合宿  投稿者:  投稿日: 629()00402

  引用

 

 

石川ゼミ長、

合宿の手配、昨年に続き、本当にご苦労さまでした。辛苦了!いつもの行動力に感心しました。昨日の飲み会も楽しかったし、焼き肉もおいしかったです。

 


合宿について(報告)  投稿者:石川  投稿日: 629()001821

  引用

 

 

とりあえず、行き先と宿泊先が決まりました。行き先は南知多の内海というとこです。宿泊先ですが、ホテルレシーア南知多という所になりました。学生は大部屋2部屋で先生は奥さんと1部屋ということになります。会費ですが、学生は1人2万円(交通費等別途)になりました。ホテルの目の前に山海海水浴場という大きな海水浴場があったり、勉強以外にもよいところだと思います。

 


合宿について  投稿者:石川  投稿日: 628()032326

  引用

 

 

8月1日から3日までの2泊3日で計画しています。昨日の飲み会で田中君と行き先をだいたい決めましたが、ネットで見たら15人分の部屋は空いてない様な感じだったので、念の為ではないですが、JTBの団体旅行センターにプランを探してもらう手配を行いました。

 


卒論のテーマ  投稿者:趙イ楠  投稿日: 627()195254

  引用

 

 

 こんにちは、趙イ楠です。前、餃子パーティーにみんな会ったことがありまして、今日は初めてここで投稿です。内容は卒論のテーマを決めるの件で、李先生に目をかかりたいと思います。ここに書き込みしました。もし皆さんがいいアイデアなどありましたら是非アドバイスしてほしいです。よろしくお願いします。


  <H5>
中国におけるマーケティングの特徴と戦略</H5>

3e2452 趙イ楠
はじめに
 改革・開放政策の広がりと深化につれて、中国国内市場と国際市場との色々の面で の格差が徐々に縮まりつつあり、それら両者間の連携と関係は益々緊密になりつつある。また、それと同時に、中国国内市場における貿易を始めとする種々の制限も益々 緩和され、地域間相互の協力、連携も日増しに強化されており、モノの大流通および 大市場の出現のための基本的な条件が整備されつつある ため、市場の規模の拡大とともに、競争はかってない激しさを増している。
 一方、中国は2008年の北京オリンピックを控え、高度成長を維持しながら、日本との経済協力関係が不可欠であり、中国から日本に進出する企業も増えている。中国経済特徴ただの文化、習慣、言語の違いはビジネスの発展を妨げではない、まだ国の産業政策を注目すべき、経済制度よく理解し、そして市場環境の流れを読み、劇的な変化を続ける中国市場の最新動向と中国社会との理想的なかかわり方、企業が中国で成功するためなど諸問題を研究したいと思う。

1
マーケティングとは
マーケティングというと、市場において、製品やサービスを企業が顧客に届ける一連の活動、つまり、製品、価格、流通、販売促進をいかに組み合わせ、もっとも有効に収益をあげるかという戦略を意味する。商品経済の発展につれ、商品不足の状況は徹底的に改善されており、生活必需品の不足に対する人々の恐慌心理はすでに消えている。同時に情報産業の発展により、人々の消費選択に与える広告やマーケティング戦略の影響は益々大きくなっている。
2
中国マーケティングの特徴
3
中国マーケティングと発達国家の成熟マーケティング
4
近年中国マーケティング経営方法の改革

終章(まとめ)
市場は供給が需要に応じ切れない、市場の商品総量からみれば、計画経済体制下の「売り手市場」から、需要が相対的過剰の「買い手市場」に変わりつつある。また、ここ数年では「消費者権利の保護法」の宣伝と執行に大きな力を入れており、商品経済に転換された初期の頃に一時あった悪徳商法は、今やすでに撤廃されたような状況化にある。同時に消費者の自己保護の意識も益々強くなった。しかし、需要は創造され、刺激されて生まれてくるもので、創造された需要は新しい商品を生み出し、新しい市場を形成するというのは近代マーケッティング理論でいえば当たり前のことである。

参考の一部はここをクリックと
専門用語はここをクリックしてください。

 


ゼミ論集第八号のテーマ案  投稿者:第一回編集会議  投稿日: 627()17399

  引用

 

 

柳原:『ポスト小泉(時代)におけるアジア外交の再構築〜「政冷経冷」になるか〜』

松井:『日中エネルギーセキュリティー(安全保障)の問題』

シー:『2008年北京オリンピックが中国経済社会に与えるインパクト〜国際比較の視角より〜』

岩田:『中国の環境問題』

田中:『中国の「三農」問題』

 


論集のテーマ  投稿者:田中  投稿日: 627()141847

  引用

 

 

遅れてしまい申し訳ございません!まだ、詳しくは決まっていませんが李老師の講義「中国産業概論」で扱った内容にとても興味を持ったので「現在の中国の市場」を見ていきたいと考えています。

 


レジュメ  投稿者:孫権・家康チーム  投稿日: 627()141133

  引用

 

 

第7回グループ発表資料
 中国IT革命   『グローバル戦略モデルの攻防戦』
著者:大野 裕平先輩  発表チーム:孫権・家康チーム(松井、田中、小川)
「はじめに」
中国の企業が、世界的企業を買収したニュースは、とても新鮮であり、驚きであった。中国経済の成長スピードの速さを感じたという意味でも衝撃である。中国企業は、海外に進出し、M&Aやブランドの確立を目指して奮闘しているが、世界企業は、中国に市場を求めて、R&Dなどの研究施設の建設、現地化といった戦略を実践している。この両者の思惑、駆け引きは注目すべき点が多いのではないか。小稿では、特にIT産業にスポットを当てて考察したい。ITバブルから、世界企業は何を学び、そこからどんな企業が台頭していったのか。そして、R&Dと、M&Aに特に重点をおき、今後の展開を探っていきたい。中国IT産業から見える、企業の戦略展開はこれからの中国経済、世界経済を考える上でも重要な要素になりうると考える。
「第1節   IT革命と中国IT産業の概観」
1−1「IT革命とは何か」
1:コンピュータの情報処理能力の飛躍的拡大。
2:ネットワーク化。
3:ビジネスモデルの開花。
ITバブルとは何か」
IT
技術の将来性と、アメリカ経済の順調な成長と、株価の上昇傾向は結合して、90年代中頃になると、IT関連株式を中心とした株式ブームがはじまり、まもなくそれは株式バブルに突入した。ITバブルとは、1999年から2000年にかけて起きた、インターネット関連株のバブル相場のことである。
1−2「中国のIT産業」
 1996年から始まった第9次五ヶ年計画(「九・五計画」、19962000年)期において、中国のIT産業部門は他の部門とは一桁異なる驚異的な成長率を達成した。(表1参照)
1−3「中国IT革命の意味」
「中国のIT革命」は次の4つの意味を持っている。
1:社会主義という枠組みをもつ国であるが、経済活動の実質的主体である企業や個人が「建前」に縛られずに、世界中から情報を収集し、情報交換し、自由主義の国に対して経済活動を行っていく環境も必要であり、中国のグローバル市場への参画を大きく後押しするものである。
2:華人ネットワークの世界的な広がりに、インターネットという新技術加われば、情報の量も伝達スピードも倍以上になるだけでなく、中国大陸がその情報ネットの1つの要となる。
3:海外のIT企業にとって中国は大きなマーケットになる。
4:IT人材不足といわれる日本や世界のIT企業にとっても、中国は近い将来のもっとも有望なIT技術者の供給基地として期待されている。
このように「中国のIT革命」は21世紀の中国にとって、そして日本にとって、さらには世界経済にとって、極めてインパクトの大きな問題であることがいえる。
「第2節  トップランナーたちの成長プロセス〜華為・連想〜」
2−1「華為技術有限公司 (Huawei Technoligies)」
華為技術有限公司(華為)がシンセンで発足したのは1988年、7〜8人でわずか2400元の資金を出し合って作った零細企業だった。なぜ華為が急成長できたのか、一つの重要な理由は、華為が人材を集める上で他の企業よりも優れていたことである。
2−2「連想集団(レノボ・グループ)」
 連想集団の成長要因は、「貿・工・技」の順序、すなわち販売を重視する姿勢を貫いていることによると思われる。連想は他の民営企業と比べると、比較的穏健で慎重な経営路線をとってきたが、最近のIBMブランド買収の動きなどに見られるように、対外戦略の変化は著しい。
「第3節 「請進来」(外資導入)戦略 〜市場と技術の交換〜」
3−1「世界のR&D拠点に浮上する中国」
 R&Dとは 「Research and Development 企業の研究開発業務および部門 」である。近年、世界の多くの企業が中国に、研究開発部門を移転している傾向にある。これは何を意味しているのか、中国における展開を追っていきたい。
@)「中国におけるR&D IT企業の今後楽観説」
 中国政府の多国籍企業に対する政策は、いわゆる「市場と技術の交換戦略」である。中国への進出を許容する代わりに技術を国内へ導入させるという技術移転政策である。中国企業からすれば、外資企業のR&D拠点の誘致はそのパートナー企業である中国企業に技術移転をもたらすというメリットがある。
ii)「中国におけるR&D IT企業の今後悲観説」
IT
産業の世界主要十数社のR&D支出額合計は中国の国家予算に匹敵するほど膨大である。このように、ITに対するR&Dや基幹部品の製造に必要な資金的余裕が中国にはなく、この分野で先進国と競争することは無謀である。中国にとって、ITの積極導入による従来産業の底上げ、及び新規産業の推進はもちろん、ソフトウェア産業の発達を促すために、中国人全体の人的資本の蓄積を進めていくこと、発展段階や比較優位に忠実に従って着実に資本蓄積を進めていくことが、今後も持続可能な成長を達成する上で極めて重要なことであるといえる。
iii)多国籍企業によるR&Dの現地化
R&D
センターで採用している研究スタッフの大部分は、中国人あるいは華僑であり、しかもその人員の現地化がさらに加速している。今後、より多くの多国籍企業が投資を行い、それらのR&Dセンターを中国に設立する見込みである。しかし、多国籍企業の技術開発と研究は、伝統的に親会社とその国内における機関で行われていることを、忘れてはいけない。
3−2「多国籍企業の中国戦略〜現地化の課題〜」
「東芝の中国戦略」
 グローバルな生産体制の構築に向け、2002年6月、「東芝杭州社」を設立すると同時に、70億円を投じて、パソコンの大規模な生産拠点「東芝情報機器杭州社」を設立しており、2003年4月に年産75万台規模で生産を開始し、2004年には生産能力を一工場では世界最大級の年産240万台にまで引き上げた。中国の上海に合弁会社を設けて、中国国内向けにパソコンを年産14万台生産しているが、新会社では最新のノートパソコンを全世界に出荷する生産拠点とするため、東芝単独での進出形態をとり生産期間短縮を図るほか、最先端技術の外部流出を防ぐ。
 「SONYの中国戦略」
中国国内にノートパソコンの生産ラインを設立し、ブランド力とAV機器との接続の良さなど独自路線を売り物に、主にビジネスマンや富裕層に販売する。ノート型の生産が起動に乗ればデスクトップ型の生産も手掛けていく考えである。
 「Dellの中国戦略」
Dell
20053月、厦門に新しい工場を建設した。中国・厦門(アモイ)の最新工場であるCCCChina Customer Center/チャイナ・カスタマー・センター)では、生産、輸送面とともに、日本市場向けの製品供給能力を強化し、今後より一層安定した供給体制を確立する考えである。Dellは価格を引き下げることでその競争力を高める戦略に出ており、すでに中国の5%のPCシェアを握るまでに至っている。
「ヒューレッド・パッカード(HP)の中国戦略」
HP
も、他企業同様にR&D機能を中国に移転し、中国市場を視野に入れて現地化生産を行っている。20056月、ヒューレッド・パッカード(HP)社は、自社の中国研究開発センター(CDC)でマザーボードの設計段階から独自に開発した初のノートPC、「nx6130」を発表した。HPnx6130は、マザーボードの設計、ハードウェア及びソフトウェアのテストなど全ての工程を自社で行う。
 「IBMの中国戦略」
医療と健康、政府と国民、生活とビジネス分野への参入、商業価値(コマーシャルバリュー)研究所の設立、IBM事業計画に基づく保険や自動車など19分野へのビジネスソリューションの提供、先端技術システムセンターの設立、支社の増設、1000社あるビジネスパートナーとの関係強化、開発研究の強化などである。またIBMは連想(レノボ)へのPC部門を売却した。
「第4節「走出去」(海外進出)戦略〜Go Global〜」
4−1 「海外における中国企業のM&Aの現状」
中国では企業の海外進出のことを走出去という。外に打って出て行くという意味である。WTO加盟後、中国は経済の「全球化」(国際化)を標榜して、内外資系企業間での合従連衡を軸に中国企業の再編を推進し、多国籍企業化への道を希求してきている。2003年の中国の対外直接投資額は29億ドル。500億ドルを超えて米国を抜き世界トップに立った直接投資の受け入れに比べて、その規模はまだ数十分の一にすぎないが、中国企業の海外進出は加速している。 M&Aにも積極的であり、独シュナイダーの買収や日本のカネボウの医薬品事業の買収の意向を表明した。
 4−2「国家戦略として「走出去」」
中国政府は「走出去」を国家戦略として積極的に推進しており、20047月には、中国企業の海外展開のための羅針盤といえる「対外投資国別産業導向目録」を発表、海外進出先として67国をリストアップしたほか、1010日から、中国企業の対外投資の促進措置を折り込んだ「対外投資および企業設立の審査事項に関する規定」(商務部令2004年第16号)を施行し、さらに11月には、中国国家発展改革委員会と中国輸出入銀行が共同で「海外投資特別融資制度」を設立、海外投資の重点プロジェクトの支援に活用するとの通知を出している。
4−3「中国企業の国際化戦略」
@)ケーススタディ:連想集団によるIBMパソコン事業の買収
連想集団は1997年以来中国大陸のパソコン市場で第1位の座を維持し、2000年以降は2627%程度のシェアを維持している。この買収によって200479月期に2.2%だった連想の世界でのパソコン販売台数シェアは、IBM5.5%が加わることで、デル(16.7%)、ヒューレット・パッカード(15.0%)に次ぐ世界第3位となる。
ii)独自ブランドとOEM生産
中国企業が海外で市場を開拓する場合、おおよそ四つのブランド戦略がある。
@
ハイアールのように、ブランドを自ら作ることである。
A OEM
生産方式であり、格蘭仕、福輝等多くの企業に採用された方法である。
B
相手側のブランドを買収するために、相手側の企業を買収することである。買収の成立後、相手側のブランドを利用し、現地の市場を開拓することである。連想がIBMのパソコン部門を買収したケース。
C
ブランドの使用権を購入し、生産することである。
国際市場において、企業の競争優位性は三つの面に現れる。すなわち、コストの優位性、製品の優位性、そしてブランドの優位性である。中国が獲得できる最大の優位性とは、コストの優位性であり、最も劣る点は、ブランドの劣位性である。一方OEM生産の過程において、他社の商標を使っても、商品には、「Made in China」と記される事実に注目すべきである。                                     総合環境の改善が実現できれば、中国の製造コストをさらに削減し、世界における中国製品の競争力を強化させることにより、より多くの製品が中国で生産され、そして世界各地に販売されることになる。「Made in China」がまず大きなブランドとなることは、中国企業にとって大きな武器であり、自社ブランドを展開している華為など、世界的観点からの、企業のイメージの上昇につながることがいえる。
「補足」
☆M&A
Mergers and Acquisitions)とは、企業の合併及び買収を総称して言う。他の企業を取得しようとする際に、それを企図する主体が現在有している企業に吸収合併させたり、相手企業の株式を買収して子会社化したりする手段が用いられることから、およそ企業の取得という効果に着目して総称するものである。
☆OEM
(オーイーエム) とは
Original Equipment Manufacturer
。他社ブランドの製品を製造する企業。
Original Equipment Manufacturing
。 他社ブランドの製品を製造すること。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/M&Aより引用

 


(無題)  投稿者:幅岸智美  投稿日: 626()160549

  引用

 

 

こんにちは。
李ゼミ一期生の幅岸です。
先週末、李先生と再会しました。相変わらず優しい先生、その傍らに素敵な奥さん!
ほんと嬉しかったですよ。
思いがけず、同じく一期生のみっここと馬場美貴子とも連絡が取れホントに感激しました。大学時から続けてたダンスを現在は職業として踊り続けてる彼女。一期生のみんながこのメールを見たらびっくりでしょうね。
またひょっこりと現れますのでよろしくぅーーー

 


1期生の幅岸智美さん来訪研究室  投稿者:  投稿日: 624()19367

  引用

 

 

福井大学の幅岸智美さんが研究室を訪ねてきました。卒業以来で本当に久しぶりでした。これから飲みに行きます。

 


夏合宿について  投稿者:石川  投稿日: 624()162322

  引用

 

 

試験の前までには大体決めたいと思っているので、急ですが27日のゼミ終了後の飲み会までの時間を使って、合宿会議を開催と思います。ただ、僕と田中君だけではいろいろ大変なので、3年生の各チームから一人づつぐらい合宿担当を決めたいなと思います。別に誰でもいいのでよろしくです。立候補大歓迎です

 


来週の飲み会について  投稿者:石川  投稿日: 622()182945

  引用

 

 

連絡が遅くなりましたが、来週の飲み会の詳細が決まりましたので連絡します。

場所:あみやき亭(大学から歩いて10〜15分程度)
時間:18時〜

会費についてですが、今の所未定です。まぁ、3000円ぐらいでしょう。平日半額キャンペーンらしいのでコース料理ではないので。飲み物は飲み放題で頼んであります。アルコール飲まない人はソフトドリンクだけの飲み放題もあります。お酒のいらない方は月曜までに石川までご連絡ください。二次会もあるかもなので、車で来れる人は来た方がいいかも。当日は夏合宿の話し合いをしようと思っているんで、何かプランのある人はお願いします。

 


お久しぶりです。  投稿者:村上  投稿日: 622()010859

  引用

 

 

お久しぶりです。皆さんは元気で学校生活を送っていますか?ゼミの活動は充実していますか?僕は、毎日自分の英語力の無さを痛感しながら、必死に英語を勉強しています。ここノースアメリカに来て一番感じる事は、決まった常識とか、共通の価値観が全く存在しないこと。つまり、自分の意見や、考えをしっかりと声に出すことの重要性が物凄く高い。
又、こっちの人は、外国人って言葉を全然使わない。つまり、みんながみんな移民であって外国人ってこと。人を尊重することの大切さを日々実感しています。日本みたいにみんなが同じ教育を受けて、同じ文化や習慣で生きてきた訳ではないから、ここノースアメリカでは、しゃべらなきゃダメなんです。また、こっちに来ている日本人と偶におしゃべりするけど、敬語や古き良き日本人の礼儀作法が、全然なってない。日本で教育を受ける重要性もまた感じています。僕が保守的すぎるのかも知れませんが・・・。また、皆さんに報告しますが、こちらの日系企業に突撃する予定です。僕は頑張ります。皆さんも頑張って下さい。何でもいいので、何かあったらメール下さい。では、また・・・。

 


第六回グループ発表 アジアの未来  投稿者:シー 岩田 大渓  投稿日: 620()143357

  引用

 

 

第六回グループ発表 アジアの未来
政局の狙いからアジアの未来への展望
発表者:シー 岩田 大渓 アドバイザー:禰津さん
2006
年5月26日、第12回国際交流会議「アジアの未来」が閉幕、今回の会議は講演と討論で、各国からの参加者は東アジアの経済協力強化と共同体構築への具体的な提言を披露した。構想実現には日中、日韓など域内の二国間で起きている障害や摩擦を知恵で乗り越え、アジアという大きな枠組みで経済協力を進展させるべきだとの意見が相次いだ。
 会議に出席したアジア各国・地域の政府首脳や経済界のリーダーの方々は意見を述べた。
 日本の中曽根 康弘 元首相 ――「運命共同体の意識を」のテーマで、昨年のサミットで東アジア共同体をつくるという理念の一致は、今までにないことだ。それは共同体構想に反しないように各国が自制的な行動を取るという意味で重要だ。経済面ではFTAの締結や各国中央銀行の連携が連帯感を生んでいる。今後の課題は環境保全と、防衛面での透明性の確保だ。特に中国の軍事力強化は関心を集めている。共同体の構築一番大事な要素は、軍事競争ではなく、東アジアに住む人々が運命共同体意識を持つことだ。

マレーシアのアブドラ・バダウィ首相――「結束・信念・実行、各国の挑戦必要」のテーマで、昨年の東アジア首脳会議(サミット)は成功裏に終わったが、東アジア共同体構築には「結束」「信念」「実行」への挑戦といった課題が残る。@率直に言って日中間の外交状況は悪化している。日中のみならず、日韓関係も緊張の度を高めている。こうした不健康な状態に終止符を打たねばならない。A課題「信念」に関して。東アジアの協力が強まれば、ASEANの連携が弱まるといった見解があるが、的はずれだ。どのプロセスにも独自の論理と目的があり、それぞれの「信念」に基づくべきだ。B第3の課題「実行」について。貧困の撲滅や東アジアFTA締結などの課題実行に遅れが生じている。

中国の石広生 中国外商投資企業協会 会長――「自由貿易圏に期待」のテーマで自由貿易圏の形成は今や世界の大きな流れだが、アジアの経済協力水準は欧州や北米と比べて一段の向上が望まれる。すでにアジア各国首脳は東アジア共同体の形成を長期的目標として掲げ、域内の経済協力は新段階に入った。さらなる発展に向けて、ASEAN、中国、日本、韓国、インドで自由貿易圏づくりを進める必要がある。互いに利益を共有できること、できる点からゆっくりと進めること、他の地域にも開かれていること、企業が主体となって追求することなどを原則としたい。

インドネシアのユスフ・カラ 副大統領――「テロ対策での協力不可欠」のテーマで、アジアには経済発展段階が大きく異なる20億の人口、多様な政治体制の国々がひしめいている。我々はアジアに大きな潜在力があることを示し、力が発揮できるよう協力すべきだ。アジア共同体を構築することで、各国の力強さは共鳴する。この機会を逃してはならない。一定の成長を維持しながら経済成長を促し、格差を解消する方法を見極める必要がある。急速でダイナミックな中国の変化は見逃せない。テロは我々の共通の敵だ。インドネシアを含むほとんどの国がテロの被害を受けている。エネルギー問題は世界で深刻になっている。産油国のインドネシアももはや主要な輸出国ではない。アジア共同体を構築するには人々の利益に基づいた集中的な協力が必要となる。

マレーシアのマハティール・ビン・モハマド 前首相――「インドも含め共同体構成も」のテーマで昨年末にクアラルンプールで開いた東アジア首脳会議(サミット)にはオーストラリア、ニュージーランド、インドが参加した。しかし豪とニュージーランドは必ずしも東アジア諸国の考え方に合っていない。東アジア共同体を構成するのは、東南アジアと北東アジア諸国に限るべきだ。インドは最近、外国投資を受け入れ、開放的になっておりグループの一員として考えられる。

韓国の丁 世 均 産業資源相――「正しい歴史認識、重要」のテーマで東アジア共同体の形成に合意はできたが、成果は出ていない。最大の問題は政治的、経済的な比重が高い中国、日本、韓国の3カ国の努力が他の地域より足りない点だ。正しい歴史認識は信頼の前提だ。歴史に責任を持つ国家が心からの謝罪と反省を行動で示さなければならない。靖国神社参拝や隣国の領土・主権を無視する言動はやめるべきだ。歴史認識で日本の姿勢が変化した時に日韓間で進める自由貿易協定(FTA)にも弾みがつくだろう。
韓日中3カ国が進めるべき戦略は漸進的、連携的なアプローチだ。最初から理想的な状態を目指すよりも、文化、宗教、習慣などが多様な東アジアでは、小地域ごとに経済共同体制を強化していく方がよい。 いきなり3国間FTAを結ぶよりも、2国間のFTAを土台にして長期的に北東アジアの経済協議体を構築するのが望ましい。域内最大の経済大国、日本が大所高所に立って前向きな姿勢を示すことが重要だ。通貨危機の再発を防ぐための為替調整体制や開発のための資金調達を巡る協調などに利益を広げられる。

日本の麻生 太郎 外相――「日本の経験、分かち合える」のテーマでこれからの30年のアジアを悲観する理由を思いつかない。アジアへの進出企業のネットワークがITの進歩のおかげでものすごい勢いで広がった。韓国も日本も中国も少子高齢化の問題を抱える。日本はその中で、活力ある高齢化社会を築ける。平和構築に貢献するノウハウも知識もある。急激に経済が伸びた国々では、環境、貧富格差、水資源など色々な問題があり、日本の経験は分かち合える。

26
日の第12回国際交流会議「アジアの未来」は講演や討論などで、各国の参加者が地域統合の実現に向けた方策を議論した。エネルギー安全保障や通貨統合などでも対話促進と政治対立の克服を唱える声が続出。東アジア共同体構築をにらむアジア諸国が理念ではなく、より具体的、実践的な取り組みを探り始めたことを印象づけた。
「アジアの未来」とは
アジアの安定的繁栄を目指し、交流を深める
  
国際交流会議「アジアの未来」は、アジア各国・地域の政府首脳や経済界のリーダーの方々を講師にお招きし、アジアが安定的に繁栄していくにはどうすればよいのか、意見や展望を語っていただく場です。日本経済新聞社が1995年から毎年、東京で開催しており、今回で12回目を迎えます。
アジアのリーダーの意見を生で聴く
  
国際交流会議「アジアの未来」は、各国・地域のリーダーたちの話を直接聞くことのできる、世界でも数少ない会議です。民間主催の会議であるため、リーダーたちも比較的率直かつ自由に意見を述べることができます。参加者が講師に質問できる時間も設けてあります。
アジア経済統合に向けた針路を考える
  
アジアでは自由貿易協定(FTA)締結などを軸にした経済一体化の動きが強まっており、「アジア共同体」の可能性が議論され始めています。地域間の経済格差が大きく多様性に富むアジアがこれから経済統合に向かうとすれば、どのような針路が考えられるのか、さまざまな角度からの議論を通じて考えます。今回は「アジア共同体」と世界とのかかわり合い方や経済活動の前提となる地域の安全保障をいかに確保するかなどについても話し合います。




参考資料 日経新聞 2006 05 25/26
     日経新聞社ホームページ http://www.nikkei.co.jp/

 


李先生へ  投稿者:加藤幹  投稿日: 617()115641

  引用

 

 

天野さんからの伝言です。
次回の就職セミナーについてなんですが、7月は仕事の都合で開催できそうにないということです。夏休み以降なら東京勤務であっても出張ついでに開催していただけるとのことなので、また予定が決まり次第調整しましょう。とのことです。

 


ナイトゥへ 幅岸が来る。  投稿者:  投稿日: 613()180051

  引用

 

 

ナイトゥ:

さっそくの返事、ありがとう!やはり感動的だったのか。允のことを言い過ぎたかなと反省してます。僕が知っている人かも。レポート、ほんとに楽しみにしています。

ところで、1期生はまとめて来ていますね。あの幅ちゃんこと幅岸智美がやってきます。24日(土)昼に田中典子と名古屋で会って、夜豊橋に来る。ナイトゥが都合よかったら一緒に会わないか。僕はその日、なんとかなります。

2
つの案ある。
1つはいっそうのことで昼過ぎに名古屋で1期生関係者を集めて幅岸・田中に合流する。僕ももちろん行く。
2
案は豊橋に関係者たちで夕方飲み会を開く〜ナイトゥ大好きな飲み会を!風鈴会初代会長にこの際に、呼びかけ人になってほしいが。一度返事ください。

------------------------------------
李先生へ

 李先生、お元気ですか?
 幅岸です!!驚きましたか?

 相変わらず忙しくしてるんでしょうね。
 愛知大学や李ゼミのみんなと過ごした日々を懐かしく感じるこのごろです。
 ・・・

 実は来週の2425日豊橋に行くんです。
 大学時の友人(学外の)が結婚・出産をしまして・・・
 お祝いと再会を兼ねてやっと豊橋へ行くことが実現しそうです。
 24日は名古屋で田中(旧姓)典子とお昼に会う約束をしてます。
 夕方豊橋着予定です。
 急ですが、李先生にも会えたら嬉しいんですがご都合どうでしょうか??
 といっても24日の夜しか私も時間がないんですけど。
 もし時間があったらご連絡ください!!

::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
幅岸智美

 


(無題)  投稿者:1期生 ナイトゥ  投稿日: 613()153417

  引用

 

 

家のパソコンのマウスの調子が悪くて隙を見て会社のパソコンでこっそりメール・・・
充の結婚式にはデジカメを忘れてしまって、ついでに携帯のカメラが壊れてて・・・ すいません、僕は写真ないです。
1期生の参加者は、白井、犬飼、滑川(旧姓)、都築、井上ちえ、そして僕です。
お相手は愛大生、年齢は1つ下。 バスケを楽しむ会で知り合ったそうです。
あまり詳細を書くと充に怒られそうですが、新婦が新郎のお母さんの手紙を読んだときに彼は泣いてました。あやうく僕ももらい泣き、の手前状態でした。結婚式では泣かなかったみたいです。式が終わって、2次会で少し気が緩んだところに感動的な手紙をもらってのことでしょうか・・・
でも、本当に愛情伝わる素敵な手紙でした。
また、時間があればゆっくりメールしたいと思います。
僕もアドレス等は変わってないので何かあればご連絡ください。

 


ゼミ  投稿者:はらだ  投稿日: 613()00523

  引用

 

 

本日のゼミは就職活動のため欠席します。

 


(無題)  投稿者:みのわ  投稿日: 612()200449

  引用

 

 

@ジレンマに陥った経緯と対立の構図
A
靖国神社と靖国史観
B
深層の真実:サンフランシスコ講和条約と東京裁判
C
解決への模索:ポスト小泉に期待できるか?

でした!

 


卒論テーマ  投稿者:みのわ  投稿日: 612()193915

  引用

 

 

三本柱
@
ジレンマに陥った経緯と対立の構図
A
靖国神社と「靖国史観」
B
サンフランシスコ講和条約と東京裁判
C
ポスト小泉に期待できるか?

 


張栩 さんへ  投稿者:  投稿日: 612()175525

  引用

 

 

張栩さん、ありがとう!4年ぶりの投稿か?早い!
これから通りがかりの際に、気軽にメッセージを残して。

M
1の気持ちがよくわかる。なにか思い出した。当時は大学院のコースワークは難しいので、学部のも一緒に取った(駒場で)。遠くて本当に大変でした。当時のマクロの先生は吉川洋氏、いまは小泉政権の経済諮問会議の民間議員で、小泉さんの学界からのトップブレーン。もう一人は植田和男氏で、日銀の専門委員でした。ミクロは伊藤元重氏、あの竹中平蔵大臣の後を次いで、テレビ東京(日経系)にレギュラー出演している。僕はあまりいい学生じゃなかったけどね。

最近、大学院と学部のゼミ生に言っているのは、李ゼミ生である以上は、とにかく「逃げないこと」が大事。ついていくことが大事。それから、壊れないように健康管理をしっかりすること、の2点です。ぼくは苦い経験をしたから、とくに後者のほうで。どうぞめげずにがんばってください。応援するよ。そのうち、夏休みの暇なときに、ゼミ論集8号に新しい留学体験記も書いてくれるとうれしいです。楊敬さんと一緒に載せるよ。

PS.
現役生へ:
張栩さんは上海外大からの交換留学生で、李ゼミの5期生。4年生は覚えていると思うが、ちょうどあの森田正幸君(神戸大学院)と同期。彼は名古屋空港に行って張栩さんを迎えてきて、そのままゼミに連れてきた。いまゼミの楊敬さんと学部時代の同級生だそうです。

卒業後、楊さんは大学院へ進学したが、張さんはジェトロ上海事務所に勤務し、所長秘書をやったそうです。ちなみに所長はアジア経済研究所の丸屋豊一郎氏で、彼の本はゼミで大学院でずいぶん活用させてもらった。今年4月に慶応大学大学院経済学研究科修士課程に入学した。ちなみに、慶應の大学院に入った李ゼミのOBOGとして2人目。もう1人岳君(1期生)の指導教授には先週土曜日に東京で会った。とにかく狭いよのなか。

 


内藤圭一君へ  投稿者:  投稿日: 612()173112

  引用

 

 

お帰りなさい!本当に本当に久しぶりです。OB/OGたちがこのようにメッセージを寄せてくれると本当にうれしいです。

ナイトゥのことは、今年春先までは、山元梢がたまに教えてくれたが、彼女も卒業してブラジル系のNPOにいそしんでいるので、ぶっつりと情報源が切れました。いつでもいいから、たまに帰っていらっしゃい!ぼくのemailが変わっていないから、いつでも連絡とれるよ。研究室は新研究館713です。

ところで、允が結婚したのは本当にめでたい話。あのプレイボーイがついに結婚か?あの若いお母さんが泣いたかな?新婦はどんな人?僕が知っている人?ナイトゥがレポートにまとめてくれるのがいいね。大歓迎!読みたい。ぜひ写真をたくさん入れて、久しぶりの1期生レポートを寄せてください。ゼミ論集8号はスペースが問題ないから、長いほどいい。1期生の行方はぼくも分からないから、教えてほしいね。後輩たちはなんでもサポートしてくれるから心配なく。

しかし、1期生も水臭いなぁ。教えてくれれば僕も行ったはずなのに。李ゼミはどんな人が出たの?風鈴会も冬眠状態で、なにかあれば、僕も名古屋に行くよ。しょっちゅういっているから。とにかく、井上允夫妻に「恭喜!恭喜!!」と伝えてください。そして、僕宛に新婚の写真を多めに送るようにと伝えて。論集8号「新婚さん、いらっしゃい!」に載せるから。

PS.
現役のゼミ生へ:内藤圭一君はゼミの1期生で、風鈴会の初代会長です。豊橋在住で、ゼミの会合などにいつもアイスクリームなどを差し入れてくれました。

 


李先生へ  投稿者:5期 留学生 張栩  投稿日: 612()01246

  引用

 

 

今日は先生からメールをいただきまして、大変激励を受けており、書き込みすることにしました。
4
月より慶應に入学して以来、ずっと勉強に忙殺されてきました。授業が大変難しい上、まわりの学生たちがみんな強いから、かなりプレッシャーを感じていました。学業における進捗の遅いことに悩んで、なかなか先生のBBSに書き込みする面目と勇気もなかったですね。

でも、今日は先生からのメールを読んで、やはりご報告をしようと思うようになりました。確かに先生のおっしゃるとおりで、M1は忙しくて、基礎学力をつける段階ですね。当面はマクロ、ミクロと計量を中心に必死にやっているところです。本当につらいです。とにかく、数学と英語は要求が高いですね。それから、専攻の国際貿易も毎日本を読んで、リカードモデルとか、へクシャーオリンモデルとか、ストルパーサミュエルソン定理など、本当に頭痛いです。でも、一応自分のベストを尽くして頑張って勉強しております。
また、授業の難しさのほかに外国人留学生としての辛さもありますね。4年前愛大にいた時、交換生であるためか、そんな感じは特に強くなかったのですが、今はつくづく感じております。そう言えば、先生がどうやって博士まで続けられたのでしょうかしら、今自分も実に経験しておりますから、東大の博士号をご立派にとられた先生には一層感服するようになりました。

4
年ぶりの書き込みで何を言えばいいのかも分りませんが、先生へ感謝の意を表したいだけです。
これからも勉強に暇があれば、時々書かせていただきますが、李ゼミがますます人気上昇するように願っております。

 


めでたい日  投稿者:1期生 内藤  投稿日: 611()223622

  引用

 

 

李先生、ほんとにほんと〜に、お久しぶりです。お元気でしょうか?
本日、井上允がめでたく結婚しましてその2次会に出席してきました。1期生の懐かしい面々も何人か出席しておりました。
2
次会は、やはり允の人柄でたくさんの人が会に来ていました。その中でも感動的な場面もあり、2次会なのに??本当に良いものでした。
会のことはご存知かもしれませんが、この感動をとりあえずレポートにと思いまして・・・

 


4年生へ  投稿者:  投稿日: 611()22093

  引用

 

 

4年生は卒論のテーマをここに書き込みしてください。できれば、3本柱も一緒に。後輩たちのこれからのレポートのテーマ選びに参考になるから、ぜひ。

 


桜井美紀さんへ  投稿者:  投稿日: 611()22068

  引用

 

 

本当にお久しぶりですね。書き込み、ありがとう!卒業した先輩たちがこういうふうにメッセージを寄せてもらえると本当に懐かしいし、ほっとします。昨日東京に行ってきました。

桜井さんはもう5年ですか。本当に早いものです。大阪に行ったらPCでの連絡が不便になるとの前の連絡がまだ覚えています。昨年、名古屋の地下鉄で馬場智美さんにばったり会いました。お元気でした。最近、OBOGたちの仕事の変化が多いようです。今日も1期生の朱静勝君にばったりお店で会いました。彼はずっと豊橋で働いています。

時間がとれたら、ぜひ気軽に遊びにお出でください。車で名古屋に来て、少し足を伸ばせば、豊橋に来れるから。また飲み会をやりましょう。中村さんと滑川さんにはぼくが留学前に会いました。それからもう2年以上です。同期の天野君が東京勤務ですが、1年間名古屋に転勤で来て、何回も飲みました。別人のように変わりました。また、ゼミで就職活動の心得を後輩たちに教えてもらうことを企画しています。

そう、海外に出かけたら、前と同じように、写真付きの旅行記をぜひ寄せてほしいものです。webmasterの後輩たちはどんどん腕が冴え、写真なども全部掲載可能になりました。長さは問題ないので、ぜひ思い出作りに!

PS.
現役のゼミ生へ:桜井さんはゼミの2期生で、ゼミ論集第2号の編集長です。

 


李先生へ  投稿者:桜井  投稿日: 6 9()02003

  引用

 

 

お久しぶりです。久しぶりに覗きにきたので書き込みしました〜。久々なのでちょっと近況報告でも。今、転勤して大阪で仕事をしているのですが秋に退職することになりました。
会社の組織が変更になる関係で、香川か埼玉かなどの選択になったのですが地元に帰ることにしました。(気づいたら丸5年たっていました。ということは卒業して早5年ということですね、早いなぁ・・)まさか金沢の会社に経理として入社したころには5年後大阪にいるとは思いもしませんでしたが、それなりに責任のある仕事もさせていただき目まぐるしくもとても勉強になった5年間でした。辞めたらしばらくはゆっくりする予定です。
とりあえずしばらく旅行に行けてなかったので海外逃亡を企てています。今回は初アジア脱出を狙っています!
豊橋も卒業してからはめっきり行く機会も減りましたが何か変わりましたか?このHPにくると懐かしさを感じますね。来る度にどんどん論集の号数も増えてきていますね。
それでは先生もお元気で頑張って下さい(^^)

 


第5回発表資料  投稿者:柳原  投稿日: 6 6()113730

  引用

 

 

第5回グループ発表資料
台湾のジレンマ 『政治と経済の「ズレ」と経済安全保障政策』

著者:加藤 喬介先輩  発表チーム:劉備・秀吉チーム(柳原・佐野・村上・楊)
はじめに
 経済発展の目覚しい中国。その中国と政治面では対立しているが、経済面では互いに協力し合っている台湾。なぜ台湾はこのような状態になったのか。中国に頼ってきた台湾経済に落とし穴はないのか。台湾は中国から独立していくのか、しないのか。このようなことを台湾の経済成長という面からみていく。
第1節 台湾の高度成長
1−1 高度成長の要因
 台湾が高度成長していったおもな要因として、輸出を軸にして経済成長を始めた。そのための資本、技術は外資に頼るのが、戦後台湾が一貫してとってきた政策で現在でも続けられている。台湾の経済は、対中投資拡大が対中貿易の拡大をもたらすという投資主導型戦略によって中国経済とともに高成長を達成してきた。
1−2 台湾企業の対中投資の推移
 台湾企業の対中投資が本格化したのは1990年以降のことだが、その推移は時期によって規模、業種、地域が異なる。初期段階は1990年代前半で対中間接投資が解禁されると93年には対中投資のピークを迎えた。成熟段階の1990年後半は一時投資額が低迷したものの大きな変化が見られた。例えば、大企業による対中投資や投資業種の転換。(労働集約型から資本・技術型へ)また、投資地域の北上傾向。(広東省から江蘇省や上海市へ)そして2000年以降の急拡大期に入りさらに対中投資は盛んになった。それは現在も続いている。
1−3 中国に依存していく台湾企業
 台湾の対中投資は対外投資の40〜60%を占めている。さらに政府に申請されていない投資を含めると70〜80%以上が対中投資であると推測される。
1−4 対中シフト
現在多くの台湾企業は、事業の重点を中国に移転している。(P,110の表1参照)

第2節 日台産業空洞化問題
2−1 台湾の産業空洞化問題と対策
 台湾企業による対中投資と現地生産は大きな成功を収めたが、台湾経済の対中依存の高まりは、台湾内に産業空洞化問題を引き起こしている。そこには台湾企業の中国進出(対中シフト)や中国と台湾の政治的な対立による経済関係に及ぶさまざまな規制が影響している。台湾政府は2002年以降投資環境と経営環境を改善し、競争力強化を目指し産業空洞化対策を本格化し始めた。
2−2 日本の産業空洞化問題と対策
 日本の産業空洞化問題は台湾とは違い、中国などからの安い商品の大量輸入により国内産業が圧迫され、倒産もしくは廃業においこまれたことが空洞化のひとつとされている。日本企業が拡大し続ける中国の市場にアクセスするためには「中国で現地生産し、現地販売する」と「日本で生産し、中国向けに輸出する」という2つの選択肢があるが、生産コストなど、他の条件が一定であれば、後者のほうがリスクが低い。またこれにより貿易を通じて比較優位が発揮できれば、中国は日本にとって脅威ではなくなる。これを確実にするため、両国がFTA構築などを通して貿易を妨げている規制を撤廃しなければならない。

第3節 政治と経済のズレ
3−1 三通問題
  台湾の民衆は両岸の「三通」が実現していないことに対して極めて不満である。ここでいう「三通」とは中国大陸と台湾の「郵便、通商、通航」のことである。中国は「三通政策」によって台湾統一工作を進めてきたが、一方の台湾側はこれまで「不談判、不接触、不妥協」の「三不政策」によって対抗してきた。しかし、現在では非公式・民間レベルでの部分的な三通(小三通)はすでに実現している。台湾対岸の副建省などは、三通をいつでも始められるのに対し、中国側は、三通は大三通として行われなければならず、小三通による段階的な解禁は認められないとしている。
3−2 与党(民進党、陳水扁総統)のスタンス
  台湾当局は依然として「三通」問題の上でお茶を濁そうとしている。しかし、台湾当局の指導者陳水扁は本格的な三通解放に向けて意欲を示した。これについては、台湾経済の空洞化を避けることの重要性を強調した。また、この問題における大陸側との交渉については、「小三通によってリスクを避ける意義は大きく、最も重要なのは両岸による話し合いなしには、小三通も一歩を踏み出せないことである。」と語った。三通の見通しについては、「両岸双方が誠意と善意を持って交渉を進めたなら、2000末には三通は推進でき、直接通航も開始できるだろう。」とし、三通開始への意欲を示すとともに、早期対話開始を大陸側に呼びかけた。
3−3 メディアの取り上げ
  台北の多くの新聞(『経済日報』、『工商時報』、『中国時報』など)は、台湾当局ができるだけ早く「三通」を開放するように呼びかけた。

第4節 台湾政府のダイナミズム
4−1 国民党の新主席誕生
  台湾の国民党主席選挙が2005年7月16日に行われ、馬英九候補が当選した。なお、馬英九・新主席は連戦・前主席を国民党栄誉主席に招くなどして、挙党一致体制を築く意欲を示した。また、「主席に就任した後は、大陸と香港を訪問することを考えている。」とし、五点共識(*P123 用語解説参照)を達成したいと述べた。このことから、馬英九・新主席も大陸と緊密な関係を目指していくことに強い意欲を示したと受け止められるが、この約1ヵ月後に新主席の側近の発言により、馬英九・新主席の中国訪問は見送りにされると思われる。
4−2 相次ぐ大陸訪問
  馬英九氏が新主席になった国民党主席選挙が行われる数ヶ月前に、二人の人物による大陸訪問が行われた。一人は、連戦・前国民党主席である。連戦氏は訪中の際、『三通』の実現、台湾産の農産物の大陸への出荷増や、台湾企業の権益の保障などの必要性を述べ、また北京大学での講演を行った。そしてもう一人の訪中者は、親民党の宋楚瑜・主席である。宋楚瑜氏は訪中の際、中国への期待を表し、さらに共産党と親民党が「九二共識」(*P123 用語解説参照)を原則とし、「台湾独立反対」の方針で一致していることを強調した。これらの大陸訪問に対する台湾市民の反応を、台湾メディアの「聯合報」が調査を行った。その調査によると、今回は連戦・前主席が両岸関係の改善に貢献したと評価する声が強いことを示している。
4−3 陳水扁総統の発言
(「陳水扁総統の発言と対中姿勢」はP121の表2を参照)
陳水扁総統の発言を見ていくと、「台湾は独立した国家である」、「大陸訪問によっては両岸問題を解決することはできない」などの発言が見られ、まさに彼は独立派であると思われる。

むすび
 台湾と中国が今まで政治的な面で争っているということは知っていたが、経済面では両国にこれほど密な関係があることは知らなかった。しかし、そのような経済面での結びつきも、中国側が台湾独立反対の立場を鮮明にしていることから、これ以上の歩み寄りが難しくなっている。やはり、政治面での問題の解決が急がれるところであるが、長年争ってきたこの問題を解決は容易ではないと思われる。この問題の解決は、陳水扁総統と胡錦涛・国家主席の話し合いにかかっていると思う。

追加資料 現在の台湾経済
 現在の台湾経済についてだが2005年の経済成長率は3.8%に留まったが2006年は4.5%まで上昇するだろうと予想されている。また、失業率と物価上昇率もそれぞれ約4%と2%と他のアジア諸国と比べても良好である。また対日投資がさらに盛んになっており日本の企業とタイアップし、共同で第3の市場を作る動きがある。このように日本の高度経済成長までとはいかないが台湾経済はアジア経済の中で顕著な成長を示している。
陳水扁政権の現在
 独立派として有名な陳水扁総統だが台湾国民の満足度は毎年のように下がっている。それを表すかのように台湾団結聯盟の調査によるとこの6年間の陳水扁政権に「満足している」と答えた国民はわずか5%で「不満である」と答えたのが47%、「非常に不満である」が40%にのぼった。その理由として「景気回復に力をそそいでいない」が64%、「治安が悪い」が72%、「政権幹部がクリーンでない」が81%にのぼった。また陳総統の娘婿がインサイダー取引に関与したとして、検察当局が捜査を開始したことや妻がデパートの商品券を不正に受け取っていたなどという報道がされ、今後の陳政権への影響が注目されている。

 


卒論のテーマ  投稿者:加藤幹  投稿日: 6 6()001921

  引用

 

 

論集のテーマと同じく、東アジアの領土問題を書こうと思います。

三本柱も、前回と変わらず
世界的エネルギー不足と資源確保の重要性
東シナ海をめぐる日中台の領土問題
尖閣諸島をめぐる領土問題

αとして日中それぞれの領土問題の取り組み方、進行具合
論集を書いた後に進行した領土問題
解決した他国の領土問題を事例に上げて日中の領土問題を考える
などを付けたそうと思っています。

悩みは今のところ見つかりません、やってみて壁にぶちあったったらまた相談します。
卒論ということでかなりの長文となると思います。文章の筋道をしっかり立てて、わかりやすい文章にすること。専門用語でなくともわかりにくいと思う語句には必ず用語解説をつけ、初めて読む人にでも優しい文章を心がけようかなと思ってます。論集はわかりにくい印象があったので・・・

いま思っていることはこのくらいです。
いいアイデアなどありましたら是非アドバイスしてほしいです!!

 


日中関係国際シンポジウム@愛大630日、71  投稿者:  投稿日: 6 5()14124

  引用

 

 

愛知大学国際中国学研究センター主催国際シンポジウム
「日本・中国・世界−竹内好再考と方法論のパラダイム転換−」開催のご案内

 かつて戦後日本の論壇をリードし、日本の進む道に警鐘を鳴らし続けた竹内好という知的巨人は、21世紀の今日「過去の人」として葬り去られた感がある。だが現在「愛国心」を求める新たな民族主義の台頭と、深刻な日中、日韓間の摩擦を目の当たりにする時、今一度この巨人を過去から呼び戻す喫緊の必要があることは明らかだ。
 本シンポジウムは日中両国の思想界を代表し今なお竹内好と思想的に格闘する方々を一堂に集めて、真剣勝負の議論を戦わせる。
 皆様のご来場をお待ちしております。

「日本・中国・世界−竹内好再考と方法論のパラダイム転換−」

 日時:2006630() 〜71()
 場所:愛知大学車道校舎 本館3階コンベンションホール
 プログラム:

第1日
6月30日()
 開会式
 1300
 第1セッション
 13151550

 第2セッション
 16051840  学長挨拶 主催者挨拶

 「竹内好再考と方法の問題」
 溝口雄三 「方法としての『中国独自の近代』」
 鶴見俊輔  「進歩をうたがう方法」
 自由討論
 「竹内好と中国」
 菅孝行  「抵抗のアジアは可能か−竹内好の『中国像』をめぐって−」
 張寧  「竹内魯迅的中国位置」
 自由討論

第2日
7月1日()
 第3セッション
 10001230

 第4セッション
 13301650

 総合討論
 17201820
 閉会式
 1820〜  「竹内好と人文精神」
 岡山麻子  「竹内好の文学精神と思考方法」
 薜毅   「現代価値與東方理想」

 自由討論
 「竹内好と世界史の課題」
 松本健一  「世界史の地殻変動と竹内好」
 孫歌  「竹内好における歴史哲学」
 加々美光行  「無根のナショナリズムと竹内好再考」
 自由討論



 使用言語:日本語・中国語(通訳あり)
 聴講:無料
 定員:250
 お申込方法:
   申込締切:626()

@WEB
上でのお申込みこちらからお申込みください。
AFAX
でのお申込みお申込参加申込書をこちらからダウンロードして印刷してください。(PDFファイル)
必要事項をご記入の上、FAX 0561-36-5422 まで送信してください。
B
往復ハガキでのお申込み1.参加ご希望 日、2.お名前(フリガナ)、3.受講票お届け先郵便番号、4.受講票お届け先ご住所、5.お電話番号、6.FAX番号、7.E-mailアドレス、8.所属団体、をご記入の上、下記 宛先まで郵送してください。
 宛先:〒470-0296
 愛知県西加茂郡三好町黒笹370
 愛知大学ICCS事務室 国際シンポジウム係

お問い合わせ:
 愛知大学国際中国学研究センター(ICCS)事務室
 TEL0561-36-5637 FAX0561-36-5422
 E-mailcoe-iccs@moon.aichi-u.ac.jp

 


日中関係に関する溝口雄三東大名誉教授の文章  投稿者:  投稿日: 6 5()124954

  引用

 

 

各位、

友人から今日、転送してくれたメールです。日中関係の文章です。溝口先生は今月下旬に愛大の研究会で講演することになっています。ご参考まで。

李 春利

本当にご参考までなのですが、日中関係を考えるにあたって読む価値があると思われ
る短い文章をご紹介させていただきます。テーマは「日本の中国に対する謝罪」に関
してです。

作者は、溝口雄三先生という東大名誉教授(現在は大東文化大)で、中国思想がご専門
の先生です。皆様にとって何らかのご参考になれば幸いです。


-------------------

新世紀の第一歩

(『SINICA20011月号、大修館書店、巻頭言)

溝口雄三(みぞぐち ゆうぞう)

 二十世紀も終わりに近い二〇〇〇年の十月中旬のこと。中国の朱鎔基首相が来日し、
ある民間放送のテレビ番組に出演して日本の一般市民と対話をした。そして「日本は
いつまで中国に謝罪し続けなければならないのか」という問いに対して、自分は謝罪
を求めていない、とことわりながら、しかし、日本は村山首相の時に概括的にアジア
の人々に謝罪したが、公式文書としては中国に一度も謝罪していない、と答えた。こ
れに対し日本側は、官房長官が記者会見の場で、「(村山)首相談話は閣議決定をした
政府の正式の立場」を表わし、「中国も念頭に置いた」ものであるから、「さらに文
書にすることは考えていない」(朝日新聞二〇〇〇年十月十七日)と応じた。

 この村山首相談話というのは、戦後五十年の一九九五年八月十五日、閣議決定に基
づいて、記者会見の席で発表された。その謝罪の部分は「わが国は、……国策を誤り、
……
植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大
の損害と苦痛を与えました。私は……ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心から
のお詫びの気持を表明いたします」というものである。この日、各紙例えば朝日新聞
の夕刊は第一面のトップに「侵略、心からおわび」という横組みの大見出しをつけ、
さらに「国策誤りアジア支配」「不戦の決意と哀悼」などの縦見出しを並べ、全ペー
ジを戦争関連の記事で埋め、第二面に村山談話の全文を掲載した。おそらくこの紙面
に接した日本の善意の読者達は第一面大見出しの印象をそのまま自分たちの心情とし、
首相の謝罪を支持し、日本国民を代表したその謝罪がアジア各国へ届くことを願った。

 しかし、朱鎔基首相によれば、これは閣議決定とはいえ、記者会見の席での発言で
あって、直接相手国に政府ルートで公式に伝達されたものではない。また漠然とアジ
アを対象にしていて、その中でも被害の大きかった我々中国人民に直接向けられたも
のではない。譬えていうならば、町内(アジア)であちこちの家(国)に損害を与えたあ
る家が、自分の家の中で記者達に「町内の皆様に損害を与えて申し訳ない」と「概括
的」に、言い換えれば十把一絡げに詫びた、というようなものだ。その内容が親族会
議(閣議)の決定によるから「公式」だというのは、身内の解釈であって外部には通ら
ない。公式というのは手続きの問題で、詫びる方が、記者会見などではなく、被害を
受けた家を一軒毎に訪問して、文書など形に残るもので直接相手に謝罪することだ、
というのが中国の言い分である。

 図書館で当時の人民日報を調べてみると、果たして村山談話は、翌十六日の国際欄
の下の方に余り大きくない記者招待会の談話記事として「向亜州各国人民道款(アジア
諸国人民へ詫び)」の見出しで、談話の全文が掲載されてはいるが、閣議決定云々への
言及はない。しかも談話の「お詫び」はここでは「道歉(ダオチェン)」と訳されてい
る。道歉というのは詫びをすることだが、人の足を踏んでも約束の時間に遅れても
「道歉」で、中国語では、他人に損傷や損害を与えた時にする「謝罪」の語に比べれ
ばニュアンスははるかに軽い。

 その上、この談話記事のすぐ右横には、同じ日に行なわれた日本の閣僚九人の靖国
神社参拝記事がほぼ同じスペースをとり、さらにそれに並んで横断幕を持って閣僚参
拝に反対する人々の写真が掲載されていて、紙面の印象では靖国記事の方が目立つ。
要するに人民日報の扱いでは、村山談話は日本国政府の公式謝罪どころか、アジア各
国から批判の多い閣僚の靖国参拝によって相殺された、効果半減の、しかも「謝罪」
ではなく「すみません」程度の、首相の個人談話にすぎない。

 因みにこの談話に先立って、村山首相がメジャー英国首相にあてた英文の親書には
apology(謝罪)」の語が使われたという(朝日新聞一九九五年八月十五日)。なぜ日本
政府は中国首相にも、「謝罪」の語を用いた中国文の親書を送らなかったのだろうか。
問題はそれだけではない。そもそも、政府系新聞として日本に特派員を送り、この記
事を報道した人民日報自体が、中国では他の人気のある新聞とは違って、せいぜい職
場で、それも政府の政策の風向きを察知するために見出しだけがざっと読まれている
にすぎない。つまり、人民日報の村山談話は中国の国民には真面目に読まれておらず、
まして肉声として届いてはいない。多数の民衆に直接届く媒体はテレビだが、人民日
報の取り上げ方から察して、その日のテレビニュースもおそらく短い簡単なものだっ
たろう。

 村山首相の「心からのお詫び」は中国の国民感情の中には全く届いていなかった、
のだ。

 一方、日本の文化風土の中では、朝日新聞の「侵略、心からお詫び」の大見出しの
紙面は、十分に謝罪の表明である。日本政府は謝罪した、と読者の誰しもがそう思っ
た。この記憶からすれば、「いつまで謝り続けるのか」の苛立ちは、日本国内では十
分に根拠がある。しかし、よく考えてみると、この謝罪は日本の内向きのことであっ
た。国内の保守派が侵略や戦争責任を極力否定し被害国への謝罪を拒否している中、
村山首相はよくここまで踏み込んだ「お詫び」をした、という意外性が、恐らく新聞
の大見出しにこめられている。首相のアジア諸国へのお詫びは、日本では十分に国内
のビッグニュースなのだ。そのため、詫びる対象が、概括的なアジア各国か一国毎の
国か、お詫びか謝罪か、談話か公式文書か、など、相手側の受け止め方までは、私を
含めほとんどの人が考え及ばなかった。

 この二つの国の間での掛け違いは十二分に深刻なのだが、さらに深刻なのは、こう
いった掛け違いが両国の国民の間でほとんど認識されていない、ということである。
「『謝った』『謝っていない』と繰り返すだけでは不毛だ。政府同士、国民同士で地
道に対話を重ねていくことが、結局、……相互の理解への近道になるのではないか」と
は天声人語氏である(朝日新聞二〇〇〇年十月十八日)。問題は対話を重ねる、あるい
は対話を成立させるためにどうしたらよいか、現在両国の問に気の遠くなるような幾
層もの断層が存在していることにどう気づくか、両国がそれぞれ自分の文脈の中でし
か問題を見ていない現在、どのようにそれぞれが相手の文脈の存在を知るか、であろ
う。

 残念ながら、謝罪問題は世紀を越えて残されてしまった。しかし、今、われわれが
断層の存在に気付き始めたこのことを、新世紀の日中関係の第一歩の踏み出し、とい
うことにしたい。

 


卒論テーマ  投稿者:石川  投稿日: 6 5()07167

  引用

 

 

論集でのテーマを元にしていこうと思います。

題:「急成長する中国自動車社会〜世界の自動車社会を襲う環境対策という津波〜」(仮)
@
中国の自動車社会の現状と襲う環境、エネルギーという問題
A
自動車業界の構図を大きく変えた次世代のエコカーと日本車
B
世界の技術が集結しつつある中国市場の動きと課題

悩み:相変わらず、文献・資料が少ない。
   3つがつながりにくい。
   資料は新聞記事ばかり。
   就職活動の企業周りで集めた情報も入れたい。
   どうしても環境という視点では日本メーカーが主役になってしまう。

 


卒論テーマ、全員へ  投稿者:  投稿日: 6 4()120532

  引用

 

 

4年生諸君、

卒論テーマの案をここに書いてください。悩みも。三本柱も。

みのわ君、

「靖国のジレンマ」ではどう?

三本柱(案)
@
ジレンマに陥った経緯と対立の構図
A
深層の真実:サンフランシスコ講和条約と東京裁判
B
解決への模索:ポスト小泉に期待できるか?


三年生へ

発表の準備などをしながら、自分のレポートのテーマ(案)を探してください。
先輩たちのレポートを参考にしながら、6月中に仮のテーマを出してほしいね。
ここに書いてください。複数でもいい。3本柱が必要。7月初めに決定したい。

合宿時に1回目の発表。それまでに資料収集。
わからないことがあったら、遠慮なく先輩たちに相談すること。
4
年生も積極的にサポートしてあげてください。

 


卒論について  投稿者:みのわ  投稿日: 6 3()232539

  引用

 

 

昨年の論集では、「日中韓はジレンマを越えられるか」というテーマで、靖国問題、反日問題、教科書問題を題材的にまとめました。しかしながら、自分の中で卒論はもう少し長い文章な訳だからこの三つをまとめる事は難しいと感じました。新聞を読んでいると、靖国問題で、日中両国が、歩めよれない現実や、その解決に向けた水面下のやり取り、ポスト小泉の中国側の期待感などは、非常に興味深いと感じました。どのように柱を立てるかは不明ですが、やってみたいと考えていますが、どうでしょう李先生?