|
|
|
|
|
|
|
|
|
授業のテーマ・目標
|
ベルクソンの哲学を読み解くことを通して、フランス哲学の一つの流れを描き出すことを目標にします。身体、他者、社会、生命といった多岐に渡るテーマが「思考すること」と
いう営為を通して柔軟に絡み合っていく様子を、ベルクソンの美しい原文を通し
て感じ取って下さい。 |
|
|
授業の形態
|
毎回10行程度のフランス語原文を検討すると共に、訳書と突き合わせながら内容を吟味していく。 |
|
|
授業の内容・スケジュール
|
“L'énergie
spirituelle”（『精神のエネルギー』）に収録されている、ベルクソンの論文“La
conscience et la
vie”（「意識と生命」）の精読を中心にしつつ、17世紀近代合理主義思想やフランス現代思想との関わりにも目を配りながら、立体的な授業を進めていき
ます。
第1回 オリエンテーション
第2回 「意識と生命」
第3回 事実の線
第4回 意識、記憶、予期
第5回 意識的存在とは何か
第6回 選択の機能
第7回 目覚めている意識と眠っている意識
第8回 意識と予測不可能生
第9回 自由な行動のメカニズム
第10回 持続の緊張
第11回 生命の進化
第12回 人間
第13回 創造と喜び
第14回 彼岸 |
|
|
準備学習
|
毎回配布する原文の語彙、構文を各自で押さえておいた上で講義に参加すること。 |
|
|
|
|
評価方法
|
平常点及び期末レポートによって評価します。 |
|
|
定期試験期間中の試験実施方法
|
最終授業日に配布するベルクソンのテキスト原文を読解し、それに関連したレポートを作成してもらいます。 |
|
|
テキスト・参考図書
|
該当箇所のプリントを配布します。訳書として『精神のエネルギー』（原 章二
訳,
平凡社ライブラリー）を用意すること。その他、参考図書は授業内で随時指示します。 |
|
|
その他（履修者への要望など）
|
単なる知識の習得ではなく、常に自分の関心と結び付けながら、積極的に授業に参加してもらいたい。 |
|
|
|
|
|