みのわ編集長+編集長補佐  投稿者:  投稿日:1130()19009

みのわ編集長:

ぼくの「写真で飾る ボストンスケッチ」(仮)のあとにしよう。

中日新聞報道・「東亜同文書院大学の大旅行誌を学ぶ」(李)
広報とよはし・市長のコラム「ものをつくる」(李)

昨日のゼミ編集会議での決定です。
@
論集7号はゼミ生全員、編集委員とする。
A
みのわつばさ編集長をサポートするために、新たに編集長補佐2名をつける。
 1人は石川高広くん もう1人は楊敬さん(協定留学生)

二人に苦労をかけますが、論集の全体像を頭に入れて、編集長をしっかりとサポートしましょう。
編集委員たちも締め切りなどを守って、力を合わせて先輩らに引けをとらない論集を作りましょう。


先生へ  投稿者: みのわ  投稿日:1130()132935

スキャナする紙2枚のやつは目次でどんな題名つけましょうか?


論集関連  投稿者:  投稿日:1128()211358

授業風景の写真(森田君来訪時)は明日渡せます。概要は探してみます。前のPCにあるかもしれない。

大野と河本君のレポートは編集中。村上君のもまだ訂正必要。石川、加藤きょう、原田はOK.加藤幹は参考文献はないね。追加してほしい。大野君も参考文献と脚注、要整理。メールみてください。ほかのひとのを参考して。森田君のはやはりボストン特集に入れよう。

みのわは再送してください。


レポートについて  投稿者: 大野  投稿日:1128()180224

久々の投稿です!最近、北京はさむくてしょうがないです。
中国の生活にも慣れてきました。楽しい時期だと思っています。

レポートの件ですが、みんなに迷惑をかけるので、午後の授業の後、
早速作業に取り掛かりました。

削ったのですがそれでも、少し長いかもしれません。
李先生&編集長さん 検討の上、再度連絡をもらえると嬉しいです!
よろしくお願いします。


先生へ  投稿者: みのわ  投稿日:1128()14037

李ゼミ概要のデータありますか?あと巻頭の言葉よろしくお願いします。


先生へ  投稿者: みのわ  投稿日:1128()133213

今編集作業してますが、ボストン特集で石丸さんまだです。あと森田さんは大学院の事とボストンのことが続いていて、つながってる部分も多いです。どうしましょう?村上さんの写真は僕宛にもきたので大丈夫です。受賞の写真と森田さんたちと撮った集合写真ないかな。あとこないだもらったやつ大野君以外すべてみんなの完成版でいいでしょうか?


編集長、村上君、石丸くん  投稿者:  投稿日:1128()132147

みのわくん、明日もふラッシュメモリーを空にしてもらえますか。渡す写真がある。村上君のは多すぎるので、自分で6〜10枚ぐらいにしぼってほしい。

石丸君のレポート完成の日にちも教えてください。


下記のみなさんへ  投稿者: みのわ  投稿日:1128()131440

加藤幹くんと原田くんいつくらいに公園の文完成するでしょう?

 


大野君へ  投稿者:  投稿日:1125()17486

レポートについて緊急連絡したいので、一度ぼくの大学宛にメールください。


かわもとくんへ +編集長  投稿者:  投稿日:1125()165448

この間、訂正依頼を送ったけど、届いたでしょうか。来週火曜日に最終版を決めたいので、今週末にそちらの訂正版を返送してほしい。

みのわくん、

大筋でOK!ご苦労さま!留学体験記は大野君も書いてきた。近藤くんの体験記もある。これを楊さんのを含めて、3本セットで公園欄に入れる。いずれも現役だから。

森田くんの文はボストン特集に入れるべし、同じ文章だから。


先生どうでしょうか  投稿者: 美濃羽  投稿日:1124()163140

第一篇
1章 みのわ・靖国問題、
補論1 大野・北京現地レポート、
補論2 近藤・天津現地レポート、
第2章 加藤幹・領土問題、
第3章 河本・東アジア共同体構想、
第4章 原田・人民元を読む、
第5章 加藤喬・台湾のジレンマ、
第6章 大野・中国IT革命、
第7章 石川・エコカー開発競争、
第8章 楊さん・円決済
第二篇 公園
村上 2005年度深圳テクノセンター(TNC)インターンシップ研修
楊敬  留学体験
石川 Let's Enjoy Bowling!
原田 高山について
加藤 未定
美濃羽 ラグビー
第三篇 風鈴会
李ゼミ同窓会奨励賞受賞の受賞記念写真集
ボストン特集 石丸、稲垣、森田
森田 花花公子森田正幸の大学院体験記
近藤 留学体験記
長浜 エッセイ
都築 エッセイ
7期生のメンバー紹介
編集あとがき

 


12月20日の内容  投稿者: 石川  投稿日:1123()135753

第1部15時〜李ゼミOB天野氏による就職講演会(いつものゼミの教室にて)
第2部17時〜ボウリング大会(ソニックボウル豊橋)
第3部19時30分〜忘年会を兼ねた打ち上げ(会場未定)
以上が12月20日の内容(仮)です。


みのわ、ようさんへ 論集目次  投稿者:  投稿日:1123()104324

第一篇のレポートの順番は次のようにしたらどうか。

1章 みのわ・靖国問題、
補論1 大野・北京現地レポート、
補論2 近藤・天津現地レポート、
第2章 加藤幹・領土問題、
第3章 河本・東アジア共同体構想、
第4章 原田・人民元を読む、
第5章 加藤喬・台湾のジレンマ、
第6章 大野・中国IT革命、
第7章 石川・エコカー開発競争、
第8章 楊さん・円決済

公園と風鈴会の案を出してほしい。年表は先週、今週、来週はいずれも編集会議1,2,3にして。面接も忘れずに。

楊さん、字数制限は大丈夫でしょう。121日までどうですか。みのわくんとぼく両方に送ってください。


レポートの順番について  投稿者: みのわ  投稿日:1123()00081

第一篇のレポートの順番は僕が最初ということを以前に伺いましたが、他の7期生のレポートの順番は関連性も含めてですが、どうしますか?


李先生へ  投稿者: 楊敬  投稿日:1122()215857

留学体験はいつ出さなければなりませんか?
そして、字数に関する要求はありますか?


石丸君へ  投稿者:  投稿日:1122()102532

そろそろこのBBSの保存、お願いします。最近の掲載量が多いので。また、20日の行事、近場のゼミのOBたちにも情報流してもらえるとありがたいです。

石川ゼミ長、12月20日の行事内容と時間、決まったらここに貼っておいてください。


原田君へ  投稿者:  投稿日:1122()014340

「管理フロート制への移行後、中国は96年12月にIMF8条国に移行し、経常取引(物やサービスの移動に伴う資金移動)を自由化した。」
とあるが、用語解説に文中の次の用語を追加してほしい。

1,
IMF8条国」。IMFだけではなく。
2,ASEM
3,
インフレ・ターゲティング
4.
マネーロンダリング

経済辞典かインターネット辞典でみつかると思う。その部分だけ僕に添付ファイルで送ってください。

全体的によくできている。流れもよかった。ご苦労さま!合格!


大野裕平レポート  投稿者:  投稿日:1121()203135

                         03E2414      大野 裕平

ゼミ論集の読後、「このゼミで勉強したい」と思ったのが素直な感想でした。数年前に発表されたゼミの発表内容の中に、最近、問題となっている「エネルギー資源〜石油〜」の問題や、西部大開発にみられる環境問題についてなど、これからの中国を見る視点に驚かされました。

そしてゼミ論集4号、気が付けば「中国は世界の工場」というタイトル。これは興味深かったです。数年前は、確かにそうだったと感じますが、最近の状況を踏まえると、日本企業は今まで中国でコストを抑えて作って日本に輸出すればよかった、いいかえれば日本の工場でつくるより安くできるというメリットだけでよかったと思うが、今や日本の市場に中国の企業の安い製品が、どんどん入ってきて日本の製品の売り上げを圧迫しているのが現実だと思いました。いわゆる「価格のグローバル化」が進んできているように感じます。僕は、日本の企業が国内向けの製品を中国で安く作るという時代は終わったと思います。これからは中国で作って、中国市場で売り、世界の市場に出て行く時代だと考えるのですが、はたしてどうなのか?李ゼミを通じて、中国経済の仕組みや理解を研究したいと思いました。

また、僕も中国へ留学したい!と思う1人なので、留学体験記はとても参考になり、楽しく読ませてもらいました。

中国への憧れは尽きることはなく、今年の9月に中国へ旅にいきました。場所は、北京、天津、大連、瀋陽です。初めての中国。少し緊張して行ったのですが、まず始めに驚かされたのは人の多さと、活気でした。なんでこんなにパワーを感じるんだ!?と思ったのが印象に残っています。中国国内では、タクシー、バス、電車、飛行機、地下鉄等、あらゆる交通機関に乗りました。中国語を勉強しているので、多少は分かっても、話すスピードに間に合わない時も多かったです。でも旅の途中はボディランゲージで会話したりと、悪戦苦闘の日々だったように思います。

生活様式など日本との違いは、至るところにありましたが、海を越えてすぐの、この国に胸が熱くなりました。そして都市によって微妙に違いがあるのも面白かったのですが、その時々で会う「人」がとても魅力的だったように思います。

日本にいると気づきにくいことが、海外にはあるような気がします。少しの発見かもしれないですけど。これから機会があれば、もっと海外にいきたいです。

そして最後に、中国のパワーと李先生の情熱にとても魅力を感じていることを付け加えたいと思います。


加藤喬介レポート  投稿者:  投稿日:1121()20300

03E2103 加藤喬介

 今回この李ゼミ論集を読み思ったことは、まずこのゼミに入ってもっと中国のことを勉強して、研究していきたいなと思いました。
自分は今までどちらかといえばヨーロッパのほうに興味があったのですが、ヨーロッパのほうだけではなく、アジアの経済関連の授業を受けていくうちに段々と中国という国に興味が湧いてきました。そして李ゼミ論集を読みその気持ちはよりいっそう高まりました。
ゼミ論集第6号のタイトルである「永遠の隣人:引越しのできない日本と中国」にはまさにその通りだなと率直な感想を持ちました。関係が良くなろうとも悪くなろうとも、「永遠に離れることのできない国であり続ける中国とどう付き合うのか?」これはとても重大
な問題だなと思いました。

ゼミ概要の中の演習内容にある、中国経済の発展メカニズムの解明、日米欧諸国の産業・企業と中国の産業発展との相互依存関係の検討など、本当にこのゼミで勉強したいなと思いました。

 ゼミ論集第6号を読み、この李ゼミ論集には多くの興味の湧くレポートがありました。
中でも一番印象に残ったのは、吉田さんの『スポーツから見る経済・政治・社会』でした。個人的な勝手なイメージとして中国は日本ほどスポーツが盛んではないのではないか、と思っていました。しかし、野球・サッカーなどはプロスポーツ化していて、海外ではNBAで活躍する選手もいて、さらには2008年には北京オリンピックが開催されるという急速な展開をみせているなと思いました。そしてスポーツが政治的な面にも社会的な面にも影響を及ぼしているだと思いました。

 自分がなぜこのレポートが一番印象に残ったかといえば、自分の趣味がスポーツをすることだからです。自分は今、大学でラグビー部に所属しています。自分は大学以前も部活動を取り組み、ずっとスポーツに関わっています。確かに部活動をすると他の時間を割く
ことも難しくなりますが、それ以上に大切なものを得られると思います。そして何よりもスポーツはよい気分転換になります。だから自分は運動をすることがとても好きです。
 また自分がこのゼミを希望とする大きな要因のひとつは、学生自らが主体性を持ち発表、ディスカッションをするところです。今はまだ中国事情については知らないことが山のようにあり、わからないことだらけですけれどこのゼミで、自分自らが深く勉強したいなと思いました。また中国だけでなく他のアジア諸国と中国との関係、欧米と中国との関係も勉強したいなと感じました。中国という永遠の隣人のこの国を、さまざまな角度から学びたいと思うと心に残ったと同時に、歴代のゼミ生のように完成度の高いゼミ論集を作成したいなと思いました。

愛知大学・経済学部
加藤喬介 [Kato Kyosuke]


石川高広レポート  投稿者:  投稿日:1121()202744

03E2302 石川 高広

私が李先生のゼミを志望した理由は、ゼミの研究テーマである「中国の経済発展と国際環境」に魅力を感じただけではありません。研究テーマにについて深く学べるだけでなく、自分自身が人間として大きく成長できると思ったからです。このレポートの論題でもある李先生のゼミ論集を読んで、強くそう思いました。卒業するにあたって、私たちは卒業論文を書きますが、それはこの大学にいるほとんどの学生がすることなので、言ってみれば普通のことです。しかし、李先生のゼミでは卒業論文とは別にレポートを書き、ゼミの論集として発行されています。

他の先生のゼミと比較すると、決して楽なゼミではないと思います。しかし、それを成し遂げた時には、それを成し遂げた人間にしか味わうことのできない達成感を味わうことができますし、人間として大きく成長できると思います。論集を読んで他に思ったことは、日本と中国には密接な関係と共通点があるということです。

例えば、日本で私たちが何気なく乗っているトヨタやホンダの自動車が中国でも普通に走っています。私たちが生活の中で使っているテレビなどの電化製品の多くは中国で製造されています。私たちが食べている食べ物の中にも中国で生産・加工されたものが数多くあります。テレビなどに映る中国の上海などの街並みには日本企業の看板が多くあります。私たちが普通に聴いている日本の音楽を中国の人々も聴いていますし、中国で普通に食べられているラーメンや餃子に代表される中華料理が日本の家庭でもいたって普通に食べられています。これほどまでに密接な関係のある国は、日本と中国以外にはないのではないかと思います。もっと深く調べていけば新しい発見があるでしょうし、もっと深く調べてみたいと思いました。李先生のゼミでは、自分が興味を持ったことについて深く学ぶことができる環境がしっかり整っていると思いますし、これ以上の環境はないと思います。

先輩方が書いたような素晴らしいレポートが自分にも書けるかどうかという不安はありますが、李先生のご指導と同じ目標を持った先輩や同級生、そして自分に強い意志があれば、きっとできるはずだと思います。そして、それを成し遂げたときには、自分が人間として今の何倍も大きく成長しているでしょう。

----------------------------------------
愛知大学・経済学部中国アジア経済コース

石川 高広


原田大輔レポート  投稿者:  投稿日:1121()20239

03E2046  原田 大輔

 李ゼミ論集の読後感想。
李ゼミ論集を開くと沢山の論文と写真が目にとまりました。先輩方の論文は難しくてわからないことがほとんどでしたが、とてもまとまった文章ですっきり書いてあり、単にすごいと感じました。私もこのような論文が書けるようになりたいです。

授業風景の写真はとても緊張感があり真剣に学ぶ姿勢が感じ取れ、それ以外では笑顔が見られるゼミのメリハリのついた雰囲気に魅力を感じました。ゼミ論集は先輩方の記録を残すとともに私たちにゼミがどのようなものかを伝えてくれる非常によいものだと
思います。私もこのように論集として、記録、記憶に残るものを残せたら幸いです。先輩方は論文の最後に感想を書いていました。それぞれ決まって書いている内容は大変だったということですが、その後に必ず充実した一年だったとか、将来役に立つ知識が身につい
たと書いてあるのを見ると、このゼミで学びたいと思う気持ちは増すばかりです。大変だからこそ多くのものを身につけられるのだと思います。私も先輩方のように思えるよう努力していきたいです。

 志望動機。 まず1つ目に、李先生のゼミ内容が私の興味を持つ中国経済だということにあります。中国は近年飛躍的な発展を遂げています。世界の工場と呼ばれるようになった中国は日本でもマスコミにより大きく報道されるようになりました。このような報道を
見て日本経済だけではなく、世界が注目する中国経済を私も学んでみたいと思うようになったのです。そして、李先生のゼミでならより広く深い分野を学べるのではないかと考えたのです。講義のみならず、ゼミという機会を有効に生かし勉強したいです。2つ目に、
ゼミ論集が李先生のゼミにしかないということです。ゼミ論集を書くということは卒業論文の練習にもなるし、就職試験などにも生きてくると考えたからです。そして上にも書きましたが、記録を残すと共に記憶にも残るからです。自分の好きな中国経済を学びながら
論集という形に残るものを作れる李先生のゼミでぜひ学びたいです。最後に、餃子パーティーや夏合宿、親睦会など1年を通して楽しいゼミをおくれそうな点も魅力的です。

 私の趣味。 サッカーが1番の趣味です。見るのもやるのも好きです。海外で活躍する日本人プレイヤーはもちろん、世界各国の選手が好きでよくテレビなど見ます。バイトをしてお金がたまったらヨーロッパに行って試合観戦したいと思っています。

原田大輔(Harada Daisuke
愛知大学経済学部(Faculty of Economics.Aichi University


河本裕樹レポート  投稿者:  投稿日:1121()202046

03e2355 河本裕樹
僕が李ゼミを選んだのは一つに中国にとても興味がある事、そしてゼミ論集を読んでとても充実してそうで、楽しそうで自分もこのような文章が書きたいと思ったからです。
現在、中国は世界の中でもっとも注目されている国の一つです。テレビや新聞でもよく中国にかんするニュースや記事を目にします。

なぜそこまで注目されるのだろうか、僕はといぇも興味があります。確かに国自体はとても大きいし人口も多い。しかしそれ以上に注目される理由があるのではないかと思います。そしてこれからも中国の高度経済成長は続くのだろうか。このような疑問を解決したいのですが一人でやるのはとても大変です。そこで僕は、ゼミを選ぶ際、中国を学べるこの李春利ゼミにしようと思いました。先生も中国人の方で詳しく知ってらっしゃるだろうし、何よりゼミ仲間で討論しあうことで自分の思っていることや意見以外の事を発見することが出来ると思います。

そして、ゼミ論集を読んでみるとそれぞれの方がしっかりと研究テーマに取り組んでいるにが分かりました。まるで大学の教授が書いているかのような文章ばかりで圧倒されてしまいました。しかしそれと同時に自分もゼミに参加してこんなレポートを書きたいと思い
ました。このゼミの先輩方が調べられている内容はとても濃く、題材に対して幅広い視野から捉えられていました。僕はこの論集を読んで更に興味がわいてくるようになり、早くゼミをやりたいと思うようになりました。またこのゼミ論集には各々の趣味についても熱
く書いてありました。釣りや野球、ボランティアなどとても楽しそうにかいてあり、読んでいるだけで僕も楽しくなりました。その中でも川口裕史さんの自転車やバイクでの旅の話はとても面白かったです。自分も旅には興味はあるのですが、まだ一度も旅に出たこと
はないので読んでいると僕も川口さんのような旅がしたいと思えてきました。このゼミ論集は一見、ゼミでのレポートをまとめた本の様だけど実際に読んでみると、レポート集というよりこのゼミでの財産なんだなと思いました。

僕の趣味はスポーツです。そのなかでも野球が一番好きです。今はやっていないのですが小学三年から高校までやってきたからです。
なんといっても野球の醍醐味はバッティングです。投手との駆け引きに勝ち、ヒットなりホームランを打った時の快感は言葉に表せない程最高です。そして九人全員で力を合わせて戦い、勝ち負けに一喜一憂を仲間でする事はとてもいいことだと思います。またプロ野
球では僕は中日ファンで、時間のあるときはテレビで応援しています。それもとても楽しいです。

以上が僕の志望動機、ゼミ論集の感想、趣味です。このゼミを受けることになったらやる気をもって頑張っていきたいとおもいます。

河本裕樹 (hiroki kawamoto)
愛知大学 経済学部


7期生のゼミ応募レポート  投稿者:  投稿日:1121()201920

みなさん、勝手ながら1年前の7期生の応募レポートが見つかったので、大変面白く読み直した。せっかくだから披露させてもらいます。悪しからずご了承ください。実際、自分のレポートも完成したいま、気持ちは変わっていないでしょうか。李

テーマ:「李ゼミ論集の感想・志望動機・私の趣味」

03e2201  美濃羽  翼
まず、李ゼミ論集を読んでとくに感じた感想は、先輩方のレポートの内容が非常に素晴らしかったことです。中でも牛田さんのラーメン物語と、碓氷さんの中国高速鉄道は、本当に興味深く、そして読み応えがありました。果たして私自身も李ゼミに入った際に、このようなレポートが書けるかという不安も芽生えたのも事実です。論集は、中国の内容のものだけでなく、「公園」コーナーでは、自分の趣味に共通する釣りや、これから挑戦したいバイクのことが掲載されており、楽しく読ませていただきました。また、適度に写真が載せてあって、ゼミで何をやっているのかとか、ゼミ生の楽しさが伝わってきました。ゼミ生の方が自主運営で作られ、知恵が総結集されていて、全体的に完成度が高いものだと感じました。

次に志望動機は、大きくわけて3つあります。1つ目に、学生主導型の「サークル方式」のゼミ運営という点です。何かを受動的に教えてもらう授業から、自分たちから積極的に1つの結論に向かって模索し、議論していく授業は、他のゼミにはなかなかない魅力のひとつです。2つ目に、私自身が中国アジア経済コースということも含めてですが、今日の中国の経済発展は成長著しく、それらには関心が耐えません。2008年北京オリンピックの開催や、先日のF1上海グランプリ開催など、昔の日本の高度経済成長を彷彿とさせる様な発展やその仕組みを学ぶ事にかねてから非常に興味がありました。李ゼミの研究テーマが「中国の経済発展と国際環境」ということで、私にはこれしかないと気持ちが高まりました。3つ目は、1つ目と2つ目の動機を基盤にして言えることですが、ただ普通にゼミをこなすのではなく、いかに楽しく、そして充実した時間が過ごせるかが私の中では重要です。論集を拝見した際にゼミ生の方が楽しそうに写っていたのが印象的でした。ギョーザPartyや適度なコンパなど、事前に楽しそうなゼミの活動がわかったことは良かったし、李ゼミの一員になりたいという確信になりました。

最後に私の趣味のことについてです。小さいころから、外で遊ぶことが好きでした。論集にも載っていた釣りは私の趣味です。大きな魚を釣り上げた時の感動は言うまでもないですが、その他の楽しみも釣りはあるんです。釣り場に行くまでのドキドキ感や、だれも開拓していない秘密の場所の発見は小さな冒険であり、都市の生活から開放されてとても刺激的です。また、趣味とは違いますが、私が今一番打ち込んでいるものは、ラグビー部の活動です。週5日の練習はきついですが、部員全員で勝利という結果を目指し、お互いに切磋琢磨し合う、そして、勝利の後の涙はとても爽快です。普通のサークルでは味わえない素晴らしい経験がそこにはあります。


先生へ  投稿者: みのわ  投稿日:1121()003810

ゼミ応募レポートっていうのは一年前の僕らのやつですよね?多分もらってないです!あとフラッシュメモリを空にしたので火曜日に写真等のデータよろしくお願いします


加藤幹へ、その他  投稿者:  投稿日:1120()225835

レポート完成版届いた。よくまとまっているね。「あとがき」はまだだね。追加して送ってください。

あと、みのわ編集長へ:7期生のみなさんのゼミ応募レポートは渡したね。それをそれぞれのレポートのあとがきの後につけたいが、どうでしょう。内容的にはかみ合っているね。

ゼミ応募用レポート「志望動機・私の趣味と旅行体験」 と題して。

石川ゼミ長へ
8
期生はもし就職セミナーに参加したければ呼びかけたらどうでしょう。もし20日4時限に空いていれば。


みのわさんへ  投稿者: 楊敬  投稿日:1119()212631

メール送ったんですが、着きましたか?


(無題)  投稿者: みのわ  投稿日:1119()002745

では、土曜日の12時に大学前の門付近でお願いします。


(無題)  投稿者: 楊敬  投稿日:1119()001531

携帯は08069047314で、よかったら、いつでも連絡してください:)


(無題)  投稿者: 楊敬  投稿日:1118()232859

いいです。具体的な時間と場所を教えてください:)


(無題)  投稿者: みのちゃん  投稿日:1118()224453

明日学校に正午くらいに行くのでどうでしょうか?


みのわさんへ  投稿者: 楊敬  投稿日:1118()213913

私が住んでいるところは学校に近くて、いつでも行けるから、みのわさんが暇な時教えてください


 

メール回復  投稿者:  投稿日:1118()164016

みなさん、

なんとかメールが回復しました。アドレスは従来と同じです。

昨日も話したが、ゼミの2期生でいま綜合警備保障梶@人事部東海採用センターで天野 健太郎さんに打診したところ、12月20日の今年最後のゼミで「就職活動の心得と日本企業が求めている人間像について」(仮)お話いただけるそうです。

天野さんは李ゼミを出たあと、愛大大学院中国研究科で修士課程を卒業し、3年前にいまの会社に就職しました。ゼミのOBということでいろいろフランクに話していただけると思います。みなさんがなにか具体的に聞きたいことがあれば、ここに投稿してください。天野君に転送できます。

ゼミ後、打ち上げ会にも参加できるそうで、本当によかったです。この機会を大事にして、質問などをよく考えて準備してください。


ようけいさんへ  投稿者: みのわ  投稿日:1117()235829

今日ようけいさんが帰った後、編集作業を分担しました!ようけいさんの分もあるので、渡したいものがあるんですが、いつ学校いますか?


打ち上げと新歓、8期生  投稿者: 石川  投稿日:1117()230320

1.李ゼミ8期生について
本日、8期生候補者に対して面接が行なわれました。第1次の登録者は次の5名です。
04E2091
佐野 文哉君
04E2125
松井 淳哉君
04E2181
岩田 悟志君
04E2210
小川 秀司君
04E2412
侶 祥国君        以上5名です

2.2005年度李ゼミ打ち上げについて
12月20日が今年度最後のゼミになりますので、新歓を兼ねた飲み会を開催致します。
プランとしては、ボウリング大会と飲み会を予定しています。現役ゼミ生以外にも石丸さんを始めとしたOBの方の参加もぜひお待ちしています。参加の方はご返答お願いします。その際はボウリングからか、飲み会からかを明記してください。
8期生については選考の結果や2次募集での増員の恐れがありますが、採用になった方は速やかに参加か不参加かをこのBBSに書き込んでください。


李先生  投稿者: 森田です。  投稿日:1116()193928

新大阪から阪急六甲駅までは、不便です。

新大阪から神戸大学に行かれるのであれば、
JR
で「六甲道」という駅までお越しいただき、
駅からタクシーORバスで神戸大学まで行くのをお勧めします。

新大阪から六甲道駅までは、30分から40分かかります。

料金もそちらの方が安くなるかと思います。

阪急ですと、梅田でJRから阪急に乗換えが必要になるので、面倒でもあります。

詳しい時間は、こちらから調べられると良いかと思います。
http://www.jorudan.co.jp/norikae/norikeyin.html


(無題)  投稿者: みのわ  投稿日:1116()004513

木曜の面接の前に1時に集合して写真とるんで皆さんよろしく!


もくじっチ  投稿者: みのわ  投稿日:1116()004320

目次こんな感じでどうでしょう。

目次 第1篇 目をそらすな!日中のジレンマ 第一章 美濃羽翼 日中韓はジレンマを越えられるか。大野、近藤現地レポート、第二章から第八章までは順番検討中。
第2篇 第6期生卒業論文要旨
第3篇 公園 第一部ゼミ生エッセー集 第2部2005年李ゼミ活動の記録。バーベキューと合宿。
第4篇 風鈴会 李ゼミ同窓会奨励賞受賞の受賞記念写真集、長濱さん、都築さん、ボストン特集。二期生の方の結婚報告。先生のコーナー。7期生のメンバー紹介。編集あとがき。


修正の件  投稿者:  投稿日:1115()230011

昨夜一部の人に修正用原稿を送ったが、訂正が間に合わない人は木曜日にフロッピーで持ってきても結構です。PCを借りるので。


森田さん  投稿者: 楊敬  投稿日:1115()215441

これは完成した文です。ご意見お聞かせください


森田さん  投稿者: 楊敬  投稿日:1115()215336

はじめに
輸出決済における円建て比率は、円の国際化というテーマに関連している。円の国際化といえば、以下の三つの点が上げられる。
「表示通貨としての円わが国との貿易をはじめ、国際間の貿易やサービス取引の表示通貨として円が使用されること。わが国輸出入における円建て化がもっとも重要であろう。
準備通貨あるいは資産通貨としての円外国の政府や機関投資家などの非居住者などの円建て資産を保有することであり、わが国への証券投資やユーロ円の保有などが代表的な例である。
金融取引通貨としての円国際間の金融資本取引に円が使用されることであり、わが国からの円建て中長期貸付の供与や、円建て外債の発行などがこれにあたる。 」
日本の輸出総額は2004年に61,169,979,094000円(8549億ドル) に達し、アメリカ、ドイツに次いで世界第三位である。それに対して、2004年の日本の輸出決済における円建比率は93年以来の最高値(図表1)を記録したものの、相変わらず40.1%という低い水準に止まっていた。一方、アメリカ、ドイツの輸出決済における自国通貨建比率は日本のと比べて一段と高い。円の使い勝手は日本の貿易実力と全然合わないことがうかがわれる。米ドルと対抗するユーロが誕生して以来、円の国際化が再び提出されるようになった。輸出決済通貨の機能は、国際通貨として円の使われ方の一つとして、つまり円の国際化の一方向であり、かつて注目を浴びていた。小文は輸出という点に焦点を絞って、日本と東アジアと米国との貿易パターンという角度から日本の輸出決済における円建比率の低さを説明していきたい。

出所:「輸出入決済通貨建動向調査」通産省(983月以前)、「貿易取引通貨別比率」財務省(20011月)より筆者作成

第一節:日本・東アジア・米国の貿易現状
日本、米国、東アジアをめぐる貿易においては、地域間の輸出入に密接な相互依存関係が存在している。その背景には、東アジアが日米企業の生産拠点としての役割を果たしていることが大きく影響している。関満博先生は「80年代末までの日本企業のアジア進出は、『安くて豊富な労働力』を求めるにすぎず、各地に『輸出組立基地』を形成するものであった。広大な土地を手当てし、工場を建設、安い労働力を集める。そして、日本から『部品』を供給し、そこで組み立て、外国に『輸出』したのである」 と書いてあるように、特に、80 年代後半以降、日本の製造業の多くが「円高」への対応として、東アジアに生産拠点を移す動きが活発化し、日本から東アジアに対する直接投資が大幅に増加した。一方、米国は、東アジア諸国にとって、最大の輸出先として重要な地位にあり、特に経済の輸出依存度が高い東アジア諸国にとって米国は、最終需要地として極めて重要な存在である。
@
日本の輸出について
2000
年に入って以来、世界におけるIT産業の需要拡大及び米国景気に伴い、日本・東アジア・米国の地域間の貿易が増大している。よく知られているように、IT 関連財の生産プロセスは、部品、半製品、製品といった各段階にわたるグローバルな分業体制が、高度に発達している。その中で、量産部品の生産や、加工・組み立ての中心的な役割を担うのが、中国を含む東アジア地域である。部品や半製品が域内で活発に往来し、最終製品が、米国や欧州を含む世界市場へと輸出されていく。こうした国際分業構造のもとで、部品の製造における比較的技術優位性を持つ日本の輸出は、世界的なIT 需要の拡大に際して、最終消費地よりも、加工・組立て基地である東アジアに向けて、増加する傾向を強く持つものと考えられる 。
(表1)日本の実質輸出の地域別内訳(季調済前期比%)
    20024Q 20031Q 20032Q 2003.3Q 2003.4Q
米国 <24.6> 3.4 -9.9 0.9 -1.5 5.2
EU <15.3> 1.4 6.3 0.2 1.2 4.1
東アジア <44.9> 3.4 7.9 -2.5 7.1 9.2
(注)< >内は、2003 年通関輸出額に占める各地域・国のウェイト。
出所:財務省「外国貿易概況」、日本銀行「企業物価指数」

実質輸出の地域別内訳をみると(表1)、「東アジア向けは、2003 年中、新型肺炎(SARS)の影響で落ち込んだ第2 四半期を除き、毎期、季節調整済み前期比で79%程度、年率にして30%前後のような伸び率を記録した。 」上記の点と一部重なるが、米国の景気回復が、日本から東アジアへの輸出を誘発しやすくなっている、という点も念頭に置かねばならない。日本の米国向け輸出と東アジア向け輸出を比べてみると、もともと東アジア向けの方がもっと右上方トレンドをもっているだけではなく、とくに2002 年以降は、米国経済が回復する中で、米国向けの輸出が総じて横ばいにとどまる一方、東アジア向けの輸出は大幅に増加している。その増加の背景に、米国の景気回復が重要な役を演じていたことは無視できない。
日本の輸出先は主として東アジア及び米国の二つからなっている。対東アジア貿易は、日本企業の現地生産工場に部品材料を日本から輸出し、最終製品を米国などに再輸出あるいは日本に引き取る取引がかなりの部分を占める(対米輸出していた製品のことを迂回輸出ともいう)。対米国貿易は日本から直接に米国に貿易財を輸出するというやり方である。そうしてみれば、「米国の景気停滞は、日本の米国向け輸出を直撃するだけでなく、東アジアの米国向け輸出の減退を通じ、日本のアジア向け輸出にも間接的な打撃を与える。 」すなわち、米国向けの輸出にしても、東アジア向けの輸出にしても、日本の輸出は米国の景気に大きくかかわっている。
A
東アジアの輸出入について
1980
年以降のアジアの経済発展を見ると、総輸出や総輸入が総生産よりも急速に成長した点が注目される。表2から読み取るように、東アジアの輸出依存度が割高に高い。東アジアは、国境を越えた生産ネットワークが形成されており、部品や半製品が域内を頻繁に往来する。そして、完成された最終財は、世界最大の消費地である米国や日本に輸出されていくのである(表3)。このように一つの商品の生産プロセスが、国家の枠を越えて広く分散したことが、東アジア域内での貿易額を膨らませていった原因で、1980 年に20%に過ぎなかった域内貿易比率は、2000 年には36%に達した(除く日本)。それだけではなく、国際分業体制により、東アジアは地域間の貿易において重要な役割を担うようになった。

2:輸出依存度(総輸出額/名目GDP
1998
1999 2000 2001 2002
インドネシア 51.2 34.8 40.8 38.8
シンガポール 133.5 138.7 150.8 143.4 143.8
タイ 48.6 47.7 56.5 56.5 54.4
フィリピン 45.3 48.1 53.6 45.3 46.5
マレーシア 101.2 106.9 108.9 100 98.3
香港 105.3 108.3 122.1 115.8 122.8
出所:日本総務省統計局 世界の統計2004
3:東アジア各国の日本・アメリカに対する輸出シェア
日本 アメリカ
インドネシア 23% 14%
シンガポール 7% 17%
タイ 16% 23%
フィリピン 15% 29%
マレーシア 13% 21%
韓国 11% 22%
香港 5% 22%
中国 14% 27%
(
)2000年の平均値
出所:IMF"International Financial Statistics""Direction of trade statistics"
上記にも触れたように、東アジアは、経済の貿易依存度が極めて高い。とりわけ、日本と米国への依存度が高い。東アジアは、日本との貿易関係において、戦後一貫して重要な貿易相手国であった米国に匹敵するほどの地位を築きつつある。IT 関連製品を中心に、米国や日本をはじめ、多くの国に製品を供給している一方、輸出財の加工・生産に必要な資本財や中間財等の多くを主として日本と米国などの先進国からの輸入している。特に日本からは、80 年代後半以降、直接投資の増大により東アジア諸国への生産拠点の移転が大幅に進んだことがある。東アジアの域内貿易度の上昇変化については、日本からの直接投資の増大や貿易関係の深まりが大きく影響したと考えられ、こうした観点からは、貿易面で東アジアと日本とのつながりは一段と深まっているとの見方が可能である 。
また、東アジアと米国との貿易関係については、米国が世界最大のIT 関連財の需要国であり、IT 関連をはじめとする多くの米国系の多国籍企業が生産拠点を展開している。さらに、台湾、マレーシア、中国など多くの国で、OEM などの形態で現地企業が米国企業に対してIT 関連財などの製品を供給している。東アジアが比較優位を有するIT 関連財については、世界でも米国が最大の需要国であり、東アジアの輸出先シェアの面では、特に米国への依存度が高い(表3)。また、前にも触れたように、日本から米国に向かう輸出財の流れは、日本から米国への直接の輸出以外に、東アジアを経由して米国に向かうという間接的な流れも存在している。とにかく、東アジアにとっても、日本にとっても、米国は重要な輸出先として必要不可欠な存在であることが明らかになった。
このように、地域貿易にめぐって、東アジアは日本と米国と複雑なつながりを持ちつつ拡大している。生産拠点としての東アジアを巡る貿易フローからみれば、日本、東アジア、米国の間で「生産システムが形成されているという見方ができるのかもしれない。 」
第二節:輸出決済における円建比率の低い原因
 以上に述べたことから、現状、日本の輸出取引の円建て比率が低い要因としては、以下のような要因が指摘されることができる。
@
日本の輸出が対米依存すること。日本の対東アジア輸出額が増加しつつあるが、対米輸出は依然としてかなりの部分を占めている。前の部分と重なるが、「米国の景気停滞は、日本の米国向け輸出を直撃するだけでなく、東アジアの米国向け輸出の減退を通じ、日本のアジア向け輸出にも間接的な打撃を与える。 」つまり、日本の輸出は米国景気に大きくかかわっている。それに、米ドルは国際通貨を機能し、世界的に利用されていることから、日米間の輸出取引はいうまでもなくドル建て利用が当然である。

A
日・米・東アジアの貿易関係をみると、日本からアジアへ資本財を輸出する一方、最終消費財がアジアから米国へと輸出されているため、ドル建てでインボイスした方が為替リスクが回避できること。アジア通貨危機の前はアジア通貨が米国ドルとリンクしていたため、ドル建て輸出の為替リスクが相対的に小さい。たとえば、東アジアのA企業は日本から100ドルの資本財を輸出し、加工してから150ドルの最終製品を米国に輸出する。そうすると、A企業は50ドルの利益を手に入る。仮に、日本からの輸出が円建てとすれば、契約当時の為替レートは1ドル=100円としよう。したがって、A企業の輸入コストは10000円になる。輸出収入は相変わらず150ドル。A企業が輸入代金を支払う時に、もし1ドル=90円、つまり円高になれば、コストは111ドルになる。A企業にとって11ドルの損を被ることになる。だから、日本から輸出し、東アジアを通じて米国へ再輸出するプロセスにおいては、日本は貿易パートナーが為替リスクを嫌がってドル建てを選択することになっている。ちなみに、日本は東アジアに資本財を輸出するとともに東アジアから大量の消費財を輸入している。その分だけ円建て決済を採用したためだろうか、日本対東アジア輸出決済において、円建て比率が他の地域と比べ高い。それなのに、全体的には円建て比率が低いことがわかる。

B
日本の輸出企業が現地の販売価格を安定的に維持して市場シェアを確保しようとする傾向が強いことから、輸出を外貨建てでインボイスして為替リスクを自らが負担するインセンティブを持っていたこと。「仮に、日本輸出企業が、契約通貨をドルから円に変更すれば、今度は、海外の輸入企業(特に東アジア)が為替リスクを負うことになるため、為替のボラティリティが高まれば、海外の輸入企業は、製品や部品の調達を、日本輸出企業から、現地企業やドル建て輸入ができるライバル企業にシフトさせる可能性がある。 」また、短期的にはそうした仕入れシフトが発生しにくい場合でも、長期的にみれば、やはり日本輸出企業の競争力低下に結びつく可能性が高く、企業の市場占有力が強くない限り、円建て決済への移行は、現実的には困難な面があろう。その他、現地法人の企業体力の問題から、日本の親会社が為替リスクを負担する傾向がある。
結びに
 前に述べたように、日本経済の貿易依存度が高いことと日本輸出の米国依存度が高いことから日本から米国へ直接輸出及び迂回輸出の貿易パターンを形成している。それだけに、輸出決済においては、自国通貨比率が小さくなっている。同じ貿易大国であるアメリカは、世界経済の牽引車を機能し、全世界の経済成長に大切な役割を果たしている。貿易決済において、疑いなくドル建て比率が一番高い。また、ドイツはアメリカほど及ばないが、ヨーロッパ域内貿易にいてやはりユーロ使用が主である。それは、ヨーロッパは東アジアと違い、外需依存度がそんなに高くないことが原因であると思う。一方、日本はアメリカに次いで世界第二の経済大国であるなのに、外需への高い依存度から、世界経済にそれほど大事な役を演じていないといえるだろう。日本はかつてユーロ市場を模倣し、円を初めとする地域通貨体制を構築しようと期待していたが、東アジア経済の米国への高い依存度を考慮に入れなければならずため、ドイツのパターンに倣うこともできない。現時点では、円建て決済への移行はそんなに簡単なものではないと考える。それより、日本経済の再生、産業構造・貿易パターンの再構築が必要であろう。景気回復による日本経済の成長、経済改革による成長路線の変更、並びに、東アジア経済における地位の向上などが満たされれば、それを踏まえると、輸出決済における円建て比率がだんだん高くなっていくだろう。


森田君へ  投稿者:  投稿日:1115()180848

新大阪から阪急六甲駅まで大体何分ぐらいかかりますか。

 

李先生へ  投稿者: 楊 秀潔  投稿日:1115()122444

楊秀潔です。

今週の土曜日は大丈夫です。森田君と一緒に神大で先生を待っています。
楽しみにしています。


李先生、楊敬さん  投稿者: 森田です。  投稿日:1115()06293

李先生

生意気ながら、勝手に爆撃してしまいました。
先生が名づけた「爆撃」ってのは気に入ってます。

先生の「ボストン日記」は未定。
ってのは、ダメですよ。
ゼミ生一同、楽しみにしてますから。


楊敬さん

ありがとうございます。
そうですか、数字が入っているのも一度見てみたいものです。
完成版楽しみにしてますね。


加藤幹正のテーマ  投稿者:  投稿日:1115()013144

資源をめぐる東シナ海の領土問題
『対立の海から協力の海に変えることができるのか』

加藤 幹正


森田さんへ  投稿者: 楊敬  投稿日:1114()195715

ご意見ありがとうございます。レポートの件ですが、ここに移した文は詳しく書いてありませんから。原文には数字は入れましたが、三つの原因もそれより詳しく説明しましたけど。


李先生へ  投稿者: 楊敬  投稿日:1114()195211

すみませんですが、先生、木曜日の時間は大丈夫です。そっちの工場見学を休んだのです。


欠席の連絡  投稿者: 石川  投稿日:1114()175153

少し先の話になるのですが、12月6日のゼミは就職セミナーがありますので、欠席します。


みのわ君へ  投稿者:  投稿日:1114()171524

了解!


(無題)  投稿者: みのわ  投稿日:1114()16002

先生へ
小泉首相の後任の件ですが、話が大きすぎてまとまりにくいのでできればやめたいです。いいですか?


編集長へ  投稿者: 加藤喬  投稿日:1114()141738

申し訳ないけれどラグビーのレポートは今回はパスします。加藤幹とのゼミ合宿のレポートについてはまた連絡します。


稲垣君のボストンレポート・抜粋  投稿者:  投稿日:1114()003924

ボストンに到着したのは現地の夕方。李老師とはボストン空港で待ち合わせをしていた。老師と約半年ぶりの再会!!はるばる日本から来た少年を暖かく迎えてくれた。デトロイトの時もそうだったが、空港で再会する瞬間は何とも言えないものがある。空港内で記念撮影し、地下鉄に乗り、築100年の老師の住まいへ移動した。地下鉄もとてもかっこよく、駅、車内、見るものすべてお洒落に見える。

老師の家では、これまた半年ぶりの再会馬さん。相変わらず仲の良い夫婦で、僕の理想の夫婦像である。夕飯は馬さんの手料理をよばれながら、ビールを頂いた。この日のためにビールをたくさん用意したらしく、たくさんのビールとおいしい料理をいただきながら、3人の会話は途切れることはなかった。
ゼミ生の話し、自分の就職先の話、日中関係の話、やはりここでも自分の知識の浅さ、少なさを感じてしまう。もっともっと頑張らねば!!

ボストン空港で李老師と記念撮影

次の日、朝起きると先生はもうすでに講義を受けに大学へ向かっており、部屋にはいなかった。馬さんによれば昨晩は夜遅くまで語り合ったあと、予習をしてから休まれたそうだ。なんともタフな人だ!!僕はお酒を飲むとすぐ眠くなり、その後勉強をしたことなど一度もない。老師に対する尊敬の念が一層強くなった瞬間であった。

この日はアメリカ最後の日である。前日老師にボストンの観光スポットをいくつか教えてもらい、さらに地下鉄のトークン(コイン)をもらった。トークンは一枚1$で(75¢だったかも)の均一料金で地下鉄が乗れるコインだ。

まず向かったには、クインシーマーケット(Quincy Market)ここは人気スポットで、自分の好きなアメリカ雑貨などを大量に買い込んだ。ここで、とある店員に料金を安くしてもらったが、お礼にキスをされてしまった。その後彼は僕を求めてきたが、断固拒否し足早に逃げたのは一生忘れない。ノーと言える日本人にならなくてはいけない。

次にボストンで最もお洒落な通り、チャールズ道りに向かった。レンガ造りの建物が連なり、その手前にはガス灯と街路樹、そしてレンガの歩道が続いている。カフェで休みながらゆっくりと街を楽しみながら散歩した。日本では考えられない行動である。ウインドウショッピングってやつだ。女性は好きな人が多いかもしれないが、ウインドウショッピングをする人の気がまったく分からなかった。買いたいものがあるのならすぐ購入してすぐ帰ればいい。時間の無駄だ。と思っていた。しかし、自分がいざウインドウショッピングをしてみると意外といいものだった。また日本帰ったら知らない街をブラブラしてみようと思う。

写真7

チャールズ通りの街並み

その後、ブラブラと歩きまわりマサチューセッツ工科大学(Massachusetts Institute of Technology)に到着した。構内はやはりスケールが凄く日本と比べ物にならなかった。ちょうどお昼頃で、下の写真は芝生で昼食をとっていた学生にとってもらったものだ。皆周りの目など気にせず自由気ままにくつろぎ、初秋の陽気を楽しんでいた。アメリカに来て5日目だが、アメリカ文化のようなものが自分なりにわかってきた気がした。他人の目を気にすることなく、お互いの違いを尊重しあう、異民族の集まった文化地域ではその辺の個人主義を徹底させなければならないのだろう。

                      写真8

その後、ハーバード大学前に夕方到着し、李老師と合流した。ハーバード大の構内もとても広く、多くの学生や観光客でにぎわっていた。李老師に構内を案内していただき、二人であるゆる建物をバックに写真をとりまくった。老師はやはり写真好きで、僕のデジカメの充電がなくなるほど、これでもかというくらい写真をとった。

李老師の家には僕ともう一組みの客人が日本からきていた。愛知大学豊橋図書館事務課の成瀬さよ子さんとその息子さんである。成瀬さんは東亜同文書院の研究をされており、その関係でアメリカに1ヶ月以上来られたそうだ。東亜同文書院の資料をハーバード大の図書館やその他多くの場所で探しているらしく、レポートを少し拝見させてもらったがとても興味深いものだった。その他にもいろいろな話を聞かせていただきとても勉強になった。

夕食は、李夫婦、成瀬さん親子そして李老師がハーバード大でお世話になっているという、R.スレスキー氏(Ronald Suleski)の6人で日本料理を食べた。スレスキー氏は李老師同様あらゆる言語を話すことができ、食事の間の会話は日本語で行われた。とても楽しい食事会で、会話のレベルはとても高いものだったが、李老師もスレスキー氏も僕のレベルに合わせて会話をしてくださった。

話題は日中、日米関係やらアジア経済、など多岐にわたった。僕にとっては聞くことすべてが講義のようなもので、とても勉強になった。

さいごに
今回の旅はとても短時間であり、一人旅であるがほとんど周りの方に助けていただいた旅だった。自分ひとりの力の小さいことに改めて気付き、それと同時に周りの人間の大切も感じることができた。言葉の壁、習慣、国籍、文化、宗教みなそれぞれ違っていても、どんなに距離が離れていても分かり合え、楽しむことができる凄さを今回の旅で発見した。
今、社会人1年生として日々奮闘しているが、行き詰ったとき、落ち込んでいる時、僕は必ずこの旅のことを思い出すようにしている。飛行機から初めてアメリカ大陸を見たときの感動、メジャーリーグのプレー、ボストンで勉学に勤しむ学生達、そして今も絶え間なく努力し続ける恩師を想像すると、自分の悩みなどとても小さいことに気付くことができる。自分より苦しい人はもっといる!!こんなことで落ち込んでいられない!!このように考え、また何事もなかったようにデスクに戻り、企業の決算書とにらめっこしているのであった。

これからもこの旅は僕の生きる活力となるだろう。

 


編集会議+α  投稿者:  投稿日:1114()001942

木曜日、面接終了後に編集会議をやりましょう。1:00ゼミ室での集合、いいですね。

みのわ編集長:

内容はおおまかに了解しました。落ち着くところに落ち着いたようです。

「公園欄」に近藤・大野の留学体験記をもらいました、写真もたくさんあっておもろい。あと、両氏から靖国に関する現地レポートも2本あるので、みのわレポートのすぐ後につけましょう。中国新聞の写真もある。楊さんのレポートは一章にすることに賛成。

そっちのフラッシュメモリーにどのぐらい入っているのか?写真はまったくなし?今度来る時に、ぜひ十分容量を残してもってきてください。木曜日にノートパソコンとプロジェクターはぼくのほうで用意するよ。

「風鈴会之頁」に、2004年3月に李ゼミは愛大同窓会奨励賞を受賞したので、「受賞記念写真集」を作ったらどうでしょう。歴代の先輩たちが戻ってきたから、おもしろいよ。長濱、都築両先輩の文章も写真もあります。

稲垣君の原稿も写真も届いた。「風鈴会之頁」に「ボストン特集」を作りたいです。森田・石丸・稲垣の訪米レポートを中心とした構成です。ぼくの原稿は未定です。

2005年度ゼミ年表があったほうがいいですね。長さは別にして、ゼミ年表という形式が継承されるのが良い着眼点だ。一目瞭然だから。

これから論集に投稿する人は必ずみのわ君と僕両方にその文章を送ってほしい。
できた分の目次案を作ってみてください。

昨年度卒業した先輩らの卒論もある。要旨、目次の部分は再度入力の必要があるので、仕事の割り振りを。

最後に森田君、詳細なコメント、ありがとう!十分感謝!3人、幸せだよ。
19日午後神戸大学で会うのを楽しみにしてます。楊さんの時間、大丈夫なの?


原田君、かわもと君、楊さんへ  投稿者: 森田です。  投稿日:1113()004311

爆撃しておきました。

三人とも、よく書かれていると思いますが、
三つとも、現在の私の興味に直結するものなので、
あれこれ書いてしまいました。

三人のレポートや質問に対する答えから勉強させていただきたいと思ってます。
私が今のゼミが良いなー、と思っている理由は、
先生以外からも、アドバイスを受けられることです。

アドバイスを受けることによって、レポートが鍛えられていきます。
私のような生意気な質問に負けず、頑張ってください。
完成を楽しみにしています。


楊敬さんへ  投稿者: 森田です。  投稿日:1113()003723

読ましていただきました。
円建て比率の低さは僕の修論にも関係あるので、興味あります。

アドバイスがあるので書き込みます。

「円建て比率が低い」などの抽象的な記述が目立ちます。
数字でハッキリしめしていただくと、もっとわかりやすくなると思います。

l
日本からアジアへ資本財を輸出する一方、最終消費財がアジアから米国へと輸出されているため、
ドル建てでインボイスした方が為替リスクが回避できること。
l
日本の輸出企業が現地の販売価格を安定的に維持して市場シェアを確保しようとする傾向が強いことから、
輸出を外貨建てでインボイスして為替リスクを自らが負担するインセンティブを持っていたこと。

と書かれていますが、もう少し具体的に説明されると、説得力が増すと思います。
そして、書くことによって、自分でも整理ができると思います。


かわもと君へ  投稿者: 森田です。  投稿日:1113()003018

読ましていただきました。

現在は東アジアの経済について調べています。
問題意識は持っているつもりです。

アドバイスがあるので、書き込みます。

これはフルペーパーではないですよね?
文章のつながりが、いまいち分かりにくかったので質問してみました。

特に、安保理と東アジア共同体の関係についてが分かりにくかったです。
完成版ではきっと、キレイになってるんでしょうが。

誤字脱字が多すぎます。
もう一度、読み直してみてください。

「しかしながらメリットと同時にデメリットもうまれることは容易に想像できる。」
とありますが、具体的にはどのようなことでしょうか?


原田君へ。  投稿者: 森田です。  投稿日:1113()002047

読ましていただきました。

学部の時の卒論は人民元について書きましたので、
少し勉強しています。

アドバイスがあるので、書き込みます。

@
、書式。
ところどころに数字が大文字になってたり、小文字になってたりします。
そして『』は書籍の名前に使い、発言内容は「」でなかったでしたか?
編集委員に確かめてみてください。


A
、「現在、中国の外貨準備高が1,400 億米ドルを超え、世界第2 位の地位にある。
この点からみると外貨市場の米ドル供給が充足しているために、人民元切り下げの必要のないことを示している。」

なぜ、これが切り下げる必要のない理由となるのですか?
米ドル供給が充足していること、経常収支の面から考えた「切り下げ」の必要性、
この二つのロジックがしっかりしてないような気がします。


B
、「最近の2 年間は毎年約300 億米ドルの黒字である。」
この「最近」とは、いつの最近ですか?参考文献が書かれた当時の最近なのか、
現在の最近なのか、どちらか分かりません。


C
、「中国と東アジア諸国間の貿易の流れは限定的だが」と
「このため、東アジア諸国との域内貿易の比重が高い中国の場合」の記述は矛盾しませんか?

D
、これは今から修正ができないと思いますが、
話が一方的すぎるような気がします。
最近の報道では、「米国側は本当は切り上げを望んでいない」というものもあります。
そして、関志雄先生は以前から「外圧だけでなく、内圧による理由(特にインフレ問題)
で切り上げをするべきだ」と主張されています。
原田君の意見として偏るのであれば、仕方の無いことですが、
ニュートラルな意見をお持ちであり、調べているのなら、
両方の主張を考えられるのも良いかと思います。

私が所属しているゼミでは、元ゼミ生の楊さんが人民元について調べられています。
もっと詳しいと思うので、聞いてみてくださいね。


李先生、編集委員各位  投稿者: 森田です。  投稿日:1112()234359

来週、宜しくお願いします。

学校には朝からいる予定です。
ただ、学校は電波が悪く、連絡が順調にとれるかどうか心配ですが。

写真Bは、容量が大きすぎて送られないみたいです。
こだわりの写真って訳ではないので、無視して編集していただきたいです。

僕のエッセイ、貼り付けられていますね。
恥ずかしいもんですねー。
偉そうなこと書いているので。

HBS
の授業の図がずれているので、修正お願いします。


星野さん  投稿者: 森田です。  投稿日:1112()234029

ご成婚、オメデトウございますー。

先ほど、携帯のメールに送ったのですが、
変わっていたみたいなので、
今度、また教えてください。

先生の書込みにあるように、
写真楽しみにしていますんで!

宜しくお願いします。

再会できるのを楽しみにしてますね


(無題)  投稿者: みのわ  投稿日:1112()015921

目次作りに入りました。先生に伺いたいですが、李ゼミ年表は7号もやる方向でいいですか?あとフラッシュメモリーに入っていた、アマゾンクルーズは載せる方向でいいでしょうか?また面接の後にみんなの最終的な完成したもの下さい!次に村上さんのTNC研修報告は公園欄で、ようけいさんのは一章と考えてますが、それでいいですか?あとみんなに。公園で、僕が知ってる限り、僕とゼミ長と原田くんと森田さん、村上さんが載せる予定です!あと加藤幹は投資倶楽部のやつどうなった?加藤きょうはラグビーどうする?ひろぽんはどうしましょう?あと石丸さんはどうします?bbsみたらすぐ返事下さい!あと合宿の感想も出してね


星野君、ご結婚おめでとう!  投稿者: 李 春利  投稿日:1111()191420

ゼミ生諸君、OB/OG諸君、

ゼミ2期生星野博昭君は、明日結婚します。ゼミを代表して心からおめでとうございます!
そのうち、新婚さんが落ち着いてきたら、風鈴会とゼミでお祝い会をしましょう。同期の猪飼隆二君も春に結婚したそうで、ぜひ一緒にお祝いしましょう。

お二人、そのうちに石丸君に候補日を2つぐらい挙げてほしいです。また、ゼミ論集第7号はこれから編集作業に入るので、ぜひ二カップルの掲載用写真を送ってください。記念に載せましょう。

ほかのOB/OGもめでたいことがあったら、ぜひ僕に知らせてください。ぼくのメールアドレスは変わっていません。


かわもとくんへ  投稿者:  投稿日:1111()111339

文末注ではなく、脚注に変えてください。ほかの人と同じように。

タイトルですが、
「東アジア共同体構想〜理想と幻想のはざまで〜」よりは「理想と現実のはざまで」に変えようか。幻想ってやはり厳しすぎるから。その「現実」の分析にもう少し力を入れてほしい。

 

森田君の米国旅行編 抜粋  投稿者:  投稿日:1110()000058

U、米国旅行編
 貴重な体験をしました。ボストン、ニューヨークの旅です。なかでも、HBSHarvard Business School)の授業を受講できたことが一番嬉しかったです。これは、李先生の交渉力と大学側の好意で実現できました。私の前後に渡米した稲垣君(第六期生)、石丸君(第五期生)はタイムとタイミングの都合で参加できなかったので、彼らの体験記と差別化するために、この経験を中心にまとめようと思います。
 先生の口癖には「思い出は、形に残せ」というものがあります。ゼミ論集、無類の写真好きは、その口癖を体現しているものです。私は先生に三年以上教えていただいているのに、不良学生です。当時の日記はつけていたものの、エッセイにするのは一年後となってしまいました。しかし、あの思い出は、今でも、鮮明に頭の中に残っています。

1、 受講
 渡米する以前から、HBSの授業に参加したいと願っていました。しかし、先生が参加されていることが不確かであり、そして図々しいかな?と思い、その意向を伝えることなく、渡米しました。
 馬さんに空港まで迎えに来ていただき、ホッとし、先生宅に到着。そして、先生の帰宅後、馬さんの美味しい料理を食べている途中でした。
  先生:「森田君、明日、HBSの授業でてみる?」
  私:「え?」、(一瞬の間、思考停止)、「良いんですか?」という状況
   です。ブロードウェイで、一等席で見たミュージカル『ライオンキ
   ング』の幕が閉じた瞬間より、感動的な場面でした。
 さらに、その時の心境を描写します。
   ずっと思い続けている女性がいる。
   でも、「好き」って告白できない。
   膠着状態が続く。
   すると、突然、女性から「好き」
って言われた感じです。分かりますね?

先生
       学生学生                 学生学生
       学生学生                 学生学生
       学生学生                 学生学生
       学生学生                 学生学生
        学生学生                学生学生
          学生学生            学生学生
            学生学生学生学生学生学生学生学生

 教室は上の図のような形でした。日本では、あまり体験できない形です。なぜこのような形かというと、授業の基本は学生同士の議論だからです。議論をしやすくするために、このような形になっています。李先生の表現を借りると、この授業の先生は「交通誘導役」。学生の議論がより活発になるように促し、議論が逸れそうになると戻す、という役割です。
 実際、議論は活発に繰り広げられていました。先に書いたとおり、私は英語が得意ではないので、40%ほどしか聞き取れなかったのですが、非常に興味深い議論だということは感じ取ることができました。
 「ケース・スタディー」と特徴づけられる教材は、実在したビジネス事象をベースに作られています。例えば、インターネット市場で有名な楽天など。そして、私が参加した授業もそうだったのですが、その会社のCEOや責任者の方が授業に参加してくれるそうです。当事者が参加することにより、議論のリアリティーは増します。

2、 受講の感想
 これは、日記を引用することによって、より臨場感が伝わると思います。そこで、以下に、当日の日記を引いてみます(ところどころ、不必要な内容がありますが、目をつぶって下さい)。
 「授業の形式は、事前に配布された資料を予習してきた生徒のディスカッションが中心。先生は、その意見を誘導するだけ。このような授業の進め方が李先生の理想なんだろうなー、と納得。皆、積極的に発言をし、授業が進行していく。今日の授業はODM企業の話。とは、言うものの、自分の英語力では理解できないことが多く、雰囲気を味わうのがメイン。でも、この雰囲気を味わえた意義は、とてつもなく大きい。李先生の話では、1コマの授業に最低2.5時間の予習が必要らしい。一日3コマあると、授業の時間を合わせて、一日12時間の勉強時間が必要になるとの計算。しかも、1万人の中から選ばれた800人は全員が当然、優秀な人材であり、GEやチェイスマンハッタン銀行などの大企業からきている。このような優秀な人たちが、一日12時間も勉強しているのにー、と思うと、自分の生活が恥ずかしくなる。このままでは、この人たちに追いつかない。更に勉強をして、このような有名なビジネススクールに通って、ビジネス界のトップクラスに入るか、国連やIMFのような国際機関で働いてやる!との決意をした。もちろん、この夢にも期限をつけなければならない。40歳になる前に、このような地位につく。これが、現在の長期的目標として設定された。とすると、俺はどうやら40代まで結婚できないようだ。」
 以上が、参加当日の日記の一部です。感想がリアルに伝わるように、敢えて、言葉を変えずに記しました。この日記を読んでいただくことによって、私のモチベーションが上がったことが容易に理解できると思います。そして、私の影響され易さも。

3、 森田的発言
 以上の文章を見て、前節で示した自主学習の大切さを理解していただけると思います。授業は自主学習が前提。自主学習をしていない学生は、議論に参加できず、参加する意味が薄い。
 さらに、日記にもありますが、この受講生は全てが国家を代表するようなエリート。エリートというものは、簡単に作られるものではなく、多大な努力の上に作られるのだと、改めて感じました。
 エリートの定義は何?と疑問に思われる方もいるでしょう。私の定義は「努力のストックとフローが膨大な人」です。私がいうところのエリートになりたい人は、この定義を熟考してください。
 日記中にも、「ストックが足りないなら、フローを増やして、少しでも近づくしかない」というような文脈があります。当然のことであり、読者も理解されていると思いますが、もう一度書きます。
 「努力を重ねて、フローを増やすしかない」
 現役ゼミ生はまだ、20を少し過ぎただけです。今後のフロー次第では、ストック不足も簡単に補えます。反対に、フローを増やさないでいる人は、他者に、どんどん引き離されていきます。最後に質問です。
 「あなたのストックは足りていますか?」


現役のゼミ生へ  投稿者:  投稿日:11 9()235934

石川ゼミ長のrequestに答えて、森田先輩の就職体験談をさきに乗せた。感想あれば、ぜひフィードバックしてください。先輩のこの気持ちに感謝しなけや〜〜〜


森田正幸君の就職体験記2 抜粋  投稿者:  投稿日:11 9()235622

3、森田的発言
@
自己分析
A
なんで?
B
友人
 この三つが、就職活動に最も必要なものです。
@
自己分析
 上述したとおり、自己分析は非常に重要です。まず、自分の立脚点、進む方向を決めなくては、前に進めません。これは、就職活動に関する書籍にも必ず書かれていますし、活動経験者であるならば、その重要性を第一に語ってくれると思います。
 その大切さについては、上記した私の経験から理解することが可能であると思うので、これ以上は続けません。
A
なんで?
 この言葉は非常に重要です。ある世界的に有名な企業の担当者から何度も聞かされましたし、それ以前にも、愛知大学でお世話になった先生から、この言葉の重要性を学んでいました。
 大学院生は教科書を読むとき、ただ理解すれば良いのではなく、常に「なんで?」という言葉を繰り返し、考えながら読む必要があると、私は思います。修士論文やゼミでの発表においても、もちろんです。自分の考えに対して、理論、実証分析、明確なロジックという手段を用いて、裏づけをしなければなりません。
 就職活動においても同じことが言えます。「なんで、ウチの会社を受けたの?」「なんで、大学院に進学したの?」「なんで、中国に留学したの?」という質問は何度も受けました。面接官の仕事は、相手の考え方を知ることです。そして、受験者の仕事は、面接官に自分の考えを伝えることです。そのとき、「なんで?」という質問が出てくるのは当然のことです。
 そして、「なんで?」という質問に対して、分かりやすいように論理的に伝える必要があります。例えば、「なんで、あなたは経理・財務の仕事をしたいの?」という質問に対して、「学校で企業財務の勉強をしており、入社後もその経験を活かしたいからです。」という答えと、「経理・財務の仕事に興味があるからです。」という答えでは、答えが持つ論理性は全く異なります。
 つまり、自分の行動や考えに対して、常に「なんで?」と自問し、それに対する論理的な答えを準備しておく必要があります。友人に「なんで?」と何度も繰り返し質問してもらい、それに対して答えるという練習も薦めます。街を歩いている時に、「なんで、今日は人が少ないんだろう?」といったように普段の生活において習慣付けると良いと思います。
 李先生との対話を思い出してください。先生も「なんで?」という質問をよくされます。尊敬に値する人、能力のある人、人生の成功者だなと思う人は、この質問をよくしてきます。
B
友人
 就職活動というものは、@Aのことを完全に遂行しても、上手くいくとは限りません。それは学校のテストと異なり、基準が客観的ではなく、会社や面接官の主観に大きく左右されるからです。
 そのような状況の中で活動を続けるには、精神・肉体的強さが必要です。そして、自分だけでの情報収集や対策、練習は非常に限定的になってしまいます。就職活動をより効率的に、精神・肉体への負担を少なくするために、友人と協力してください。
 私も友人には非常に助けられました。「なんで、そう思うの?なんで、その企業に入りたいん?」と何度も聞いてくれたり、私の主張を全否定し、他己分析(他人による分析)を基にした助言を与えてくれました。
 そして、「あいつも意中の企業に入ったんだから、俺も絶対に入ってやる」という気持ちを起こさせるライバルにもなります。
 このように、友人から得られるものは非常に大きく、周りの友人とスクラムを組んで、敵(就職活動)と戦うことが非常に重要だと感じました。現在、就職活動を控えている学生の皆さんも、ゼミの友人はもちろん、部活、サークル、そしてその枠を超えた友人とも情報交換や他己分析を繰り返し、就職活動に臨んで欲しいと思ってます。
 その過程で普段、付き合うことができない友人や、他大学の友人も作り、人脈を広げて欲しいです。そして、色々な企業を回り、企業の業務内容や今後の展開を知り、社会に対する見識を広めて欲しいです。
 もう二度と就職活動したくないなー、と思う反面、あの貴重な体験は二度とできないから、もう一度やっても良いかなーとも思います。悔いのない、就職活動にしてください。そして、合格(内定、入社)はあくまで、スタートラインであることは忘れないように。
 就職活動は皆さんの能力のストックとフローで決まります。第U節の繰り返しになりますが、ストックが足りないと思う人は、短期間でフローを伸ばしてください。そして、ストックが足りず、意中の企業に入れない人もいるかと思います。そういう人は、今後の仕事でフローを増やし、ストックを増やし、転職を考えるのも一つの手段だと思います。そういった面でも、合格(入社、内定)はスタートです。

 長々と書いてしまいました。
 私の考えは偏りがあるかもしれません。特に書く必要はないかと思いますが、敢えて注意しておきます。私の主張を100%受け入れないでください。あくまで、一意見と捉え、この文章を理解してください。
 ただ、私の生活の側面は、この文章を通して表現できたと思います。文頭に「ペイできるだけの価値はあったのか?」という文章を書きました。人間の幸せは「自分のしたいことを、できること」だと、私は考えます。「もっと勉強をしたい、少し人と違った経験をしたい」という自分の願望に、素直に応えるために、私は進学しました。その願望に応えただけでも、価値はあったと思います。
 二年間の生活には、それ以上の価値があり、それは、やはり1人では得られなかったものです。この文章で示した先生、先輩、友人はもちろん。生活を支援してくれた両親、学費を貸してくれた祖父母、困った時には親身になって助けてくれた友人などに感謝し、残りの学生生活を有意義に送り、4月に就職したいと思います。


森田正幸君の就職体験記1 抜粋  投稿者:  投稿日:11 9()23544

V、就職活動編
。。。
 そのくらい当時の私は調子に乗っていました。大学院進学が決定した直後でもありましたし、留学、資格試験、ゼミ、卒業論文と学生生活のほとんどが上手くいってたからです。そして、それは大学院に進学後も続いていました。
 しかし、そんな私にも転機が訪れました。そうです、就職活動です。神など信じない私ですが、もし、神様がいるのであれば、神様の愛のムチだと思います。それくらい、就職活動では、苦労をしました。その活動を以下にまとめます。

1、 活動状況
 一社目の内定は、7月の中旬です。ちなみに友人の多くはゴールデンウィーク前に内定が出ていました。2月に本格的に開始し、半年後の7月末にやっと終えることができました。
 就職活動を始めるにあたり、まずすべきことは、自己分析。この自己分析が非常に重要だということを、活動の後半になって、やっと、認識させられました。当初の自己分析によって「社会の上澄みの仕事、そして海外で働ける仕事に就きたい」という結果が出たため、都市銀行、証券会社、商社、メーカー(海外拠点のある多国籍企業)などを中心に回りました。(私の当時の考えでは上記の業界が、社会の上澄みの仕事となっていました。)
 しかし、ここで、自己分析の不足が露呈しました。それは、海外で働きたいのに、英語の能力が低いことです。それだけが原因ではないと思いますが、不合格の原因の大きな一つであります。私の第一希望の企業(上記した業界以外の企業)では、TOEICの点数を正直に伝えると、「なんで、そんな点数でウチの会社受けるの?」って顔をされたこともあります(被害妄想かもしれません)。中国語を少し話すことができるものの、このような企業の志望者の中には、英語+第二外国語を話すことができる人が多く、私は全て落ちました。

2、転機
 自己分析の不足が最も露呈した企業での面接状況を紹介します。この企業では「経理・財務」部門で応募しており、三次面接合格後の、最終面接でのことです。三次面接では「経営管理」部門もあるけど、どう?という話を面接官から聞きました。
  面接官:「君は経理・財務で応募しているけど、これまでに簿記や会
   計士の勉強したことあるの?」
  私:「いえ、特にありません」
  面接官:「じゃー、何で応募するの?君は、これまで学生生活の中で、
   好きなことをやってきたんだろうけど、これからは違うでしょ。自
   分の経験、適正、能力を考えて就職活動に望むべきじゃないの?」
  私:「は、は、はいー。(なんで三次面接までは合格したんだろう?)」
  面接官:「もう一度聞くけど、どの部門で働きたいの?」
  私:「(この質問は経理・財務で本当に働きたいという気持ちを確かめ
   ているのかな?それとも、経営管理の方が私に向いているというこ
   との示唆かな?と考えた結果、前者だろうと思い)経理・財務部門
   を希望しますっ!」
  面接官:「そうかーーー」
 ここで、面接終了です。他にも色々な厳しい質問が多々あり、面接後に約束していた友人との再会は、散々なものとなりました。
 そして、結果は容易に想像がつくと思いますが、「不合格」。しかし、この「不合格」が私の転機となったのです。ちなみに、その後に受けた三社は全て合格。自己分析を再び行ったことが大きく寄与したと思っています。
 面接官に言われたように、自分の経験、適正、能力を考え、志望企業を変えました。
 その三社の内の二社は物流企業。「海外で働きたい」という軸は維持しながらも、「社会の上澄み」という軸からは遠い業界です。中国語、通関士という資格をアピールし、それまで控えていた7年続けたガソリンスタンドでのバイト体験を話すようにしました。その結果、上記したように、合格。この面接に関しては、不合格になる気がしませんでした。
 4月から入社する企業は、物流企業の海運事業部です。その企業では、私の経験、適正、能力を十分に活かすことができます。そして、私もそのような仕事に就きたいと思っています。つまり、私と企業はWINWINの関係であり、この関係が成り立たない限り、合格するのは難しいと思います。


稲垣前編集長の訪米抜粋  投稿者:  投稿日:11 9()192745

アメリカ一人旅行記
〜憧れの地アメリカを目指して〜             稲垣 登

『アメリカ』その言葉の響きだけで、僕はなぜかとても広大な気持ちになれる。日本の何倍もの土地の広さから連想されるのかもしれないが、何か言葉ではうまく言い表せれない、とても大きなモノを感じてしまう。
幼少の頃、祖父は酔っ払うと必ず戦争の話をはじめ、その話しの中にアメリカは数多く登場してきた。「日本よりもアメリカのが強い!!」「当時無敵だった日本を倒したアメリカは凄い!!」など、呂律がまわった舌でエンドレスで話し続けるのであった。ひょっとすると、その頃からアメリカに対して、憧れを抱いていたのかもしれない。
その憧れが行動に移ったのは、李ゼミのメンバーの影響であると断言できる。僕は旅行などあまり好きではなく、海外に対しても興味があまりなかった。旅行に行くなら家でのんびりしたり、友人と酒を交わすほうが楽しいと思っていた。アメリカに対する憧れも、憧れだけで終わっていくんだろうと心の中では思っていた。そんな僕の考えと正反対の人ばかりが李ゼミにいたのだ。まず、李老師。先生の旅行は趣味の域を越えており、もう芸術である。先輩には、森田さん、山本光太郎さん、川口裕史さん、石丸泰央さんなど、アウトドア派ばかりである。彼らとの出会いは、僕の中の何かを起こしてしまったようだ。

「出発の準備」

その憧れが姿を現し、行動に移そうと決めたのが、 就職活動後の、2004年8月である。まず、一度、今回の旅の目的をはっきりさせることにした。僕は何をするにも無計画な性格であり、お尻に火が点かないと動かない悪い癖がる。そのためレポートの提出期限などはいつもギリギリになって仕上げてしまうのであった。そんな悪い癖をこの旅行では改善しようと決意し、事細かにスケジュールを考えることにした。そのためには、李老師のいうフィッシュボーンの3本柱のような、大まかなテーマが必要である。何をしにアメリカに行くのか?どこに何を見に行くのか?だれに会うのか?
 フィッシュボーンは意外とすぐ決まった。すると目的地、日程、などトントン拍子で具体的な計画ができていった。

アメリカ旅行のフィッシュボーン
  @本場の野球メジャーリーグを見る!!
  A マークウイリアム夫婦、李老師夫婦に会いに行く!!
  B一人で行動する時間もつくる!!


授業で発表したレジュメ  投稿者: はらだ  投稿日:11 9()131149

「人民元を読む」
                                         03E2046  原田大輔

第1節 貿易摩擦と米国圧力
@
米国の対中貿易赤字拡大による人民元切り上げ論
 米国で人民元切り上げ論が台頭している背景は、対中貿易赤字が看過できない規模に拡大したことが理由であろう。米国の対中貿易赤字は、90年代以降拡大の一途をたどっており、とくに2002年以降赤字幅が急速に膨らんでいる。その額は対中貿易赤字のみで米国の総赤字額の4分の1を占めるほどである。このような背景は中国のWTO加盟によるものが大きいと言える。安価で豊富な労働力を持つ中国は、外資の導入を積極的に行い、低価格・高品質を兼ね備えた製品を次々に海外へと送り出している。中国製品を多く輸入する日本やアメリカでは内需の減少により産業が衰退し、結果として大きな貿易赤字を招いたのである。

A
米国の対中圧力
 2003年6月と7月に、米国のスノー財務長官と連邦準備制度理事会のグリーンスパン議長は、人民元のドル・ペッグ制は最終的に中国経済を損なうため、より柔軟的な人民元制度が望ましいと発言した。その後、米商務長官と労働長官も同じような見方を発表し、人民元切り上げの圧力の源は日本から米国にシフトした。
米国が人民元切り上げを期待している主な理由は、中国の通貨コントロールが米国製造業に深刻な失業をもたらしたことである。そのロジックは、中国が人民元レートを極めて低い水準に抑えているため、中国の製造業に大きな競争優位をもたらしたことが言える。米国の製造業を萎縮させ多くの企業が破産し深刻な失業問題を招いたということは、それだけ中国が経済的に成長しているという証であり、人民元の過小評価という点についてあらためて考え直すよいきっかけとなった。しかしながらアメリカの受けた被害状況から見ると、中国を一つの経済大国として見直すには大きすぎる影響だったと言えるだろう。

第2節 中国政府の対応と通貨危機の教訓
@
政府の対応
 では中国政府は外部圧力に対してどのように対応してきたのだろうか。人民元に対する各国の要求に対して中国政府は、『為替政策はその国の経済水準や経済状況、国際収支状況によって決まるものであり、現在の為替制度は中国の現在の国情に合致する。』、『人民元の安全を保持することは、中国の経済と金融の持続的発展にだけではなく、周辺国や地域の経済・金融の安定に資し、世界経済・金融の安定をもたらす。』(胡錦濤国家主席・温家宝首相の発言より)と、大幅な制度の見直しを否定してきた。その後、金融改革会議、人民銀行工作会議で温首相や周人民銀行総裁が人民元相場形成に関する改善を段階的に進めることを表明したが、人民元相場の安定を重視した基本姿勢は変わっていない。

通貨危機シナリオ
 1960年代の日本に始まる東アジアの国・地域の一連の経済成長は、“East Asian Miracle” (「東アジアの奇跡」)と言われた(1993年8月)。しかし1997年7月2日に突如として起こったタイの通貨危機(=バーツ暴落と変動相場制への移行)は、まるでドミノ倒しのようにして東アジア全体に拡がり、経済を奈落の底に落とし込んでしまった。まさに、東アジアでの奇跡の終焉を連想させるような出来事であった。
 タイに始まった通貨危機の波は、フィリピン、インドネシア、マレーシアといったASEAN諸国を飲み込み、果てはNIESの優等生と目されてきた韓国にまで及んだ。通貨危機の大波をかぶったこれら5ヵ国では、米ドル・ペッグ制あるいは通貨防衛の放棄を余儀なくされ、タイ、インドネシア、韓国3ヵ国がIMFに緊急支援を要請するなど、混乱を極めた。また同時に、こうした金融面での動揺が1997年第V四半期以降の各国・地域の実体経済に暗い影を落としたことは言うまでもない。それは、各国政府やADB(アジア開発銀行)が年初に行なった経済見通しと実際の経済成長率が大きくかけ離れていることに現れている。

切り下げ論
 通貨危機は軽微なものだが中国にも影響を与え、輸出品の競争力の低下から人民元の切下げ論が浮上した。しかし近隣諸国が切り下げを行う中、中国はこれを行わなかった。なぜ切り下げしなかったのか、しなかったというよりする必要がなかったのである。その理由として外貨準備や、貿易収支額の増加などがあげられる。
1994
年以来、中国は4年続けて貿易黒字を計上している。最近の2 年間は毎年約300 億米ドルの黒字である。1997 年の中国経常項目の黒字は297.2 億米ドルで、資本項目の黒字は229.6 億米ドルであった。通貨危機が発生したなかでも中国の貿易収支の状況は変わりがなかった。現在、中国の外貨準備高が1,400 億米ドルを超え、世界第2 位の地位にある。この点からみると外貨市場の米ドル供給が充足しているために、人民元切り下げの必要のないことを示している。さらに、元を切り下げることはアジア全体としてみたときにさらなる不安材料になりかねないため中国政府はこれをつよく否定し発表してきた。

以下切り下げによる主な影響
1 元切り下げは東南アジア諸国に悪影響を及ぼす(中国中央銀行総裁の発言より)
2 潤沢な外貨準備高や貿易(経常)収支の黒字水準などの良好な経済パフォーマンス
3 元切り下げはドル換算で見た時の対外債務を膨大させる
4 元切り下げにより、輸出品の原材料の輸入価格が上昇する
5 香港ドルや各国通貨の連鎖的切り下げという泥沼状況を招くおそれがある

第3節 人民元切り上げのインパクトとタイミング
@
切り上げインパクト
 人民元の切り上げは、農業部門の輸出減を通じて中国の雇用環境にも大きなマイナス・インパクトを及ぼすとみられる。
現段階で、人民元を急激に切り上げると、もともと海外製品との厳しい競争にさらされている製造業部門は生産性の向上によって人民元切り上げの影響をある程度吸収できる。しかし、これまで国内で保護されてきた競争力の弱い農業部門は価格競争力を失い、輸出が減少することで生産調整を余儀なくされる。中国では農業部門の就業者の割合が高いので(2002 年では就業者全体の44%が農業従事者)、農業生産の落ち込みは失業者の大幅増加につながる恐れがある。
中国では、外資系企業の進出により製造業の生産性は急速に高まっている。96〜2001 年の労働生産性上昇率は年平均+12.2%と2けたの伸びを記録した。製造業の生産性上昇に外資系企業が貢献していることは、輸出の52.2 %が外資系企業によって占められることからも明らかである。しかし、外資系企業の進出が規制されてきたその他の産業については生産性上昇率が低い伸びにとどまっている。農業部門に至っては、労働生産性上昇率が平均+1.1%と生産性の上昇がほとんど観察されない。この結果、産業間の生産性水準格差は大きく開いている。たとえば、製造業を100として各産業の労働生産性の水準(97〜2001 年)を比較すると、建設業は36.5、商業は13.9、農業は9.9 と大きな格差が生じていることがわかる。中国における産業間の生産性格差は先進国のなかでは生産性格差が大きいとされる日本と比べてもはるかに大きなものとなっている。
このような状態で人民元を切り上げれば、製造業部門は生産性の向上によって人民元切り上げの影響を吸収できるが、生産性上昇率の低い農業部門は輸出が大きく減少し、それが生産調整失業増・不良債権増内需の不振輸入の減少につながる可能性が高い。

人民元を読む
〜改革のジレンマ〜                        03E2046  原田大輔

人民元の経緯
@
人民元切り上げ必要論の背景
まず、人民元の切り上げ必要論の背景について概観する。背景には経済的要因と政治的要因がある。経済的要因について、中国の貿易収支、外貨準備高の推移を見ると、中国は1990年に貿易収支が赤字になった後94年1月に人民元レートを名目で33%切り下げ、その後貿易収支は黒字を維持している。これに加えて海外からの直接投資も堅調に流入しており、外貨準備高が急増している。このように国際収支の黒字が拡大して外貨準備高が増加しているにもかかわらず、為替レートはほぼ米ドルにペッグした形で推移している。もし、中国の為替制度が完全な変動相場制で政府の市場介入がなければ為替相場は切り上げの方向で動くはずであり、それが人為的に人民元レートを抑制させているという批判につながっている。
 政治的要因については、日本、米国、EU といった中国の主要貿易相手国の対中貿易収支が大幅な赤字をもたらしている。国内の企業から中国の安価な製品の流入が雇用を奪っているとの批判に対し政府としては配慮を示す必要がある。

A
人民元の通貨システム
 次に人民元の通貨システムを確認しておく。中国では1993年末まで外為市場には公定レートと市場レート(外貨調整センターレート)という二重為替相場が存在していた。94年1月1日、「外為管理体制改革に関する公告」が施行され、人民元レートが市場レートに一本化されるとともに、通貨システムは管理フロート制へ移行した。管理フロート制とは、為替レートの決定を基本的には市場に任せるものの、市場介入や為替管理を通じてある程度コントロールするという制度である。
 管理フロート制への移行後、中国は96年12月にIMF8条国に移行し、経常取引(物やサービスの移動に伴う資金移動)を自由化した。しかし、資本取引(金銭の貸借や直接投資等に伴う資金移動)については現在でも厳しく規制しているため、人民元は投機筋の通貨アタックを受けにくい通貨となっている。
 また、人民元の為替レートについては、中国人民銀行(中国の中央銀行)が前取引日の加重平均レートを当日の基準レートとして公表し、毎日の為替変動幅を米ドルは基準レートの±0.3%以内、日本円・香港ドルは基準レートの±1.0%以内で取り引きするよう指導している。すなわち、人民元の通貨システムは形式上管理フロート制であるが、為替レートは中国人民銀行の強いコントロール下にあり、事実上の米ドル・ペッグになっている。したがって、人民元レートの大幅な変動があるとすれば、それは政治的判断に基づくところが大きく、そういう意味で人民元は政治通貨であると言えよう。

@
管理フロート制の中での通貨バスケット制案
 2001年に中国はWTOに加盟した。これによって、中国の対外取引量は増加する可能性が高く、国際収支の変動を増大させるため、人民元相場の動きがより弾力的になる必要があると、中国金融当局も指摘している。即ち、近い将来人民元相場の変動幅が拡大される可能性が高く、通貨バスケット制も選択肢の一つとする観測報道も登場している。
 この点、朱首相は同年4月に「少なくとも近い将来において人民元を切下げ、または事実上米ドル・ペッグの現行制度から通貨バスケット制に移行させる計画はない」と発言し、通貨バスケット制への移行観測を否定している。
 2002年1月の神戸ASEM財務大臣会議によって開始した「神戸リサーチプロジェクト」の研究ペーパーでは、中国の通貨バスケット制導入がフランスの研究者によって提案されているが、これは、フランス側と中国側の共同研究の成果をフランス側がまとめたものである。同ペーパーでは、貿易や直接投資は経験的に為替レートの変動が激しくなると抑制されるが、中国の場合、輸出や直接投資受け入れ面で米日欧地域が重要な役割を果たしているため、ドル・円・ユーロに分散してペッグする通貨バスケット制の方が、貿易や投資取引の安定的な成長にとって望ましいとしている。中国と東アジア諸国間の貿易の流れは限定的だが、米日欧市場では競合することから、通貨切下げ競争を防止する意味でも、通貨バスケット制が望ましいとし、また、中国と東アジアがバスケット制を共有する方法は、最初に採るステップとして、通貨統合を実現するよりも容易であるとしている。
通貨バスケット制については、その仕組みが複雑で透明性が低いとの批判もあるが、ドルの対円及び対ユーロでの為替相場変動が大きい場合、そのショックを吸収し、実質実効相場を安定させるという大きなメリットを持つ。また、東アジアでも金融政策の枠組みとしてインフレ・ターゲティング制度を採用する国が増えているが、同制度との整合性も高い。

A
通貨バスケット制を参考にした管理フロート制
 中国政府が7月、人民元制度改革の柱の一つとして、これまで事実上米国ドルに固定してきた為替相場制度を見直し、「通貨バスケット制を参考にした管理フロート制」を採るとしたため、注目を集めている。この中国が採用した制度がどのようなものなのか、みずほ総研(上席主任研究員小野有人氏)の発言をもとに以下順を追って見ていきたい。
 まず「通貨バスケット制」とは、固定相場の一つだが、単一通貨に自国通貨を固定するものではなく、複数の外国通貨をウエイト付けして合成した通貨バスケット(通貨単位)に対して自国通貨が固定されるものである。中国の場合、通貨バスケットの構成通貨として、米ドル、ユーロ、円、韓国ウォンが中心となっているほか、シンガポールドルなど他のアジア通貨や、英ポンド、カナダドルなどが含まれているとみている。
 ただし、中国政府が採用したのは、通貨バスケットを「参考」にした「管理フロート制」である。国際通貨基金(IMF)は、管理フロート制を「通貨当局が、特定の為替レート目標をもたずに、必要に応じて裁量的に為替レートに影響を及ぼそうとする為替制度」と定義している。ところが、先般の人民元の対米ドル基準レートの約2%切上げ、日々米ドルに対して0.3%の範囲内での相場変動を認めた措置は、「特定の為替レート目標をもたない」という管理フロート制とは矛盾している。
 通貨バスケット制の利点は、自国通貨価値が、通貨バスケットを構成する外国通貨の加重平均で決まるため、特定の外国通貨が大きく変動した際に、その影響を緩和できる点にある。仮に貿易相手国との貿易量に応じて構成通貨やそのウエイトが設定されていれば、輸出競争力を安定的に保てる。このため、東アジア諸国との域内貿易の比重が高い中国の場合、人民元をドルに連動させるよりも、通貨バスケットに連動させるほうが望ましい。
 中国は、通貨バスケットを為替管理の「参考」にするとしているが、これまでの人民元相場の動きをみると、米ドルへの連動度合いが大きく、変動幅も非常に小幅なものにとどまっていることから、実態的には、管理フロート制ではなく、引き続き固定相場制を採っていると考えられる。みずほ総研は、「中国が、名実ともに通貨バスケット制の採用に踏み切るのかどうか、今後の為替相場の動きから目が離せない」としている。


加藤幹へ  投稿者:  投稿日:11 9()101728

添付ファイルで送ってください。

かわもとくん、再送して。
森田君もB再送よろしく。


前回のレジュメ  投稿者: かわもと  投稿日:11 8()013555

東アジア共同体構想〜理想と幻想のはざまで〜
はじめに
東アジア共同体構想を実現に向けてアジアが今動きだしている。今年の11月には東アジアサミットマレーシアで開催されるなど、段々と現実味を帯びてきている。アジアが一体となることで多くのメリットがうまれるだろう。しかしながらメリットと同時にデメリットもうまれることは容易に想像できる。さらにEUのように簡単に統合することは難しいとされている。東アジア共同体の核をなすであろう日本と中国が政治的問題を抱えていることなど様々な問題がある。はたしてアジアは様々な問題をクリアーして統合することができるのだろうか。そこでまず東アジア共同体構想の経緯からおってみることにした。


1、 共同体創設の理由と東アジアと動き
1、 創設の理由
2、 経緯
3、 最近の動き
2、 東アジアとEUの違いと日本の安保理入り
1、 EUとの違い
2、 安保理入りへの思惑
2、日本は安全保障理事国入りを目指している。しかしその道程は非常に厳しい。それは、東アジア共同体という同じ目標を持つべきアジア諸国から反対をうけているからである。そこで主要国の日本の安保理入りに対する反応をみてみる。
1、 中国
「中国政府は、日本が目指す国連安全保障理事会の常任理事国入りについて(1)安保理は拠出金の多寡で構成を決めるわけではない(2)責任ある大国の役割を果たす国は自国の歴史問題についてはっきり認識すべきだ」として、反対の立場を示した。

 中国はやはり日本の歴史問題を言及して、反対の姿勢を示した。しかしその背景には、アジアで唯一の安全保障理事国であるということを誇りに思っているため、日本に肩を並べられたくないという思惑がうかがえる。
2、 韓国
韓国は日本の国力や国連に対する経済支援という点は評価しているものの、中国と同じように反対の姿勢を示している。理由は、日韓が現在抱えている竹島問題や、教科書問題である。韓国側としても対等でありたい日本が安保理に入ることで先を越されたくないという思惑がうかがえる。
3、 アメリカ
アメリカは日本の国連に対する貢献を評価して賛成の意見を表明している。さらには反対している中国に対して妨害しないよう働きかけると述べている。日本にとっては非常に心強い味方である。
3、FTAEPA
日本の現在のFTA状況
1、 EPAをめぐる現在までの動き
2、 「先進国−途上国」の図式の変化
3、 農水産問題

2、FTAは二カ国間(EUなど統合体の場合もある)の関税を撤廃する協定を締結することである。関税の引き下げだけでなく労働力の移動、知的所有権、経済協力などを含めて協定を結ぶため、日本ではEPA(経済連携協定)と名付けている。

 先進国と途上国との間でFTAを締結し、関税を引き下げると、自動車、エレクトロニクスなど工業製品に関しては先進国に有利になり、先進国からの輸出が増える。従って工業製品に関しては途上国側にとっては不利あるいはメリットがない、と言われてきた。

 ところが現実は、日本など先進国側からだけでなく、途上国側からも熱心に先進国に対してFTAの締結を求めてきているのである。これは、東アジア全体が「世界の工場」となり、ネットワーク化したことで、「補完し合う分業体制」ができたことで、相互にメリットを享受できるようになったためである。

 かつてのように工業製品=先進国、農産品=途上国あるいは先進国=強、途上国=弱という図式は、大きく変化してきているのである。
アジアではこれまで垂直分業が主流だったが、堺や太一氏の言う肯定分業が主流になりつつある。
http://k-mokuson.at.webry.info/200409/article_19.html参考
  
http://www.asahi-net.or.jp/~HB1T-HCY/main.htm参考


先生へ  投稿者: 石川  投稿日:11 8()011516

新歓のときの記事はもうすでに編集長にデータで渡してあるはずです。


論集用レポート  投稿者:  投稿日:11 7()232811

石川レポート、まずパス。一部細かいところはぼくのほうで直接訂正した。

原田レポートはまだ最後のところは未完成だね。

 


レジュメ  投稿者: 楊敬  投稿日:11 7()183722

はじめに
日本の輸出総額は2004年に8549億ドルに達し、アメリカ、ドイツに次いで世界第三位である。それに対して、2004年の輸出決済における円建比率は93年以来の最高値を記録したものの、相変わらず40.1%という低い水準に止まっていた。一方、アメリカ、ドイツの輸出決済における自国通貨建比率は日本のと比べて一段と高い。円の使い勝手は日本の貿易実力と全然合わない。小文は日本と東アジアと米国との貿易パターンから日本の輸出決済における円建比率の低さを説明していきたい。
1、 日本・東アジア・米国の貿易現状
東アジアが日米企業の生産拠点としての役割を果たしているという事実が大きく影響し、日本・東アジア・米国の輸出入に密接な相互依存関係が存在している。日本は東アジアに生産拠点を移し、盛んに直接投資を行っている。一方、米国は東アジアの最大貿易相手国として重要な地位にあり、東アジア諸国にとって不可欠な存在である。
1
1、日本の輸出について
日本の輸出は主として対東アジア輸出および対米国輸出の2つからなっている。対アジア輸出は、日本企業の現地生産工場に部品材料を日本から輸出し、最終製品を米国などに再輸出あるいは日本に引き取るという形がかなり高い割合を占めている。実は、対アジア輸出は間接対米国輸出とも言える。なんといっても、日本の輸出は米国の景気に大きくかかわっている。
1
2、東アジアの輸出入について
東アジアは経済の貿易依存度が極めて高い。とりわけ、米国や日本への依存度が高い。米国は依然として東アジア最大の輸出先として重要な役割を果たし、一方、日本は直接投資の増大により東アジア諸国への生産拠点の移転が大幅に進んだことにより、東アジアとの貿易関係が深まっていくと考えられる。
2、 輸出における円建て比率が低い原因
 
日本の輸出が対米依存すること
l
l 日本からアジアへ資本財を輸出する一方、最終消費財がアジアから米国へと輸出されているため、ドル建てでインボイスした方が為替リスクが回避できること。
l 日本の輸出企業が現地の販売価格を安定的に維持して市場シェアを確保しようとする傾向が強いことから、輸出を外貨建てでインボイスして為替リスクを自らが負担するインセンティブを持っていたこと。
終わりに
現時点では、円建て決済への移行はそんなに簡単なものではないと考える。それより、日本経済の再生、産業構造・貿易パターンの再構築が必要であろう。景気回復による日本経済の成長、経済改革による成長路線の変更などが満たされれば、それを踏まえると、輸出決済における円建て比率がだんだん高くなっていくだろうと思う。

参考文献
1
.日本銀行調査月報20003月掲載論文「為替レートのボラティリティと企業の輸出活動」木村武・中山興
2
.金融市場局ワーキングペーパーシリーズ2000J8「円が国際的に利用される条件:試論」米谷達哉・寺西幹雄
3
.日本銀行調査統計局 200212月「アジア太平洋地域における相互連関の深化」鎌田康一郎・中山興・高川泉
4
.日本銀行国際局 「東アジアの貿易を巡る分析比較優位構造の変化、域内外貿易フローの相互依存関係 」磯貝孝・森下浩文・ラスムス・ルッファー(欧州中央銀行)
5
.日本銀行調査統計局 20042月 「東アジア向け輸出はなぜ伸びる」 経済調査課 佐々木仁
6
.「空洞化を超えて」関満博 日本経済新聞社  1997120日出版
7
、「通貨危機と円の国際化」 多賀出版 19991115日発行 島崎久弥
8
、「多国籍企業のアジア投資と円の国際化:日韓企業の海内事業活動と貿易決済の変容に関する実態調査」 税務経理協会出版 19964月 徳永正二郎
9
、「ユーロと円:円の国際化へのシナリオ」日本評論社 199812月発行 益田安良


森田君へ  投稿者:  投稿日:11 7()010615

森田君、写真はまだ届いていません。学会情報は次のHPでみてください。

http://www.bhs-japan.org/bhsj/


再送しました。  投稿者: 森田です。  投稿日:11 6()220223

メッセージありがとうございました。

先ほど、写真Bを再送しました。
お手数ですが、確認宜しくお願いします。

19
日は学会ですか?
学会の詳細を見て、興味あるものであれば、
小生も傍聴したいと思ってます。

時間をとっていただき、ありがとうございます。
楊さんも先生にお会いしたいと言っていたので、伝えておきます。

当日、お会いできるのを楽しみにしております。


李ゼミの伝統  投稿者:  投稿日:11 6()142726

李ゼミの伝統はなんだろうと考えていたが、結局「集中力」だと思う。みんなの集中力でここまでやってきた。学生時代に集中してブレークスルーする力を身につけてほしいです。社会人になったら結構役に立ちます。

石川君へ:5月の焼肉新歓パーティと合宿の記事はどうなっていたっけ?レポートを完成した人たちも力を合わせて、公園欄に花を添えてほしいね。ほかになにかありますか。

石丸君と稲垣君:指定席に入りましたよ。石丸君:再度星野・猪飼両氏に同じメールを送って。

レジュメの投稿者:みのわ、加藤キョウ、
未投稿者:加藤幹、かわもと、はらだ?(石川)、
*楊さんと村上君も貼ってください。

森田君:写真届いた。Bだけ再度送ってほしい。神戸大では19日の午後2:00以降なら時間がとれます(4:00ぐらいまで?)。昼飯は人と約束してしまいました。その後会場に戻ります。

みのわ編集長へ:仕事の中心はたぶんレポート以外にある。公園欄と風鈴会之頁のイメージと構成、表紙デザインなど。一昨年李ゼミが愛大同窓会奨励賞受賞の写真特集が考えられる。あとは、先輩たちの卒論要旨(あるいはそれぞれの目次)。ぼくのところに卒論はある。

報告!今年もおかげさまでなんとか補助金が取れました。出発直前の教授会で。


(無題)  投稿者: 楊敬  投稿日:11 5()201917

わかりました。こちらこそいろいろご迷惑をかけてすいませんでした。
本当にありがとうございます。


(無題)  投稿者: みのちぇんこ  投稿日:11 5()185211

たびたびすいません!moonのあとに『.』を入れてください〜


1018日のレジュメ  投稿者: 加藤喬  投稿日:11 5()162127

1節 台湾の高度成長
1 高度成長の要因
2 台湾企業の対中投資の推移
3 中国に依存していく台湾企業
4 対中シフト
第2節 日台産業空洞化問題
1 台湾の産業空洞化問題
2 台湾の産業空洞化問題への対策
3 日本と台湾の違い
4 日本の産業空洞化問題への対策
第3節 民進党、国民党、親民党について
1 民進党
2 国民党
3 親民党
第4節 台湾の政治の動向
1 国民党の新主席誕生
2 相次ぐ大陸訪中

第2節 日台産業空洞化問題
1 台湾の産業空洞化問題
台湾企業による対中投資と現地生産は大きな成功を収め、急速な発展の原動力と収益の源泉になった。しかしこれは一方で台湾内に産業空洞化の問題を引き起こしている。そしてこの問題は輸出の対中依存度の急上昇や、対外投資の中国への過度な集中、産業の中国への流出と失業の急増などの面に表われている。
1−1 対中シフトの影響
台湾企業の中国進出がさまざまな面で、台湾経済にマイナス影響を及ぼしているのは明らかである。
1に、生産工場の中国移転により、台湾の工場と事務所は縮小・移転を余儀なくされること。
2に、台湾企業の中国移転は、台湾の消費にも影響を及ぼしていること。
3に、中国に移転したのは台湾企業だけでなく、台湾に進出した外資系企業も中国に移転し、外資による台湾への新規投資が減少していること。
1−2 政治的要因
 台湾に産業空洞化をもたらしたもう1つの原因は、中台関係の特殊な事情にある。中国と台湾は政治的に対立しており、当然のごとく経済関係にもさまざまな規制が加えられている。それらの規制が、台湾企業の中国進出や産業構造の転換に影響を及ぼしている。
1に、中台間の海運と空輸は、直接運行が認められず、すべて第三地経由で行わなければならないこと。
2に、台湾企業の対中投資は、台湾政府の認可が必要地なり、業種と規模によってさらに規制が加えられること。しかも、この規制は政治関係に大きく影響され、突然厳しくなることもある。
3に、台湾と中国の経済関係が規制されている状況では、中国事業と台湾事業とが遮断されてしまうため、グローバル戦略の展開を行う外資系企業にとっては、中国と台湾の両方で事業展開するメリットがないということ。

2 台湾の産業空洞化問題への対策
 2002年以降、台湾政府は投資環境と経営環境を改善し、競争力強化を目指して産業空洞化対策を本格化し始めた。20025月に、政府は「挑戦2008−国家発展重点計画(200207)」を公表し、競争力を強化するための長期目標と政策措置を策定、さらに200210月には「投資台湾優先プラン」を打ち出し、台湾への投資を促進させると同時に、中国に移転した産業と国内産業との連携を図るための政策を実施し始めた。
 このような政策の目的は中国に進出した企業の「根留台湾(台湾に根を残す)」にある。すなわち、企業がグローバルに発展し、生産基地を中国に移転しても、根をしっかり台湾に残させるための政策が行われるようになったのである。

3 日本と台湾の違い
 日本も台湾と同様に産業空洞化、特に失業問題に悩まされている。ただし、同じ空洞化問題といっても、日本と台湾では状況が異なる。日本の場合、海外からの安い商品、特に中国商品の大量輸入により国内産業が圧迫され、倒産もしくは廃業に追い込まれたことが空洞化の1つとされている。また、日本企業の中国進出は台湾企業に比べれば、規模も小さくスピードも遅い。さらに、中国進出した台湾企業が台湾との関係を切ることが多いのに比べ、日本企業に進出はあくまでも本社の経営戦略の一環として行われており、事業の中心は日本にある。

4 日本の産業空洞化問題への対策
4−1 産業空洞化対策の見解
日本の空洞化政策を国家レベルで考えた場合、日本国内対策にとどまることなく、中国と台湾、東南アジアを包み込んだ地域全域でのバランスを考慮した方策が必要となっている。
対中ビジネスが活気を呈する中で、中国脅威論が急速に退潮し、中国牽引論に取って代わられた。日本企業にとって、拡大し続ける中国の市場にアクセスするためには、大きく分けて、中国で「現地生産し、現地販売する」と「日本で生産し、中国向けに輸出する」という2つの選択肢があるが、生産コストなど、他の条件が一定であれば、後者の方が前者よりもリスクが低い上に、国内に多くの雇用機会を創出することができる。今回の対中輸出ブームが端的に示しているように、機械をはじめとする技術集約型産業において、日本は依然として国際競争力を有しており、国内で生産し、中国に輸出しても利益を得ることは十分可能である。
4−2 対策としての日中FTA
日本では、中国の活力を活かす企業が増える一方、対中投資の増加が産業空洞化をもたらすのではないかという懸念がいまだに根強い。本来、市場経済がうまく機能していれば、企業の海外への進出は資源の効率的配分を促進するはずである。
日中FTAは、日本にとって究極な空洞化対策である。なぜなら輸入関税がなくなれば、両国間の貿易が一層盛んになるであろう。特に、自動車産業をはじめとする日本の基幹産業にとって、直接中国に輸出することが容易になるため、リスクを負いながら中国に進出する必要がなくなるのである。

<参考文献>
朱炎著、『台湾企業に学ぶものが中国を制す・中国市場を狙う日本企業の新たな戦略』、東洋経済新報社、2005
小林英夫著、『産業空洞化の克服・産業転換期の日本とアジア』、中央公論新社、2003
独立行政法人経済産業研究所HP
http://www.rieti.go.jp/jp/about/index.html

朱炎著、『台湾企業に学ぶものが中国を制す・中国市場を狙う日本企業の新たな戦略』、東洋経済新報社、2005年、第5P179P184189P205212P220より引用、参照
小林英夫著、『産業空洞化の克服・産業転換期の日本とアジア』、中央公論新社、2003
V部第3P167より引用、参照
http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0122.htmlより引用、参照


927日のレジュメ  投稿者: 加藤喬  投稿日:11 5()161514

1 台湾の高度成長
@
高度成長の要因
台湾が高度成長していった主な要因について・・・
輸出の拡大、外資導入、大型経済建設による高度成長。台湾も輸出を軸にして経済成長を始めたのである。そのための資本、技術は外資に頼るというのが、戦後台湾が一貫して取ってきた政策で、「外国人投資条例」、「華僑投資条例」、「技術合作条例」を軸に積極的に外資を導入、それは現在でも続けられている。
また、台湾の経済は、対中投資拡大が対中貿易の拡大をもたらすという投資主導型戦略によって中国経済とともに高成長を達成してきた。

A
台湾企業の対中投資の推移
台湾企業の対中投資の推移について・・・
台湾企業の対中投資は1980年代から始まっていたが、本格化したのは1990年以降のことである。その推移は時期によって投資規模、投資業種や投資地域が異なっている。具体的には、初期段階(1990年代前半)、成熟期(1990年代後半)、急成長気(2000年以降)の3段階に分けられる。

B
中国に依存していく台湾企業
台湾企業の対外投資先について・・・
台湾の対外投資の中で、中国が最大の投資先となっている。しかも、その比率は突出している。台湾の統計によると、台湾企業の対外投資のうち、対中投資が占める割合は4060%を占めており、対米、対ASEAN諸国への投資をはるかに上回っているのである。また、この統計は政府に申請し認可された投資のみで、無申請の投資を含めると実際の対中投資が占める割合はさらに大きいと思われ、推測だが7080%以上の対外投資が集中していると思われる。

C
対中シフト
台湾企業の本社自体が中国に移転している事について
様々な現地化を行うことで、中国に進出している台湾企業は、台湾の本社に頼らず、自力で中国事業を発展させるようになった。そこで、次の戦略として、中国シフト、台湾離れ、中国での人脈作り、有力企業との戦略提携を進めている。

2 日台産業空洞化問題
@
台湾の産業空洞化問題
台湾の高度成長の陰で、問題となる産業空洞化について・・・
台湾企業による対中投資と現地生産は大きな成功を収め、急速な発展の原動力と収益の源泉になった。しかしこれは一方で台湾内に産業空洞化の問題を引き起こしている。そしてこの問題は輸出の対中依存度の急上昇や、対外投資の中国への過度な集中、産業の中国への流出と失業の急増などの面に表われている。
台湾政府は政治的理由、産業空洞化を防ぐために、これまで対中投資や中国からの輸入などの面で規制措置をとってきた。しかし、企業の対中進出の拡大やWTO加盟に応じて、規制を緩和する方向に政策転換している。つまり、産業の構造調整や高度化を促し、台湾の投資環境と経営環境を改善するなどの政策を通じて、産業空洞化問題に対処しようとしている。

A
産業空洞化問題への対策
2−1先進国として日本におけるこの問題への対策について・・・
日本の空洞化政策を国家レベルで考えた場合、日本国内対策にとどまることなく、中国と台湾、東南アジアを包み込んだ地域全域でのバランスを考慮した方策が必要となっている。
日中FTAは、日本にとって究極な空洞化対策である。なぜなら輸入関税がなくなれば、両国間の貿易が一層盛んになるであろう。特に、自動車産業をはじめとする日本の基幹産業にとって、直接中国に輸出することが容易になるため、リスクを負いながら中国に進出する必要がなくなるのである。
2−2 台湾の産業空洞化に対しての対策について・・・

3 台湾の政治の動向
@
国民党の新主席誕生
台湾の国民党主席選挙が2005716日に行われ、馬英九候補が当選をした。また彼は2008年に行われる、次期総統選に出馬し政権奪回を目指すと考えられている。こうしたことにより台湾政治に新たな動きがあると思われるので、まずはここに着目していく。

A
相次ぐ大陸訪中
連戦・前国民党主席と宋楚瑜・親民党主席が4月と5月に相次いで訪中した。これがどのようなものだったか、この動きが今後どう影響していくのかを見ていく。また連戦・前国民党主席の北京大学での講演も織り込み、こうした行動に対しての市民の反応も見ていく。

<参考文献>
元田時男、台湾経済データベース、
http://home.att.ne.jp/yellow/motoda/index.html
アジア経済研究所HPhttp://www.ide.go.jp/Japanese/index4.html
朱炎著、『台湾企業に学ぶものが中国を制す・中国市場を狙う日本企業の新たな戦略』、東洋経済新報社、2005
関満博著、『空洞化を越えて・技術と地域の再構築』、日本経済新聞社、1997
小林英夫著、『産業空洞化の克服・産業転換期の日本とアジア』、中央公論新社、2003
独立行政法人経済産業研究所HP
http://www.rieti.go.jp/jp/about/index.html
中国情報局HPhttp://www.searchina.ne.jp/

http://home.att.ne.jp/yellow/motoda/strongeconomy.htmより引用、参照
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Topics/19_20es.html#19より引用、参照
朱炎著、『台湾企業に学ぶものが中国を制す・中国市場を狙う日本企業の新たな戦略』、東洋経済新報社、2005年、第1P273334、第3P115、第5P179より引用、参照
小林英夫著、『産業空洞化の克服・産業転換期の日本とアジア』、中央公論新社、2003
V部第3P167より引用、参照
http://www.rieti.go.jp/jp/columns/a01_0122.htmlより引用、参照


(無題)  投稿者: みのちぇんこ  投稿日:11 4()212734

大変申し訳ない!@のあとにmoonをいれてください!


みのわさんへ  投稿者: 楊敬  投稿日:11 4()212124

ご迷惑ですが、このアドレスへはどうしても送れないみたい:(


(無題)  投稿者: みのわつばさ  投稿日:11 3()150615

アドレスは03e2201@aichi-u.ac.jpです。