2006年度仏文ガイダンス

 

1. New 「フランス文学演習I」登録者数の調整。人数に大きな偏りがでないように調整します。

 

2. 教科書販売(中尾)

 

3. 2006 度時間割

New 今年度から9月に外部の講師をお招きして集中講義を行います。 いずれもその先生のご専門とするテーマについて1週間(4日程度)読みきりで講義していただきます。今年は、マラルメとゾラについてのものが各一つずつ用意されています。またとない機会ですので該当学年の学生は、必修、選択にかかわらず必ず受講するようにしてください。また、2007年度にどのような分野の方に講義をお頼みするのが適当か意見をお聞かせください。(たとえば「フランスの民話」 等)

New 今後何年か、教員採用数の増加が見込まれます。教職課程を履修する際には、英語あるいは国語での取得となりますが、これに加えて必ずフランス語の免許状も取るようにして ください。採用の際に多少とも有利になります。なお「授業構成法」の開講時間については相談に応じます。

New 以前火曜4限、火曜5限に開講されている「フランス語会話・作文」の全単位(中級・上級)を取得した学生に対して、愛知大学フランス語フランス文学専攻から、Certificat de Section Audio-visuelle(視聴覚コース終了証)が授与されていましたが、今年度からこの制度を復活させます。

New 今年度の時間割では仏文の学生 は「ラテン語」(火曜3限)の受講が大変難しくなっています。仏文科に「ラテン語」の授業は是非必要であるとの観点から、中尾が水曜5限、仏文研究室にてラテン語学習会を組織します。フランスのリセや成人学級で用いられているテキストを使って、ラテン語の初歩の習得と同時にフランス語の読解力の向上を目指します。

 

3. 履修 の心得

 1)語学

  授業+αが必要(ラジ [NHK] レビ[NHK]語学学校[アリアンス・フランセーズ]通信教育[東京日仏学院]、短期留学&長期留学を利用するのもよい)なお、仏文科の学生のための語学学習雑誌としては『ふらんす』(白水社)がある。

   辞書、文法書について

    1年生の時の辞書、教科書繰り返し学習し「マスター」する。

    2(3)年次以降の辞書、文法書

     辞書 中級者向けのものを利用する。

         例 ロワイヤル仏和中辞典(旺文社)、新スタンダー ド仏和辞典(大修館) 

        仏々辞典の利用

        読解用

         例 PETIT ROBERT 1 (Robert)PETIT ROBERT  (Robert)

        会話、作文用

         例  MICRO ROBERT 1 (Robert)、ラルース現代仏仏辞典(駿河台出版社)

     文法書 中級文法を含む内容のものを利用する。

         例 朝倉季雄『新フランス文法事典』(白水社)、新倉俊一他『フランス語ハンドブック』(白水社)  

 2)文学、文化

  文学史(2年次)で学習した作品について日本語訳でよいからなるべくたくさん読むこと。関心のある作品については夏休み等を利用して原文で読む。一人で読み通す力のないときには読書会等を組織する。

  配給されるフランス映画については機会を捉えて鑑賞すること。フランス映画は、名古屋では今池の名古屋シネマテークでや新栄の名演小劇場で多く上映される。図書館語研でのヴィデオの利用も有効。New 仏文では今年度シネ・クラブを再開する予定です。

  フランス美術の展覧会等もできる限り見るように心がける。

  文学で卒論を書く予定の人は、文学理論(物語理論や記号論)にも関心を払うこと。

  個別の文献については各授業担当者に確認のこと。

 3) 図書 館、インターネットの利用

  開架式の棚にある和書のほか、書庫にはプレイヤード版をはじめとする原書がそろっている。

  大型辞書(Le Grand Robert, GDEL)や文献を探すための索引(『フランス語フランス文学文献要覧』)なども活用して欲しい。

  新聞(Le Monde や各種雑誌も入ってきているので日常的に利用して欲しい。

  インターネットは大変便利な情報源である。GallicaAthenaといった電子図書館や新聞、ラジオ、テレビ等が利用できる。できればブロードバンドで接続し、フランスで暮らすのと変わらない学習環境を作り上げて欲しい。

   New 今年度から「フ ランス語学講読I」(高橋)の授業を使って図書館ガイダンス(入庫ガイダンスを含む)を行います。また、「フランス事情」 (中尾)では、フランス語でのインターネット利用の入門を行います。これらは必修でなくても必ず受けるようにしてください。

 

4. オフィスアワー

 高橋 火曜 3、4限。 中尾 火曜 2、5限。メールで事前に予約すること。

 

5. 卒業論文について

1) 卒業論文は、フランス語およびフランス語圏を含むフランス文学・文化一般(芸術、哲学・思想、社会、歴史等)を取り扱ったものとする。卒業論文の題目は担 当教員と十分に相談の上決定し教務に届け出る。ゼミによって中間発表会等を行う場合には必ずこれを受けてから提出すること。New 今年度から8月末までに卒業論文の主要部分(全体の約半分程度)を提出してもらって、9月中旬にそれをもとにした口頭試問をおこないます。そこでの反省をもとに論文を修正、12月の提出時にはより完成度の高いものにします。

2) 卒業論文の体裁はA4版横書き機械打ちとし、和文の場合には2万字以上、 仏文の場合にはこれと同等の分量とする。引用等の扱い方には注意し、脚注あるいは文末注を用いて自分の文章と区別する。仏文の場合は、必ずしかるべきネイ ティブスピーカーの校閲を受けた後に提出すること。

3) 卒業論文は1部を教務へ1部を担当者(中尾)へ提出する。また、これとは別にA4版1ページ程度の要約(和文)を仏文機関紙用に作成する。(「卒業論文を提出する4年生へ」を配布)

 

6.連絡網の整備について

 New 名簿のほかに授業や専攻の運営に必要な日常的な連 絡のためにメーリングリストを作ります。これにはmoonのメールアドレスを利用します。メールは毎日必ず見るようにしてください。moonには着信通知を携帯に送る方法やメール自体を携帯 に転送する方法があります。また、今年度から仏文のホームページを立ち上げる予定です。URLは、http://taweb.aichi-u.ac.jp/futubun/ です。

 

7. 学生 研究室の整備

 New 研究室運営委員会を立ち上げます。委員は各学年2名とします。

 演習等で受講者が少ない場合は利用を検討している。(中尾)

 

8. フラ ンス語検定

 卒業までに2級の取得を目指す。学生間で学習会を組織するなどするとよい。春は豊橋校舎が試験会場となる。

 

9. 短期 留学・長期留学

 2年次の終りにオルレアンへ短期留学するのが望ましい。そのあと、3年次から長期留学するのが一般的である。 (オルレアンへの交換留学生募集要項を配布)。New 単位互換の基準を定めました。基準に合致する場合、オルレアン以外の大学への認定留学も可能です。(「留学単位認定のためのメモ」を配布)。