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授業のテーマ・目標
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名作を手がかりに、欧米の近・現代文学について考えることが、この講義のテーマです。その際、文芸学が考察の基礎としてきた基本的な概念を手引きとして、
作品を味わい、それについて考えることを目標とします。 |
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授業の形態
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講義形式。ほぼ毎回、プリントを配布する予定。時にはビデオを利用する予定です。 |
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授業の内容・スケジュール
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以下のスケジュールを予定しています。ただし内容や順序は若干、変更する可能性があります。
第1回 導入:講義の進行予定、成績・評価について
文芸学の基礎概念(1)文学の定義(言語芸術)について。(2)韻文と散文
第2回 韻文とは:歌と詩。韻律論:近代詩の定型と現代詩
第3回 基礎概念(3)三大ジャンル:抒情詩、叙事詩、劇
第4回 基礎概念(4)口承文学と書記文学、グリム『ホレばあさん』アンデルセン『マッチ売りの少女』
第5回 19世紀の長編小説I:ジェイン・オースティン『自負と偏見』
第6回 19世紀の長編小説II:バルザック『ゴリオ爺さん』
第7回 19世紀の長編小説III:ドストエフスキー『罪と罰』
第8回 20世紀の長篇小説:Th.マン『魔の山』
第9回 小説と映画I:ビデオ鑑賞『ネバーエンディング・ストーリー』
第10回 小説と映画II:原作M.エンデ『はてしない物語』
第11回 20世紀短編小説の技巧:カフカ『変身』
第12回 現代アメリカの小説:カート・ヴォネガット『スローターハウス5』
第13回 20世紀の戯曲I:チェーホフ『かもめ』
第14回 20世紀の戯曲II:ブレヒト『肝っ玉おっ母』
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評価方法
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単位レポートを中心に、平常点も加味します。毎回、出欠票に質問や感想を書いてもらい、それを平常点の基礎にします。 |
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定期試験期間中の試験実施方法
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定期試験期間中にレポートを課す。 |
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テキスト・参考図書
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テキストは使用しません。ほぼ毎回、プリントを配布します。 |
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