孫権・家康チームへ  投稿者:  投稿日: 5月31日(水)00時05分30秒

  引用

 

 

今日はいろいろ言いたい放題で言ってしまいましたが、発表の準備の努力はみんな見ているよ。要は発表のコツや要領にまだ要工夫。めげずに頑張ってください。

今年の論集は特に本文短いので、発表の機会も少ないから、大事にしてください。方法は内容に負けないぐらい重要です。次の劉備・秀吉チームも要約と+α=自分の味付けに少し工夫してほしい。人の注意を惹きつける工夫です。

 


Photograph of party3  投稿者:ra  投稿日: 5月28日(日)21時46分58秒

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Photograph of party2  投稿者:ra  投稿日: 5月28日(日)21時45分34秒

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Photograph of party

 


 

Photograph of party1  投稿者:ra  投稿日: 5月28日(日)21時44分11秒

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Photograph of party  投稿者:ra  投稿日: 5月28日(日)21時36分0秒

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Photograph of party

 


(無題)  投稿者:佐野  投稿日: 5月23日(火)13時42分14秒

  引用

 

 

今日は風邪をひいてしまい、熱があるので、ゼミの方を欠席させてもらいたいです。すみません。

 


孫権・家康チームレジュメ  投稿者:たなか  投稿日: 5月23日(火)01時12分15秒

  引用

 

 

第4回グループ発表資料
人民元を読む…『改革のジレンマ』   著者:原田 大輔
発表チーム:孫権・家康(司会:田中、アドバイザー:松井、小川、羅)
 《はじめに》
現在、中国の通貨である人民元に世界の注目が集まっている。円やドル、ユーロは日々変化する変動相場制を採用しているのに対して中国は管理フロート制〔ドル・ペッグ制(アメリカドルに対しての固定相場)〕を採用している。管理フロート制を採ることは、近年飛躍的な経済成長を見せる中国の国力に現在の通貨価値(1ドル=約8.280元)が適当ではないと指摘されるようになり、人民元の切り上げが求められるようになった。
 《第1節 人民元の経緯》
 1−1 人民元切り上げ必要論の背景
経済的要因について、中国の貿易収支、外貨準備高の推移を見てみると、中国は1990年に貿易収支が赤字になった後、94年1月に人民元レートを名目で33%切り下げ、その後貿易収支は黒字を維持している。これに加えて、海外からの直接投資も堅調に流入しており、外貨準備高が急増している。このように国際収支の黒字が拡大して外貨準備高が増加しているにもかかわらず、為替レートはほぼ米ドルにペッグした形で推移している。もし、中国の為替制度が完全な変動相場制で政府の市場介入がなければ、為替相場は切り上げの方向で動くはずであり、それが人為的に人民元レートを抑制させているという批判につながっている。政治的要因については、日本、米国、EU といった中国の主要貿易相手国の対中貿易収支が大幅な赤字をもたらしていることにある。国内の企業から中国の安価な製品の流入が雇用を奪っているとの批判に対し、政府としては配慮を示す必要がある。
 1−2 人民元の通貨システム
管理フロート制とは、為替レートの決定を基本的には市場に任せるものの、市場介入や為替管理を通じてある程度コントロールするという制度のことをいう。中国では、1993年末まで外為市場には公定レートと市場レート(外貨調整センターレート)という二重為替相場が存在していた。94年1月1日、外為管理体制改革に関する公告が施行され、人民元レートが市場レートに一本化されるとともに、通貨システムは管理フロート制へ移行した。管理フロート制への移行後、中国は96年12月にIMF8条国に移行し、経常取引を自由化した。しかし、資本取引については現在でも厳しく規制しているため、人民元は投機筋の通貨アタックを受けにくい通貨といえるだろう。また、人民元の為替レートについては、中国人民銀行が前取引日の加重平均レートを当日の基準レートとして公表し、指導している。すなわち、人民元の通貨システムは形式上管理フロート制であるが、為替レートは中国人民銀行の強いコントロール下にあり、事実上の米ドル・ペッグとなっている。したがって、人民元レートの大幅な変動があるとすれば、それは政治的判断に基づくところが大きく、そういう意味で人民元は政治通貨であるといえよう。
 1−3 管理フロート制の中での通貨バスケット制案
通貨バスケット制とは、固定相場の一つだが、単一通貨に自国通貨を固定するものではなく、複数の外国通貨をウエイト付けして合成した通貨バスケット(通貨単位)に対して自国通貨が固定されるものである。中国の場合、通貨バスケットの構成通貨として、米ドル、ユーロ、円、韓国ウォンが中心となっているほか、シンガポールドルなど他のアジア通貨や、英ポンド、カナダドルなどが含まれていると考えられる。2001年に中国はWTOに加盟した。これにり、中国の対外取引量は増加する可能性が高く、国際収支の変動を増大させるため、人民元相場の動きがより弾力的になる必要があると中国金融当局も指摘している。即ち、近い将来人民元相場の変動幅が拡大される可能性が高く、通貨バスケット制も選択肢の一つとする観測報道も登場している。この点においては、当時の朱熔基首相は同年4月に通貨バスケット制への移行観測を否定している。同ペーパーでは、貿易や直接投資は経験的に為替レートの変動が激しくなると抑制されるが、中国の場合、輸出や直接投資受け入れ面で米日欧地域が重要な役割を果たしているため、ドル・円・ユーロに分散してペッグする通貨バスケット制の方が、貿易や投資取引の安定的な成長にとって望ましい。中国と東アジア諸国間の貿易の流れは限定的だが、米日欧市場では競合することから、通貨切下げ競争を防止する意味でも、通貨バスケット制が望ましいとし、また、中国と東アジアがバスケット制を共有する方法は、最初に採るステップとして、通貨統合を実現するよりも容易であるとしている。通貨バスケット制については、その仕組みが複雑で透明性が低いとの批判もあるが、ドルの対円及び対ユーロでの為替相場変動が大きい場合、そのショックを吸収し、実質実効相場を安定させるという大きなメリットを持つ。また、東アジアでも金融政策の枠組みとしてインフレ・ターゲティング制度を採用する国が増えているが、同制度との整合性も高い。
 1−4 通貨バスケット制を参考にした管理フロート制
中国政府が2005年7月、人民元制度改革の柱の一つとして、これまで事実上米国ドルに固定してきた為替相場制度を見直し、通貨バスケット制を参考にした管理フロート制を採るとしたため、注目を集めている。中国政府が採用したのは、通貨バスケットを参考にした管理フロート制である。2005年7月の人民元の対米ドル基準レートの約2%切上げ、日々米ドルに対して0.3%の範囲内での相場変動を認めた措置は、特定の為替レート目標をもたないという管理フロート制とは矛盾しているといえるのではないだろうか。通貨バスケット制の利点は、自国通貨価値が、通貨バスケットを構成する外国通貨の加重平均で決まるため、特定の外国通貨が大きく変動した際に、その影響を緩和できる点にある。仮に貿易相手国との貿易量に応じて構成通貨やそのウエイトが設定されていれば、輸出競争力を安定的に保てる。このため、東アジア諸国との域内貿易の比重が高い中国の場合、人民元をドルに連動させるよりも、通貨バスケットに連動させるほうが望ましい。中国は、通貨バスケットを為替管理の参考にするとしているが、これまでの人民元相場の動きをみると、米ドルへの連動度合いが高く、変動幅も非常に小幅なものにとどまっていることから、実質的には、管理フロート制ではなく、引き続き固定相場制を採っていると考えられる。
 《第2節 貿易摩擦と米国の圧力》…今からの内容は、李ゼミ論集第7号のP93の図1と図2を参照にして聞いてほしい。
 2−1 米国の対中貿易赤字拡大による人民元切り上げ論
2003年2月に開催されたG7で日本の塩川財務相が人民元の自由化を求めたほか、6月には米国のスノー財務長官が、7月にはグリーンスパンFRB議長(いずれも当時)が相次いで人民元の自由化が望ましいと発言している。さらに、9月の日米財務相会談においては、日米が協力して中国に為替レートの変動幅拡大を求めていく方針が確認された。米国で人民元切り上げ論が台頭している背景は、対中貿易赤字が看過できない規模に拡大したことが理由となっている。安価で豊富な労働力を持つ中国は、外資の導入を積極的に行い、低価格・高品質を兼ね備えた製品を次々に海外へと送り出している。中国製品を多く輸入する日本やアメリカでは内需の減少により産業が衰退し、結果として大きな貿易赤字を招いたのである。変動相場制の下では、2国間で一時的に貿易収支の不均衡が生じても、貿易黒字国の通貨が切り上がることで黒字国の輸出品の価格競争力が低下し、貿易黒字が縮小するという貿易収支不均衡の調整メカニズムが働く。しかし、中国の場合、事実上通貨を米ドルにペッグしているため、輸出品の価格競争力が削がれることなく、安価な製品が一方的に先進諸国に輸出され、その結果、貿易黒字が膨らむ構造になっている。実際、中国の輸出は急速に伸長しており、アジア各国の輸出金額(季節調整済)の推移によれば、中国を除くアジア諸国の輸出は、世界景気の減速を受けるかたちで2002年後半から2003年前半にかけて伸びが鈍くなっているのに対し、中国の輸出は2001年半ば以降世界景気の動向と関わりなく大きな成長を見せている。
 2−2 米国の対中圧力
2003年6月と7月に、米国のスノー財務長官と連邦準備制度理事会のグリーンスパン議長は、人民元のドル・ペッグ制は最終的に中国経済を損なうため、より柔軟的な人民元制度が望ましいと発言した。その後、米商務長官と労働長官も同じような見方を発表し、人民元切り上げの圧力の源は日本から米国にシフトした。米国が人民元切り上げを期待している主な理由は、中国の通貨コントロールが米国製造業に深刻な失業をもたらしたことである。中国が人民元レートを極めて低い水準に抑えているため、中国の製造業に大きな競争優位をもたらしたことがいえる。米国の製造業を萎縮させ多くの企業が破産し深刻な失業問題を招いたということは、それだけ中国が経済的に成長しているという証であり、人民元の過小評価という点についてあらためて考え直す良いきっかけとなった。しかしながら、アメリカの受けた被害状況から見ると、中国をひとつの経済大国として見直すには大きすぎる影響だったといえるだろう。2003年7月、米国の上下両院議員はスノー財務長官とブッシュ大統領に、人民元切り上げに関する書簡を連名で提出した。書簡での主張は以下の四点にまとめられている。まず、米国の失業率はすでに耐えられないところまで来ており、2003年6月の米国の失業率は6.4%に達し、うち90%が製造業に関わる人であるということ。次に、米国の製造業が競争優位を失ったのは、中国の労働コストが安いことと人民元が過小評価されていることによる。第三に、米国の対中貿易赤字は98年の570億ドルから2002年の1030億ドルに拡大しているのに対し、中国は過去数年間で世界最多の外貨準備を蓄積し、2003年6月時点で3450億ドルに達している。第四に、中国は米国の景気減速と失業増加に対し責任を取らなければならないため、政府は中国政府により大きな圧力をかけるべきであるとしている。
 《第3節 中国政府の対応》
 3−1 政府の対応
では、中国政府は外部圧力に対してどのように対応してきたのだろうか。まず、大幅な制度の見直しを否定し、慎重な姿勢を見せてきた。その後、金融改革会議、人民銀行工作会議で温首相や周小川・中国人民銀行総裁が人民元相場形成に関する改善を段階的に進めることを表明したが、人民元相場の安定を重視した基本姿勢は変わっていない。中国が慎重な態度を続けている理由は、今はまだ胡錦濤政権の基盤固めの時期であるため重大な意思決定が難しいこと、国内構造問題(雇用、金融、国有企業など)の解決を優先していること、海外からの政治圧力に対する国内世論の反発に配慮したこと、SARSの発生により中国への投資環境に不確定要因が発生したこと、などであると考えられる[12]。このように中国では切り上げに対して消極的な姿勢を見せてきたが、1997年のアジア通貨危機における切り下げ問題ではどうであっただろうか。
 3−2 アジア通貨危機に耐え抜いた中国
@ 中国・通貨危機のフローチャート
1989年6月に発生した第二次天安門事件を契機に開放政策に歯止めがかかると中国の経済展望は悲観的になった。これを重く見た中国政府は、2年後の91年にはケ小平による南巡講和、さらに翌年92年の中国共産党14期党大会で「社会主義市場経済」の方針が確認されたことにより、国家主導による資本主義経済システムへの転換が加速した。さらに、急速な経済規模の拡大に伴うインフレ率の上昇に対処するため、政府は従来の中央指令型計画経済システムから財政・金融政策を主軸としたマクロコントロールシステムへの変換を図り、金融の引き締めを強化した。この結果、高成長・低インフレを実現している。つまり、アジア通貨危機が発生した97年の時点で、中国の経済指標はきわめて良好であった。一方で、中国金融市場の完全な開放が結果的にホットマネー乱入の防波堤の役割を果たし、その結果、タイで通貨危機が発生した後も人民元の切り下げは行わなかった。
A 通貨危機のシナリオ
1960年代の日本に始まる東アジアの国・地域の一連の経済成長は、“East Asian Miracle” (「東アジアの奇跡」)といわれた。しかし1997年7月2日に突如として起こったタイの通貨危機(すなわち、バーツの暴落と変動相場制への移行)は、まるでドミノ倒しのようにして東アジア全体に拡がり、経済を奈落の底に落とし込んでしまった。タイに始まった通貨危機の波は、フィリピン、インドネシア、マレーシアといったASEAN諸国を飲み込み、果てはNIESの優等生と目されてきた韓国にまで及んだ。通貨危機の大波をかぶったこれら5ヵ国では、米ドル・ペッグ制あるいは通貨防衛の放棄を余儀なくされ、タイ、インドネシア、韓国3ヵ国がIMFに緊急支援を要請するなど、混乱を極めた。それは、各国政府やADB(アジア開発銀行)が年初に行なった経済見通しと実際の経済成長率が大きくかけ離れていることに現れている
B 通貨危機における影響の違い
一方で中国や台湾、シンガポールの国々はこれら5カ国とは対照的に通貨危機そのものの影響は小さく、経済指標の面では比較的良好であった。その違いを見出す指標の一つとして外貨準備があげられる。外貨準備は、中央銀行が通貨防衛の際に自国通貨を買い支えるためのドル売り・自国通貨買い介入で使用される。つまり、外貨準備が少ないと大きな通貨アタックに対して通貨防衛ができない、ということである。その点、中国や台湾は外貨準備保有高で世界の上位2位、3位を占めており、潤沢な外貨準備を背景に通貨動揺を打ち消すことができたと考えられる。また、そもそも台湾での通貨売り圧力が小さかったのは、潤沢な外貨準備保有高が投資家や企業の信認につながったためといえるだろう。そして、中国、台湾に次ぐ外貨準備を保有するシンガポールも通貨動揺は起きたものの、やはり同様の理由で通貨防衛に成功している。一方、通貨危機に陥った国では外貨準備の急減に耐えられずにあるいは外貨準備の枯渇を危惧して変動相場制への移行を決断している。ここに大きな違いがある。
C 人民元切り下げ論
通貨危機は軽微なものだが中国にも影響を与え、輸出品の競争力の低下から人民元の切下げ論が浮上した。しかし、近隣諸国が切り下げを行う中、中国はこれを行わなかった。なぜ切り下げしなかったのか、しなかったというよりする必要がなかったのである。 その理由として外貨準備や、貿易収支額の増加などがあげられる。1994年以来、中国は4年続けて貿易黒字を計上している。通貨危機が発生したなかでも中国の貿易収支の状況は変わりがなかった。また、外貨準備高も増加の一途をたどり、IMFの公表によると、2005年6月末の国際比較ベースで、中国本土と香港の合計が8379億ドルとなり、日本を抜いて初めて世界第1位となったといわれている。この点からみると、外貨市場の米ドル供給が充足しているために、人民元切り下げの必要のないことを示している。さらに、元を切り下げることはアジア全体としてみたときにさらなる不安材料になりかねないため、中国政府はこれを強く否定し発表してきた。
以下切り下げによる主な影響
1 元切り下げは東南アジア諸国に悪影響を及ぼす(中国人民銀行総裁の発言より)
2 潤沢な外貨準備高や貿易(≒経常)収支の黒字水準などの良好な経済パフォーマンス
3 元切り下げはドル換算で見た時の対外債務を膨大させる
4 元切り下げにより、輸出品の原材料の輸入価格が上昇する
5 香港ドルや各国通貨の連鎖的切り下げという泥沼状況を招くおそれがある
上記のように通貨危機における切り下げの問題は、当時の通貨価値を維持することが中国自身やアジアの国々、さらには世界経済の安定を及ぼすとされた。しかし、現在注目を集めている切り上げの問題では、通貨価値の維持はまったく逆の意味をもつ。第2節でも述べたように、現にアメリカでは対中貿易赤字額や失業率において深刻な数字が出ており、大幅な切り上げを待ち望んでいる。切り上げることが世界経済を救うといっても過言ではない。このような状況の中、中国はアメリカ経済を助けるためだけでなく、中国自身が更なる発展をしていくためにもより柔軟な判断が求められるだろう。
 《第4節 人民元切り上げのインパクトとタイミング》
 4−1 切り上げのインパクト
人民元の切り上げは、農業部門の輸出減を通じて中国の雇用環境にも大きなマイナスのインパクトを及ぼすとみられる。
現段階で、人民元を急激に切り上げると、もともと海外製品との厳しい競争にさらされている製造業部門は、生産性の向上によって人民元切り上げの影響をある程度吸収できる。しかし、これまで国内で保護されてきた競争力の弱い農業部門は価格競争力を失い、輸出が減少することで生産調整を余儀なくされる。中国では農業部門の就業者の割合が高いので農業生産の落ち込みは失業者の大幅増加につながるおそれがあると考えられる。中国では、外資系企業の進出により製造業の生産性は急速に高まっている。しかし、外資系企業の進出が規制されてきたその他の産業については生産性上昇率が低い伸びにとどまっている。農業部門に至っては、労働生産性上昇率が平均+1.1%と生産性の上昇がほとんど観察されない。この結果、産業間の生産性水準格差は大きく開いている。たとえば、製造業を100として各産業の労働生産性の水準(97〜2001 年)を比較すると、建設業は36.5、商業は13.9、農業は9.9と大きな格差が生じていることがわかる。中国における産業間の生産性格差は先進国のなかでは生産性格差が大きいとされる日本と比べてもはるかに大きなものなのである。このような状態で人民元を切り上げれば、製造業部門は生産性の向上によって人民元切り上げの影響を吸収できるが、生産性上昇率の低い農業部門は輸出が大きく減少し、それが生産調整→失業増・不良債権増→内需の不振→輸入の減少につながる可能性が高い。では、中国の不動産価格、株価、ファンドはどのように動くだろうか。元切り上げで不動産価格は上昇しにくいと考えられる。というのもここ数年、不動産分野への投資は過熱状態が続き、不動産価格(特に北京、上海)が高騰しているため、結果的に株式投資の不振と株価の低迷をもたらしている。2006年から中国は爆食型成長から資源と環境に配慮する調和の取れた成長へ転換し、経済は本格的な調整局面に入る。過熱抑制によって不動産価格の調整も避けられないと考えられる。元の切り上げによって、一部の投機資金は不動産分野から撤退する懸念があり、不動産価格の下落に繋がる可能性が高い。一方、株式市場は人民元切り上げのプラス影響を受けると思われる。ここ数年、中国の株価の低迷が続き、2005年6月6日に上海証券取引所の株価指数は10年ぶりに安値を更新した。元切り上げを契機に、一部の資金は不動産分野から株式市場にシフトし、株価は上向きに転じる可能性が高い。また、2%の切り上げは不十分なものであり、しばらく緩やかな元高傾向が続くと見られる。従って、外国投資家は中国の株を購入した場合、元高と株価の上昇という二重の楽しみが期待されそうである。同様な理由で、中国ファンドの利益率が拡大する可能性も高いといえよう。
 4−2 切り上げのタイミング
1ドル=8.28元近辺でのドル・ペッグ制の維持が限界に達していること、人民元を切り上げ、国際収支に調整メカニズムを働かせる必要があることを示していた。国際社会も、中国に人民元改革を強く要求し続けてきた。特に米国は対中貿易赤字の拡大、中国からの繊維製品輸入の急激な増加を背景に、2005年春先から議会を中心とし、中国に人民元改革を強く要求、米財務省に至っては、2005年秋までという期限を設定して、為替制度の柔軟化を求めてきた。外圧による政策変更を嫌ってきた中国だが、国際社会・米国の強い要求と貿易黒字・外貨準備という実績を前にすると、元切り上げの実施は避けられないとしたのであろう。中国政府にとっては、国内の金融制度改革が人民元改革よりも優先課題であったし、元切り上げによる農業や軽工業など国内産業への悪影響、輸出の競争力低下も懸念されることから、人民元改革はできるだけ先送りしたい課題だった。しかも改革を先送りしているうちに、市場参加者のほとんどが元高期待一色になり、巨額の投機資金が流入、ますます政府は人民元改革に踏み出せなくなるという状況に追い込まれていた。しかし中国経済の発展が続けば、いずれ元相場の上昇や変動相場制への移行は避けられない。改革を先送りすれば、ますます将来の改革実施の際のコストも増大する。中国政府も、それは認識し、昨年から将来の変動相場制移行に向けた準備は進めていたのに加え、一時的な投機抑止への動きも強めていた。政府要人の発言に「人民元改革への準備は完了した」というものがあったように、準備がある程度進んだからこそ、今回、元切り上げに踏み切ったのであろう。なぜ2005年7月21日だったのだろうか。9月には胡錦濤主席の訪米が控えており、中国政府としては、それまでに元切り上げを実施するか、何らかの言質を与えることが必要だったからであろう。一方で投機圧力は強く、9月に近づくにつれて、それが増幅され、中国経済に悪影響を及ぼすおそれがあった。中国政府はできるだけ市場が落ち着いたタイミング、重要な政治日程も市場で「Xデー」の観測がないタイミングを探っていたと思われる。そして、米議会で対中制裁法案の採決が見送られ、市場が無風になっていた、この時期こそ、元切り上げの好機とみたのではないだろうか。切り上げの発表が木曜日、実際の切り上げが金曜日という日程の設定も、市場の反応を見守った上で、当局として週末に次の対応を考える余裕があることになり、政府にとっては都合がよかったと思われる。
 《むすび 人民元をめぐる今後の展望》
外圧に屈しない姿勢を見せ続けた中国人民元の切り上げは、7月21日全世界の意表をつくかたちで幕を開けた。わずか2.1%の切り上げだが、その意味合いは非常に大きく、第一歩を踏み出したという事実が重要なのである。中国が世界で名実共に認められるためには今後の展開こそ重要であろう。赤字額が増加傾向にある米国と貿易黒字を順調に伸ばす中国、この対照的な両国のせめぎあいから目が離せない。まずは中国の次の一手に注目したいと思う。
《現在の人民元についての補足》
【北京=福島香織】15日の中国・上海外国為替市場で人民元の対ドル相場が初めて一ドル=七元台で取引された。中国外貨取引センターでは一時1ドル=7・9965元まで買われ、前週末比0・0078元の元高の1ドル=7・9976元で取引を終えた。1ドル=7元台は、1994年に5・8元から8・7元に切り下げられて以来初。
 昨年七月下旬に約2%切り上げられて以降、累計上昇率は1・4%となる。中国人民銀行(中央銀行)は3月に「変動幅の弾力性を増加させる」方針を打ち出し、介入をやや控えていた。
 背景には、巨額の対中貿易赤字を抱える米国のドル暴落懸念が、4月下旬にワシントンで開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で指摘されたことなどがありそうだ。
 この席で中国は名指しで、人民元の柔軟化を強く求められていた。中国自身、為替介入の繰り返しなどで世界一の規模に膨らんだ外貨準備高を抱え、今年1月の段階で2千億ドル以上の米国債を保有、人民元改革の遅滞は中国にとってもマイナスとの認識も専門家の間で強まっていた。
 人民銀行はかねてから1年に3%以内の上昇率なら許容できるとの見方を示しており今後、この範囲内で緩やかな上昇を誘導するとみられている
http://headlines.yaho

 


はじめましてと講演感想  投稿者:楊 淑娟  投稿日: 5月23日(火)00時11分33秒

  引用

 

 

はじめまして、私は楊淑娟と申します。今、本大学の大学院の一年生です。李先生の火曜日三限目の授業を出席させていただいてます。みんなと餃子パーティーでお会いしていますが、覚えていますか?
話が変わりますが、今週の土曜日の中国経営管理学会公開シンポジウムに参加させてもらいました。勿論、こういうような講演も初めて。質問するところが、内容理解するのは必死でした。

 


餃子パーティー最高!  投稿者:  投稿日: 5月22日(月)22時44分39秒

  引用

 

 

日本で二回目の餃子パーティーですが、初めての楽しさを感じました。食材の購入から最終完成するまでのプロセスはいっぱい楽しんでしました。田中君と松井君といっぱい話ができてうれしいです。韮を切る時はみのわ君にだめと言われました。その後、プロの切り方を見せました。さすがみのわ君、勉強も料理も上手ですね。確かに私はがんばらなければなりません:)切るのはだめですが、餃子を作った時は、私は先生の役を演じました。加藤君に作り方を教えました。よい生徒さんですわ、加藤君、これからも忘れないでね:)

 


餃子パーティー成功  投稿者:柳原  投稿日: 5月22日(月)09時54分1秒

  引用

 

 

みんなで協力し合って作った餃子はやっぱり一味違っておいしく感じました。院生の皆さんとも餃子パーティーでは話すことできる方が増えたし学内ですれ違っても声をかけられるようになりとてもうれしい限りです。また餃子パーティーでは7期生の先輩方から普段あまり聞けないような貴重な就活の経験談やアドバイスを聞けてとてもためになりました。自分の中では餃子パーティーは大成功だったと思います。皆さんほんとに餃子パーティーお疲れさまでした。

 


ゼミのみなさんへ  投稿者:石川  投稿日: 5月22日(月)04時25分41秒

  引用

 

 

来月の後半に4年生の就職活動の打ち上げということで、飲み会をやろうと思ってます。
まだ詳細は未定ですので、決まりしだいまた書き込みますね。

 


李老師へ  投稿者:稲垣  投稿日: 5月20日(土)09時47分40秒

  引用

 

 

今は実家の四日市です。
論集届くの楽しみにしています!!

会社のパンフも準備しておきます!!

つかの間の休日を過ごす稲垣より

 


21日追加案内@車道校舎  投稿者:  投稿日: 519()021352

  引用

 

 

ICCS】 公開研究会開催のご案内(5月21日開催)

各位

みだしの件、下記の要領でICCS研究会・講演会を開催いたします。
ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

               記
ICCS「現代中国経済とアジア経済圏形成」研究会
● 日時 : 2006年5月21日(日)13:30〜15:00
● 場所 : 愛知大学車道校舎 本館10階K1003教室
● テーマ : 「中国企業の海外進出政策をめぐって」
● 報告者 :金 柏松  氏
              (中国商務部国際貿易経済合作研究院中貿研究部 副主任)
● 概要:
今日、中国企業の海外直接投資が急増する趨勢にある。中国は世界でトップクラスのFDI受け入れ国である一方、こうした動きを強めつつある。本講演を通じて、その正確な実態を把握するとともに、中国政府の政策的動向を探ることを目的とする。
● 使用言語 :中国語(日本語の通訳あり)
● 入場無料、申し込み不要
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 愛知大学 国際中国学研究センター(ICCS)事務室

 


 

愛大車道校舎での公開シンポジウムのご案内  投稿者:李春利  投稿日: 5月18日(木)17時47分19秒

  引用

 

 

各位:

ゼミでも案内したように、今週土曜日20日午後1:30〜5:00まで愛大車道校舎で下記の公開シンポジウムを行います。僕が担当しているゼミや講義、大学院の授業にぴったりの内容です。大学院のゼミはほとんど全員参加です。僕は今回の企画担当責任者です。

日本全国からこれだけの専門家が愛大に集まって、このようなテーマで集中的に討論することがなかなかないと思います。中国の研究者や政府関係者、米国の研究者も招聘しました。企業からの申込も数多くありました。

都合のつく人はこのチャンスを見逃がさないように。参加自由なので、直接会場に行って下さい。席にまだ余裕があるかと思います。                 李


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中国経営管理学会公開シンポジウムおよび第7回全国大会のご案内


開催日時 2006年5月20日(土)13:30〜17:00, 13時より受付開始
場所 愛知大学車道校舎3階コンベンションホール(TEL:052-937-8111)
{アクセス:名古屋駅から地下鉄桜通線で10分,車道駅下車1番出口より2分}

主催  中国経営管理学会  (学会HP:http://rio.andrew.ac.jp/cms/
共催  愛知大学21世紀COEプログラム・国際中国学研究センター(ICCS)経済研究会
後援 東海日中貿易センター, 愛知大学同窓会

申込み 申込不要、自由参加
資料代 500円(学生200円) なお参加券を発行しませんので,直接お越しください。

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第一部 統一テーマ「中国企業の海外進出と国際経営」

  中国企業の「走出去」戦略(英語ではGo Global)の状況,要因および代表的な産業・企業の国際経営の実態と課題について,各分野の専門家たちが存分に討論します。

     会  李 春利 (愛知大学教授)

パネリスト & 演題

後藤康浩   (日本経済新聞社論説委員)
「壁に直面する中国企業と海外進出の背景」

吉原英樹   (南山大学教授)
「国際経営50年−日本的特異性から世界共通性へ−」
朱 炎    (富士通総研主席研究員)
「中国企業の「走出去」戦略及び海外進出の現状と課題」

中川涼司   (立命館大学教授)
「聯想のIBM PC事業部買収の意義と課題について」

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第二部 分科会自由論題 (5月21日{日}9:20〜12:30,車道校舎9階)

報告者   (所属)      テーマ                         討論者

1分科会 中国企業の改革と競争力  司会 山本恒人(大阪経済大学)  9階 K902教室

劉 超 (麗澤大学・院生)9:20〜10:05
            中国企業の競争力についての分析     田中武憲 (名城大学)

楊秋麗 (立命館大学・大学院)10:05〜10:50
     中国「東北振興戦略」における吉林省国有企業改革の現状
                            中屋信彦(名古屋大学)
肖 威(関西国際大学)11:00〜11:45
     中国自動車上場企業の経営分析
       〜上海汽車と長安汽車について〜      丸川知雄(東京大学)


2分科会 企業の経営戦略    司会 杉田俊明 (甲南大学)    9階 K903教室

高橋宏幸(京都大学・院生) 9:20〜10:05
      サントリーはなぜ上海市場で成功したか  岡田広司(名古屋市立大学)

華金玲 (慶応大学・院生)10:05〜10:50
      中国通信インフラ整備における固定資産投資の空間的集積性
                          伊藤正一 (関西学院大学)
劉暁慧(愛知大学ICCS)11:00〜11:45
      提携と企業環境の創造
       〜唐山松下を事例として〜   青木俊一郎 (日中経済貿易センター)

古田秋太郎(中京大学)11:45〜12:30
      中国市場販売における日系企業の戦略と戦術 黄リン(神戸大学)

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お問い合わせ先:愛知大学経済学部李春利研究室 TEL:0532-47-4481

 


(無題)  投稿者:岩田  投稿日: 5月18日(木)14時46分49秒

  引用

 

 

餃子パーティーお疲れ様でした。田中君やシー君を中心に先輩方も張り切ってみえたため、おいしい餃子を食べる事ができ、とても充実した時間が過ごせたので良かったと思います。また同時に、先輩の就活の報告会があり、就活のコツなど他では聞くことのできない話を聞くことができて今後のためになりました。ありがとうございました。またこのような交流を深める機会があればいいと思います。

 


5月17日の質問内容  投稿者:シー、大渓、岩田  投稿日: 5月18日(木)13時52分49秒

  引用

 

 

・東アジア共同体をうまく実現させるにはどうしたらいいか?
・日本の安保理入りは可能か?
・日本の安保理入りは東アジア共同体にどのような影響を与えるのか?
・東アジア共同体で日本が主導権を握るにはどうしたらいいか?
・東アジア共同体は賛成か?反対か?

 


(無題)  投稿者:みのわ  投稿日: 5月17日(水)01時17分56秒

  引用

 

 

先日の餃子パーティお疲れ様でした。8期生や院生の方々とも和気藹々と餃子を作って、そして話して、飲んでとてもいい機会だったと思っています。日本では皮から餃子を作る習慣が無いので、皮を作る器用さにはびっくりしました。また田中君としー君のリーダーシップはとても感心しました!去年は小世帯でしたが、今年は大世帯なのでこれからの合宿や打ち上げなど、楽しそうです!なかなか部活やサークル以外では、他学年の人と交流する場が無いので、僕も楽しくやっていきたいし、後輩の人たちも就活やゼミ論集の事など何でもいいから、先輩たちを使ってください。ではまた!

 


(無題)  投稿者:たなか  投稿日: 5月16日(火)10時47分7秒

  引用

 

 

曹操・信長チームの方レジュメ作りお疲れ様でした★拝見させてもらいましたが、とてもうまくまとまっていると思います!!今日の発表頑張って下さい。
あと羅さん編集お疲れさまでした♪
石川さんも就職活動お疲れ様です!!僕たちも来年の今ごろに皆が笑顔でいられたらいいなと思いますし、頑張ります☆

 


ゼミ  投稿者:原田  投稿日: 5月15日(月)15時46分24秒

  引用

 

 

明日のゼミは就職活動のため欠席します。来週からは出られると思います。

 


(無題)  投稿者:石川  投稿日: 5月15日(月)02時13分9秒

  引用

 

 

餃子パーティーお疲れでした。準備してくれた8期生、特に田中君ご苦労様でした。僕は何かやったって訳ではなかったですが・・・。笑 僕たち7期生の経験や失敗を8期生のみんなには活かしていってもらいたいなと思います。なので、先輩は有効活用してください。先輩のいなかった僕たちはホントいろいろ苦労したので、8期生は恵まれてるよ!まぁ、どんな事でも出来る限りは力になるんで、いつでも言ってください。

先生へ
無事に就職活動も終わったので、来週からはきちんとゼミには参加します。あと、ゼミ論集って余ってないでしょうか?受験した企業に置いてきてしまって、手元にないんです・・・。あれば分けていただきたいです。

 


火曜日発表の材料ができました  投稿者:シー  投稿日: 5月15日(月)01時07分20秒

  引用

 

 

第三回グループ発表資料
曹操・信長チーム(シー・岩田・大渓・禰津)
東アジア共同体構想
『理想と現実のはざまで』
はじめに
東アジア共同体構想を実現に向けてアジアが今動きだしている。2005年12月には東アジアサミットがマレーシアで開催されるなど、段々と現実味を帯びてきている。アジアが一体となることで多くのメリットが生まれるだろう。しかしながら、メリットと同時にデメリットも生まれることは容易に想像できる。さらに、EUのように簡単に統合することは難しいとされている。東アジア共同体の核をなすであろう日本と中国が政治的問題を抱えていることなど様々な問題が山積みしている。はたしてアジアは様々な問題をクリアーして統合することができるのだろうか。そこで、まず東アジア共同体構想の経緯から追ってみることにした。

第一節 東アジア共同体創設の理由と動き

1−1 創設の意味
東アジア共同体、あるいはその前段の東アジア経済共同体には、世界経済を安定させるという大きな意味がある。
 東アジアで経済共同体などのような枠組みができることで東アジア、EU、アメリカと三極となり、世界経済は安定化するだろう。アメリカ経済の動向だけに左右されることがなくなるからである。アジア共通通貨ができれば、ドル、ユーロ、東アジア共通通貨となり、安定感はさらに増すことは間違いない。

1−2 現在の共同体構想までの経緯
政府レベルの地域協力の包括的な枠組は、1967年発足のASEANのみであった。
 89年に発足した、アジア太平洋経済協力閣僚会議(APEC)は、東アジアに加え、アメリカ、オーストラリアなどを含む太平洋諸国の閣僚が一同に会する枠組みであり、93年のシアトル会合から首脳会議とされた。
 マレーシアのマハティール首相は90年に東アジア経済協議体(EAEC)構想を提案している。しかし、アメリカの牽制等で実現していない。
 96年にはアジア欧州連合首脳会議(ASEM=Asia-Europe Meeting)が発足し、ここで、アメリカの加わらない枠組みが生まれている。
 97年12月にASEAN+3(日中韓)の初会合が持たれた。
 97年夏にはアジア金融危機が発生し、アジア通貨基金構想が提唱されたが、実を結んでいない。
 98年末には、金大中韓国大統領により東アジアビジョングループ(EAVG)が提案され、その報告から東アジアスタディグループ(EASG)へと展開し、02年秋に報告がなされている。
 中国のWTO加盟に対して02年11月には、日本・シンガポール間でのFTA締結し、グローバル化の中での地域化の動きが強くなってきている。
 03年の「ASEAN+3」首脳会議では、東アジア域内シンクタンクのネットワーク(NEAT)を設置し、東アジア共同体構想を模索することが合意されている。
04年7月には、ASEAN+3外相会議の議長声明として、東アジア共同体への協力関係強化がうたわれている。
 04年11月のビエンチャンASEAN首脳会議では、05年にマレーシアで東アジアサミット開催が合意されている。
1−3 最近の動き
 現在のASEAN+3では、日中韓はあくまでゲストであり対等なパートナーとはいえないが、東アジアサミットとなれば、日中韓はゲストから主役へと躍り出ることができる。

2節 EUとの違いと日本の安保理入り
 次に、EUとの比較を念頭に、EUの共通性に注目し、さらに、最近日本の安保理入りをめぐるアジア関連国の動向を見てみたい。

.EUの共通性
 地域統合するうえで、EUは政治、文化、歴史などの面において、共通性が多くみられる。EUに比べて、東アジア諸国は、政治、宗教、言語、経済交流の面では多様性に富んでいるが、EUのような多面にわたる共通性を見出すことが相対的に難しい。
2.日本の安保理入りへの思惑
 日本は国連の安全保障理事会の常任理事国入りを目指している。しかし、その道程は非常に厳しい。それは、東アジア共同体という同じ目標を持つべきアジア諸国から反対を受けているからである。そこで主要国の日本の安保理入りに対する反応をみてみる。
2−1.中国
「中国政府は、日本が目指す国連安全保障理事会の常任理事国入りについて(1)安保理は拠出金の多寡で構成を決めるわけではない。(2)責任ある大国の役割を果たす国は自国の歴史問題についてはっきり認識すべきだと反対の立場を示した。
2−2. 韓国
 韓国は日本の国力や国連に対する経済支援という点は評価しているものの、中国と同じように反対の姿勢を示している
2−3.アメリカ
アメリカは日本の国連に対する貢献を評価して賛成の意見を表明している。さらには反対している中国に対して妨害しないよう働きかけると述べている。
2−4.ASEAN諸国
 「  ASEANのオン・ケン・ヨン事務総長は、シンガポールで、日本の国連安保理の常任理事国入りを支持するかの問題について、ASEANメンバーの10カ国は、完全な一致に至っていないと述べた。「

第三節 FTAとEPA

日本現在のFTA状況とアジアのFTA状況

1. EPAをめぐる現在までの動き
1−1.EPAの定義
 日本政府は、EPAに積極的な姿勢を見せる前から、WTO協定以外に、二国間および多数国間で通商関係の条約を締結してきた。2国間のものとしては、通商航海条約や投資保護協定、また多数国間のものとしては、投資紛争解決センター(ICSID)条約が著名である。WTO協定以外に通商政策に関わる条約が結ばれてきたにもかかわらず、「経済連携協定(EPA)」の締結が注目をされるのは、EPAにはWTO協定と原理的に相容れない要素を有しているためである。
1−2.世界の動き
西ヨーロッパ諸国は、第二次世界大戦直後の1950年代に、「ヨーロッパ経済共同体(EEC)」の名称で関税同盟を結成した。米国は長く、GATTに依って無差別主義を奉じ、自由貿易地域を設定するための自由貿易協定は、きわめて例外的にイスラエルと結ぶにとどまった。1989年に、カナダとFTAを結んでから政策が修正され、1994年にはいくつもの障害を乗り越えて、メキシコを加えたNAFTAの締結に成功した。そして1995年には、2005年1月を交渉期限として、キューバを除く全米州諸国と「全米自由貿易協定(FTAA)」交渉を開始した。日本がEPAに対して積極的な姿勢を示している背景には、FTAが世界中で活発に結ばれているという状況がある。
1−3.日本の動き――シンガポールとのEPA締結まで
 日本は長く多角的貿易体制に完全に依拠して、関税同盟や自由貿易地域等の特恵的な貿易関係の設定には厳しい態度をとってきた。1998年に、アジア金融危機に巻き込まれた韓国から、日本に対して自由貿易協定締結の提案が持ち込まれた。日本政府は、この動きを正面から受け止め、将来の自由貿易協定締結を視野に入れて、韓国との投資協定の交渉を始めた。日本政府が初めて自由貿易協定締結に前向きの姿勢を取ることを内外に示した。その後は各国から日本政府に対してFTA締結の申し出が相次いだが、1999年12月に新ラウンドの開始に失敗したWTOシアトル閣僚会議の直後に、シンガポールと自由貿易協定交渉の準備に着手することを電撃的に発表した。予定通り2002年2月に協定に署名された。
2. 「先進国−途上国」の図式の変化
 アジアでのこれまでの貿易といえば、先進国は工業製品を途上国に輸出し、農水産品を途上国から輸入するといった形であった。しかしこれが序々に変わりつつある。
 かつてのように工業製品=先進国、農産品=途上国あるいは先進国=強、途上国=弱という図式は、大きく変化してきているのである。

3. 農水産品をめぐる問題
しかしながら、途上国にとって農水産品などの輸出指向は強い。それは価格競争力があるからである。そこで先進国に対して農水産品の輸入枠拡大を求めるわけである。
 輸入に反対するばかりでなく、輸入が開始されてもいいように今から対策を練る必要があるのではないかということである。
 食の安全、自給率などのことを考えれば、農産品の輸入を拡大することは問題が多い。さらに問題なのが、安い海外の農産品が輸入されることで、国内の業者が打撃を受けることだ。ウルグアイ・ラウンドなどGATTの交渉も、これを引き継いだWTOの交渉でも、途上国からの農業製品の輸入枠をめぐってもめてきた経緯がある。

むすび
東アジア共同体は果たして可能なものなのだろうか。この論文を書くうえで参考にさせていただいたホームページや谷口誠さんの『東アジア共同体』という本では比較的明るい未来を中心に書かれていた。「東アジア共同体」ができれば、世界的にもアメリカ、EUと並び一大勢力になることができる。しかし私は調べていくうちに、日本にとって果たして「東アジア共同体」が明るい未来には必ずしもなり得ないのではないかと思うようになった。仮に「東アジア共同体」ができたとして、日本にとってはアセアンとの貿易やアメリカ依存の経済体制からの転換などメリットはある。しかしデメリットも大きい。中国人が技術を求めて日本に押し寄せれば、日本の技術力の価値がなくなる可能性があるのではないか。日本と中国が同じ技術力になれば、規模の大きな中国には日本は負けてしまい、主導権を完全に握られてしまう。また、貿易が自由化したら、アセアンとの貿易でも工業製品は黒字になるが農水産の面では必ずしも黒字になるとは思えない。例え、国として黒字になったとしても日本国内の農家や漁業関係者には多大な影響を及ぼすことは目にみえている。それでは日本の幸せにつながらないと思う。日本は現在、前向きな姿勢を示しているがもう一度考え直してみてもいいのではないか。


追加材料 東アジアサミットについて

東アジアサミットとは、将来の東アジア共同体の創設を視野に入れた首脳会議である
概要
世界各国で全地球的なWTOで解決できない問題を2国間の自由貿易協定を結び、地域主義が台頭している。その中でAPEC参加国から地理的に近い国家同士がより緊密な経済圏を構築する為に1990年12月10日、マレーシアのマハティール首相によって東アジア経済グループ(EAEG){のちに東アジア経済共同体(EAEC)と改称}が提唱された。しかし日本等がアメリカを抜きにした地域経済統合はありえないと時期尚早とした。しかし、今まで緊密な関係を保ってきた東南アジア各国から東南アジア友好協力条約に早期に加盟した中国と比較して日米同盟に配慮してなかなか加盟しなかった日本に対してアジア軽視との批判がなされた。また東南アジアへ影響力を強めようとしている中国への対抗心からも前向きに検討することになった。尚、日本は東アジアサミットにアメリカを加えるべきだと言う考えをとっている。アメリカのブッシュ大統領は日・韓・中・モンゴルを歴訪し首脳会談を行った。これは「米国抜き」の東アジア共同体創設、並びに東アジアサミットの動きをけん制している。因みに中国はロシアを加えるべきだという考えをとっており、実際にゲスト参加させている。この会議は経済問題を主としているが、日本・中国・東南アジアといったアジアの覇権争いの場になりそうだ。 すでに東アジア共同体でもインド・オーストラリア等を含めると影響力が低下するとの思惑からASEAN+3に限定するとする中国と基本的に東アジアサミット参加国を共同体の基礎にしたい日本とで水面下でぶつかり合っている。
参加国
日本・中国・韓国・東南アジア諸国連合・インド・オーストラリア・ニュージーランドが参加する。
南アジアであるインド、オセアニアであるオーストラリア・ニュージーランドが入っているのは、経済大国の日・中・韓に主導権を執られたくないとの東南諸国の思惑からASEAN+3と東南アジア友好協力条約に加盟している国を対象としたからである
実施要領
第一回 2005年12月14日 マレーシア・クアラルンプール
ア.人口30億人、域内総生産(GDP)8兆2000億ドルの巨大市場の統合を促進する。
イ.東アジア共同体構築で重要な役割を果たし得る。
ウ.鳥インフルエンザ対策で抗ウイルス剤「タミフル」の共同備蓄を進める。
第二回 2006年12月 フィリピン・セブ島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/

 


餃子大会 ^^  投稿者:シー  投稿日: 5月15日(月)01時01分23秒

  引用

 

 

餃子班のシーです 皆さん 餃子大会でお疲れ様でした やっぱり人が多ければ効率が倍になりますね 皆さん楽しんでる餃子大会うまくいけるかなって心配していたが、大丈夫だったね 田中君 包丁うまいね 材料を買ってくれてありがとう ^^今でも 岩田君一生けんめい餃子の皮を作るイメージを思い出したら笑うよ 皆よく頑張ったね 四年生の先輩たちもお手伝いをやってくれました みのわさん 何でも上手にできますね 二人の加藤さんとゼミ長 ありがとうございました
最後に主力軍の大学院の皆さん ありがとうございました 助かりました また よろしくお願いします

 


稲垣君へと現役生へ  投稿者:  投稿日: 5月13日(土)21時54分27秒

  引用

 

 

投稿、ありがとう!久しぶりです。

webmasterの羅君が、GW1週間使って、第7号の完全アップロードをしてしてくれました。本当にご苦労さま!ここまで写真ギャラリーまでフルバージョンでHPに載せることは初めてだね。李ゼミの妥協しない精神がまだ生きてる印だ。

論集7号を送る。いま実家ですか、一人ぐらしですか?どっちに送るの?そのかわり会社パンフを僕に送ってほしい。論集8号にスキャンして使いたい。そのうち、著作権をクリアして。

その他、通りがかりのOB・OGたち、気軽に名前を残してね。必ず返事するよ〜

7期・8期・大学院ゼミへ:

@来週ゼミ時にそれぞれ取った写真のカメラを持ってきてほしい。餃子パーティの写真を集めよう。第8号用に。

Aできれば、餃子パーティ参加者全員、一言、ここに感想を書いてほしい。自分の役柄とか。院ゼミは自己紹介代わりに。時間たつと忘れちゃうから。これもそのうち、論集第8号にまとめて掲載したいから、協力してほしい。各班長さきにどうぞ。

 


 

李先生  投稿者:6期生稲垣  投稿日: 5月13日(土)18時20分1秒

  引用

 

 

李先生お久しぶりです、6期生稲垣です。
ゼミ論集第7号見ました!!私の旅行記も載せていただきありがとうございます。
7期生の皆さんお疲れ様でした!!就活もこの調子で頑張ってください!!
ちなみに私の会社のパンフレットに私が載っていますから、資料請求してみてください(笑)

李先生、論集第7号はあまっていたら譲っていただきたいのですが、ありますか!?また、連絡ください

 


村上陽介 トロント便り(カナダより)  投稿者:  投稿日: 5月12日(金)11時40分52秒

  引用

 

 

各位、

ゼミの村上陽介君はカナダより、第一報が届きました。
現役生から彼になにかメッセージがあれば、どうぞここに。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
李春利 先生

元気でやっています!

お久しぶりです!お元気ですか?私は物凄く元気です!楽しく留学生活を過ごして
います!

 ゼミの皆さんは元気にしていますか?皆さんが充実した学校生活を過ごし、中国経
済の探求に懸命な姿をいつも思い浮かべ、自分を感化させ日々モチベーションを上げ
て生きています。

 英語学校の方は、クラス分けテストの結果レベル4に決まりました!レベル分けは
1〜8レベルまであって、レベル4は中級ぐらいだそうです!クラスは日本人は僕だ
けで東アジア系、中東アジア系、欧州系、スパニッシュ系と多彩です。トロントは、
本当に移民だらけで色々な文化や習慣を感じることができ、僕に新たな視野と与えて
くれます。本当に勉強するには最高の場所だと思います。6月下旬に昇進テストがあ
るので、レベル6(飛び級)に上がります。必ず、絶対です。

 ホームステイのホストファミリーも親切な方で、地元のテレビ局のプロデューサー
をしていらして、中国のドキュメンタリーを作っています。かなり中国に関して熟知
していらっしゃいます。

 あと、こちらで何かしようと思っていますが、まず6月下旬まではしっかり勉強し
て、それから日本商工会に行こうと思っています。またできれば9月に日本でイン
ターンをしたいと考えています。豊田通商のインターンに現時点では興味がありま
す。何か情報があれば提供してほしいです。

 また、連絡させて貰います。ホームステイ先でpcが使えないのが残念ですが、なる
べくインターネットカフェにいくようにします。頑張ります。

 先生もお体には十分に気をつけて、頑張ってください。またメールします。

 追伸:ご連絡遅れて申し訳ありませんでした。

 すいません。今このメール図書館から送っているんですけど、毎30分に勝手に
シャフトダウンしてしまうんです。
ということで続いて、僕の現住所を報告します。

 33  I wood  Avenue Toronto,Ontario, M4J 3Y2  CANADA

 ホストマザー :Cachy Forrest ?歳
 ホストドウター:Lyn Forrest 10歳

本当に素晴らしい家族と一緒に生活しています。娘さんは中国の湖南省でお生まれ
になったそうです。
また、何かありましたら連絡します。がんばります。
================================
JAPAN,AICHI UNIVERSITY Economics
Yosuke Murakami( CunShang YangJie)

村上陽介

 


(無題)  投稿者:  投稿日: 5月10日(水)22時30分56秒

  引用

 

 

みんな、お疲れ様でした。昨日は楽しかったです。

 


今日有難うございました  投稿者:フウライ  投稿日: 5月 9日(火)22時29分16秒

  引用

 

 

 今日美味しい餃子とお菓子をたくさん頂いた、ご馳走様でした。4年生の方々が貴重な経験を話してくれて、なかなかないチャンスだと思いますが、自分が水餃子の作業に集中していたので、聞き取れなかった、凄く残念と思いました。また、宜しくね!こんな早いうちに、こんな国内大手企業に入り、素晴らしいじゃないですか?おめでとうございます!!これからも頑張ってください:)

 


(無題)  投稿者:  投稿日: 5月 9日(火)00時09分56秒

  引用

 

 

分かった。2時ぐらいに行くわ:)

 


楊さん、8期生へ  投稿者:田中  投稿日: 5月 8日(月)23時38分0秒

  引用

 

 

明日楊さんがもし予定がなかったら2時くらいに合宿所
に来てもらえますか?集合はみんなは8期生は3時に合宿所でお願いします。4年生と院生、OBの方は5時くらいには集合お願いします。

 


(無題)  投稿者:  投稿日: 5月 8日(月)21時52分39秒

  引用

 

 

すいません、明日の新歓は集合時間がいつですか?

 


はじめました、宜しくお願い致します  投稿者:フウライ  投稿日: 5月 8日(月)20時19分3秒

  引用

 

 

私は馮蕾(フウライ)と申します、国際コミュニケーション研究科の一年生です。今年から李先生の大学院の中国経済という講義を聞かせていただいております。皆さん、明日の李先生ゼミの新歓ということがあるですが、前日先生に誘われて、私がメッチャ嬉しいと思っています。何か手伝いしますか?これからもよろしくお願いいたします^−^

 


李先生へ  投稿者:田中  投稿日: 5月 8日(月)17時58分50秒

  引用

 

 

明日の新歓の件ですが学内で火が使えないようなので餃子とおつまみでいきたいと思います。

 


前回の質問  投稿者:佐野  投稿日: 5月 8日(月)14時16分42秒

  引用

 

 

@EEZとは何か?
Aグレーゾーンにおける日本の調査に対する中国の妨害に、日本はどう対応しているのか?
B日本人は領土問題についてどう考えているのか?
C竹島を巡って争う理由はなにか?
D日中のグレーゾーン問題はこの先解決するのか?

 


 

追加  投稿者:・・  投稿日: 5月 8日(月)11時57分39秒

  引用

 

 

塩胡椒、お砂糖、鰹だしの素、料理酒も少々入れたら、醍醐味のある餃子が作られる!

<コツ>:お肉をかき回す最初の段階には、鰹だしの素とお水を入れることがコツ。

<注意ポイント>:・韮を入れる前に醤油や塩胡椒、塩などをかけること。
          でないと、餡の中に塩水だらけになってしまうから。。。
         ・韮を入れる直前に生の卵をかき回すこと。

 


田中君へ  投稿者:シー  投稿日: 5月 8日(月)03時15分48秒

  引用

 

 

確かにこの分量が少なめだけど 二十何人がいるから 先言った分量を倍に増やそう
餃子を作るのが面倒だから あまり多すぎると 大変だと思う でも せっかく作るから
材料を買う時に二をかけて下さい 量を倍にします 繰り返して すいません よろしく

 


シー君へ  投稿者:田中  投稿日: 5月 8日(月)02時25分24秒

  引用

 

 

シー君ありがとう!!この分量では何人くらいの餃子ができるの?餃子の皮は小麦粉で作るってことかな?

 


田中君へ  投稿者:シー  投稿日: 5月 7日(日)20時55分57秒

  引用

 

 

餃子の材料と分量は次のとおりです

豚肉のミンチ 2000g /冷凍の小海老 1000g/にら 1000g/小麦粉 4000g/
サラダ油 一本(小)/ 塩 醤油 す 適当
以上 お願いします

 


BBS  投稿者:  投稿日: 5月 7日(日)16時29分3秒

  引用

 

 

羅君、BBSのこと、ありがとう!餃子パーティの写真も掲載してね。カメラ持ってきてください。

 


写真を!  投稿者:  投稿日: 5月 7日(日)16時26分42秒

  引用

 

 

参加者全員(特に8期生、田中ゼミ長へ)

デジカメを持ってきて、写真係り2人ほど決めてください。これほど集まることはこれからほとんどないから。準備のプロセス、買出しを含めて、ゼミ論集第8号の写真(特に明るい内の写真を!)をどしどし取ってください。

各自一人ひとりの明るい背景の写真(顔大きく)も取っておいて。多めに。昨年、論集編集時に暗い写真しかなくて、困っていた。

後のことを想定して、いまの活動を進めてほしい。楽しみだ。

 


(無題)  投稿者:  投稿日: 5月 7日(日)15時13分25秒

  引用

 

 

豚肉と海老と韮の餡を食べたことはないんですけど、おいしそうですね。

 


たなか君へ  投稿者:みのわ  投稿日: 5月 6日(土)21時46分5秒

  引用

 

 

多分四年生は原田君以外みんな来ると思うよ!なんか七期生もやる事あったらやるけどなんかある?遠慮なく言っていいよ。

 


羅さんへ  投稿者:シー  投稿日: 5月 5日(金)12時37分56秒

  引用

 

 

豚肉+海老+韮=旨い餃子^¥^ いい考えですね あと 餃子の皮ってね 僕は作れないから よく分からないですが 粉の量はどのぐらいでいいですか 二十三人ぐらいの人数がいますよ なるべく早めに教えてもらえますか 後で僕はまとめて 田中君たちに頼みますから
羅さん ありがとう ;)お願いしますね

 


シー君  投稿者:  投稿日: 5月 5日(金)11時40分30秒

  引用

 

 

シー君、餃子の餡は豚肉と海老とにらのほうがよいと思う。この前、一回食べた、美味しかった。

 


 

田中君 楊さん羅さん  投稿者:シー  投稿日: 5月 5日(金)03時02分54秒

  引用

 

 

田中君 遅くなってて すみません 餃子の中身またはっきり決まってないですね
楊さん 羅さん 豚肉と白菜の餡はどうですか 何が意見もらえますか
田中君 もし BBSに羅さんと楊さんの意見がなければ豚と白菜の餡とします いつ材料を買いに行きますか その前に一度知らせてください 材料の分量を教えます
ちなみに お肉の大伸というお店が分かりますか 新鮮な肉の値段がすごい安いですよ しかも種類も多い 餃子の餡のお肉も売ってありますので 面白いのは会計の前に一度抽選があるんですよ もし運がよかったら当日の買い上げをゼロになります 僕は当たった事がないけど^〜^ また 愛大の近くにある農協の野菜が安いよ いずれにしても また こっちで連絡します 皆さんの意見を待ってます

 


ゼミ生の皆へ  投稿者:田中  投稿日: 5月 5日(金)01時28分58秒

  引用

 

 

シー君「餃子」の味は何にしますか?中国の代表的な味にしたいと思っています。決まったら「材料」と「分量」を教えてください★
新歓の分担:田中、松井、小川→BBQと餃子材料等の買出し。
     :シー君、楊さん、羅さん→餃子づくりの中心核。
     :柳原、佐野、大渓、岩田→会場づくり(BBQの為の火おこし、餃子の手伝い)等。
5月9日の夕方から李ゼミ第8期生の新歓パーティーを大学内の合宿所でやります。これに伴い人数が把握したいので来てくださる4年生の先輩、OBの先輩、大学院の先輩はBBSにメールして下さると幸いです!!

 


画像の投稿方法  投稿者:ra  投稿日: 5月 3日(水)02時04分39秒

  引用

 

 

1.すでにアップしてある画像のURLを貼り付ける(リンクをする)方法
すでにアップしてある画像のURLを貼り付ける(リンクをする)場合は、内容欄に<img  src=”画像URL”>タグを用いて自由に入力し「投稿」ボタンを押して下さい。

2.パソコン内の画像を使う方法
パソコン内の画像使う場合は「画像(パソコン内の画像も投稿することが出来ます)」右の参照ボタンから使用したい画像を選んで指定し、「投稿」ボタンを押して下さい。
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gazou  投稿者:ra  投稿日: 5月 3日(水)01時14分17秒

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aidai

 


gazou  投稿者:ra  投稿日: 5月 3日(水)01時08分34秒

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mihon

 


画像を添付する機能  投稿者:  投稿日: 5月 3日(水)01時03分12秒

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追加です。  投稿者:柳原  投稿日: 5月 2日(火)14時07分23秒

  引用

 

 

追加項目(竹島について)
竹島は島根県隠岐郡隠岐の島町に属している。隠岐島からは北西約157Km、韓国の鬱陵島(うつりょうとう)からは約92Kmの位置(北緯37度9分30秒、東経131度55分)に在る。竹島は日本・韓国双方の大陸棚とは繋がっていない孤島であり、島は2つの小島(西島、東島と呼ばれる)と、これを取り囲む数十の岩礁で構成されている。
http://www.geocities.jp/tanaka_kunitaka/takeshima/より
この竹島も現在領土問題として注目されている。竹島は1905年に明治政府が日本の領土としたが第二次世界大戦の日本の敗戦によってGHQによってその支配権を外され、これに乗っかるように韓国の初代大統領が海洋の主権を広げることを宣言し竹島周辺の海洋資源を得ることになった。これが現在の竹島問題の始まりである。日本は現在「歴史的にも国際法的にみても竹島は日本の領土である」として返還を求めているが、韓国は竹島に宿舎や灯台、監視塔、アンテナなどを設けその警備を強化し自国の領土であるということを強くアピールしている。

 


遅くなりました・・・  投稿者:柳原  投稿日: 5月 2日(火)13時37分27秒

  引用

 

 

第2回グループ発表資料
劉備・秀吉チーム(柳原・佐野・村上・楊)
加藤幹正先輩の論集レポートから
資源をめぐる東シナ海の領土問題
「対立の海から協力の海に変えることができるのか」
 はじめに
 なぜ領土問題がおきるのか?現在、たくさんの領土問題が世界中で起きているがその原因は何なのか?様々な要因が考えられるが、もっとも根幹となっているのは、人間が「豊かさ」を求めるゆえではないだろうか。過去には、より豊かな土地を求め「縄張り争い」をしてきた。これが現代の領土問題の根本と考えられる。昔豊かな魚場や肥沃な大地だったが、今では地下資源、制海権の確保から化粧品材料を生成する細菌にまで及ぶ。東シナ海には多くの地下資源が眠っている可能性があり、これをめぐり日中台が対立する。
第1節 世界的エネルギー不足と資源確保の重要性
 1−1 中国の石油需要
 原油価格の上昇が止まらないなかで中国は世界第2位の原油消費国になった。今回の原油価格の上昇はこの中国の需要拡大が影響している。中国での国内石油生産は減衰に向かっており高度経済成長にエネルギー成長が追いつかず、石油の需要が増えるとともに輸入が増え、中国が8〜9%の経済成長を維持するためには、石油輸入量を2015年までに3倍増にしなければならない。また、過去にエネルギー消費総量の70%を占めていた石炭から石油への転換なども加わり石油確保が急務となっている。
 1−2 隙間を狙う中国の石油戦略
 2000年以前、中国の主な原油輸入相手国は、輸入量順に、サウジアラビア、イラン、アンゴラ、イエメン、スーダン、ロシアとなっていた。中東地域への依存度は50%を超える水準だった。しかし9.11事件後以降は、アフリカ、中央アジアからの輸入量が大きく増える。アメリカが「悪の枢軸」と非難している最中の国々に対しても、多額の投資を約束してそれぞれの国の石油資源を手に入れた。
 中国とアフリカ諸国の資源取引の参照として論集のP、56の表1を、中東諸国との資源取引はP、57の表2を、中南米諸国との資源取引は同ページの表3をそれぞれ見てほしい。
 以上から中国はエネルギー確保のため、また目的に向かって明快な外交努力を進めるように思える。相手国がどのような国であっても実利さえあれば絆を深めるといった感じがする。戦略物資確保のためには、とにかく即物的なことだけを考えて動く中国流の石油外交の面目躍如というところだ。
第2節 東シナ海をめぐる日中台の領土問題
 東シナ海の領土問題が大きくこじれた理由は日中のエネルギー事情にあるといわれている。その東シナ海の領土問題には大きく分けて二種類のものがあり、一つ目は、尖閣諸島(中国名:魚釣島)の領有権の問題であり、二つ目は、東シナ海における海の国境の問題である。さらに、1968年に提唱された国連海洋法条約も、条約解釈の違いから領土問題を引き起こす原因となっている。身近な例としては、日中における東シナ海を巡る領土問題がある。
* 東シナ海の領土問題の経緯については、P58の表4を参照。

2−2 海洋の境界線とは?
 かつては誰のものでもなかった海も、第二次世界大戦後から、漁業資源や海底油田を巡って各国が激しく争うようになった。そこで、領海の範囲などを国際間で決めたものが国際海洋法条約だった。これには日本も加入しており、海岸線などを基準とする「基線」から12海里(約22キロ)を「領海」、24海里(約44キロ)を「接続水域」、200海里(約370キロ)を「排他的経済水域」と定めた。
* 海洋の境界線の概念図はP60の図1を参照。

2−3 東シナ海における領土問題の対立点
2−3−1 対立点・その1:重なり合う日中の排他的経済水域線
 東シナ海での領土問題は、日中両国がお互い海岸線から200海里のEEZを主張し、経済水域が重なり合ってしまうことから起こっている。

@ 日本の主張の詳細
境界線は、国連海洋法条約に基づき、日中両国からの等距離の日中中間線とすべきである。

A 中国の主張の詳細
日中中間線は認めない。境界線は沖縄トラフである。その理由は東シナ海の大陸棚にあり、それにより中国大陸から沖縄トラフまでを一つの大陸棚と見ることができるので、東シナ海大陸棚全域に主権的権利を保有する。

両国がそれぞれ主張する、「中間線の主張」も「大陸棚の主張」も有効であり、そのどちらが優先されるかは国際的には定められていない。そのため、日本の主張するEEZと中国の主張するEEZに囲まれた海域はグレーゾーンなのである。

2−3−2 対立点・その2:ストロー効果について
 2005年、中国は日中中間線の中国側4kmの位置でガス田の採掘を始めた。これにより、グレーゾーンの資源まで吸い取られてしまう可能性が高いとして、日本政府は外交ルートを通じて当該海域での開発作業の即時中止と、地下構造のデータ提示を求め続けているが、中国側は、中止、データ提示ともにしていない。

@ データ示に応じない理由
 中国側が、沖縄トラフまでの権利を主張していることに加えて、石油・ガスの探査が企業秘密であるためである。

B 中止に応じない理由
日本を含めた各国の国内法によると、一つの鉱区から100m離れた場所でなら、着工してもいいとされている。この基準を特に協定の定められていない国際間で適用した場合、4キロという距離は十分に離れているので、中止を求めるのは横暴だと考えているためである。

2−4 グレーゾーンにおける両国の対応
 1995年、中国の海洋調査船が奄美大島から尖閣諸島までのグレーゾーンの海域において大規模な資源調査を行った。一方日本は1960年代末から70年代にかけて、東シナ海の石油鉱区設定を、石油資源開発や帝国石油などの日本企業が政府に出願したが、政府は、国連海洋法条約の規定により、資源調査を自粛し、開発のための企業の鉱業権申請を40年余りも棚上げしてきた。
また、2000年に入り、日本が中間線付近の資源調査を始めると、グレーゾーンで行われた海洋資源調査にもかかわらず、中国海軍に所属するとみられる小型船艇によって妨害行為にあっている。

2−5 解決法と共同開発について
 この問題を解決するには、中国の主張を受け入れた共同開発しかないと思われる。その根拠は次の3つがある。
(1)「日本が主張する中間線の東側、大陸棚縁辺までの間は、中国も自国のEEZだと主張している地域だから、両国の合意がない限り井戸は掘れない。」
(2)日本本土への輸送コストが高く、採算が取れない可能性がある。
(3)「この海域の帰属権を国際司法裁判所に訴えても、日本が勝つとは限らず、国連海洋法条約からすると、日本はこの海域をすべて失う危惧すらある。」
 それゆえ、中国の提案に合意することが得策であると思われる。

第3節  尖閣諸島の領土問題
この問題は、沖縄から西南西に420km行ったところにある尖閣諸島の領有権を、日中台がそれぞれ主張して起きている問題で、国連の調査により尖閣諸島海域に石油・天然ガスの埋蔵が確認されたことにより、大きく浮上した。
 3−1 領土問題のはじまり
 1970年7月17日、台湾政府は、アメリカの石油会社に台湾の北東海域での石油資源の探索試掘権を許可し、その鉱区は日本の尖閣列島海域にも広がっていて、ここに尖閣諸島の主権問題が生じた。
 P、65の表5およびP、71の図2は尖閣諸島をめぐる領土問題の歴史的経緯と地理的なロケーションをしめしたものである。
 各国の尖閣諸島に対する主張とその根拠についてはP、66〜67に詳しく書いてあるので見てほしい。
 3−2 尖閣諸島を巡る日中台の論争の主な争点
 争点は次の3つである。
@ 誰が最初に発見し、実行支配したか
A 1895年の日本による尖閣諸島編入の有効性
B 第二次世界大戦の戦後処理の妥当性
@ 誰が最初に発見し、実行支配したか
「国際法上、実行支配した者のない島や岩礁は、それを最初に発見した者に領有権があるとされる。また無主地の発見国は他国に表明しなければならず、発見だけでは先占とはいえない」と定められている。
<中国学者の見解>
P、68より「国際法のない時代に中国は尖閣諸島を見つけたとすれば、それは先占と等しい効力を発揮するから、尖閣諸島は中国の領土と考えられる。」
<日本学者の見解>
中国は台湾を支配していた時に自国内で起きた事件に対し責任を負わぬという回答からは台湾を実行支配しているという意識がみられない。大陸に近い台湾ですら実行支配の意識がみられないなら尖閣諸島を言うまでもない。よって尖閣諸島は無主地と判断するのが妥当だ。
A 1895年の日本による尖閣諸島編入の有効性と先占の可否
国際法で言う先占の法理をどう解釈し、認めていくかがこの問題の焦点である。
<中国の学者の主張>
「早くから中国が尖閣諸島の存在を知っていたことは間違いない。しかし永続的に実行支配し続けようという国家意思が見られない島については、無主地と判断するのが国際法上妥当。」
B 第二次世界大戦の戦後処理の妥当性
中華人民共和国は日本との平和条約には参加せず、この条約の合法性と有効性を承認しないという立場をとっている。
<最近の動向>
2005年6月15日、1919年冬、中国福建省の漁民31人が遭難し、尖閣諸島魚釣島に漂着した際に石垣村の住民が救助したのに対し、中華民国からの感謝状が見つかった。このことのより、尖閣諸島は日本国の領土であるということがわかった。
むすび
 この資源をめぐる東シナ海の領土問題を学んだ感想は、この問題は、以前の靖国問題のような問題とは違い、日中両国に経済的な利益が絡んでくるため、解決はより難しいのではないかと思いました。日本は中国以外の国とも様々な領土問題を抱えていますが、それらもこの問題と同様に解決は難しいように思われます。やはり、このような問題は話し合いを行い、お互いが納得できる案、またはどちらかが納得できる範囲での妥協案を模索する他に方法はないとも思いました。そのような話し合いの結果、日中両国が手を取り合って、共生していけることが一番だと思います。

 


(無題)  投稿者:石川  投稿日: 5月 2日(火)06時44分53秒

  引用

 

 

今日のゼミなんですが、内定をいただいた企業に出向かなければならなくなったので、参加できないです。すいませんが、お願いします。

 


李先生・ゼミ生へ  投稿者:田中  投稿日: 5月 2日(火)01時05分20秒

  引用

 

 

新歓の合宿所を借りるにあたって李先生の印鑑が必要です。学生課の職員の方に聞いたのですが「よっぽどのことがない限り大丈夫だそうです。」李先生明日(5月2日)のゼミに印鑑を持ってきていただきたいです!!班決めは明日までには決めておくので、また明日直接ゼミで連絡します。

 


 

ゼミ  投稿者:佐野  投稿日: 5月 1日(月)14時27分40秒

  引用

 

 

劉備・秀吉チームの佐野です。正直BBSを見て、今日発表の場所が変わったことを知ったんですけど、まだ明日の発表までには時間があるので、明日の発表までには間に合わせます。

 


ゼミ  投稿者:加藤喬  投稿日: 5月 1日(月)11時46分45秒

  引用

 

 

連絡が遅くなりましたが、2日と9日のゼミ、新歓は参加することができます。
その後は、まだ就活中ですので未定です。