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授業のテーマ・目標 | 「フランス近代詩入門」 フ
ランス文学演習では,フランス文学を代表する作家の作品を精読している。2007年度はボードレールを取り上げる予定である。詩法の解説に始まって,様々
なレトリックに注意しながら作品を精読してゆく予定。具体的な目標は,各自が詩の評釈(コマンテール・コンポゼ)を日本語で書けるようになることである。
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授業の形態 |
ボードレールについての簡単な解説書(後述)を講読する。毎回発音と訳を当ててやってもらうので必ず予習をしてきてほしい。このほかに,自分の選んだ詩一
篇について,あるいは任意のテーマについて授業中に15分程度の発表(エクスポゼ)をしてもらう。時間の関係上,授業中に発表できない人は,数ページ程度
のレポートを提出してもらう。 |
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授業の内容・スケジュール | 春学期は講読,秋学期は発表を中心に授業を展開する。 |
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評価方法 |
上記の訳読と発表に加えてレポートや臨時試験を行い総合的に評価する。春学期臨時試験は仏文和訳を中心に出題する。また,夏休み中に簡単なレポートを書い
てもらう。 |
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テキスト・参考図書 | 〈テキスト〉 阿部良雄他著『ボードレールによるエチュード』(朝日出版社) Charles
Baudelaire, Les fleurs
du mal, Petits Classiques Larousse, numéro 27. (一
括購入済,最初の授業の時に販売する。(800円程度の予定)) 〈参考図書〉 フランス詩法の(私の知るかぎり)
最も平易な入門書としては次のようなものがある。 Françoise Nayrolles, Pour étudier un
poème, Hatier, Profil 421, 1987. |
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その他(履修者への要望など) | 気に入った詩は暗誦するなどして,これに親しんでほしい。 |
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リンク | http://taweb.aichi-u.ac.jp/jnakao/slf2007.htm |
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