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授業のテーマ・目標
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「フランス語史およびロマンス語比較文法」
17世紀頃までのフランス語史を概観したり,スペイン語など他のロマンス語と比較対照することにより,現代フランス語の特徴を考えます.
学期終盤は,初級文法で学習するリエゾン,アンシェヌマンの問題やフランス語のインとネーションとアクセントの問題を少し掘り下げて考えて見ることにし
ます.
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授業の形態
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講義形式が主体になりますが,時間が許せば訳読なども行い,フランス語力を向上させてもらうつもりです. |
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授業の内容・スケジュール
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現代フランス語をより深く理解するために,ラテン語から,古仏語,中期フランス語,近代フランス語を経て,現代フランス語に至る過程を学びます.また,
必要に応じてスペイン語やイタリア語にも言及し,他言語との比較対照の観点からもフランス語について考えてみます.
1 世界のフランス語
2 古典ラテン語・俗ラテン語
3 古フランス語(語彙・発音・綴り)
4 古フランス語(文法・統辞論)
5 (14〜15世紀)中期フランス語(語彙・発音・綴り)
6 (14〜15世紀)中期フランス語(文法・統辞論)
7 (16世紀)中期フランス語(語彙・発音・綴り)
8 (16世紀)中期フランス語(文法・統辞論)
9 (17世紀)近代フランス語(語彙・発音・綴り)
10 (17世紀)近代フランス語(文法・統辞論)
11 リエゾン,アンシェヌマン
12 リズムグループとイントネーション1
13 リズムグループとイントネーション2
14 強調とアクセント
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準備学習
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あらかじめ教科書やプリントを熟読しておくと同時に,復習も必ず行い知識の定着に務めること. |
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評価方法
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学期中に行う数回の小試験の結果にて評価します.
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定期試験期間中の試験実施方法
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定期試験は行わないが,学期中に数回の小試験を行います. |
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テキスト・参考図書
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〈テキスト〉山田秀男著 『フランス語史(増補改訂版)』(駿河台出版社)
〈参考書〉授業中に紹介します. |
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その他(履修者への要望など)
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携帯電話の使用,私語,大幅な遅刻など,授業の進行の妨げになるようなことは慎んでください. |
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