がある。
3
年生を相手にできない。

 


3年生  投稿者:  投稿日:20071126()205648

  返信・引用

 

 

今年の論集をもってきてほしい。
分からないことあれば、その場で先輩たちの真似をすればいいから。
基本的に同じ。

 


ゼミの集合写真  投稿者:  投稿日:20071126()205132

  返信・引用

 

 

1211日に論集用の集合写真を撮りたい。都合の悪い人がいれば早めに言ってほしい。
楊さんは13日から?

明日は個別の写真をとろう、それぞれの。
論集の自分の論文に使うもの。
おしゃれしたい人は手抜きしないで(例:若山君)。

 


3年生へ+村上、立岩、鈴木さん  投稿者:  投稿日:20071126()204850

  返信・引用

 

 

明日、全員、自分のゼミ論文をフラッシュメモリーに入れてもってきてほしい。
村上、立岩、鈴木三氏はPCで実演指導をしてもらえるから。僕から頼んでおいた。
実際、困ったことについて相談してください。
3
人、ヨロシク。なるべく分からない人に自分でPCをいじってもらって。
メモもしっかりとらせて。

大体、問題も共通している。脚注、参考文献、書式(みんな持ってきて)、フォント、
図表の出所、などなどPC関連の問題が多い。明日しっかりクリアしよう。

特に留学生たちの論文には問題山積!!!
しっかり相談して!日本語ミスがもちろんたくさんある。
誤植も多い。まず自分でセルフチェックしてほしい。

明日はまず、610室に集合し、その後、3年生は同じ部屋に残る。
4
年生はぼくに付いてきてほしい、ほかの部屋に移動。

4
30にまた合流する。その後、僕が残るから、3年、4年生の相談に乗る。
時間取れる人は取っておいて。時間ない人は早めに手を挙げて。

後、4年生へ:田中君か小川君、シー君、だれでもいいから、
昨年のいまごろ現3年生の面接をやったよね。
そのとき、それぞれの小論文のコピーをもってきてほしい。
ぼくのところにオリジナルがあるはずだが、すぐ出てこない。
持ってこれる人、みんな持ってきて。ヨロシク。
論集の編集につかうから。

 


卒論要旨  投稿者:柳原  投稿日:20071126()175435

  返信・引用

 

 

追加分ですが貼り付けます
ポスト小泉におけるアジア外交の再構築
04E2182
 柳原 彰臣



4節 安倍内閣の実績・続ポスト小泉時代へ・・・
4-1  安倍内閣の実績

ここで20079月に崩壊するまでに安倍内閣があげた実績を見てみる。まず発足後わずか9ヶ月で安倍内閣は歴代内閣ができなかったような大きな成果を上げた。
 戦後初めての教育基本法改正、防衛庁の省昇格、憲法制定後60年間放置された国民投票の手続きを定める法律の制定、戦後の官民癒着の元凶である天下りをなくすための公務員制度改革、などなど国家の根幹に関する部分についての仕事をやってみせた。
 また生活や産業に密着する分野でも様々な実績をあげた。公立学校の水準を向上させるために教員免許の更新制の導入や全国学力テストの実施を行い、また農業では中国への米の輸出を歴史上初めて開始した。
 外交面では中国との関係の抜本的改善、ハイリゲンダムサミットでのCO2削減目標設定の主導など、難題を解決してきた。ここでいわゆるネット上の2ちゃんねるで出回っている安倍内閣が触れ、実績を残したことをリスト化したものを載せる。

*
北朝鮮経済制裁 *朝鮮総連圧力 実施中
防衛省昇格 
海洋基本法・集団的自衛権 済・研究中
日米豪印4ヶ国同盟・韓国除外 実施中
サウジ等中東関係強化・中国サミット正式参加 実施中・拒否
宇宙基本法(偵察衛星) 準備中
国家安全保障会議(日本版NSC)創設 準備中
*
国民投票法・憲法改正9条破棄 済・準備中
犯罪収益移転防止法(マネーロンダリング) 
*
教育基本法改正 
*
教員免許更新制度 
*
少年法改正厳罰化 
*
政治資金法改正(小沢10億円不動産禁止法) 
*
社保庁解体(非公務員化) 
*
年金時効撤廃法(時効の貰い損ね救済) 
*
天下り制限・公務員削減・給与削減 済・準備中・準備中
*
国立追悼施設阻止・女系皇室典範阻止 実施中
「従軍」慰安婦捏造・南京「虐殺」捏造 国会で強制否定・未(否定の動きあり)
マスごみ捏造放送対策・朝日捏造対策 準備中・提訴中
*
在日参政権阻止 *人権擁護法案阻止 実施中
サラ金壊滅 *パチンコ壊滅・同和利権にメス ほぼ済・検定規制強化中・実施中
在日朝鮮人資産凍結・在日特権剥奪 
*
印は、小沢一郎氏(民主党)が反対した項目
こうして見ると、戦後、様々な総理大臣が何年もかけて行ってきた実績、また実行できなかった事柄をわずか1年足らずで安倍内閣が行っている。そのため一部の議員からは、「あと何年か政権を任せてもらえば、日本を根本から改革する大きな仕事を達成することができるはずです。 」といいった言葉とともに期待を寄せられていた。

4-2 安倍改造内閣、そして次の時代へ・・・

わずか一年足らずで内閣数個分の働きをしたといわれる安倍内閣であったが、組閣してわずか3ヶ月程度で第一の閣僚問題が起こる。
2006
1226日内閣府特命担当大臣(規制改革担当)佐田玄一郎が、事実上存在しない事務所に対し、1990年~2000年までの10年間もの間、光熱費や事務所費など計7,800万円の経費を支出したという、虚偽の政治資金収支報告書を提出していたことが判明し佐田氏は1228日に大臣を辞任した。そしてここから閣僚の事務所費関連のトラブルが続出する。
2007
110日、文部科学大臣伊吹文明の資金管理団体が、賃料のかからない議員会館を所在地にしているにかかわらず、多額の「事務所費」を支出したことを政治資金収支報告書に記載しており、その一部を交通費や飲食代などに流用していた疑惑が浮上した。また、自民党政調会長中川昭一、文部科学副大臣遠藤利明についても、家賃が無料の議員会館に資金管理団体を置きながら多額の事務所費を計上していることが発覚。
そして200777日、農林水産大臣赤城徳彦の政治団体「赤城徳彦後援会」が、事務所としての実態がない茨城県筑西市の両親の実家を「主たる事務所」としているにもかかわらず、1996年から2005年までの間に約9045万円も経費計上していた事実が発覚。これが世論の批判の的となり、続く729日の第21回参議院議員通常選挙の結果、参議院において連立を組む自民・公明を併せても過半数を獲得できず、少数与党に転落した(参議院の第一党は民主党になり、参議院議長も民主党から選出された)。 そしてすぐに赤城農水相が辞任し(辞任という形で報道がなされたが、実際には安倍が赤城を総理大臣官邸に呼んでいることから、事実上の更迭となる。)自民党役員を一新し、2007827日に安倍改造内閣が発足した。

安倍首相は今回の改造人事で「身体検査」を徹底的に行ったとしているが、組閣し直したわずか4日後の2007831日、遠藤武彦農相が代表を務める自由民主党山形県第2選挙区支部が20059月、農林水産省所管の独立行政法人の補助金を受けている山形県家畜商業から5万円の献金を受けていたことが分かった(政治資金規正法は国の補助金交付決定を受けた法人の1年以内の献金を禁止している)。また、自身が組合長理事を務めている置賜農業共済組合(山形県米沢市)が農業災害補償法に基づく掛金115万円を加入者を水増しするなどの手口で国から不正受給していたことも発覚。遠藤農相は200791日の記者会見で陳謝するも、「大臣を受けた以上、最大限努力したい」と辞任しない意向を示していた。しかし、国民の誤解や政府・与党内の混乱を招いたとして200793日午前、安倍首相に辞表を提出した。組閣してまもなく(在任期間わずか8日)であり、安倍政権成立から3人目の農林水産大臣の交代となった。また同日、坂本由紀子外務政務官も政治活動費五重計上問題により、辞表を提出した。

その他、額賀福志郎財務大臣の事務所未登記、鴨下一郎環境大臣の政治資金収支報告書の借入金の記載不備、岩城光英内閣官房副長官の政治資金収支報告書虚偽記載、荻原健司経済産業大臣政務官の自宅電気代の自由民主党への付け替え、と相次いで閣内の不祥事が発覚する事態となっており、安倍の任命責任が問われる事態となった。野党側は安倍首相の問責決議案の提出、遠藤武彦らへの国会議員辞職要求などを検討しており、安倍首相のさらなる求心力の低下、および政局への発展は避けられない情勢となっていた。そして2007910日召集の臨時国会では、安倍首相は「職責を果たし全力を尽くす」と所信表明演説を行った。
しかし、2007912日の正午過ぎにテロ特措法の延長が厳しくなったこと、野党との党首会談で問題を解決できそうもないことなどを理由に午後2時からの記者会見で正式に首相辞任の意向を表明した。安倍首相は次の日から体調不良により病院に入院し、後に実はこの辞任は病気辞任であることを謝罪した。こうして2007925日の閣議で総辞職し、わずか一年足らずでポスト小泉、安倍内閣は解体した。
安倍首相自信が選び、閣僚時代から仲が良かった人々で組閣した「お友達内閣」と言われていたが、その「お友達」に大きく裏切られる結果となってしまった。





5節 脱ポスト小泉・福田康夫内閣

5-1 福田内閣組閣
ポスト安倍の後任に上がった名前は福田康夫と麻生太郎であった。そして2007923日実施の自民党総裁選において330票(麻生:197票 無効票:1 計528票)を獲得し福田氏が当選、第22代総裁に就任した。
同年925日に開かれた内閣総理大臣指名選挙(首班指名選挙)において、与党が過半数を占める衆議院では圧倒的多数で指名されるが、逆に野党が過半数を占める参議院では、民主党の小沢一郎が指名されるというねじれ国会の象徴的現象もおきた。両院協議会が開かれるが議論はまとまらず、最終的に法規に則り衆議院の議決が優先され、こうして福田氏は正式に内閣総理大臣に指名された。
内閣の組閣に当たり、記者会見で福田首相は、「一歩でも違えば、自民党が政権を失う可能性もある」と指摘した上で、「背水の陣内閣」と自身の内閣を命名した。
福田首相は父・福田赳夫元首相のアジア重視路線を引き継ぎ、首相が靖国神社を参拝することに反対し、対北朝鮮関係で対話を優先させるなど、これまでの小泉・安倍政権とは異なる外交路線を主張している。親子2代で首相になったのは日本の憲政史上初めてのことだ。
 しかし福田首相は、自分の穏健路線に対する同党内の反発や、派閥間で要職を分配する慣行を受け、25日の内閣人選で独自のカラーを出していない。町村信孝前外相(62)を官房長官に、高村正彦前防衛相(65)を外相に移し、閣僚17人中13人を留任させるなど、安倍内閣をほぼそのまま継承している。町村官房長官は中国に対する強硬発言で福田首相の親中路線と距離があり、合理的な性格の高村外相は1998年の外相在任時に「拉致問題の解決なしにコメ支援はない」と発言、無条件の北朝鮮との融和に歯止めをかけた人物だ。
福田首相は の自民党幹部人選で、靖国神社のA級戦犯分祀(ぶんし)を主張している古賀誠元幹事長(67)を選挙対策委員長に、首相の靖国神社参拝に反対している谷垣禎一元財務相(62)を政調会長に任命するなど、ハト派といわれるアジア外交重視論者を党内の要職に起用した。こうして脱・ポスト小泉色である福田内閣がスタートした。
5-1-2 福田首相の目指すもの
 【はじめに】日本の発展と国民生活の安定を最優先に全力で職責を果たす。自民党総裁選に伴い、国会運営に迷惑をかけたことを議員各位、国民におわびする。今後、誠実な国会対応に努める。
 【国会運営】参院での与野党逆転の状況下では、衆参両院で議決が異なる場合、新しい政策を進めることが困難だ。国民生活、国家の利益を守ることこそ政治の使命。野党と重要な政策課題について誠意をもって話し合いながら国政を進める。
 【信頼回復】政治と行政への国民の不信を率直に受け止める。国民の信頼なくしてはどのような政策も、必要な改革も実現不可能。信頼を取り戻すことが喫緊の課題だ。
 与党で政治資金の透明性を高めるため、改善に向けた考え方を取りまとめた。野党と十分に議論したい。まず閣僚から襟を正し、問題を指摘された場合には説明責任を尽くすよう徹底した。特に自らについては、厳しく戒めていく。公務員が高いモラルを維持し、誇りをもって職務に専念できる制度改革を進める。
 2011年度には国と地方の基礎的財政収支の黒字化を確実に達成するなど、歳出・歳入一体改革を進める。簡素で効率的な政府をつくるため、行政改革を強力に推進。対応しきれない社会保障や少子化に伴う負担増には、安定的な財源を確保し、将来世代への負担先送りを行わない。早急に国民的合意を目指して本格的議論を進め、消費税を含む税体系の抜本的改革の実現に取り組む。
 【安全・安心の政治】真に消費者、生活者の視点に立った行政に発想を転換。消費者保護のために行政機能を強化する。正しい食品表示を徹底し、輸入食品の監視体制を強化。災害発生時の「犠牲者ゼロ」を目指す。
 【改革と成長】改革と安定した経済成長は車の両輪。内外投資の促進を図り、アジア・ゲートウェイ構想を具体化し、観光立国の推進や金融競争力強化に取り組む。世界最先端を目指す知的財産戦略を推進する。
【格差問題】実態から目をそらさず、改革の方向性は変えずに、生じた問題には1つ1つきちんと処方せんを講じていく。決してばらまきではなく、政策に工夫を重ね、丁寧に対応する。都会だけで国民生活が成り立つわけではない。地方と都会が支え合う「共生」の考えで、自治体への一層の権限移譲を行う。財政面でも自立できるよう、地方税財政の改革に取り組む。道州制実現へ検討を加速する。
 郵政民営化は、利用者に不便をかけないよう着実に推進する。「攻めの農政」を基本に、担い手の頑張りに応える支援を行う。中小企業の生産性向上を推進。正規雇用への転換促進や労働条件改善など、働く人を大切にする施策を進める。
 【環境を考えた社会】「持続可能社会」へとかじを切り替えねばならない。住宅の寿命を延ばす「200年住宅」の取り組みは、具体的施策の第一歩。北海道洞爺湖サミットなどを通じ、「美しい星50」で示した2050年までに温暖化ガス排出量を半減させる目標を達成するため、主要排出国がすべて参加できる枠組みづくりに取り組む。
【平和外交】日米同盟堅持と国際協調はわが国の外交の基本。テロ対策特別措置法に基づく支援は、テロリストの拡散を防ぐための国際社会の一致した行動だ。海上輸送に資源の多くを依存するわが国の国益に資する。果たすべき責任でもある。国連をはじめ国際社会から高く評価され、継続の要望もある。活動継続の必要性を国民や国会によく説明し、理解をいただくよう全力を尽くす。
 北朝鮮の非核化に向け、6カ国協議を通じて国際社会の連携を強化する。拉致問題は重大な人権問題。すべての拉致被害者の一刻も早い帰国を実現し、「不幸な過去」を清算して日朝国交正常化を図るべく、最大限の努力を行う。
 在日米軍再編も、抑止力維持と負担軽減を踏まえ、沖縄など地元の切実な声によく耳を傾け、地域振興に全力を挙げながら、着実に進める。
 ミャンマーで邦人が亡くなったのは誠に遺憾。日米同盟強化とアジア外交の推進が共鳴し、すべてのアジア諸国で安定と成長が根付くよう、積極的アジア外交を進める。
 中国とは戦略的互恵関係を打ち立て、韓国とも未来志向の信頼関係を強化。東南アジア諸国連合(ASEAN)と経済連携などで関係を強化。ロシアとは領土問題の解決に向け、粘り強く取り組む。国連安全保障理事会の改革と常任理事国入りを目指し、世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の早期妥結に努める。
 【むすび】国民の目線で改革を続行し「自立と共生」を基本に政策を実行する。温もりのある政治を行う。その先に「希望と安心」の国があると私は信じる 。

これは、福田首相の所信表明演説を受け、筆者が重要な部分をまとめたものである。さらに注目してほしいのはマークがついているところである。まず、小泉時代からの負の遺産である「格差問題」。安倍首相も力を入れて取り組んできたこの問題に福田首相が果たしてどこまで対応できるのか楽しみである。また、福田首相の父もアジア外交に力を注いできた人物であった。そのため、福田首相も現状のアジア外交関係をどれほど進展させられるか楽しみである。

5-2 中韓の福田内閣への反応
5-2-1 中国の反応
 「福田首相は就任後、前内閣の掲げた『価値観外交』を引っ込めた。日中関係の発展にとって福田内閣は有利な条件だ」。日本の元国連大使・谷口誠氏は、上海で中日関係について講演した際、福田内閣による中日関係推進に期待を示し、福田内閣のアジア外交政策を解説した。
 そして、上海社会科学院日本研究センターの王少普・主任は、中日関係は現在、発展のチャンスを迎えているが、日本国内の政局の影響を受けて変化する可能性があるとの認識を示した。
「福田内閣の運命を握る新テロ対策特別措置法案の問題がまだ解決されていない。自民党は、議員数で有利にある衆議院では新テロ特措法の可決に成功したが、なお、民主党の抑える参議院を通過させる必要がある。民主党は、日本の海外派兵を認めるテロ特措法への明確な反対を表明しているため、両党の妥協は難しい状況だ。自民党としては、参議院の決定に対する衆議院の否決権を利用して法案を強行採決させることは可能だが、その場合、野党による問責決議に遭うリスクを避けられない。」
王主任は、福田首相の対米政策と対アジア政策は開始されたものの、その行動はさまざまな要素によって牽制(けんせい)されており、首相としても控え目に事を運ばざるを得ない状態だと見ている。


5-2-2 韓国の反応
「韓国では福田康夫新内閣が韓日関係復元に肯定的な役割をするだろうという期待感が沸き起こっている。青瓦台・外交部の雰囲気もそうである。福田首相が「靖国神社参拝をしない」と言った上、北朝鮮と話し合う意思も示し、父親である福田赳夫元首相の「東アジア共同体」構想を受け継いでいるからだという。靖国を参拝した小泉元首相、軍隊慰安婦強制動員を否認した安倍前首相と差別化される新首相に期待が傾くのは当然だと見られる。

しかし日本首相交代期に韓日関係楽観論が飛んだのは今回が初めではない。したがって福田首相にかける期待は外交的修辞や、ねぎらうあいさつの水準にとどまらなければならない。残りは両国政府の具体的な努力が左右する。韓日関係はそれだけあちこちが障害物だらけだ。安倍前首相が就任するときも韓国側の期待は大きかった。しかし靖国・独島(トクト、日本名竹島)の代わりに軍隊慰安婦問題が飛び出し、昔のように関係が悪くならなかったか。福田内閣は安倍内閣をほとんどそのまま受け継いでいるほか、一部強硬右派が核心閣僚職を担当しているという点も勘案しなければならない。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府であれ次期政府であれ福田首相の日本と友好関係を修復するためには相手を配慮する姿勢から学ばなければならない。いくら新パートナーシップを宣言して過去に対する謝罪を取り交わしたとしても、日本の閣僚の妄言一言ですぐ悪化するのが韓日関係だ。指導者が「しつけしなおしてやる」「後悔する時が来るだろう」などと卑劣な言葉を吐いていては関係改善が遥遠になるだけだ。

 そんな点で「相手が嫌がることをする必要があるのか」という福田首相の発言は評価を受けるに値する。我々は福田内閣が過去の歴史、独島、靖国問題で再び紛争が発生しないよう誠意を見せることを希望する。6カ国協議の成功や北朝鮮との関係回復努力も注文したい。民間部門と対照的に今、韓日外交関係は歴代最悪といわれるほどだ。政府は次の政権でも持続する関係改善案を日本の新内閣と模索してほしいと思う。」
このように韓国では福田内閣に対しては高い期待感を示している。

 


卒論要旨  投稿者:おがわ  投稿日:20071126()173927

  返信・引用

 

 

日中の携帯電話産業比較
『超巨大市場中国と日本』

                                   04E2210 小川 秀司
目次
はじめに
第1章 日中の通信キャリア・市場
1-1-1 日本における通信キャリア
1-1-2 日本における端末メーカーのシェア
1-2-1 中国における通信キャリア
1-2-2 中国における端末メーカーのシェア
1-3 生産基地としての中国
1-4 日中の市場規模
第2章 携帯電話端末における日中比較-開発・生産・流通構造-
2-1-1 端末開発
2-1-2 部品開発
2-2 開発と生産における企業間分業
2-3-1 流通経路
2-3-2 小売店
2-4 概論
第3章 中国における外国企業と国内企業の視点から
3-1 ノキア
3-2 サムスン
3-3 レノボ
3-4 中国国内における外国企業・国内企業の競争
3-5 中国における日本企業
第4章 通信規格・通信方式
4-1 日本・中国それぞれの3Gへの取り組み
4-2 日本におけるPDC方式の教訓
4-3 中国独自の第3世代TD-SCDMA方式
4-4 TD-SCDMA方式をめぐる動き
4-5 TD-SCDMAサービス開始による端末メーカーへの影響
むすび

第1章 日中の通信キャリア・市場
1-1-1 日本における通信キャリア
1-1-2 日本における端末メーカーのシェア
1-2-1 中国における通信キャリア
1-2-2 中国における端末メーカーのシェア
1-3 生産基地としての中国
1-4 日中の市場規模
第2章 携帯電話端末における日中比較-開発・生産・流通構造-
2-1-1 端末開発
 日本では携帯電話機はすべて通信事業者からの発注に基づいて電機メーカーが開発・生産しており、通信事業者のブランドを前面に出し、電機メーカーはあってもあまり目立たない。電機メーカーの役割はいわゆるOEMである。製品ラインナップをそろえる主体はあくまでも通信事業者であり、電機メーカーはその構成要素を提供するのに過ぎず、そのラインナップのなかでどこを担当するかを競っている。さらに、通信事業者は個々の製品に対して開発の早い段階から電機メーカーに様々な要求を出すなど、製品開発に深く関与している。ただ、通信事業者と電気メーカーが共同開発するというよりも、通信事業者が今後展開したいサービスや各メーカーに分担してほしい機種のタイプについて示唆を与え、それを元に電機メーカーが企画をまとめる。そのうえで、通信事業者が企画の募集をかけたときに応募するというプロセスをとる。
中国では、携帯電話機の開発は通信事業者とは無関係に携帯電話機メーカーが勝手に行っている。製品ラインナップを考えるのもメーカー自身で、1社あたりの機種数が多いには、メーカーごとに様々な階層や需要に対応する機種を揃えようとするからである。
日本メーカーは通信事業者が今後展開する新サービスを睨んで、それに対応できる携帯電話機を開発するのに対し、中国の携帯電話機開発とは、様々な基幹部品に体化された機能を組み合わせることと、外観のデザインにほぼ尽きるからである。
最後の国家認証を除くと中国はわずか4ヶ月で携帯電話機が開発されているのに対して、日本はその3倍の期間をかけている。その理由は、第1は日本では新機種のたびに数十個の部品が新たに開発されていることである。第2に携帯電話のソフトを開発するのに膨大な時間がかかることであろう。一方、中国の携帯電話機開発が短期間でできるのは、ケース以外は既存機種に使われている部品を利用し、ソフトが簡単だからである。中国の携帯電話機メーカーや設計会社が行っている開発とは、既存の部品を流用し、外観の新奇さと部品の組み合わせの妙を競うことなのである。
2-1-2 部品開発
 日本メーカーの場合、新機種のために部品メーカーに特注の部品を作ってもらうことが多い。なかでも力を入れているのが、携帯電話機に載せるカメラと液晶ディスプレイである。カメラの改造や、新しい液晶ディスプレイの開発などには様々な問題があり難度が高いのである。こうした目標を立ては、それを達成しようとするということを繰り返すことで、日本メーカーは世界でもっとも先進的な携帯電話機を開発し続けてきた。しかし、同時に開発にきわめて高いコストと時間がかかることになる。
中国メーカーや設計会社は、部品メーカーが提供するカタログどおりのものを買う。カメラや液晶ディスプレイを自社向けの特別仕様にしたりはしない。なので、中国メーカーの開発費は少額で済むがその代わりに、各社の機種がみな同じ「顔」になるなど、製品の同質化が起きてしまう。
携帯電話の基本的な機能を担うICの調達においても日中で対照的である。日本では、ICメーカーが出してきた製品をそのまま使うのではなく、必要な機能を実現するためのICを通信事業者自らが開発したり、携帯電話機メーカーの側でICを開発したり、そこにICメーカーを加え三者で共同開発することが多い。
中国メーカーは、携帯電話用ICメーカーが提供する「プラットホーム」というものに頼って設計を行っている。日本メーカーは求める機能を作り出すために部品を開発するが、中国メーカーは選んだ「プラットホーム」から何が作れるかを考える。

2-2 開発と生産における企業間分業
 日本の場合、携帯電話機メーカーが企画から量産まで全体をカバーしている。ソフト開発の外注・部品やサービスのサプライヤーも様々な形で開発に関与いてくるが、あくまで主導権はメーカーが持っている。中国メーカーは最初、韓国・台湾メーカーに対するODMに頼っていた。しかし、2002年頃には、携帯電話機の設計を韓国メーカーが担当し、製造は中国メーカーの社内工場や中国国内のEMS(電子製品の生産だけを専門に行う会社)に委託するという分業が広く見られた。ところが、翌年から大手中国メーカーの自主開発強化により、韓国メーカーの倒産が相次ぎ、それに代わって中国系の設計会社が台頭してきた。中国メーカーは販売台数の半分程度はこれらの設計会社に外注している。
中国メーカーが外注する場合の企業間分業は、携帯電話機メーカーは製品企画の一部と製品の販売を担うだけで、製品の企画と開発、携帯電話機がうまく機能するかどうかのテストまで設計会社の仕事である。大手の中国系設計会社は部品調達の一部まで肩代わりしている。このように設計会社が携帯電話機の開発と生産準備に関するほとんどの作業を担当するため、携帯電話機メーカーは製品ラインナップの企画と販売の仕事に集中できる。
もう一つの相違点は、日本では企業間で専属的な関係を築く傾向がある「閉じられた垂直分裂」である。これは日本では販売されている携帯電話機すべてが、日本国内では特定の通信事業者でしか使えない「専属の機械」という意味でもそうである。これに対して中国では、メーカーも設計会社も取引相手を多角化する傾向がある。また、中国ではGSM方式の携帯電話機であれば、どの通信事業者にも加入できる「オープンな垂直分裂」になっている。
企画の一部と卸売に日本では通信事業者が座り、中国では携帯電話機メーカーが座っているのだ。つまり、中国では携帯電話機メーカーが担っている役割を、日本では通信事業者が担っている。

2-3-1 流通経路
 日本では、電気メーカーが生産した携帯電話機はすべて通信事業者に買い取られ、そのブランドにより、一次代理店と小売店を通じて消費者に販売される。携帯電話機は通信事業者の新たなサービスの展開に合わせて、新サービスを載せる媒体として計画的に投入させるのである。日本の小売店には、特定の通信事業者の製品だけを扱う専売店と、複数の通信事業者の製品を扱う併売店がある。安い携帯電話機を釣り餌にして、消費者に通信サービスを売る、通信事業者の代理店という機能では差がない。日本では携帯電話機を本来の価格よりも低価で買えるが、携帯電話機単独で買うことはできず、通信サービスの契約を結ぶことが絶対条件になる。携帯電話機と通信サービスをセットで売ることをバンドル(抱き合わせ)販売というが、日本にはバンドル販売しか存在しない。
中国の携帯電話機流通では通信事業者の関与はほとんど見られず、携帯電話機は家電製品と同じく、メーカーから流通業者を通じて消費者に直接販売されている。代表的なパターンの一つとして、有力海外ブランドの場合は中国資本の大手卸売業者を通じて販売されることが多い。卸売業者はメーカーとの間で何機種かを独占的に扱う契約を結び、全国の小売店に対して一部は二次卸売を介しながら携帯電話機を卸す。同時に卸売業者は各地の支社で販売促進員を雇って末端の小売店に派遣して、販売現場での売り込みにあたらせる。
もう一つパターンとして、中国系有力ブランドは大手卸売業者が相手にしてくれなかったこと、流通コストの削減を背景に全国各地に自らの販売支社を設立し、そこから現地の代理店を通じて小売店に卸す方式を採用した。この2つが中国での携帯電話機の主たる流通経路であるが、いずれも通信事業者は介在しない。


2-3-2 小売店
 日本の併売店では通信事業者ごとのコーナーに分かれて携帯電話機が陳列されている。日本の全通信事業者の全機種を並べても80機種あまりなので、小売店の面積は中国の半分以下である。中国ではメーカーごとに一つの陳列ケースにまとめられており、その後ろにはメーカーから派遣された販売促進員が一人ずつ立っている。店舗面積は一般に日本のコンビニより一回り大きく、一つの店舗で15ブランド・200機種ぐらいを売るのが一般的である。
中国の特徴としては人数が多いことで、日本の4~5倍である。この一因として、携帯電話機ブランド間の競争が一つの店舗の中までおよんでいることだ。中国の一つの小売店の中で、ノキアと波導の販売員が口角泡を飛ばしながら張り合っている。
日本の小売店では店頭で盛んに呼び込みが行われているものの、自分のところで買えば安いという宣伝が主で、店員が特定の事業者やメーカーの製品を特に勧めることはないようである。こうした違いも、流通構造に起因し、日本の小売店の場合、どの事業者のどの機器を売ろうとも、肝心なことは通信事業者からの販売手数料を稼ぐことであり、そのために消費者になるべく多くの付加価値サービスを購入させようとする。一方、中国の店員にとっては目の前の商品を売り切ることがすべてである。

2-4 概論
 日本の場合は日本の携帯電話端末における競争は、基本的には通信キャリアの競争であるメーカーはキャリアのラインアップのなかで限られた役割を担っているにすぎない。メーカー間の競争はキャリアによって仕切られており、いわばトヨタのなかでのカムリとクラウンの競争のようなもの。競争圧力は相対的に弱い。「端末」は通信キャリアにとって「通信サービスを売る道具」である。付加的サービスを売るのに役立たない端末は存在を許されない。高機能のものはデザインにも力を入れ、簡単ケータイはデザインも悪い。
中国の場合は端末メーカー間での機能・デザイン・価格をめぐる競争と、キャリア間のサービスをめぐる競争とは無関係。それはSIMカードによってキャリアと端末間の関係が切れたためである。大手端末メーカーは高級・中級・低級、デザイン重視・機能重視とラインアップを整えており、各クラスで多くの競争相手がいる。競争が小売店の陳列ケース間でも展開されている。端末メーカーの仕事は生産や開発ではなく、ブランドイメージの形成、流行への対応、小売店の援助・指導など、むしろ「アパレルメーカー」に近い。

1-携帯電話機の日中比較

第3章 中国における外国企業と国内企業の視点から
3-1 ノキア
3-2 サムスン
3-3 レノボ
3-4 中国国内における外国企業・国内企業の競争
3-5 中国における日本企業
 第2章で述べたように、最終的には消費者の手に渡るとしても、消費者への直売と、通信事業者に売るのでは、企業が形成すべき能力が全く異なる。中国のような市場では日本の携帯電話機メーカーが日本の通信事業者に買ってもらうために培ってきた能力、特に製品開発力が生かせないのである。日本の携帯電話産業における競争の焦点は携帯電話機+通信サービスという商品をめぐる通信事業者の間での競争である。それに対して、中国では通信事業者間の競争よりも、携帯電話メーカー間の競争が激しい。
つまり、中国で日本メーカーが奮わないのは、日本メーカーは日本のなかで通信事業者に携帯電話機を納入するために、懸命に優秀な「部品サプライヤー」としての能力を磨いている。だが、それは最終製品を自社ブランドで販売するメーカーに必要な能力とは異なっているのだ。この能力、いわゆるマーケティング活動は日本では主に通信事業者が担っている。ところが、中国は携帯電話機が単独の商品として流通する市場であるため、日本の携帯電話機メーカーは中国市場で製品を売ろうとしたら、部品サプライヤーの役割を果たすのではなく、日本で通信事業者が担っているようなマーケティングをしなければならならない。しかし、日本メーカーはそうした能力や覚悟がないまま、中国市場に挑んでしまった。
日本メーカーは最初、GSM方式を採用するヨーロッパと中国の両方に向けて、日本本社で開発し中国の工場で生産して販売するという形をとっていたが、これではシェアが取れない。日本メーカーの機種は超高級品に属し、あまり多くの台数は売れなかった。消費者にブランドを認知させ、市場シェアを拡大させるには機種数をもっと増やし、中低級機を増やさなければならない。
  そこで日本メーカーは中国メーカー同様に設計・生産の外注を利用しようとした。この結果、市場シェアは2003年の0.2%から2005年の2.1%に上昇という結果で現れた。しかし、日本メーカーは2005年末にはシェア拡大の代価の高さから戦線縮小に転ずる。
うまくいかなかった要因は、日本メーカーが積極的な攻勢に出た時期に中国での競争がいっそう厳しくなったことである。また、日本メーカーは性急に機種数と販売台数を拡大しようとしたが、製品企画の不備・流通ルートの混乱・不十分な現地化などの問題があり、一機種あたりの販売台数が減少してしまった。まさしくマーケティングの面でつまずいてしまった。日本や第三国で経験しなかった仕事に、いきなり中国で取り組もうとしたところに無理があったのかもしれない。
ならば、日本が中国で復活するにはどうしたらよいのか。今後、日本メーカーが中国で成功するには、一つの選択として日本での「部品サプライヤー」としての経験と能力はいったん忘れ、海外市場ではブランドメーカーとしての必要な能力を一から身につけなおすことである。しかし、この路線は今のところ成功していない。日本の携帯電話「端末」事業とは完全に独立な別会社を作って臨むぐらいの態勢を採らないと、この路線は難しいかもしれない。
もう一つの選択肢としては、日本での能力を生かし、少数のハイエンド機を売るというかつての路線である。しかしこの場合、市場シェアの追求はしない覚悟が必要である。少数の機種だけではブランドの展開が難しいということであれば、いっそブランドメーカーに対するODMに専念することを考慮すべきである。
最後の望みは中国の第三世代への移行である。これは日本のような通信事業者主導への転換のきっかけとなる可能性がある。なぜならば、第三世代移行のための通信インフラ整備に大きな投資が必要となり、通信事業者は多額の通信料を稼ぐ必要があるため、ユーザーを通信サービスの利用へ誘導できるような携帯電話機を普及させたいと思うようになる。そこで、携帯電話機のバンドル販売が活用される可能性がある。バンドル販売の拡大は、日本メーカーにとってチャンスである。携帯電話機のサプライヤーとして日本メーカーは高い能力を身につけており、そのことには中国の通信事業者も注目するだろう。
かといって、日本のように「閉じられた垂直分裂」が中国では再現されるとは思えない。一つの販売店のなかに日本と中国、つまりバンドル販売の携帯電話機とともに、メーカーが独自に作った携帯電話機を存続するというオープンな状態が続くであろう。

第4章 通信規格・通信方式
4-1 日本・中国それぞれの3Gへの取り組み
4-2 日本におけるPDC方式の教訓
4-3 中国独自の第3世代TD-SCDMA方式
4-4 TD-SCDMA方式をめぐる動き
 2006年1月20日、情報産業部ではTD-SCDMAを正式に規格として認定。このことが中国における3G営業ライセンス発行解禁への追い風になると見られていた。TD-SCDMA開発の中心的企業である大唐移動(ダタンモバイル)による規格案提出から、情報産業部による「TD-SCDMAの規格認定」の発表まで、実に8年の時間が経過している。中国政府が推し進めているイノベーション向上という国策と、TD-SCDMA擁護の声が、最終的に規格認定につながった。
 TD-SCDMAが採用されるのかどうか不明の中で、動きを封じられていた通信キャリアは、規格認定後、情報産業部と世論のプレッシャーに押される形で、関連設備の増強に努め始めた。TD-SCDMAには前々から否定的であった中国移動でさえ、大規模な投資を行い、TD-SCDMAネットワークの整備に着手すると発表している。
 05年10月より商業用テストを開始したが、TD-SCDMAのテストには想像以上の時間がかかった。予測されたありとあらゆる「スケジュール」はいくどとなく修正、書き換えを余儀なくされ。その後、「TD-SCDMAのテストは06年6月に終了し、『中国3G』は正式に実用化される」と再び予想された。しかし、6月に第一次テストが終了した時点での問題点は、主に、1.TD-SCDMAテストにおける通信キャリアの協力不足、2.TD-SCDMA産業連盟が十分に機能しておらず、外資の手助けもなく、携帯端末の技術的な問題もクリアできていないという点であった。またそれと同時に、第二次テストは06年9月まで持ち越されることになった。
 2006年11月、北京、青島、アモイ、保定の4都市で、大規模な商用テストが開始された。政府関係者は、電話番号の発行など大規模なテストを行うことで、中国は既に3G時代に突入したといえると指摘する。仮にTD-SCDMAだけを特別視してライセンスを発行すれば、海外からの批判は免れ得ない。まず、ライセンスを発行せず、実質的にTD-SCDMAをスタートさせ、テスト範囲を拡大させつつ定着させる。既成事実化させることによって、W-CDMAやCDMA2000よりも先行させるのが狙いだろう。
 この関係者の言葉を裏付けるように、同年12月末までに、テスト範囲は既存の4都市から10都市に増えた。その中の6都市は08年の北京五輪の会場予定地が含まれている。業界関係者は、テスト範囲の拡大が実質的にTD-SCDMAネットワークの拡張になっていると指摘。
 そして2007年、TD-SCDMAの技術テストが、まもなく完成する。北京市をはじめ10のモデル都市で、2007年第4四半期(1012月)からテスト運営が始まり、これら都市の住民は3Gの音質やデータ通信を体験できることになると新華社のウエブサイト「新華網」が伝えた。
 2007523日に行われたTD-SCDMA端末産業発展サミットフォーラムで明らかにされたところによると、 TD-SCDMAのテスト運営となるネットワーク拡大技術の応用テストは北京、上海、天津、広州、深セン、瀋陽、廈門(アモイ)、保定、青島、秦皇島の10都市で行われる予定で、すでに基幹設備の運転テストが完了し、各都市ではシステム設備が相次いで整えられ、大規模なネットワーク建設が始まっている。
 各メーカーは携帯電話やデータカードなどの端末製品の開発を加速させており、7月から9月にかけて端末テストと入札が行われ、10月以降に利用者に提供できるものと見込まれる。
 これにより、加入件数46000万件に及ぶ世界最大の携帯電話市場において,ついに3Gサービスが始動する。TD-SCDMAがどこまで普及するかはハッキリしない。ただし,潜在市場が大きいだけに,その一部を獲得するだけでも事業としては大きくなり得る。現状で言えるのは,独自規格を立ち上げる目的の一部である,中国企業の技術力の育成やライセンス料の回避は,着実に成果を上げていることだ。

4-5 TD-SCDMAサービス開始による端末メーカーへの影響
 中国独自の3G規格TD-SCDMAの発展プロセスに当たり、当初は端末が商用化のカギを握るボトルネックとされていた、0607 年にかけてTD-SCDMA の商用化が確実になってくると、多数のチップ・端末メーカーが同規格の携帯電話端末の研究開発に参加するようになった。現在、端末というボトルネックは次第に解消されつつあり、TD-SCDM対応の端末はほぼ成熟し、大規模商用にも耐えるレベルになっている。
 TD-SCDMA 端末メーカーの増加に伴い、端末市場における競争もすでに始まっている。現状からみれば、TD-SCDMA 向け携帯電話端末のメーカーは、次の3 タイプに分類できる。

中国メーカーは早い時期からTD-SCDMA 端末の研究開発に着手したものの、シェアが
少ない上、製品開発や市場開拓力で外資系ブランドのメーカーに遠く及ばない。
TD-SCDMA
を足がかりに先手を取り、より大きなシェアを得たいものの、外資系メーカ
ーが参入する中、TD-SCDMA 端末市場で主導的立場を掌握するのは難しい。しかし、中
国政府が国内企業を支持していることから、中国メーカーがTD-SCDMA 市場で現在より
大きなシェアを獲得する可能性もある。

むすび

先生にはメールで投稿したもと同じものを送っておきました。

 


2年生のゼミ面接を受けてくれた子へ  投稿者:3年ゼミ長坂本  投稿日:20071126()00307

  返信・引用

 

 

1117日と20日と2回に分けてゼミ面接を行いましたが、本当にお疲れ様でした。正式な発表は火曜日となりますが、今回この李春利ゼミに応募してくれて本当にありがとうございます。本当は全員を採用採用したい所ですが、収容能力を考えると定員しか採用できないので申し訳ないです。合否は別として今後大学でこのゼミ生に会ったら気軽に声を掛けてください。本当に皆さんありがとうございました。

 


(無題)  投稿者:みのわ  投稿日:20071125()011755

  返信・引用

 

 

内藤様へ
七期生は参加は正式に2名です!
宜しくお願いします!

 


ゼミのHPとSeminar Diary  投稿者:  投稿日:20071125()00215

  返信・引用

 

 

ゼミのHPSeminar Diaryは李ゼミの宝庫です。これまでの活動が全部記録されているし、歴代の先輩の実体験が残っています。活用しない理由はどこにもないよ~

Seminar Diary
は、自分の必要に応じて時間順で調べてください。例えば、12月なら昔(歴年)の12月(就職と卒論のシーズン)、2~3月は論集編集のシーズン、7月はテーマ選びのシーズン。約1000本の投稿が保存されている。本当に宝庫です。

 


4期生の森田正幸君の就職体験記(続き)  投稿者:  投稿日:20071125()001155

  返信・引用

 

 

森田君は、李ゼミ4期生で、1年間中国の南開大学に留学したのちに、神戸大学大学院経済学研究科に入学、2年前より神戸で就職。121日の10周年記念パーティに神戸から来ます。しっかり就職の話をしてきてください。李

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森田正幸君の就職体験記2 抜粋  投稿者: 李  投稿日:11 9()235622秒  花花公子森田正幸の大学院体験記 ゼミ論集第7号に掲載(HPから閲覧可能)

3
、森田的発言
自己分析
なんで?
友人
 この三つが、就職活動に最も必要なものです。

自己分析
 上述したとおり、自己分析は非常に重要です。まず、自分の立脚点、進む方向を決めなくては、前に進めません。これは、就職活動に関する書籍にも必ず書かれていますし、活動経験者であるならば、その重要性を第一に語ってくれると思います。
 その大切さについては、上記した私の経験から理解することが可能であると思うので、これ以上は続けません。

なんで?
 この言葉は非常に重要です。ある世界的に有名な企業の担当者から何度も聞かされましたし、それ以前にも、愛知大学でお世話になった先生から、この言葉の重要性を学んでいました。

 大学院生は教科書を読むとき、ただ理解すれば良いのではなく、常に「なんで?」という言葉を繰り返し、考えながら読む必要があると、私は思います。修士論文やゼミでの発表においても、もちろんです。自分の考えに対して、理論、実証分析、明確なロジックという手段を用いて、裏づけをしなければなりません。

 就職活動においても同じことが言えます。「なんで、ウチの会社を受けたの?」「なんで、大学院に進学したの?」「なんで、中国に留学したの?」という質問は何度も受けました。面接官の仕事は、相手の考え方を知ることです。そして、受験者の仕事は、面接官に自分の考えを伝えることです。そのとき、「なんで?」という質問が出てくるのは当然のことです。

 そして、「なんで?」という質問に対して、分かりやすいように論理的に伝える必要があります。例えば、「なんで、あなたは経理・財務の仕事をしたいの?」という質問に対して、「学校で企業財務の勉強をしており、入社後もその経験を活かしたいからです。」という答えと、「経理・財務の仕事に興味があるからです。」という答えでは、答えが持つ論理性は全く異なります。

 つまり、自分の行動や考えに対して、常に「なんで?」と自問し、それに対する論理的な答えを準備しておく必要があります。友人に「なんで?」と何度も繰り返し質問してもらい、それに対して答えるという練習も薦めます。街を歩いている時に、「なんで、今日は人が少ないんだろう?」といったように普段の生活において習慣付けると良いと思います。
 李先生との対話を思い出してください。先生も「なんで?」という質問をよくされます。尊敬に値する人、能力のある人、人生の成功者だなと思う人は、この質問をよくしてきます。

友人
 就職活動というものは、のことを完全に遂行しても、上手くいくとは限りません。それは学校のテストと異なり、基準が客観的ではなく、会社や面接官の主観に大きく左右されるからです。
 そのような状況の中で活動を続けるには、精神・肉体的強さが必要です。そして、自分だけでの情報収集や対策、練習は非常に限定的になってしまいます。就職活動をより効率的に、精神・肉体への負担を少なくするために、友人と協力してください。

 私も友人には非常に助けられました。「なんで、そう思うの?なんで、その企業に入りたいん?」と何度も聞いてくれたり、私の主張を全否定し、他己分析(他人による分析)を基にした助言を与えてくれました。
 そして、「あいつも意中の企業に入ったんだから、俺も絶対に入ってやる」という気持ちを起こさせるライバルにもなります。

 このように、友人から得られるものは非常に大きく、周りの友人とスクラムを組んで、敵(就職活動)と戦うことが非常に重要だと感じました。現在、就職活動を控えている学生の皆さんも、ゼミの友人はもちろん、部活、サークル、そしてその枠を超えた友人とも情報交換や他己分析を繰り返し、就職活動に臨んで欲しいと思ってます。
 その過程で普段、付き合うことができない友人や、他大学の友人も作り、人脈を広げて欲しいです。そして、色々な企業を回り、企業の業務内容や今後の展開を知り、社会に対する見識を広めて欲しいです。

 もう二度と就職活動したくないなー、と思う反面、あの貴重な体験は二度とできないから、もう一度やっても良いかなーとも思います。悔いのない、就職活動にしてください。そして、合格(内定、入社)はあくまで、スタートラインであることは忘れないように。

 就職活動は皆さんの能力のストックとフローで決まります。第節の繰り返しになりますが、ストックが足りないと思う人は、短期間でフローを伸ばしてください。そして、ストックが足りず、意中の企業に入れない人もいるかと思います。そういう人は、今後の仕事でフローを増やし、ストックを増やし、転職を考えるのも一つの手段だと思います。そういった面でも、合格(入社、内定)はスタートです。

 長々と書いてしまいました。
 私の考えは偏りがあるかもしれません。特に書く必要はないかと思いますが、敢えて注意しておきます。私の主張を100%受け入れないでください。あくまで、一意見と捉え、この文章を理解してください。

 ただ、私の生活の側面は、この文章を通して表現できたと思います。文頭に「ペイできるだけの価値はあったのか?」という文章を書きました。人間の幸せは「自分のしたいことを、できること」だと、私は考えます。「もっと勉強をしたい、少し人と違った経験をしたい」という自分の願望に、素直に応えるために、私は進学しました。その願望に応えただけでも、価値はあったと思います。

 二年間の生活には、それ以上の価値があり、それは、やはり1人では得られなかったものです。この文章で示した先生、先輩、友人はもちろん。生活を支援してくれた両親、学費を貸してくれた祖父母、困った時には親身になって助けてくれた友人などに感謝し、残りの学生生活を有意義に送り、4月に就職したいと思います。

 


やさしい先輩の就職体験記=森田正幸  投稿者:  投稿日:20071125()000747

  返信・引用

 

 

就活セミナーの質問・準備  投稿者:李  投稿日:12 3()001912
  
ゼミ生諸君:

20
日就活セミナーでの質問を準備するために、前にこのBBSに掲載した、
「森田正幸君の就職体験記1 抜粋」投稿者: 李 投稿日:11 9()23544

を読み直してください。石丸君はSeminar Diary11月分に保存してくれた。

ちなみに天野君と森田君はよく知っている間柄で、昔、僕と一緒に中国・韓国の企業調査に行ったことがあります。

1
人2~3問考えて(素直に)、ここに貼ってください。重複の質問はカウントしない。この機会を逃すと、これから諸君はいきなり本番で、聞ける人がいないと思う(これは脅かしではない)。僕は分からないから。

------------------------------
森田正幸君の就職体験記1 抜粋  投稿者: 李  投稿日:11 9()23544
、就職活動編
。。。
 そのくらい当時の私は調子に乗っていました。大学院進学が決定した直後でもありましたし、留学、資格試験、ゼミ、卒業論文と学生生活のほとんどが上手くいってたからです。そして、それは大学院に進学後も続いていました。
 しかし、そんな私にも転機が訪れました。そうです、就職活動です。神など信じない私ですが、もし、神様がいるのであれば、神様の愛のムチだと思います。それくらい、就職活動では、苦労をしました。その活動を以下にまとめます。

1、 活動状況
 一社目の内定は、7月の中旬です。ちなみに友人の多くはゴールデンウィーク前に内定が出ていました。2月に本格的に開始し、半年後の7月末にやっと終えることができました。

 就職活動を始めるにあたり、まずすべきことは、自己分析。この自己分析が非常に重要だということを、活動の後半になって、やっと、認識させられました。当初の自己分析によって「社会の上澄みの仕事、そして海外で働ける仕事に就きたい」という結果が出たため、都市銀行、証券会社、商社、メーカー(海外拠点のある多国籍企業)などを中心に回りました。(私の当時の考えでは上記の業界が、社会の上澄みの仕事となっていました。)

 しかし、ここで、自己分析の不足が露呈しました。それは、海外で働きたいのに、英語の能力が低いことです。それだけが原因ではないと思いますが、不合格の原因の大きな一つであります。私の第一希望の企業(上記した業界以外の企業)では、TOEICの点数を正直に伝えると、「なんで、そんな点数でウチの会社受けるの?」って顔をされたこともあります(被害妄想かもしれません)。中国語を少し話すことができるものの、このような企業の志望者の中には、英語+第二外国語を話すことができる人が多く、私は全て落ちました。

2、転機
 自己分析の不足が最も露呈した企業での面接状況を紹介します。この企業では「経理・財務」部門で応募しており、三次面接合格後の、最終面接でのことです。三次面接では「経営管理」部門もあるけど、どう?という話を面接官から聞きました。
  面接官:「君は経理・財務で応募しているけど、これまでに簿記や会
   計士の勉強したことあるの?」
  私:「いえ、特にありません」
  面接官:「じゃー、何で応募するの?君は、これまで学生生活の中で、
   好きなことをやってきたんだろうけど、これからは違うでしょ。自
   分の経験、適正、能力を考えて就職活動に望むべきじゃないの?」
  私:「は、は、はいー。(なんで三次面接までは合格したんだろう?)」
  面接官:「もう一度聞くけど、どの部門で働きたいの?」
  私:「(この質問は経理・財務で本当に働きたいという気持ちを確かめ
   ているのかな?それとも、経営管理の方が私に向いているというこ
   との示唆かな?と考えた結果、前者だろうと思い)経理・財務部門
   を希望しますっ!」
  面接官:「そうかーーー」

 ここで、面接終了です。他にも色々な厳しい質問が多々あり、面接後に約束していた友人との再会は、散々なものとなりました。
 そして、結果は容易に想像がつくと思いますが、「不合格」。しかし、この「不合格」が私の転機となったのです。ちなみに、その後に受けた三社は全て合格。自己分析を再び行ったことが大きく寄与したと思っています。

 面接官に言われたように、自分の経験、適正、能力を考え、志望企業を変えました。
 その三社の内の二社は物流企業。「海外で働きたい」という軸は維持しながらも、「社会の上澄み」という軸からは遠い業界です。中国語、通関士という資格をアピールし、それまで控えていた7年続けたガソリンスタンドでのバイト体験を話すようにしました。その結果、上記したように、合格。この面接に関しては、不合格になる気がしませんでした。

 4月から入社する企業は、物流企業の海運事業部です。その企業では、私の経験、適正、能力を十分に活かすことができます。そして、私もそのような仕事に就きたいと思っています。つまり、私と企業はWINWINの関係であり、この関係が成り立たない限り、合格するのは難しいと思います。

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参考例です。各自でぼくの就職関連の投稿をプリントしてもってくてください。  投稿者:  投稿日:20071125()00057

  返信・引用

 

 

20052006年のSeminar Diaryを読み直してください。
天野さんによる就職セミナーの1と2回目の資料がしっかり載っています。
役に立つよ。各自でぼくの投稿をプリントして就職セミナーと就活の参考資料にしてください。

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就職セミナー 天野さんへの質問  投稿者:加藤幹正  投稿日:1214()003236
  
初めまして、経済学部の加藤よしまさです。天野さんにいくつか質問させてください。

1、いろいろな合同説明会に参加しているうちに前に一度参加したことのある企業がでてくるようになりました、熱意を伝えるという点で同じ企業のブースを訪問すべきでしょうか?

2、就職活動において自己分析が重要であることを就職セミナーや先輩から耳にたこができるほど聞かされてきました。天野さんが就職活動中にしていた具体的な自己分析方法を教えてもらいたいです。

3、内定を得るためには「いっしょに働きたい」がキーワードだと思っています。人事の人に「この学生と働きたい!」と思わせる秘訣のようなものがあったら教えてください。

4、僕は、自分と企業風土の相性が大切だと思っています。企業のブースの説明会だけで、ホントにその会社の風土が自分とあっているのかわかりません。企業の具体的なイメージをわかせるためにできることを教えてください。

せっかくの機会なので普通は聞きにくい質問をさせてください。宜しくお願いします。
5、面接でなにを基準で学生を落としていきますか?

6、最終面接で同じくらい採用したい人がいるとします、最終的な当落の基準はどのようなものでしょうか?

以上です。宜しくお願いします。

就職セミナー 天野さんへの質問  投稿者:はらだ  投稿日:1211()001323
   ①
天野さんが就職活動を行う際に気をつけていたこと、重点を置いていたことを実体験に沿って教えてもらいたいです。
面接の合否を決めるポイントとして第一印象が大切だということをよく聞きますが、どんなところにチェックポイント置いていますか。

________________________________________
天野さんへの質問  投稿者:みのわ  投稿日:1210()190644
  
僕は学校の勉強は卒業できる程度しかしていませんが、部活とゼミの編集だけは胸を張ってやったといい切れます!こんな人を面接した場合どう思いますか?     僕はあまり業界研究したくありますん。だから会社のホームページみて採用したい人間像とかが書いてあって自分にあっていればその会社にいきたい!自分の必要としているとこで働きたいからです!もちろんどの業界でもいいという意味ではありませんが。

--------------------------------
就職セミナーでの質問です  投稿者:加藤喬  投稿日:1210()11159

1)企業から内定をもらうまでにどんな企業でも数回面接があると思います。面接で人事部の方など面接官の方は応募者のどのようなところを見ているのですか?採用者と不採用者の違いはどんなところですか?
2)面接を乗り越えていくためにはどのような点に気をつけていかなければならないのかを教えてほしいです。

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就職セミナー(質問)  投稿者:村上  投稿日:12 5()231311
  
(1)ここ数年、日本の企業もキャリア採用だとか中途採用に力を入れる趨勢にあると思います。私は、新卒採用で新人研修などの制度がしっかりとしている企業に就職し、社会人としての礎をしっかり築きたいと思っています。ここで質問ですが、新人研修とは、具体的にどのようなことをしているのですか?また、新人研修と現場での仕事から得られるモノにはどのような違いがありますか?中途採用と新卒採用とでは入社後の流れは、どのような違いがありますか?

(2)私は、魅力的な良い上司に恵まれた企業に就職したいと思っております。なぜなら、やはり社会人1年目に経験したことは、その後の社会人生活にとても大きな影響を及ぼすと思うからです。ここで、私が質問したいことは、良い上司がいる企業を見つけ出すためにはどのような行動を取るべきですか?社会人から見て、良い上司とはどのような上司を指しますか?入社後に伸びている人物の人物像、価値観、周りの環境などはどのようなものですか?

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就職セミナー  投稿者:石川  投稿日:12 5()001137

質問考えました。
今、そしてこれから私たち学生は何をするべきなのか?(就活するにあたって)
就職氷河期は終わったと言われているが、実際どうなのか?
採用する側として、採用される学生に求めるものは何か?
就職活動を勝ち抜いていく秘訣は何かあるか?
以上です。

 


チームで質問をまとめてほしい  投稿者:  投稿日:20071124()235035

  返信・引用

 

 

昨年の例を引用します。チームでまとめるが、質問者の実名も残してほしい。
坂本、鈴木、楊さん、ヨロシクお願いします。11日までに。李

天野さんへの質問  投稿者:曹操チーム  投稿日:12 7()215612
  引用

アピール内容が似た時に他の人よりも印象を与えるにはどうしたらいいですか。
アピール内容は大学での活動と大学外での活動どちらが評価されるですか。
面接時に第一印象というものは多少なりとも大事になってくると思いますが、それは人事 の人によって個人差はあると思いますが、具体的にはどういったところを見ますか。また どういう事(行動)がいい印象を与える事につながるですか。
面接の時、よくグループ面接、またグループディスカッションがあると思います、そうい う場合、人事の人どういう目線で見るですか、また、(グループ面接の場合)学生はどう したらいい印象を与えるですか。
毎年、日本企業に就職したい外国人留学生がいると思います、人事の立場からこういう外 国人留学生にひとつのアドバイス(最も重要な)をおねがいしたいのです。

 


昨年シー君と加藤幹ゼミ長がまとめてくれた就職セミナーの資料(今年の参考資料)  投稿者:  投稿日:20071124()234553

  返信・引用

 

 

ゼミ生へ  投稿者:シー  投稿日:12 7()125346
  引用

先生に言われた持参資料について、僕は一回まとまった。こうしたら、プリントアウトしやすいじゃないかと思います。すべてはBBSにあるものです。作者は加藤ゼミ長です。


12
日のセミナーの概要
1、企業からみた就職活動。(企業の視点からの就活について、天野さんが話してくれます。)
2、模擬説明会。(僕が就活を始めた当初は、合同説明会に行っても何をしていいのかわからず、かなり浮き足立ってました。もちろん周りのみんなも。なので今回のセミナーで、模擬の説明会を開いて、4年生がどんな感じで就活をしていたかを見てもらおうと思っています。)
3、質疑応答



昨年度の就活セミナーのプリントです

就職活動を始めるに当たって

1、仕事に何を求めるのか(学生側)
仕事をする = 労働を提供し、その対価として賃金を得る
・既存の経験・能力を活かせる職場
・自分が興味を持っている職場
・将来性の追及
・仕事として割り切れるか

2、学生に何を求めるのか(企業側)
企業が求める働きに対して賃金を支払う
・既存の経験・能力を活かせる人物
・事業内容に興味を持っている人物
・将来性の追及
・与えられた仕事をソツなくこなせるか
・いっしょに働く仲間としての人間性

企業の見方 歩き方 & 就職活動の主な流れ

なるべく多くの企業に興味を持つ
イメージやネームだけで決め付けない
職種を限定しての、狭い視野での活動はマイナス
あとはやる気と元気

1、企業研究
事業内容 規模(資本金・売上等) 将来性 社訓
どこで情報を得るの?

学内企業説明会・・・愛大の学生を採用したいと思っている企業が集まる    採用担当が直接話す 印象に残る 採用されやすいかも?

合同企業説明会・・・多くの企業が一同に会している  採用担当が直接話す 企業各々求めている人材が千差万別  企業のウリがわかる様々なことを気兼ね無く聞ける  選考の場ではないのでただし就職先として、社員となった時のことを考えて聞く

就職課データ・・・愛大生の応募を待っている 先輩がいれば紹介してくれるかも

リクナビ・毎コミ・学情・名大社 等 有効利用。ただしネットに頼りきった就活は×

会社HP・・・データをチェック

2、エントリーして説明会に出席
その会社をアピールする場 情報源
表示物 映像 担当者の話 を後に活かす。忘れるからメモを忘れずに!
エントリーシートやアンケートには空欄を作らない(8~9割) 全部埋めるくらい書く
説明会といえども、担当者はチェックしている事がある
服装・態度に気を使おう  説明中、疲れていても 暗くても 寝たらアウトだと思え

3、受験
履歴書 最初のイメージはここで決まる!
学校指定の履歴書で  写真は写真屋さんがベスト  もちろんスーツ姿
字は丁寧に見易さを考えて  押印欄があれば必ず
日付を忘れるな(当日でOK)  絶対空欄にしない
汚い履歴書は論外  性格を疑われる

筆記試験
時事問題:新聞を読む 時間が無ければTVNETMailも活用
一般常識:大学受験を思い出そう

面接
会場の建物に入る前に準備万端にしておく
受付や担当者には元気に挨拶  華美な服装・態度はマイナス
言葉遣いには細心の注意を  社会人として通用するコトバを身に着けよう
志望動機は要点だけまとめて気持ちでカバー  丸暗記では伝わらない
             業界への興味  その会社への興味
会社概要  代表的な事業・商品は覚えよう・・・会社への興味度を測られる


企業からみた採用できる人物とは
「会社が求めている人物か否か」
「業務を遂行できる能力があるか」
「募集している職種を全うでき、且つそれ以上に活躍できそうか」


8期生に配ったプリントです。(天野さんへ)
就職活動についてのアドバイス

1、 1つ目の自己分析の重要性(価値観からの会社選び)
「新卒くん」って言葉を聞いたことあるだろうか?なんでも新卒入社後、わずか3年以内にやめる社会人のことを言うらしい。転職の理由を聞くと、大半が口にするのは「企業と自分とのミスマッチ」である。これは、就職活動での相互理解がうまくいかなかったことに他ならない。

最近でこそ転職が認められる社会になりつつあるが、まだまだ日本の社会は転職にとてもきびしい。(新しい業界ほど転職に寛容。古くからの金融やメーカーだと厳しい)そのデータは別のプリントを用意しました。

となるとBBSにも書いたように、定年までの40年間を働く会社を探すことがベストとなってくる。自分の将来のビジョンや性格にあった仕事を探し、悔いの残らないものにしたい。
例)・なぜ働くの?お金のため具体的には?今の生活水準を落としたくないなら親父の所得を上回るだけの仕事を選ぶ必要がある。
 ・子供の運動会に出られないような仕事は嫌なら飲食や百貨店などのサービス業は無理だろうか?
・転勤とか嫌地元の企業?
・子供に不自由なく学ばせてあげたい私大文系で860万、理系だと950万。

人それぞれ、さまざまな条件があると思います。その条件をしっかりまとめ、そして自分にマッチしている企業を探しましょう。条件がまとまった上で書く、志望動機は説得力がでてきます。
就職活動してるといろんな条件がわかってくるから、とにかく早く就活始めましょう。

2、 質問の重要性
自己分析でまとめた仕事条件をもとにして、自分にあった会社を探すわけだけど。ただ説明会に出ているだけでは自分の条件を満たしている会社かどうかはわかりません。満たしている会社かどうかどんどん質問しましょう。
企業としてもそういう学生は大歓迎。企業は自分の会社についての知識をたくさん持ち、それを理解したうえで面接に来ている学生を好みます。(採用後、ミスマッチからの退職者を減らしたい。)
 他にもいろいろいい事があって、人事の人に顔を覚えてもらえたり、自分とこの会社を強く志望してくれていると思ってもらえたりします。

3、 メモの重要性
 説明会で話されることはメモとりましょう。説明会はとても重要です。企業が自社のアピールや自分の質問に答えてくれる。面接の時に役に立つから、とにかくたくさん書きましょう。

4、  2つ目の自己分析の重要性(アピールポイントを探そう)
履歴書にそのまま役立ちます。(長所・短所とか、学業以外に力を注いだこととか、志望動機とか)それ以上に、面接でも役立つ。たくさんあればあるほど良いね

5、  面接にて
「2」で説明したように、企業のニーズは質問で聞いていますね。
ここではニーズA,B,C,D,E とします。
それに加えて、自分の長所もしっかり理解できていますね。ここではC,E,F,G,Hだとします。
この場合、学生は自分の長所と企業のニーズが重なった、C,Eをアピールすれば良いわけです。

先週の面接でも、パソコンの資格持ってる人は自然と優遇されてたでしょ。自分が会社のニーズにあった人間だってアピールするのが内定への近道です。ここでは説得力が重要となってきます。自己分析をしっかりおこない、具体的なエピソードを交えた説得力のあるアピールをしましょう。

6、  コネクションの重要性
就職活動が終わると活動報告書を書かされます。企業への応募方法に丸をつける欄があるんだけど、その欄には
[
自由応募・大学経由・縁故]
って書いてあります。どうやらコネは大学も普通に公認するくらい当たり前のことのようです。個人的には、コネとか親の七光りとかは大嫌いでしたが、使えるものは全て使って幸せに人生をおくろうというのが僕の今のスタンスです。みんなはどうなんだろ?
 ちなみにテレビ局(キー局)なんかだと、だいたい7~8割がコネだと言われています。実質の倍率はありえないらしいです。。。
 あと、自分でコネを作ることも重要です。説明会に何度も通ってると自然に顔覚えてもらえて、有利になるようです。

7
、  他己分析の重要性
 意外と他人から見られる自分は、自分の思っている自分と違ったりします。自分の強みだと思っていたら、度が過ぎるって言われたり、自分の嫌いなとこが他人からは好評だったり。。。面接官がみる自分は客観視された自分なので、客観視された自分の姿も知っておきましょう。

最後に
人は、それぞれ素敵な魅力や才能を持ってます。情熱であったり、思いやりであったり、元気であったり、謙虚さだったり、実現力だったり。自己分析しているとマイナス面ばかりみえてきて、悲しくなったりする時がくると思います。でも必ず人に誇れる魅力や才能を持ってるから、とにかくプラス思考で頑張ってください。
 ちょっと自己分析のヒント書いておくので、参考までに。
元気、思いやり、勇気、実力、粘り強さ、愛情、笑顔、楽観主義、情熱、実現力、執念、好奇心、感受性、謙虚さ、自信、繊細さ、質問力、聞く能力、アウトプット、向上心、行動、協調、リーダーシップ、平常心、満足etc…参考までにww

 


賛成+就職活動  投稿者:  投稿日:20071124()234058

  返信・引用

 

 

シー君の言葉、もっともです。
3
年生、真剣に考えてください。
留学生だけではなく。就職を甘く見てはいけない。

18
日の就職セミナー、ぜひしっかり準備しよう。

木曜日に、みのわ君が三菱UFJのスピーカーとして大学に来て、就職セミナーで説明してくれました。後輩思いの激しい彼は、いろいろしっかりとサービスしてくれて、下で聞いていていろいろ感じました。やはり彼は、そこまでやったから、ここまで成長したと思う。大事な節目にちゃんと決めていた。そのために助走をしっかりしないといけない。

その日、キャリア支援課にも行きました。そこの成瀬さんはよく知っている。
ゼミ生はそこをしっかり活用してほしい。

そこにプロがいるし、エントリーシートのチェックや履歴書の書き方まで細かく指導してくれるので、そんなに親切な人はいないよ。今度、126日(木、要確認)に留学生向けの就職説明会もやってくれるので、行かない理由はない。

3
年生はまずそこに行って登録し、李ゼミといえば、親切にしてくれるはず。
4
年生もぜひ行って、就職活動報告書を出してください。
非常に重要な部署なので、昔もゼミの就職セミナーに講師を派遣してくれたりして、
ゼミとしてはぜひ仲良くしたい部署です。ヨロシク。

当面、3年生はそれぞれエントリーシート用の自己PRのエッセイの決定版を用意してほしい。18日の就職セミナー前にそれぞれキャリア支援課に添削していただいて、11日に4年生の先輩たちの意見も伺い、18日に時間的な余裕があれば、天野さんにも個別に見てもらうことが可能かも。経験者やプロの目が違うよ。

18
日の質問もよく考えてきてほしい、13問程度に。
ここに貼ってほしい。11日までに。佐野君に取りまとめてもらいたい。

 


九期生の留学生チームへ  投稿者:シー  投稿日:20071124()152533

  返信・引用

 

 

今年の残りは37日です。というのは、まもなく2008年。卒業後の進路を真剣に考えてほしい。進学にしろ、就職にしろ、早めに動きを出したほうがいいと思う。計画を作って、段取り通りに行うことが大事だと思う。特に就職を考えている人は時間、体力、金銭面など様々な壁があるので、効率的に時間を配ることも意識してほしい。そういうところで僕は何回も失敗したので、本当に苦しかった。誤ったことを繰り返さずに、順調な就職活動を行ってほしい。また、不安、心配などもたくさんあると思うけれど、八期生のいるうちに、質問して、確認したほうがいいと思う。では、いつでも、困ることがあったら、相談してね。

 


先生へ  投稿者:シー  投稿日:20071124()145440

  返信・引用

 

 

名簿の件、了解しました。

 


3、4年生へ  投稿者:  投稿日:20071123()162159

  返信・引用

 

 

3年生、また僕宛に論集用レポートを送っていない人は至急送ってほしい。

4
年生、発表する前になるべく早めにBBSに要旨を貼ってください。
変更、追加点を中心に。
発表時間が限られているので、その場だけでは時間が足りません。

不合格の人は再発表を準備してほしい(松井君)。
再来週(4日)の最後に。大渓君も。

12
11日に、34年生で就職セミナーの準備を兼ねて就活討論会を開きませんか。
3
年生は天野君への質問を考えて、用意してほしい(BBSに貼る)。
昨年と同じように。できれば1~2週間前にまとめて彼に送ってもらいたいね。
かれはものすごく忙しいからね、この時期は。

佐野君は総責任者として、具体的な指示を出してください。
村上君と田中君サポートして。

村上君:3年生のレポートの査読をお願いします。
内容もそうですが、引用や脚注のチェックをぜひお願いします。(こっちのリスクが高い)
コメントは直接本人に伝えてもいいし、ここに書いてもいい。
もらったペーパーに書き込みしてもいい。
ゼミの時間はもういっぱいなので、個別指導でお願いします。
ぼくも同じ方針です。

 


星野先輩と李先生へ  投稿者:坂本  投稿日:20071123()122219

  返信・引用

 

 

返信遅くなってすいません。9期生の参加者は昼の部が竹内だけで、夜の部が、鈴木、竹内、立岩、許、以上4人でした。9期生ゼミ長である私が参加できないのは申し訳ないです。よろしくお願いします。

 


坂本君へ  投稿者:王碩  投稿日:20071123()034033

  返信・引用

 

 

1218日飲み会の件ですけど、実は一緒にバィドをやっている人に変わる事について頼んでいたが、まだ3週間があるから、変われるかとうか分からないと返事がきた。一応行かない事にして下さい!尚、もし行けることになったら、まだ坂本君に連絡します!!!
 返事が遅くなって、悪いけど、お願いします!!!!!

 


シー君と8期生へ  投稿者:  投稿日:20071123()002147

  返信・引用

 

 

前に作ってくれた8期生の名簿はemailなどだいぶ穴が空いている。
携帯メールも変わったりしている(田中など)。
来週、再度プリントして各自に確認してもらえますか。

8
期生全員、自分のemailと携帯アドレスをメモして来週持ってきてシー君に渡してください。就職先も入れて。

いまOBの間で携帯だけの連絡先がない人は、すでに連絡がとれない状態です。
幹事たちは人探しに大変苦労している。
在学中にぜひ名簿を整備させまましょう。

 


確認  投稿者:8期生ゼミ長田中  投稿日:20071122()002040

  返信・引用

 

 

星野先輩、場所とりから予約までまとめていただきありがとうございます。
8期生は大丈夫です!
よろしくお願いします。

 


坂本、田中、みのわ君+歴代幹事へ  投稿者:  投稿日:20071121()225422

  返信・引用

 

 

121日の李ゼミ10周年記念パーティの参加者名簿は総幹事の星野君より送られてきた。
これでミスがあるかどうか、まだ氏名不明の代(7、9期生)は名前を至急ここに書いてください。

9
期生の参加者は竹内1名でいいですか(田中君、至急坂本に連絡を)。
12
月なので場所取りは大変なので、至急返事をお願いします。

----------------------
下記のとおり参加者です。

昼の部参加者
1期生:井上、都築、長浜、栗田、具志堅、内藤
2期生:市川、桜井、中村、星野
3期生:斧研、肥田、佐々木、清水、石田
4期生:森田
5期生:山本、小塚
6期生:なし
7期生:なし
8期生:なし
9期生:竹内

計 18人

夜の部
1期生:井上、都築、長浜、栗田、犬飼、幅岸、内藤
2期生:星野、猪飼(来るかも)
3期生:なし
4期生:森田
5期生:山本、夏目、西山、鈴木??(4~6期生)
6期生:稲垣
7期生:2名
8期生:田中、柳原、佐野、小川、松井、岩田、大渓、村上、
シー
9期生:竹内

25名

ここに先生が加わるので、昼19人、夜26人となります。
ただ、6期生の動向が不明ですので夜は2、3人追加ではと思
います。

ちなみに、昼20人、夜30人で予約しています。
この名簿に違いがあれば教えてください。
1~3期生、8~9期生はBBSで拾いました。
4~6期生は森田くんからのメールにて、7期生は人数が書い
てありましたが、名前が書いてなかったので不明です。

 


ゼミ論集第9号・編集委員会再編成のお知らせ  投稿者:村上  投稿日:20071121()032112

  返信・引用

 

 

ゼミ論集第9号・編集委員会のメンバーを下記のように決定致しましたので、お知らせいたします。

                   下記
編集長:立岩紗知さん

副編集長:中島潤くん
      鈴木里沙さん

編集委員・主幹:松島愛さん
         山之内悠さん
         若山一朗くん
         竹内大樹くん
              
  大威篤史くん

編集委員:黄 センさん
      周 テイさん
      許 方原くん
  
     楊 佳さん
      王 碩くん
      服部寛之くん
      坂本ゼミ長

計:15名
                                      以上

●○
編集委員の皆さんへ○●
仲良く楽しく元気よくやっていきましょうね!
とりあえず、皆さんSkypeマジやりましょう(泣)
          ↑↑
         絶対便利です!!

 


ゼミ論集第9号・編集委員会再編成のお知らせ  投稿者:村上  投稿日:20071121()011235

  返信・引用

 

 

ゼミ論集第9号・編集委員会のメンバーを下記のように決定致しましたので、お知らせいたします。

                   下記
編集長:立岩紗知さん

副編集長:中島潤くん
      鈴木理沙さん

編集委員・主幹:松島愛さん
         山之内悠さん
         若山一朗くん
         竹内大樹くん
              
  大威篤史くん

編集委員:黄 センさん
      周 テイさん
      許 方原くん
  
     楊 佳さん
      王 碩くん
      服部寛之くん
      坂本ゼミ長

計:15名
                                      以上

●○
編集委員の皆さんへ○●
仲良く楽しく元気よくやっていきましょうね!
とりあえず、皆さんSkypeマジやりましょう(泣)
          ↑↑
         絶対便利です!!

 


(無題)  投稿者:大渓  投稿日:20071120()123530

  返信・引用

 

 

今日発表の日ですが昨日から熱が下がらないので休ませていただきます。全部ではないですが、付け加えた部分のまとめたものを載せときます。
2-1 日米中三国関係の中での日米安保
 米中間には、中国の人権問題や大量破壊兵器の拡散問題、米国の台湾への武器売却、貿易問題など、種々の懸案が存在している。また、中国は、米国のテロとの闘いを通じた国際的影響力の増大や、中央アジアにおける米軍のプレゼンス増大への警戒感を抱き、米国の「一極化」への動きを警戒していると見られる。他方で、両国経済の結びつきは深く、中国側として、安定的な米中関係は経済建設を行っていく上で必須であり、今後もその存続を望んでいくものと考えられる。
 米国側では、中国が引き続き経済的パートナーであるとともに、責任ある利害共有者となることを対中政策の目標とする一方で、中国は戦略的岐路にある国家であり、長期的には、米国と競争関係になり、その軍事的優位を崩しかねない軍事技術を配備する潜在的能力が最も大きい国家とも認識している。
 米国としては、国際社会の平和と安定や自由で公正な貿易の拡大が、国際社会の多くの国々と同様、中国にとっても利益であるため、中国が、米国やその他の主要国と協力して、これら共通の利益を擁護する責任を有すると認識している。これに対し、中国側は、胡錦濤国家主席の本年4月の訪米時に、米中間の建設的協力関係を引き続き推進するとしているが、必ずしも米国と同じ認識を示していない。

2-2 今後の日米の狙い
 「テロとの戦い」からの海上自衛隊の撤収、北朝鮮のテロ支援国家指定解除問題をめぐる擦れ違いで、日米間にぎくしゃくした空気も漂う中、福田首相は就任後初のブッシュ大統領との会談で、日米の強固なきずなを内外にアピールすることを目指した。
福田首相の対米方針は、「追従」批判を恐れず米国と協調した小泉元首相とも、対等な同盟関係を志向し、集団的自衛権の行使容認を模索した安倍前首相とも異なる。ブッシュ大統領との会談で日米同盟を確認した上で、19日からのシンガポール訪問で中韓や東南アジアのリーダーと意見を交わし、より厚みのある外交を展開することを狙っている。
そのためにも福田首相は、ブッシュ大統領との個人的な信頼関係の構築を目指した。インド洋での海自の給油活動再開に向けて新テロ対策特別措置法案の成立に全力を挙げていることを説明し、ブッシュ大統領は、早期再開への期待感を表明した。
 さらに、両首脳は日米同盟について、両国によるアジア外交の要となるとの考え方で一致した。福田首相は「積極的なアジア外交によるアジアの発展は日米共通の利益につながる」と述べ、日米関係強化と積極的なアジア外交が「共鳴」し、相乗効果をもたらすとの自らの考えを説明した。

2-3 日米同盟の温度差
 日米首脳会談で、ブッシュ大統領は「安全保障と平和の礎」として強固な日米同盟を強調する一方、北朝鮮に対するテロ支援国家指定解除には会談後の共同発表で言及を避けた。海上自衛隊のインド洋での補給活動停止をはじめ、在日米軍への予算議論、さらにはミャンマー制裁をめぐる温度差など、会談はあえて「同盟堅持」の確認を迫られる日米の現状を示した。
 ブッシュ大統領は、共同発表で北朝鮮による日本人拉致問題に触れて、「被害者と家族を忘れることはない」と発言。日米同盟の重要性を強調したほか、海自、空自が補給分野で米国主導のテロとの戦いを支えたことを手放しで称賛するなど、同盟国である日本に強く配慮した対応をみせた。
 しかし、北朝鮮の核関連施設の稼働停止に対応したテロ支援国家指定解除問題で、ブッシュ大統領は拉致問題の解決を解除の条件に織り込む考えには触れず、日本の外務省幹部も「米側との了解」を理由に会談でのやりとりも明らかにしなかった。

3-4 中ロ関係
 1989年にソ連のゴルバチョフ大統領(当時)が訪中し、いわゆる中ソ対立に終止符が打たれて以来、中露双方は、継続して両国関係重視の姿勢を見せている。90年代半ばに、両国間で「戦略的パートナーシップ」を確立して以来、定例化した首脳往来を通じて同パートナーシップの深化が強調されており、2001年には、中露善隣友好協力条約が締結されている。2004年には、長年の懸案であり、かつて両国間の軍事衝突にまで発展したことがある中露国境画定問題も解決されるに至った。
 両国は、世界の多極化と国際新秩序の構築を推進するとの認識を共有してきたが、これに加え、近年では、経済的な動機も良好な中露関係の重要な牽引役となってきている。中国にとっては、安定的な資源・エネルギーの供給先を確保することは長期的な関心であり、ロシアとしても、中国市場の潜在力は魅力的であり、現在は資源・エネルギーに偏重する対中輸出を多角化することに強い関心を示している。
 安全保障面で、中国は、ロシアからSu-27Su-30戦闘機、ソブレメンヌイ級駆逐艦、キロ級潜水艦などの近代的な武器を購入しており、中国にとって、ロシアは最大の武器供給国である。日露首脳会談においては、小泉総理が、対中武器輸出は慎重に対処する必要がある旨指摘したのに対し、プーチン大統領は、ロシアは武器輸出のリーダーではないが、自らの責任は十分感じている旨応答した。
 1月に額賀防衛庁長官が訪露した際にも、イワノフ国防大臣に対し、対中武器輸出については、透明性を確保し、地域の軍事バランスを崩さないよう、慎重な対応を要請した。
 また、中露間の軍事交流として、定期的な防衛首脳クラスなどの往来に加え、8月には中露共同軍事演習が実施された。この演習には、両国の空挺部隊や海軍陸戦隊、後方支援部隊を含む陸・海・空軍の約1万人が参加し、上海協力機構の加盟国およびオブザーバーのみをオブザーバーとして招待した。この演習の目的について、中国側としては、ロシア製兵器の運用方法やロシア軍の作戦教義を学習すること、両国軍の間の相互理解や信頼醸成を深めること、多極化世界の1つの極としての中露の存在を誇示することなどがあったと考えられる。これについては、また、中国側が同演習の実施による台湾問題への影響を念頭に置いたという指摘も見られた。

 


(無題)  投稿者:柳原  投稿日:20071120()08343

  返信・引用

 

 

今日は就職先での二回目の研修がありますので休ませていただきます。

 


写真  投稿者:  投稿日:20071119()215521

  返信・引用

 

 

明日ゼミの写真をもって行きます。
5
月の餃子パーティと土曜の内定祝い両方です。
合わせると約300メガありますので、
ほしい人はメモリーの容量を十分確保しておいてください。

 


論集  投稿者:鈴木  投稿日:20071119()205539

  返信・引用

 

 

李先生、村上さんへ

遅くなって申し訳ありません。
論集が完成致しましたので、メールに添付して送りました。
確認の方よろしくお願いします。

 


3年生のゼミ論文  投稿者:  投稿日:20071119()200833

  返信・引用

 

 

前回話したように、ミスプリントは各自の責任でぜひ無くしましょう。
体裁を整えましょう。

 


幸せそうな田中ゼミ長(4年)  投稿者:Lee  投稿日:20071119()01024

  返信・引用

 

 

かみ締めて。。カミシメテ。。。ところが、涙はウソナキ

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中島潤の傑作  投稿者:Lee  投稿日:20071119()005650

  返信・引用

 

 

3年生男子からのプレゼント

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準備  投稿者:Lee  投稿日:20071119()005415

  返信・引用

 

 

オイシソ~!!

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4年生たち  投稿者:Lee  投稿日:20071119()004320

  返信・引用

 

 

おれら、内定もらったぜ!!

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3年生たち  投稿者:Lee  投稿日:20071119()004113

  返信・引用

 

 

先輩たち、おめでとう!!

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内定祝いの写真  投稿者:Lee  投稿日:20071119()003727

  返信・引用

 

 

バンザイ!!

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ゼミ10期生の面接と4年生の内定祝い  投稿者:  投稿日:20071119()00350

  返信・引用

 

 

土曜日(1117日)の面接はお疲れ様でした。
面接本番は130からだったでしょうか、30名の面接が終わったのは630でした。
すっかり暗くなりました。
その後も1時間以上議論があり、終わったのは結局8時前でした。
志望してきた2年生の子たちも遅くまで待っていただいて、本当にお疲れ様でした。

3
年生はうまく連携プレイをしましたね。
全体的によどみなく行った感じで本当によかったです。
4
年生もしっかり後輩たちを支えてくれましたね。

特に坂本ゼミ長は成長したね。
鈴木さんと立岩さんもうまくフォローアップしてくれました。
山之内さんと松島さんは本当にご苦労さま!
呼び出し係りをしっかり務めてくれました。

3
年生には初めての体験かもしれませんが、
立場が違うと見えてくるものががらりと変わるので、
この体験をぜひ就活に活かしてほしいと願ってます。
そして、自分一人ひとりが下した結論にはちゃんと責任をもち、
それに加えて、しかるべき理由を述べないといけない。

本番前の「李ゼミ4年生内定祝い」も本当によかったです!
後輩たちの気持ちがよく伝わります。
感激のあまり(??)、田中と柳原は涙がぽろぽろ(ウソ泣き、目薬のおかげ)。
ぼくも便乗したが、特に印象に残ったのは、
先輩たち一人ひとりのケーキにちゃんと「祝内定」のチョコが入っていたことです。
ぼくにはなかったけどね、悔しいことに。

企画した鈴木さん、立岩さん、山之内さん、松島さん、
そして3年生全員、本当にご苦労さまでした!
このゼミのいいところは本当によくバトンタッチされてます!!
謝謝!

 


写真  投稿者:  投稿日:20071118()235049

  返信・引用

 

 

鈴木さん

了解しました。ほかに土曜日の内定祝いの写真がほしい人は火曜日にメモリーをもってきてください。

 


李先生へ  投稿者:鈴木  投稿日:20071118()191324

  返信・引用

 

 

昨日のサプライズで撮った写真が欲しいので、火曜日にメモリーに入れさせて下さい。

 


(無題)  投稿者:岩田  投稿日:20071117()065446

  返信・引用

 

 

ここ1週間くらい風邪で体調が悪く今日も欠席させてもらいます。みなさんが頑張っている中ほんとに申し訳ないです。

 


李ゼミ10期生面接  投稿者:田中  投稿日:20071117()021434

  返信・引用

 

 

李先生、貴重なお言葉ありがとうございます。
先生の言うとおり、3年生は就活を控えているので、確かにこのチャンス(機会)を逃してはもったいない!
しっかりと活かしてほしいと思う。
鈴木さん場所の書き込みありがとう!
これで当日みんなが迷わずにすみます!!
シェイシェイ

 


最終確認その2  投稿者:  投稿日:20071116()234726

  返信・引用

 

 

5号館3

明日30名面接、火曜日440以降8
合計38名なので、事前に小論文の読み込みが必要。
ロング戦になりそうで、昨年と同じように、事前に面接の段取りが必要。
体力も必要。しっかり昼食をとれ!
本番だけでも少なくとも200分かかる。その後も1時間はかかるだろう。

特に3年生は就職活動を控えているので、
エッセイの書き方、訴求力の違いなどに要注意!
今度はわが身。
人を審査する機会はそんなに多くないので、孔子いわく:教学相長し。
ぜひ勉強の機会としてとらえてください。
しっかりメモをとりましょう。
就活経験者の4年生からもしっかりチェックポイントを学ぼう!

 


最終確認  投稿者:鈴木  投稿日:20071116()221427

  返信・引用

 

 

明日は53A教室にて李ゼミ10期生の選考を行います。
場所が分かっていないゼミ生が何名かいたので、確認のため再度投稿しました。
時間厳守でお願いします。私たちもしっかり頑張りましょう。

 


星野君と佐野君、幹事たちへ  投稿者:  投稿日:20071114()223149

  返信・引用

 

 

4年生の佐野君に2期生の天野君に連絡してもらいました。夜の部には少し遅れるが参加できるそうです。佐野君、集合場所などの情報を彼に伝えてください。

7
期生の最終確認は昨日、みのわ君に頼んできました。近近、連絡があると思います。

昨日、ばったり6期生の城間さんに会いました。幹事役を頼んで、快く引き受けてくれました。当面、6期生の幹事は城間と稲垣ですね。森田君、一昨日送った名簿を稲垣にも転送して1日に修正版をもってきてもらうように。

名簿を受け取ったほかの幹事たちも修正版を作って持ってきてください。
1
部はぼくにください。

それぞれ一度返事ください。

星野君と内藤君:お疲れ様!2人のメールアドレスが分かりません。
一度メール送ってくれれば風鈴会全体の名簿(旧)を送ります。

 


集合場所  投稿者:2期生星野  投稿日:20071114()214142

  返信・引用

 

 

昼夜それぞれの開催場所にて集合です。
道に迷いそうな人はHPを参照し、地図をプリントアウトして対応してください。

 


12月1日ゼミ飲み会  投稿者:2期生星野  投稿日:20071114()213923

  返信・引用

 

 

こんばんは!!
12月1日のゼミ飲み会の場所が決定しましたので、連絡します。
昼は四川菜園で12時から。詳細は下記をご覧下さい。
http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000015993.html
金額は3150円です。
夜は襄(じょう)で5時半から。詳細は下記を。
http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000662302.html
金額は5000円です。
全て飲み放題付きですので、腹一杯たらふく飲んでください。
現役生などは少し安くしますので、そのつもりでいてください。
人数の変更はまだ可能なので、分かり次第先生に連絡してください。
そうすれば、星野まで連絡がいくようにしておくので。
では、みなさん12月1日を楽しみに♪♪

 


岩田君へ  投稿者:田中  投稿日:20071113()145432

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風邪早くよくなるといいね!
今日は先輩が来てくれて、その後懇親会になっててもう人数分予約しちゃったから、当日キャンセルはできないから、みんなと話してまた岩田君の件は決めます。
けど、予め言っておいたし、予約をしたのは俺だからわかってほしい。だから、みんなの話し合い次第で払ってもらうかもしれないから。
まずは十分に栄養とってゆっくりして1日でも早く治してね!

 


(無題)  投稿者:岩田  投稿日:20071113()13422

  返信・引用

 

 

風邪をひいてしまい体調がものすごく悪いので、今日のゼミは欠席させていただきます。

 


みなさん、お疲れ!  投稿者:  投稿日:20071112()170841

  返信・引用

 

 

ただいま上海から戻ってきました!
上海蟹、満喫!

坂本ゼミ長をはじめ、3年生は本当にお疲れ!
ぜひやる気のある可愛い後輩たちを集めてください。
明日打ち合わせしましょう。

ラグビーの件、了解です。
来週の火曜日11204時限の後にしたらどうでしょう。
4
40分ぐらいから。
川角幸久という学生から面接の時間についてメールをもらったのですが、
ラグビー部ですか。

12
1日の10周年記念パーティですが、
今日、総幹事の星野君と内藤君からメールをもらいました。
お店が込んでいる時期なので、すぐにでも場所を押さえないといけない。
まだ7期生と89期生の参加人数が把握できない。
それぞれの代の幹事が至急ここに参加者人数と名前を報告してほしい。
ヨロシク。

明日の飲み会、楽しみだね。
みのわ君と石川君、お帰り!
ちなみに、石川君は東京から有給休暇をとってカムバック!
熱烈歓迎!

 


みなさんへ  投稿者:坂本  投稿日:200711 8()170058

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今日正式にゼミの人数が出ましたが、今年は35人がこのゼミに応募してくれました。本当にありがたく思っています。火曜日にゼミ面接について詳しいことを決めたいと思いますのでよろしくお願いします。また新ゼミ生候補のラグビー部の子達は土曜日に来れないということなので、火曜日に面接をしようと考えているのですが、どうですか?一度ご検討下さい。あとご協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。

 


3年、坂本ゼミ長へ  投稿者:田中  投稿日:200711 7()220719

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昼は電話ありがとう!
来年のゼミ生の結果は本当に成功だね
また詳しい人数がわかったら教えてね。
今は1番安堵感だろうね!
来週の土曜日、みんなで厳選な面接をしよう!
まずは来週の火曜のゼミの後に色々と決めよう。

 


みなさんへ  投稿者:坂本  投稿日:200711 7()154244

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今日の3限の時間に教学課にゼミの募集がどの程度入っているか確認に行きましたが、その時点でラグビー部の子を含め20人以上入っていました。今年もなんとか成功しました。ご協力いただいた皆さん本当にありがとうございました。今日が締め切りなので、また明日以降に詳しい結果が出ると思いますので、またその時はお伝えします。

 


星野先輩へ  投稿者:4年ゼミ長、田中  投稿日:200711 7()123342

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12月1日のゼミ10周年パーティーの参加人数ですが、現役4年生は以前にもBBSに書き込みをしましたが、昼のみ1人、夜のみが8人です!
よろしくお願いします。

 


李先生と現ゼミ生のみんなへ  投稿者:佐野  投稿日:200711 6()13496

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新ゼミ生の面接なんですが、その日に試合が入ってしまったため、うちの部活で李ゼミ入りを希望している二年生が三人ほどいるんですが、面接を17日に受けれないのでその三人だけ別の日に 面接をしてもらえませんか?詳しい話は今度のゼミの時にでも話すつもりですが、よろしくお願いします。

 


ゼミ論集第9号・編集委員会決定のお知らせ  投稿者:村上  投稿日:200711 4()184848

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ゼミ論集第9号・編集委員会のメンバーを下記のように決定致しましたので、お知らせいたします。

                   下記
編集長:立岩紗知さん

副編集長:中島潤くん
      鈴木理沙さん

編集委員長:松島愛さん
       山之内悠さん
       若山一朗くん
       竹内大樹くん

編集委員:黄 センさん
      周 テイさん
      大威篤史くん
      許 方原くん
  
     楊 佳さん
      王 碩くん
      服部寛之くん
      坂本ゼミ長

計:15名
                                      以上

●○
編集委員会の皆さんへ●○●
ゼミ論集は編集長や副編集長、委員長の人達だけで作成できません。編集委員みんなの協力があって完成することができます。アルバイトや部活、就職活動等で時間がないとは思いますが、是非お互い助け合って頑張りましょう。

○●○
編集長、副編集長、委員長の皆さんへ○●○
一度、Skypeで話し合いの時間を持ちたいです。立岩編集長を中心に日時を決定して欲しいです。目的としては連絡ツールを確実にすることだけなので30分ぐらいで終わる予定です。宜しくお願いします。

4年生の皆さんへ
是非3年生をサポートして欲しいです。やっぱり経験者が助けてくれると非常に心強いです。よろしくお願いします。ヤッタ奴だからこその「出来るサポート!出来るアドバイス!!」を期待しています。

 


12月1日  投稿者:星野  投稿日:200711 4()00096

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こんばんは!!
12月1日に行われるゼミ飲み会の件ですが、現役生は何人来るのかBBSで拾うのは困難ですので、ゼミ長が何人中何人が来るのかをまとめてくれないでしょうか。
これはどの期でも言えますので、それぞれのゼミ長等が報告をしてください。
そろそろ店の予約をしなければならないので、早めに報告願います。

>立岩さん
ブラジルのバイオ燃料シンポジウム参加ありがとうございます。
論文に役立てば幸いです。

 


12月1日について  投稿者:みのわ  投稿日:200711 2()001245

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歴代先輩方へ。
七期生の幹事のミノワと申します。
12
月の件については、今の所、出席二人、仕事の都合次第で二人、欠席一人、未連絡一人といったところです。日にちが近くなりましたら再度ご連絡いたします。何かできることがございましたら、李先生に聞いてご連絡ください。