開講開始年度
2008
科目コード
11L717
授業
LL717 フランス哲学講読Ⅲ
教員
清水 高志
複数教員
開講セメスタ
通年
開講校舎
豊橋校舎
授業のテーマ・目標
 「想像力」の問題を,フランスの現代哲学の立場から考えてみましょう。「想像力」は,社会や人間心理,詩や芸術の問題を考えるうえでも重要なものです。

  ベルクソンのイマージュ論やガストン・バシュラールの詩的想像力論はもとより,構造主義,ポスト構造主義といった思潮,またそれらに影響をおよぼしている スピノザやヘーゲル等々,哲学史を飾る数々の人たちが,この主題には関わってきます。 
授業の形態
講義と講読,その他。  
授業の内容・スケジュール
 基本的には参加者の傾向を見つつ決定しますが,今春刊行する私の著書も参照しつつ,ベルクソンやバシュラールなど,比較的読解しやすいものをアンソロ ジー的に読んでいこうと思っています。 
第一回~第二十八回 テキストの読解。 
評価方法
平常点に,学期末のレポートを加味して評価します。  
テキスト・参考図書
プリント,『想像力の変容』(仮題),清水高志,冬弓舎,2008年  
その他(履修者への要望など)
出席を重視します。  
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